池波正太郎のレビュー一覧

  • 鬼平犯科帳(十)

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    9巻のトーンとは変わって、また前と似た雰囲気。今回はおまさ&五郎蔵が活躍する話が多かった気が(お気に入り?)。安定して面白いし、話は似た展開だったりするのに、飽きないってすごい。

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    2010年03月26日
  • 火の国の城(上)

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    加藤清正が知りたくて買った本。最後の章が実にあっけなかった。でもそのあっけなさを表現したかったのかな。

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    2010年03月06日
  • 雲ながれゆく

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    全1巻。
    時代小説。

    真田太平記以来の池波先生。
    真田太平記でかなり嫌いだったのに
    あれって印象。
    時代物だからか?
    説教臭さはほとんど無い。
    よみやすい。

    ただ、それだけの印象。
    話としてはでって感じがしてしまった。
    始まりからうそんな展開だし。
    藤沢先生のような残り方は無い。

    ()とか「」とか使い過ぎ。
    軽くいらっとくる。

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    2010年02月25日
  • 近藤勇白書

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    星3-

     近藤勇側からというか、客観的な第三者の視点で、新撰組の側からの歴史の流れを読む感じでした。この本を選んだ理由は、池波正太郎さんの本「鬼平」などが好きで、また司馬遼太郎さん本、「燃えよ剣」で土方を主人公にすえた話を読んだので、今度は、近藤側からと思って選びました。

     が、うーん、歴史書+アルファ程で、あまり筆に油が乗っていない(?)というか、あまり池波さん的な味がない感じでした。ただ、本当に痛い話です。そういう時代なんでしょうけれど。近藤も土方も沖田も山南も永倉も、流れの中にいたんですね。歴史的にも、本当は新撰組だって賎徒にならなかった可能性もあって、彼らが明治に残っていたら、どん

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    2010年01月03日
  • 剣客商売七 隠れ簑

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    2009/11/5
    日付は適当。大分前に読み終わってここに入れるの忘れてた。
    ってかサボってた。
    いつも通り面白かったと思う。

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    2009年11月22日
  • 賊将

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    6話の短編集。乃木大将の日露戦争の旅順戦をテーマにした「将軍」を読みたくて購入したものだったりします。進んで弾に当たりに行く風で周りの(主に津野田さんの)乃木大将の慕い方にホロリときます。子供を想う親の顔がチラッとのぞいたりと優しい感じです。

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    2009年10月25日
  • 霧に消えた影 池波正太郎傑作歴史短編集

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    関ヶ原の間者、真田、光秀、綱吉の側近だった牧野成貞、釣天井事件、鏡山仇討事件、家光の弟・駿河大納言、彰義隊、西郷隆盛、山田次朗吉の計10話。

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    2009年10月25日
  • 炎の武士

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    表題他短編4話。内3話は新撰組等幕末が舞台で1話が長篠の戦いで有名な鳥居強右衛門の表題作品。やはりなんといっても援軍来ると声高に叫ぶ件のシーン、そして青竹の杖を遠く捕らわれた強右衛門に振る信昌さんがなんとも言えません。

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    2009年10月25日
  • 剣客商売六 新妻

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    2009/10/17
    ついに結婚!
    結婚のきっかけとなった事件はかなりトキメキます。
    あー心配されたい。
    大治郎がかっこよすぎてますます三冬が嫌いになります。
    嫉妬です。
    今回は大治郎大活躍でした。

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    2009年10月17日
  • 鬼平犯科帳(六)

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    言わずと知れた池波正太郎の代表作のひとつである。
    今回6巻を取り上げているのは、表紙が気に入っているから。
    内容については全体で。
    さて、私には目標がある。
    ひとつはフィリップ・マーロウのようになること。
    もうひとつは長谷川平蔵のような上司になること。
    厳しく暖かい理想の上司像であり、男として憧れのハードボイルドでタフな上司。
    そう、鬼平犯科帳は日本のハードボイルドの真骨頂といえるだろう。

    余談ではあるが、出てくる食べ物が文字だけですべておいしそうに感じるのはなぜだろう。
    茨城にあるという「五鉄」に行きたいのは私だけではあるまい。

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    2009年10月04日
  • 剣客群像

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    正直、あまり内容を覚えていない(読んだのが入院中だったし、借りた本だし)武術の達人の話を集めた短編集で、それぞれいろんな魅力のある主人公のお話だったと思うが、作者との相性なのかな、あまりピンと来なかった。新撰組の原田左之助の話は面白かった。

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    2009年10月04日
  • 人斬り半次郎 幕末編

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    この本はフリーマーケットで10円で買った本。
    内容は青春ものですね、いやー、主人公の中村半次郎のキャラがよすぎますね。
    純粋さといいますか、真っ直ぐさがとても心地よいです。
    西郷隆盛への忠義もいかしてます。

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    2009年11月17日
  • 秘伝の声(上)

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    平成二年の初版で,36刷だそうだ〜新宿角筈村の名主に拾われた子は,名主宅に盗賊が押し込むのを察知して,隣の道場主・日陰一念に報せ,奪われた金を取り戻すことに貢献し,その後道場で成長した。一念が危篤に陥り,呼ばれたもう一人は年長の白根岩蔵であった。臨終の際,秘伝書を遺体と共に埋めることを命じられたが,雪丸が名主宅に報せに云っている間に岩蔵は秘伝書を盗み逐電した。雪丸はいずれ岩蔵が返して寄越すと信じていたが,果たして岩蔵は返したくとも惜しい気持ちの間で悩み,大久保八郎と名乗って両総・大阪と放浪し,牛堀道場で修業し,やがて上野の水野道場の跡継ぎとして指名される。隠し通せないと踏んだ岩蔵は雪丸とひっそ

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    2012年02月21日
  • 鬼平犯科帳(二)

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    内容(「BOOK」データベースより)
    四季おりおりの江戸の風物を背景に、喜びや悲しみを秘めた江戸の人間が生きている。そこに生まれる事件のサスペスンが、こころよい人情と溶けあう独自の境地。ご存じ鬼平シリーズの第二巻は、「蛇の眼」「谷中・いろは茶屋」「女掏摸お富」「妖盗葵小僧」「密偵」「お雪の乳房」「埋蔵金千両」の七篇を収めている。

    2009.3

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    2009年10月04日
  • 剣客商売六 新妻

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    とうとう三冬と大治郎が夫婦に−!
    女としての柔らかさを持つようになった三冬、そして惹かれ合うくせに互いに近づけない朴念仁な大治郎。本巻でも小兵衛大先生が大活躍。そして毎回食べ物の描写が美味しそうです…!!

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    2009年10月07日
  • 男振

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    若くして奇病に冒され禿頭になってしまった主人公千代之助。
    それを揶揄した主人に乱暴して監禁されるが、名を変えて生きることを許され開放される。
    疑問と不安を覚えながら一人で世に出る主人公だが、そこから本人も予期していなかった騒動に巻き込まれることとなる。
    コンプレックスから、さまざまな葛藤に悩まされる主人公がとても人間らしくて、ページを捲る度にドキドキした作品だ。

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    2009年10月04日
  • 上意討ち

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    自分が買ったのは、この短編集に塚原ト伝の話があったからという偏りっぷりです。
    「ト伝最後の旅」という話です。
    他の小説や一般的な認識と違い、無敵と言われたト伝の老いてからの弱さに視点を置いた興味深い小品です。

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    2009年10月04日
  • あほうがらす

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    下克上の中、現代人の見る、理想の武士道なんてのは当に後の祭り
    裏切るのも、忠を尽くすのも、戦略なのです、それは主従関係の中にもある。
    だけど、人間の心の中には義や仁があるんだな
    なんでそんな死に方になっちゃったんだろうな
    強右衛門どの 南無

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    2009年10月04日
  • 忍者丹波大介

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    そこそこ面白い。
    池波さんの忍者シリーズは続いてるらしいのでこれだけでは判断が難しいところだ。

    腕利きの忍が主を持たずに自由に生きて行く話は
    風神の門の才蔵にも似た感じ。

    忍ものについては色々読んでみたが、
    主あっての活躍話の方が、良い話が多い気がする。

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    2010年02月12日
  • 闇の狩人(上)

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    弥平次さんの(名づけ)親心っぷりと
    弥太郎さんの信頼っぷりが
    いいなァと思う。

    うまく皆で暮らせたらいいのになァ。
    どうなるのかしら。

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    2009年10月07日