池波正太郎のレビュー一覧
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一年の風景
池波正太郎さんのエッセイのファンです。正直言って小説は読んだことがありません。「食」に関する慧眼、洞察力はすごいと思います。
本書に書かれている何気ない「食」、例えば「小立鍋」やってみたいと思いましたが「後書」の平松洋子さん(平松さんのエッセーも大好きです)の文章で池波正太郎さんの文章に惑わされては「あかん」と思いました。それだけ人を引き付けるぜ絶妙な文章だと思います。池波正太郎さんの「食」に関するエッセー大好きです。でも新作がもう無いと思うと残念です。 -
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江戸の味を食べたくなって
池波正太郎さんの小説よりも「美食家」としてのエッセーが大好きです。特にこの書籍は決して高価ではなく庶民的な食材の(とても懐かしいものばかり)文書、しかも池波先生の人を引き付ける筆致であっという間に、一気に読んでしまいました。
最近はこういう名文家が少なくなって寂しいが霧です。 -
Posted by ブクログ
池波正太郎さんと藤沢周平さんは時代小説の両巨頭などと言うまでもないこと。
そのお二人の作品の印象は池波さんは派手、藤沢さんは地味。ずいぶん大雑把で簡単な印象ですが。
殺し(暗殺)に関する8編の作品。
「おみよは見た」
両国一帯の香具師の元締め羽沢の嘉兵衛に命じられて、青堀の小平次は八幡屋利兵衛の囲われもののお八重を殺害するが現場を子女のおみよに目撃されて顔を覚えられるてしまう。自分の身を守るためにおみよをも殺害しようとするが人違いで同じおみよと奉公先のおしんを殺してしまう。
一方おみよはかつてお八重に虐待されており、彼女を殺害した小平次に感謝こそすれ恨みも持たず調べに対しても小平次の顔を -
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やっぱり面白い
20年ぶりくらいに読み直しました。お話の流れも、江戸という町への知識量の深さも、キャラクター造形も、そして文章も、なにもかも素晴らしい