池波正太郎のレビュー一覧

  • 鬼平犯科帳[決定版](十六)

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    『影法師』
    火付盗賊改方の同心・木村忠吾が婚礼の日が迫っている。お調子者で娼妓遊びも激しく粗忽者の彼も、鬼平の元でだいぶ頼りになる同心になっている。だがやはり「うさぎの忠吾」、独り者の間にできる遊びに励むのだ。
    そんな忠吾は、すでに捕らえられている盗人「さむらい松五郎」に瓜二つ。さむらい松五郎を仇と狙う盗人に目をつけられて…。
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    忠吾の結婚について。以前鬼平のお供で京都に行った時に与力の浦部彦太郎に「娘の婿に」と望まれたが、その娘は病死してしまった。その後、同心・吉田藤七に気に入られ、娘の”おたか”との縁談が成り立ちました。

    『網虫のお吉』
    鬼平の下で働く同心たちのなかには、強引なことをしたり強請りスレスレのことをするものもいる。多いとは言えない給金で命懸けで働く彼らを慮りある程度は目をつぶってきた。だが悪の側に入った同心を成敗したこともある。そして今、同心・黒沢勝之助の所業についての衷心があった。黒沢はかなりの手柄を立ててきていた。だが相当あくどいやり方、他人の手柄の横取りもしてきたという。その黒沢が、昔盗賊で、今は彼女の過去を知らない男の女房になっている”網虫のお吉”という女を見つけた。黒沢はお吉の昔の盗賊一味を捕らえるためにお吉から金と彼女の身体を強請りいたぶり続けているのだ。
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    一人で苦労に苦労を重ねて生きてきた女が、今度こそ静かに生きようとしたのに、過去を知る相手からひどい目に合わされて…。気の毒すぎる…。

    『白根の万佐兵衛』
    白根の万佐兵衛は昔気質の盗人だった。準備に長い時間をかけ、殺したり犯したりはしない。破った手下は厳しく処分する。そんな白根の万佐兵衛も死期が迫っている。跡継ぎは誰になるのか?娘とその婿か、第一の手下か。だが彼らは、殺すこじ、犯すの急ぎ働き、白根の万佐兵衛の死に際しても、隠してあるという財産目当てで裏では騙し合いを続けている。白根の万佐兵衛はそんなヤツらの思うように死んでやるつもりはなかった。
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    鬼平が体調不良を!大丈夫か!

    『火つけ船頭』
    船頭の常吉は人に知られてはいけない所業を行っている。夜の闇に紛れて火つけをするのだ。見つかったらもちろん死刑になる。だが日頃「間抜け船頭」などと馬鹿にされ、女房は他の男と情事にふけり二人からも舐められる彼は、堪りかねたある夜火を着け、その時の爽快感が忘れられないのだ。
    今宵も火を付ける家を探して歩く常吉。だがある屋敷に火を付けようとした時に、その屋敷に盗人が入り込むのを見てしまった。そしてその一味には、女房の情夫がいるではないか!

    『見張りの糸』
    いくつかの悪事の計画に、いくつかの盗人たちの思惑が重なってなかなかややこしいことに。
     まず、鬼平たちが、かつての親分「狢の豊蔵」一味の忍び宿も見つけ、そこに集まる盗人たちを捕らえる計画を立てている。
     ところがその鬼平たちが忍び宿見張りのために借りた家が、引退した盗人親分「堂が原の忠兵衛」とその身内が身を潜める家だった。
     さらに、忠兵衛を仇と狙う盗人が、忠兵衛の家(つまり、鬼平一味が潜んでいる家)の襲撃を企てている。

    さあ、勝つのは誰だ!?
    『霜夜』
    鬼平は、二十年ぶりに若い頃の道場仲間・池田又四郎を見かけた。そのころの鬼平は身も心も荒んで暴れ者だった。いよいよ引き返しのつかないことを決意した鬼平の心を読み取り、それを止めたのが池田又四郎だったのだ。
    懐かしい。だが鬼平は声をかけるのを躊躇った。又四郎の持つ雰囲気から、彼が真っ直ぐな道を進んでいないことを感じさせられたのだ。
    ==鬼平にまつわるなかなか切ない流れ。悪道から立ち直った鬼平、その鬼平と繋がりが薄れたため悪道に近づいた又四郎。鬼平は又四郎の熱く切ない気持ちを知る。

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    2025年03月21日
  • 闇の狩人(下)

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    初めての池波正太郎作品。
    とても面白かった。
    最後まで興味深く読むことができた。
    人々の生活をよく描いていて人の気配を感じららる作品だったかな。

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    2025年02月26日
  • 人斬り半次郎 賊将編

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    半次郎が利秋に変わるとき、時代を読み間違えたのか。
    多くを語らない西郷は、先が見え過ぎていたのか。
    後半にかけて、引き込まれました。

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    2025年02月13日
  • 散歩のとき何か食べたくなって

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    元祖食いしんぼう作家。食通の池波正太郎が各地を食べ歩き本当に愛したものを綴っている。食べ歩きマップ的な気軽な読み方も出来るが、今や失われた食文化や風俗を感じる歴史的な資料としても読めると思う。この本が出版された40年以上前から、著者が東京や京都の街の変貌を危惧していたのが印象的。日本人の生活様式も既に様変わりし、物価高で食卓への打撃も叫ばれている今、タイミング良く読めてよかった。

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    2025年01月20日
  • 鬼平犯科帳[決定版](三)

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    主要人物の掘り下げが目立った巻。
    休暇旅行中の事件簿という前二巻とは違った形式でコミカルな話も多かった。

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    2025年01月12日
  • 鬼平犯科帳[決定版](二十三) 特別長篇 炎の色

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    ネタバレ

    池波正太郎鬼平犯科帳シリーズの19巻
    池波正太郎にハマったので仕方ない(^^;;;
    読み始めると止まらないシリーズもあと1巻
    最後まで読み続けます。

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    2025年01月08日
  • 鬼平犯科帳[決定版](二十二) 特別長篇 迷路

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    ネタバレ

    池波正太郎鬼平犯科帳シリーズの22巻
    池波正太郎にハマったので仕方ない(^^;;;
    最後まで読み続けます。

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    2025年01月08日
  • 鬼平犯科帳(二十一)

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    ネタバレ

    池波正太郎鬼平犯科帳シリーズの21巻
    池波正太郎にハマったので仕方ない(^^;;;
    最後まで読み続けます。

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    2025年01月08日
  • 鬼平犯科帳[決定版](二十)

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    ネタバレ

    池波正太郎鬼平犯科帳シリーズの20巻
    池波正太郎にハマったので仕方ない(^^;;;
    ついつい読み続けてしまう。それだけ小説として面白いからだろう。
    最後まで読み続けます。

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    2025年01月08日
  • 男の作法

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    タイトルに惹かれて購入した。この時代にいかにも前時代的な、と思うかもしれない。私自身も男だから、女だから、という「こうあるべき」といった固定観念はどんどんぶち壊されていくべきだと考えている方。しかし、果たして全てが悪なのだろうか。この本を読んで、そんな日本人男性が従来大事にしてきた感覚を再確認することができた。

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    2024年12月30日
  • 殺しの四人 仕掛人・藤枝梅安(一)

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     梅安・彦次郎の仕掛人コンビの活躍をハードボイルドタッチで描く。
     シンプルな描写で流れるように表現される殺しの技が華麗だった。

     人は善いことをしながら悪いことをし、また悪いことをしながら善いことをする生き物である。なんと深い言葉なのだろう。

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    2024年12月30日
  • 鬼平犯科帳(一)

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    ネタバレ

    時代劇って勧善懲悪が多いけど
    鬼平は違う

    むしろ盗人が主人公だったりする

    悪いやつは悪いやつなりに、心に正義と悪があり、それがとても人間臭く描かれているのが面白い

    江戸時代に生きたこともないのに、目の前に江戸の街並みや食べ物の匂いまでもが広がるようで、本当にこの著者の表現力は鮮やかだなぁと感じます

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    2024年12月22日
  • 真田太平記(十二)雲の峰

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    池波正太郎さんの「真田太平記」全12巻読み終わりました。
    本当に面白かった。
    幸村亡き後も、兄である信之が真田家を守るために活躍する姿がカッコ良い。
    また、草の者として1人だけ生き残ったお江が信之のために、真田家のために働く姿がとても嬉しい。
    機会があったら、長野県の上田や松代を訪れたいですね。
    本当に素晴らしい作品でした。
    ^_^

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    2024年12月09日
  • 真田太平記(十一)大坂夏の陣

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    シリーズ11巻
    いよいよ大坂夏の陣が始まる。
    真田幸村は若き日に予感したどおり向井左平次とともに戦場に倒れることに。
    感動の幸村の最後でした。
    とても感動しました。良かったです。
    次はいよいよ最終巻。真田家の行末は、どのような展開になるのか。楽しみです^_^

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    2024年12月05日
  • 剣客商売 2巻

    無料版購入済み

    話が連続しているのが気持ちがいい
    剣の道に邁進している大治郎には色の道に惑う小兵衛の事がまだ分からない

    #憧れる #カッコいい #ドキドキハラハラ

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    2024年12月01日
  • 鬼平犯科帳[決定版](十八)

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     第十七巻「鬼火」のラスト辺りの空白期間に起きた出来事という設定のエピソードばかりなのだが、一話完結ながら、数話に渡る伏線の張り方が巧みで唸らされた。
     主に脇役にスポットを当てて、一筋縄ではいかない人間の心模様を描写するエピソードばかりで、どれも胸に沁みた。
     特に、「馴馬の三蔵」と「おれの弟」が印象に残った。前者は小房の粂八の葛藤が、後者は平蔵の苦悩が、人間という生き物の奥深さを表しているようで読み応えがあった。

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    2024年11月28日
  • 真田太平記(十)大坂入城

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    シリーズ第10巻読み終わりました。
    いよいよ終点が見えてきましたね。
    大坂冬の陣で真田幸村の名が世に知れ渡りました。
    面白かった^_^
    完全に真田のファンになりましたよ。

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    2024年11月26日
  • 真田太平記(九)二条城

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    シリーズ第9巻
    遂に秀頼が上洛し二条城において家康と対面する。
    清正が毒殺され、さらに真田昌幸が九度山で無念の死を迎えることに。

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    2024年11月21日
  • 鬼平犯科帳[決定版](十八)

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    ネタバレ

    鬼平犯科帳シリーズ第18弾
    17巻が長編だった反動か、今回は全部短編で話がどんどん完結するので前巻を読んでから読むとサクサク読めて面白かった(^.^)

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    2024年11月16日
  • 鬼平犯科帳[決定版](十七) 特別長篇 鬼火

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    ネタバレ

    池波正太郎鬼平犯科帳シリーズ第17弾
    今回はなんと一冊丸々の長編でした。
    同心や手下総動員で複雑に物語が進むので誰が誰だか時々後戻りしては読んでいました(^^;)
    しかし、間違いなく面白い。

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    2024年11月16日