池波正太郎のレビュー一覧

  • 雲霧仁左衛門 (8)

    Posted by ブクログ

    火盗が出し抜かれるが、一歩進む、一巻。

    先が気になって原作読み返したくなるけど
    我慢して数年。もう、我慢も限界か?次見かけたら買いそう。

    1
    2025年04月29日
  • 鬼平犯科帳[決定版](十七) 特別長篇 鬼火

    Posted by ブクログ

    17巻は特別長編です。

    ===
    鬼平は評判の飲み屋「権兵衛酒屋」に立ち寄ってみた。口数の少ない初老の夫婦がやっている小さな店。だが亭主は、昔はそれなりの侍だったのではないか…。
    店を出た鬼平は怪しい男たちを見かける。そのまま見張ると男たちは閉店した権兵衛酒屋に押し入ったではないか!
    すぐに駆けつけ「火付盗賊改方 長谷川平蔵だ!」
    だが、賊と一緒に、亭主も逃げ出していたではないか。残されたのは、賊に斬り付けられた女房だけ。
    権兵衛酒屋に何が?逃げ出した亭主は侍から盗賊になったのか?
    鬼平は同心たちに見張り、聞き込みを指示する。だが同心が事情を聞いた近所の老人は殺され、鬼平の乗った籠も襲撃される

    0
    2025年04月27日
  • 真田太平記(二)秘密

    Posted by ブクログ

    ここでの章はやはり!幸村の出生秘話!
    この秘話を幸村は父から聞いていたとなると、昌幸は幸村を独り占めしたい!そんな思惑があったのかな。
    後は、従兄弟の角兵衛!この大男と幸村との関係!
    かなり!掘り下げてる内容だった!

    0
    2025年04月23日
  • 真田太平記(六)家康東下

    Posted by ブクログ

    秀吉が亡くなった後の家康の狸っぷりは!
    義の上杉が家康を好きになる理由がない!
    関ヶ原の発端はそもそもがこの狸親父が原因であり
    その後も腹黒さは続く!
    幸村が天下人に相応しい人物は?
    毛利輝元?「まだ!父上の方がましじゃ!」
    実は兄の信幸!幸村は兄を尊敬してならない!
    幸村が名付け親!向井佐平次の子!佐助も忍びとして仕事をしていく!

    0
    2025年05月05日
  • 真田太平記(一)天魔の夏

    Posted by ブクログ

    十年振りの再読。
    歴史物ではかなり読み易い方!
    真田の家風がよくわかる。真田の生命線(忍びによる諜報網)!故に忍びを大切にし、敬意をしめす。
    織田に追い詰められた武田に最後まで忠義を貫く!著者の真田愛が感じ取れる。
    弱小企業がどの大企業に頼るか?この弱小企業の真田が何故面白いのか?それは?メチャクチャに強い!

    0
    2025年05月09日
  • 鬼平犯科帳(一)

    Posted by ブクログ

    普段まったく本を読まない夫が最近読書を始めまして、手に取ったのはこの作品。
    私も鬼平は読んだことがなかったので読んでみました。

    主人公はもちろん鬼平なんだけれど、影の主役は個性溢れる盗賊たち。
    短編集なのでサクサク読めるし、当時の江戸の市井の雰囲気も感じられてとても面白かったです。ちょうど今大河ドラマでも若かりし鬼平が出てきているので、あんな感じだったんだなあと、読みながらニヤニヤしちゃいました笑

    長いシリーズなので、夫と一緒に気長に読んでいこうと思います。

    0
    2025年04月09日
  • 熊田十兵衛の仇討ち〈新装版〉 本懐編

    Posted by ブクログ

    父の敵である山口小助を討つべく、仇討ちの旅に出た熊田十兵衛。だが、何年たっても宿願は果たせず、十兵衛は目を患ってしまう。(熊田十兵衛の仇討ち)、など、珠玉の短編六編を収録。胸が熱くなる名作集。

    0
    2025年04月01日
  • 幕末新選組 新装版

    Posted by ブクログ

    新選組と言えば、鬼の副長·土方歳三や天才剣士·沖田総司の名前が挙がりますが、私はこの小説の主人公である永倉新八さんが1番好き。
    彼の遺した記録や隊士の供養などの活動により、かの有名な池田屋事件から160年以上経過した現代を生きている私たちですら、彼らの名前や個性を知ることができる。
    もちろん、後世に創作された部分も多くあるし、この物語もどこまでが史実でどこからが創作なのか不明瞭ですが、"近代化を阻害した壬生狼、人斬り烏合の衆"として後世に伝えられてもおかしくなかった新選組という存在を、彼らと共に生きた永倉さんの記録が、大げさに言えば救ったのではないかと思っています。
    カラッ

    0
    2025年03月31日
  • 鬼平犯科帳[決定版](十六)

    Posted by ブクログ

    『影法師』
    火付盗賊改方の同心・木村忠吾が婚礼の日が迫っている。お調子者で娼妓遊びも激しく粗忽者の彼も、鬼平の元でだいぶ頼りになる同心になっている。だがやはり「うさぎの忠吾」、独り者の間にできる遊びに励むのだ。
    そんな忠吾は、すでに捕らえられている盗人「さむらい松五郎」に瓜二つ。さむらい松五郎を仇と狙う盗人に目をつけられて…。
    ==
    忠吾の結婚について。以前鬼平のお供で京都に行った時に与力の浦部彦太郎に「娘の婿に」と望まれたが、その娘は病死してしまった。その後、同心・吉田藤七に気に入られ、娘の”おたか”との縁談が成り立ちました。

    『網虫のお吉』
    鬼平の下で働く同心たちのなかには、強引なことを

    0
    2025年03月21日
  • 闇の狩人(下)

    Posted by ブクログ

    初めての池波正太郎作品。
    とても面白かった。
    最後まで興味深く読むことができた。
    人々の生活をよく描いていて人の気配を感じららる作品だったかな。

    0
    2025年02月26日
  • 人斬り半次郎 賊将編

    Posted by ブクログ

    半次郎が利秋に変わるとき、時代を読み間違えたのか。
    多くを語らない西郷は、先が見え過ぎていたのか。
    後半にかけて、引き込まれました。

    0
    2025年02月13日
  • 散歩のとき何か食べたくなって

    Posted by ブクログ

    元祖食いしんぼう作家。食通の池波正太郎が各地を食べ歩き本当に愛したものを綴っている。食べ歩きマップ的な気軽な読み方も出来るが、今や失われた食文化や風俗を感じる歴史的な資料としても読めると思う。この本が出版された40年以上前から、著者が東京や京都の街の変貌を危惧していたのが印象的。日本人の生活様式も既に様変わりし、物価高で食卓への打撃も叫ばれている今、タイミング良く読めてよかった。

    0
    2025年01月20日
  • 鬼平犯科帳[決定版](三)

    Posted by ブクログ

    主要人物の掘り下げが目立った巻。
    休暇旅行中の事件簿という前二巻とは違った形式でコミカルな話も多かった。

    0
    2025年01月12日
  • 鬼平犯科帳[決定版](二十三) 特別長篇 炎の色

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    池波正太郎鬼平犯科帳シリーズの19巻
    池波正太郎にハマったので仕方ない(^^;;;
    読み始めると止まらないシリーズもあと1巻
    最後まで読み続けます。

    0
    2025年01月08日
  • 鬼平犯科帳[決定版](二十二) 特別長篇 迷路

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    池波正太郎鬼平犯科帳シリーズの22巻
    池波正太郎にハマったので仕方ない(^^;;;
    最後まで読み続けます。

    0
    2025年01月08日
  • 鬼平犯科帳(二十一)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    池波正太郎鬼平犯科帳シリーズの21巻
    池波正太郎にハマったので仕方ない(^^;;;
    最後まで読み続けます。

    0
    2025年01月08日
  • 鬼平犯科帳[決定版](二十)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    池波正太郎鬼平犯科帳シリーズの20巻
    池波正太郎にハマったので仕方ない(^^;;;
    ついつい読み続けてしまう。それだけ小説として面白いからだろう。
    最後まで読み続けます。

    0
    2025年01月08日
  • 男の作法

    Posted by ブクログ

    タイトルに惹かれて購入した。この時代にいかにも前時代的な、と思うかもしれない。私自身も男だから、女だから、という「こうあるべき」といった固定観念はどんどんぶち壊されていくべきだと考えている方。しかし、果たして全てが悪なのだろうか。この本を読んで、そんな日本人男性が従来大事にしてきた感覚を再確認することができた。

    0
    2024年12月30日
  • 殺しの四人 仕掛人・藤枝梅安(一)

    Posted by ブクログ

     梅安・彦次郎の仕掛人コンビの活躍をハードボイルドタッチで描く。
     シンプルな描写で流れるように表現される殺しの技が華麗だった。

     人は善いことをしながら悪いことをし、また悪いことをしながら善いことをする生き物である。なんと深い言葉なのだろう。

    0
    2024年12月30日
  • 鬼平犯科帳(一)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    時代劇って勧善懲悪が多いけど
    鬼平は違う

    むしろ盗人が主人公だったりする

    悪いやつは悪いやつなりに、心に正義と悪があり、それがとても人間臭く描かれているのが面白い

    江戸時代に生きたこともないのに、目の前に江戸の街並みや食べ物の匂いまでもが広がるようで、本当にこの著者の表現力は鮮やかだなぁと感じます

    0
    2024年12月22日