あらすじ
心に残る昔の味、忘れていた大切な風景を紡ぎだすベストエッセイ集。両親の離婚後、ともに暮らした祖父母の思い出、忘れられない芝居や映画や本、旅の記憶など。東京下町の懐しい日々と、時代小説の名手として過ごす充実した日常を綴る。解説・平松洋子。
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一年の風景
池波正太郎さんのエッセイのファンです。正直言って小説は読んだことがありません。「食」に関する慧眼、洞察力はすごいと思います。
本書に書かれている何気ない「食」、例えば「小立鍋」やってみたいと思いましたが「後書」の平松洋子さん(平松さんのエッセーも大好きです)の文章で池波正太郎さんの文章に惑わされては「あかん」と思いました。それだけ人を引き付けるぜ絶妙な文章だと思います。池波正太郎さんの「食」に関するエッセー大好きです。でも新作がもう無いと思うと残念です。