池波正太郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレまずは作者の池波正太郎さんのプロフィールは、
1923-1990年を生き抜いた浅草生まれのチャキチャキの江戸っ子である。
下町、下谷西町小学校を卒業後、
株屋に勤めて、
戦後に下谷区の役所に勤務。
長谷川伸さんの門下に入り、
新国劇の脚本、演出を担当し、
後に直木賞を受賞し、
【鬼平犯科帳】などの膨大な作品群を発表している。
そんな昭和のダンディーな男である、
池波正太郎さんの会話形式のエッセイ本。
この本には昭和の日本人の漢の作法が
十二分に詰まっている。
経歴からしても、お堅いお役所勤めをしていた池波さんの視点は実に面白い。
ビジネスマナーというよりは
男のマナーを教えてくれてい -
購入済み
一年の風景
池波正太郎さんのエッセイのファンです。正直言って小説は読んだことがありません。「食」に関する慧眼、洞察力はすごいと思います。
本書に書かれている何気ない「食」、例えば「小立鍋」やってみたいと思いましたが「後書」の平松洋子さん(平松さんのエッセーも大好きです)の文章で池波正太郎さんの文章に惑わされては「あかん」と思いました。それだけ人を引き付けるぜ絶妙な文章だと思います。池波正太郎さんの「食」に関するエッセー大好きです。でも新作がもう無いと思うと残念です。 -
購入済み
江戸の味を食べたくなって
池波正太郎さんの小説よりも「美食家」としてのエッセーが大好きです。特にこの書籍は決して高価ではなく庶民的な食材の(とても懐かしいものばかり)文書、しかも池波先生の人を引き付ける筆致であっという間に、一気に読んでしまいました。
最近はこういう名文家が少なくなって寂しいが霧です。