池波正太郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ武田信玄、上杉謙信、織田信長などの戦国武将が群雄割拠する時代の忍者のお話。
本編の主人公の甲賀忍者の丸子笹之助は、まだ若く、忍者としては情に脆く、女好きだった。
捨て子の笹之助は、甲賀の岩根伝蔵に育てられ、甲賀忍者としての鍛錬を積んだ。
甲賀の頭領、山中大和守俊房から、笹之助に塚原卜伝に弟子入りせよと命が下った。
塚原卜伝の弟子と成って修業を積んだ笹之助に、武田信玄のもとに使え、機を見て暗殺せよとの命が下った。
笹之助は信玄のもとに使えている内に、その器の深さに魅了され、甲賀を寝返った。
抜け忍となった笹之助へ、甲賀忍者達の執拗な追手が迫って来る。
本編は戦国時代の忍者の活躍や、その生態を生 -
購入済み
未完の大作。
池波正太郎と云う作家は、『真田太平記』のような歴史小説より、本作のような時代小説の方が面白い、といった評価がよく聞かれます。確かに『鬼平犯科帳』『仕掛人梅安』も有りますから、そういう意味では当たっていると思います。
しかし自分は「歴史小説」から入ったクチなので、池波正太郎の作品に触れたのは遅い方でした。『真田太平記』がドラマ化されていなかったら、もしかして未だに一作も読んでいなかったかもしれない。
何せ、中学時代に司馬遼太郎『竜馬がゆく』『燃えよ剣』から日本史にドドーンと目覚めたものですから、ソレ等と「小兵衛さんの話」では、まるで正反対ですもんね…ww。
そんな訳で、大分回り道をして本作と -
TVドラマが素晴らしい
この「鬼平犯科帳」、故・中村吉右衛門氏主演のTVドラマになっていましたね。彼が演じていました主人公の長谷川平蔵の「火付盗賊改め長谷川平蔵であるぞ」と言う台詞がとても素晴らしかったですし、弱きを助け強きを挫く長谷川平蔵の姿にもとても感動しました。また、「大江戸捜査網」の「芸者小波」の役で有名な梶芽衣子さんも長谷川平蔵の妻の役を見事に演じていましたね。
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Posted by ブクログ
▼「剣客商売」ラストの巻。感無量。池波正太郎さんが逝去したので終わったんです。ですが、「鬼平」「梅安」が、ほんとにぷっつり未完で終わっちゃったのに対して、「剣客」はそうぢゃないんですね。
▼連作短編(長編だったりも)なんですが、きちんと一つの話が終わったところで、絶筆になったそうで。しかもその<切れ目>が、どうやら池波さん自身が、<秋山小兵衛主人公のシリーズはここで終わり>という区切りだったそうで。なんとかくちゃんと完結した感じがあってありがたりです。それがつまり、この一冊「浮沈」です。
(どうやら、<小兵衛の孫を主人公にして、小兵衛は脇役として、シリーズを続けたい>という構想を持っておられ