池波正太郎のレビュー一覧
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体のパターンが 確立されてきている。
秋山小兵衛と大治郎の活躍する舞台が
どのような 相手と 戦うのか ということが
主題になりつつある。
大治郎が 三冬に 心が奪われていることを
自覚し始めているのが・・・今回の特徴なんですね。
それにしても 小兵衛は 最近は 食べすぎでダウンする
ケースが 多くなっている。
いかにも 小兵衛 という感じだ。
なまずの食べすぎ・・・とか
鮒飯で 回復するとか 食にまつわる 話が
ほほえましい。
でも おはる はえらいのぉ。
金子伊太郎 の変質的な 行為が印象的。
母親まで あやめてしまうが・・・
母親の作ってくれた 上州そばが わすれられない。
なんという 因果。 -
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剣客商売シリーズ13作目
消えた女
波紋
剣士変貌
敵
夕紅大川橋
おはるより前に女中として雇われていたおたみ。その女にそっくりな娘を囮にある捕物が繰り広げられる
傘徳の手伝いをしている岩戸の重蔵の兄七介が殺人を犯してしまい、匿う弟。
命を狙われる大次郎。
それは旗本、阿波守光俊との数年前の事件の逆恨みであった。
阿波守の悪事が露呈して一件落着となった後、小兵衛のはからいで重蔵は小商いをさせてもらうことになる。
これまでの子飼いの衆ではなく、本格的に下っぴきになるのでしょうか。これからが楽しみ。
剣が好きで師からも可愛がられていた横堀喜平次。だが一城の主となれる男ではなかった。転落の一途をたどる男。
お金の為に人をひとりこらしめてくれと頼まれ、人殺しでないのなら、と引き受けた中沢春蔵。
しかし、その人物が死体となって発見された。秋山親子とも縁の深い仕法家、笠原源四郎であった。
小兵衛と同門で関わり合いの深い内山文太が岡場所の妓と失踪した。四十年来の友人であった内山の秘密。
事件が解決した後、内山が呆けてぽっくりと逝ってしまったのがすごく寂しい。でも、心残りは片付けて皆に愛されて逝ったんだろうからよかった…のかな。その分、内山の孫と町医者の正元さんが結婚したのは、ちょっとうれしかった。 -
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剣客商売シリーズ六作目
剣士の三冬に訪れた最大の危機。
抜け荷に関する事件に巻き込まれ、囚われ監禁されてしまったのだ。
その時の大治郎の動揺といったら…。
でも、それで晴れて二人は結婚することに。大治郎から言うのではなく、意次から頼まれて…というのが何とも大治郎らしいです。
ちょっとあっさりしすぎて拍子抜けしたのと、唐突だなぁ…という思いはあるけどめでたしめでたし。
さて、夫婦になった二人は…というと、三冬の若妻ぶりが初々しくてかわいい。これまで剣術に没頭して来た分、家事がほとんどできないんですね。
大治郎から、「さ、おあがりなさい」と渡された飯を「かたじけない」「む…これはうまい」と食べる妻。
このシーンには笑ってしまいました。
また、その時のご飯がすごく美味しそうで。
鉢に生卵を五つほど割り入れ、醤油と酒を少々ふりこみ、中へ煎鴨の肉を入れてかきまぜておき、これを熱い飯の上から、たっぷりとかけまわして食べる。