池波正太郎のレビュー一覧
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剣客商売シリーズ13作目
消えた女
波紋
剣士変貌
敵
夕紅大川橋
おはるより前に女中として雇われていたおたみ。その女にそっくりな娘を囮にある捕物が繰り広げられる
傘徳の手伝いをしている岩戸の重蔵の兄七介が殺人を犯してしまい、匿う弟。
命を狙われる大次郎。
それは旗本、阿波守光俊との数年前の事件の逆恨みであった。
阿波守の悪事が露呈して一件落着となった後、小兵衛のはからいで重蔵は小商いをさせてもらうことになる。
これまでの子飼いの衆ではなく、本格的に下っぴきになるのでしょうか。これからが楽しみ。
剣が好きで師からも可愛がられていた横堀喜平次。だが一城の主となれる男ではなかった。転落の -
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剣客商売シリーズ六作目
剣士の三冬に訪れた最大の危機。
抜け荷に関する事件に巻き込まれ、囚われ監禁されてしまったのだ。
その時の大治郎の動揺といったら…。
でも、それで晴れて二人は結婚することに。大治郎から言うのではなく、意次から頼まれて…というのが何とも大治郎らしいです。
ちょっとあっさりしすぎて拍子抜けしたのと、唐突だなぁ…という思いはあるけどめでたしめでたし。
さて、夫婦になった二人は…というと、三冬の若妻ぶりが初々しくてかわいい。これまで剣術に没頭して来た分、家事がほとんどできないんですね。
大治郎から、「さ、おあがりなさい」と渡された飯を「かたじけない」「む…これはうまい」と食べ -
Posted by ブクログ
半世紀以上のあいだ映画を愛し,観続けてきた達人の映画ガイドです。対談の語りおろしをまとめてものです。本書タイトル中の「見る」は著者の映画に対する愛情が籠った表現なのではないでしょうか。どんなにつまらなく感じる作品にも見所はありますということだと思います。
第三章 「なぜ映画を観るのかといえば」のなかで「これは映画ばかりでじゃなくて、小説を読んでもそうなんだけれども、無意識のうちに、いろいろなことをもっとしりたいと、好奇心にあふれている人が一番得をする」と、また、「人間というのは、自分の人生だけしか知らない。一つの人生しかしらないというのでは、やはり、さびしいわけだよ。だから、小説を読み、芝居や