池波正太郎のレビュー一覧

  • 鬼平犯科帳[決定版](二十二) 特別長篇 迷路

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    火付盗賊改方長官、鬼の長谷川平蔵、通称「鬼平」の活躍を書くシリーズ、今回は特別長編で鬼平の過去の因縁にも繋がる。

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    火付盗賊改方は、鉄砲洲の笹田屋に押し入ろうとする盗賊一団「池尻の辰五郎」の現場に先回りした。辰五郎は潔く自害して果て、一味は捕縛され全員が死罪となった。

    …冒頭が、同心の細川峯太郎のダメダメっぷりでちょっとげんなり(-_-;)。お役目で賭博場を見張っていたらそのまま夢中になってしまい借金を重ねるし、以前の話で鬼平に叱り飛ばされたっていうのに相変わらず昔の逢引相手(峯太郎が同心で既婚と知らなかった)に未練たっぷり、たまたま入った飲み屋「豆甚」で行き合った年増女(といっても

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    2026年05月09日
  • 真田太平記(十)大坂入城

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    『真田太平記 10 夜雨』
    池波正太郎

    戦の火は一度遠のいても、人の心には消えない影が残る。
    その“静かな緊張”が雨の気配とともに漂う巻。

    大坂の陣を前に、
    真田家の人々はそれぞれの立場で揺れ、
    忠義・誇り・家族への思いが複雑に絡み合っていく。

    戦場の激しさよりも、
    決断の前に訪れる“静けさ”と“覚悟”が物語の中心にあり、
    雨の夜の情景がその心の揺らぎをそっと照らす。

    池波正太郎らしい、
    人物の息づかいと歴史の重みがしみじみと伝わる一冊。

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    2026年05月06日
  • 男の作法

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    時代の違いはあるものの、今と変わらない本質的な指摘もあり、中々面白かった。
    男の作法は他者への気遣いとそこから来る粋なんだなと。確かにそんな男はイケメンだ

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    2026年05月03日
  • 鬼平犯科帳[決定版](二)

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    こちらも面白かった。木村忠吾が関わる、谷中・いろは坂、お雪の乳房が特に面白く読んだ。読みやすいし、面白くてついついさーっと読んでしまうけど、結構な酷い犯罪。江戸時代には本当にあったのかしら。まあ、犯罪は今の方が恐ろしいか。それにしても、江戸にはこんなに盗賊がいたのは本当だろうか?今もその比にならぬほど、いるのだろうか。小説で読むだけで充分だ。

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    2026年04月29日
  • 剣客商売七 隠れ簑

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    個人的に隠れ蓑と梅雨の柚の花の話が好き。
    ・隠れ蓑
    仇討ちの為に藩を出た嘗ての若武者が、老いて病を得て盲となる。その仇であり、置いた侍を助ける僧の奇妙な取り合わせ。
    老僧を膾斬りにしようとした武士を止めに入った大治郎がこの老僧と知らずとは言え、出会っているのも面白い関係性。
    老僧を口封じのために襲う武士たちを盲の侍が返り討ちにする展開も熱い。戦闘描写が丁寧なので臨場感あって何度も読みたくなる。
    ・梅雨の柚の花
    父親が再婚し、家の中での立場がなくなりグレた笹野新五郎。珍妙な人相をしているが、剣に対する熱意は本物。とあるきっかけでグレていたところから一念発起、大治郎の門下生として稽古に打ち込む。新

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    2026年04月27日
  • 食卓の情景

    購入済み

    池波正太郎氏の小説は最高です!

    池波正太郎先生のグルメ小説は最高です。以前単行本でよく読んでいました。
    この度電子配信文で読んで、昔を思い出しました。
    他にもこれからブックライブで購入し読んでみるつもりです。


    #タメになる #憧れる #カッコいい

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    2026年04月27日
  • 鬼平犯科帳[決定版](一)

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    面白かった。しばらく読書できる心持ちでなくて、本から離れていたので、リハビリ的に選んだ。池波正太郎なら、鬼平なら間違いないだろうと踏んだのだが、期待を裏切らない面白さだった。解説が植草甚一なのもまた良かった。

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    2026年04月26日
  • 真田太平記(十一)大坂夏の陣

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    幸村…この戦いのおかげで現代まで名前を覚えられてるのはすごいけど、若くして死んじゃたのが辛し…、、大谷吉継の娘が幸村の嫁なんだ!!だから、助けたのか…家康もちゃんと私情挟むんだ!

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    2026年03月28日
  • 真田太平記(十二)雲の峰

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    長い物語が終わりました。
    12巻に渡る長編でしたが、最初から最後まで一貫して同じ濃さで綴られており、どこにも緩みが無かったことが何より素晴らしい。
    それぞれ個性が異なるけれど共通して芯が通っている真田親子の魅力と、それを支える家臣たち、それに対して豊臣や徳川の突出した魅力の裏にある瑕疵、他の大名達の日和見的な行動の対比が面白かったです。
    現在でも真田家が人気があるのがよく分かりました。今年中には是非上田へ旅行したいです。

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    2026年03月27日
  • 真田太平記(十一)大坂夏の陣

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    ネタバレ

    ついに大坂夏の陣!真田幸村(と佐平次)の最期をしっかり見届けました。

    あまりにも脆弱な大坂陣営にあって、その強い意志を貫く姿はかっこよかったです。たられば はないが、、、もっと戦えたと思ってしまう、、、気持ちはグッと堪えて、あまりにも勇敢、果敢でした。
    「初一念」という素敵な言葉も知りました。

    最終巻、真田家はどうなるのか。

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    2026年03月16日
  • 真田太平記(十一)大坂夏の陣

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    大坂冬の陣も史実通りの結果に終わりました。
    真田家が主役の物語ということもあってか、夏冬共に幸村の策を実行していれば西軍にも僅かながら勝機があったのに、秀頼とその取り巻きの愚かさのせいで孤軍奮闘虚しくという感じです。だけど幸村は最後まで清々しく格好良く描かれており、現在でも人気かある理由が窺えます。
    こうしてみると関ヶ原から始まる徳川の天下は家康のある意味では卑怯な軍略が的中したこともありますが、西軍の自滅に助けられた感も強いです。
    さて、次が最終巻。どのように締めくくるのでしゃうか。

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    2026年03月07日
  • 真田太平記(十)大坂入城

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    幸村、、これだから大好きだ。まっすぐで、忠義が素晴らしくて。
    今となっては間違った選択だったかもしれないけど、そんな幸村推すざるを得ない。
    家康さんさ、鐘銘に難癖つけるの無理がありすぎる笑笑。やめよ??普通に恥ずかしいって。

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    2026年03月01日
  • 黒幕

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    池波正太郎の短編はめちゃくちゃ面白い。歴史好きなので知っているエピソードもありますが、同じように知っていてもそれを小説にするという作業のクリエイティブな部分ってすごいですね。なんでこんな話が書けるんだろ

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    2026年02月15日
  • 鬼平犯科帳[決定版](十五) 特別長篇 雲竜剣

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    ネタバレ

    平蔵が襲撃され、二同心が殺害されるという暗い始まりから、火付盗賊改の総力を挙げた多方面での捜査、少しずつ事件の全貌が明らかになっていき、残った最後の謎が解ける頃には…
    序盤の陰鬱とした雰囲気から、長編を生かした壮大な事件を解決していくカタルシスがとても気持ちよい。

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    2026年02月13日
  • 鬼平犯科帳(十二)

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    抜群の安定感に加えて今回は「密偵たちの宴」が特に良かった。
    完全におつとめからは足を洗ったはずの密偵たちですが、やはり完全に盗人としての魂を失ったわけでななく、また正しい?盗人としてのプライドからとんでもない悪戯をしてしまうところだけじゃなくで、更には平蔵にバレた後のビビり方まで愛おしい面々です。

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    2026年02月12日
  • 江戸前 通の歳時記

    購入済み

    大変良かった! 嬉しくなった!

    以前から池波正太郎先生のファンでした。以前は単行本や文庫本で読んでいました。何冊も先生のご本を購入し愛読していました。それらは全部処分していたので、この度この「江戸前 通の歳時記」を電子配信で読んで、先生の生前の事などを思い出して嬉しくなりました。これからも先生の作品の電子配信を購入し、読んでいく心算です。もっと沢山の料理や旅に関する作品が配信されたら良いのにと思っています。宜しくお願いいたします! 

    #感動する #ハッピー #タメになる

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    2026年02月27日
  • 幕末新選組 新装版

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    何十年ぶりの再読
    いつかもう一度読み返すつもりがやっと叶った
    池波正太郎作品の中でもかなり好きな作品
    永倉新八がとてもいい

    また何年後か何十年後かにまた読みたい作品として記憶しておこう

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    2026年01月25日
  • 真田太平記(十二)雲の峰

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    読むのは3回目、20歳でよんで40歳で読んで次は60歳と決めていたが死の恐怖を感じる事が起きたんで悔いを残さないため58で再読、若返った!俺にも熱い血潮が残ってる。お江、佐平次ありがとう。

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    2026年01月13日
  • チキンライスと旅の空

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    著者の時代小説を読んでみたいと思いつつ、最初に読むことになったのはこちらだった
    入った本屋で気になる題名を見つけて

    食べ物について毎日つけている日記があるらしく、食へのこだわりが感じられる
    読みやすい文体
    どんどん焼の章が印象的だった
    小気味良く進む話かと思ったら最後は、、
    下町の雰囲気が感じられる一冊

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    2026年01月05日
  • 鬼平犯科帳<番外編> 乳房

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    池波正太郎の長篇時代小説『乳房 新装版』を読みました。
    『新装版 鬼平犯科帳 特別長篇 迷路〈22〉』、『決定版 鬼平犯科帳 特別長篇 炎の色〈23〉』、『決定版 鬼平犯科帳 特別長篇 誘拐〈24〉』に続き、池波正太郎の作品です。

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    「まるで不作の生大根(なまだいこ)をかじっているようだ」さんざんにもてあそばれた挙句、罵られ捨てられたお松は、偶然出会ったその男、煙管職人の勘蔵を絞殺してしまった。
    この言葉を胸に秘めて、数奇な運命を辿るお松を評して、長谷川平蔵は、「男にはない乳房が女を強くするのだ」というが……。
    鬼平犯科帳番外篇。
    解説・常盤新平

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    2025年12月29日