池波正太郎のレビュー一覧

  • 剣法一羽流

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    短編集で、珍しく現代を舞台にした作品がある。
    そろばん虎之助
    剣術で身を立てるには、戦時のときで、
    平安無事な世の中では、そろばんが役に立つと虎之助は思っていた。
    家老の安達隼人正は、藩を切り盛りしていた。隼人正に妹がいて、
    その妹は、出戻りだった。
    兄は、虎之助の嫁にしようと考えていたが、隼人正は、殺されてしまう。
    実は、虎之助は代々の幕府の隠密だった。

    闇討ち十五郎
    顔役の赤大黒の陣七に、十五郎は殺しを依頼された。
    それは、子供だったが、それに連れ添っていた和尚は、
    十五郎を育ててくれた人だった。
    十五郎は自分の出生の秘密をしらなかった。

    冬の青空
    井上圭吉は、喧嘩早い男で、35際にな

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    2013年02月13日
  • 殺しの四人 仕掛人・藤枝梅安(一)

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    池波正太郎はいう。「人はよいことをしながら悪い事をし、悪い事をしながら、よいことをしている。」
    藤枝梅安は、鍼師で、人の病を治し、『悪いことをするものはいかしておかぬ。』という仕掛け人。というより、死刑執行人。

    おもんとに出会い。35歳で、子持ちでありながら、ふくよかな身体。
    梅安は、若い娘より、ししおきの良い女が好み。
    『起こり』があり、『ツル』があって、仕掛けがある。
    梅安は、
    料理屋万七のおかみさん おしずを、しかけた。
    そして、再び、後妻のおみのの仕掛けを依頼された。
    オンナの怖さを綴る。
    剣客商売のお春の清々しさを書くためには、
    悪女をしっかり、書いて行く必要があるんですね。
    それ

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    2013年02月13日
  • 梅安冬時雨 仕掛人・藤枝梅安(七)

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    初めて読む、梅安シリーズだが、
    この作品は、『絶筆』となっている。
    梅安が、三浦十蔵と平尾要之助につけ狙われる。
    三浦十蔵には、おしまが、いつのまにか。
    彦次郎そして、小野十五郎が、梅安の家に。
    梅安は、始めて自分の家を作る。
    どのような展開になるだろう。

    梅安余話
    池波正太郎との対談だが、江戸時代の時代のとらえ方が面白い。
    楽しみとは。男らしさとは。
    人間としてできていて、我欲がない。
    シシオキの豊かなオンナが、美人だった。
    吉原の遊び方も風流だった。

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    2013年02月13日
  • 幕末新選組 新装版

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     剣術一つで身を立てる。そんな望み。 そんな漢はどれだけいたのか。   近藤の情熱。土方の謀略。芹沢の野望。 たくさんの思い、それぞれの考え。 新選組は決して一つの同じ方向にベクトルが向いていたわけではないのは、これまでも感じてはいたが、幹部達ではない一介の隊士の思い。そんな脇の方から見た新選組と幕末。 ある程度新選組についての本を読んでいたつもりだが、新八については正直あまり記憶になかった。そんな中心から少し外れた人間から見た組織。時代。 我々が所属する会社であっても、あるいは何かの集団であっても、決してメンバーのベクトルが完全に一致することは有り得まい。それでもどこか集団の目的地へ向かって

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    2017年08月16日
  • むかしの味

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    池波氏の食エッセイ。昔に通っていた店の紹介。通ぶってない通人だなこの人は。さらりとしててユーモアもあって、かつうまそうな描写。よいね。

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    2013年02月05日
  • 剣客商売十五 二十番斬り

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    ネタバレ

    ますます老いを感じる小兵衛。

    しかし、剣はますます鋭さを増しているようにも見える。
    もうちょっと殺陣のシーンが長くてもいいのになとも思いますが、
    このホドホド感がいいのでしょうか?

    最後の剣客との戦いも読者の想像にお任せするような書き方。

    田沼意次の権勢にも陰りが見え始め物語が収束していく感じを残念に思いながら読み進めました。

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    2013年01月28日
  • 剣客商売十四 暗殺者

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    長編でなかなかに読み応えあり。

    小兵衛はますます老いを感じさせるようになるが、
    性格描写などでそれを表しているのはさすが御大というところ。
    逆に大治郎はますます熟成されてきた感があり序盤の不安定さはすっかり鳴りを潜めてきた。

    時代もすこしずつ進み権勢を誇った田沼意次も失脚が見えてきたし。(次巻ではすでに失脚しているのか?)

    暗殺者の裏切りについて今ひとつ動機が弱いという気もする。
    人づてに聞いた剣客よりも、人が変わったとはいえ昔世話になった人は裏切れなんじゃないの?お侍として・・?

    三冬さんの活躍が少ないのがちと残念なところ。

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    2013年01月11日
  • 鬼平犯科帳(十八)

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    20130105 円熟、話しがドラマチックに思えて、メンバーの生き死にが重く感じられる。
    20140414 仕事に疲れた時に読むと元気になる。どう生きるかが素直に感じられる。

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    2014年04月15日
  • 新装版 忍びの女(下)

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    忍びシリーズ・上下巻
    甲賀女忍びの小たまが主人公
    豊臣家の猛将・福島正則 に視点をあてた内容
    時代は 豊臣から徳川の代に変化する過渡期

    豊臣恩顧の大名 福島正則のその後と
    最後が 哀しくもあります・・

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    2013年01月04日
  • 新装版 忍びの女(上)

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    忍びシリーズ・上下巻
    甲賀女忍びの小たまが主人公
    豊臣家の猛将・福島正則 に視点をあてた内容
    時代は 豊臣から徳川の代に変化する過渡期

    この作品は実は 池波作品の中で最初に読んだ忍びシリーズだったような
    記憶があります^^

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    2013年01月04日
  • 鬼平犯科帳(十六)

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    20121229 少し先にむけていろいろやったのではないだろうか。これまでと少し違和感がある。それでも読ませるところがさすが。

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    2012年12月29日
  • 雲霧仁左衛門(後)

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    雲霧仁左衛門 後編 を読み終わる。
    池波正太郎の張り巡らした仕掛けが、
    巧妙で、色々な伏線が、一つに集約して行く。

    雲霧仁左衛門のキャラクターがいいねぇ。
    多くを語らず、リーダーシップを発揮している。
    七化けお千夜が、雲霧に委ねた感じで、もっと挑発的な方がいい。

    山田藤兵衛が、火付盗賊改のボスとして、よく気遣う。
    高瀬俵太郎と目明し政蔵の関係が何とも言えない。
    意気に感じるということが、物語としても
    成立している。

    ジワジワと追い詰めて行く感じが、
    スリリングで、緊張感がある。

    最後が、続編があるような終わり方。うまいねぇ。

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    2013年02月13日
  • 男振

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    16歳で、つるっぱげになっても、くさらず生きていけばイイ男になるでよ。池波正太郎の春夏秋冬で取り上げられていたので、読んだ。

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    2012年11月18日
  • 鬼平犯科帳(十一)

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    20121117 今回は、BOSSシリーズかも。いろいろなストーリーだったが鬼平のキャラでなければ成り立たなかったのではないだろうか。

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    2012年11月17日
  • 剣客商売七 隠れ簑

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    こうやって、読み続けていると
    テレビのシリーズのような 感じで読めていく。

    何か変だな・・・と感じる。
    そして 事件が起こる。
    事件の関係者が説明される。
    それに対して 秋山小兵衛と大治郎が・・・・
    どう考え その背景には どういうものがあり
    それは 許すことのできないもの・・・
    許していいもの・・・
    結末がやってくる。

    という構成なんですね。

    寝小便で あきらめさせるおきん。

    家宝を試合の賭けにする旗本。
    旗本とは 模範を示すべきものだが
    子供がそのまま大人になってしまった。
    ことに 小兵衛は怒る。

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    2018年03月10日
  • 剣客商売六 新妻

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    三冬が誘拐されて、大治郎が助け出して
    田沼意次の勧めで 結婚。
    ふーむ。
    ちょっと 簡単すぎた感じがある。
    もう少し、紆余曲折があってもよかったのだが。
    淡々としたのが 池波正太郎の流儀かも。

    読みこなれてきた。
    物語としては 安定感がある。
    浅野幸右衛門より 1500両と屋敷を譲り受けるのが
    秋山小兵衛を さらに悠々自適とする。

    道場破りをして お金を稼ぐ
    体面を守るために 襲撃する。
    ごろつきを養う 道場にもいろいろあるが 
    大治郎の道場はなぜはやらぬのだろう。

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    2018年03月10日
  • 剣客商売五 白い鬼

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    体のパターンが 確立されてきている。
    秋山小兵衛と大治郎の活躍する舞台が
    どのような 相手と 戦うのか ということが
    主題になりつつある。

    大治郎が 三冬に 心が奪われていることを
    自覚し始めているのが・・・今回の特徴なんですね。

    それにしても 小兵衛は 最近は 食べすぎでダウンする
    ケースが 多くなっている。
    いかにも 小兵衛 という感じだ。
    なまずの食べすぎ・・・とか
    鮒飯で 回復するとか 食にまつわる 話が
    ほほえましい。
    でも おはる はえらいのぉ。

    金子伊太郎 の変質的な 行為が印象的。
    母親まで あやめてしまうが・・・
    母親の作ってくれた 上州そばが わすれられない。
    なんと

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    2018年03月10日
  • 剣客商売四 天魔

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    秋山小兵衛とおはるは なかむつまじくなってきている。
    いい雰囲気である。
    小兵衛がいう 「ばか」 がかわいい。

    大治郎が ひとりで 居酒屋に行くようになる。
    すこし 余裕が できたのだ。
    佐々木三冬が あまり出てこない。
    一体、どうなるのだろう・・・と期待しているのだが。
    「毛饅頭」のところだけ、顔を出したのは 愛嬌。

    どちらにしても 話題は 宋哲の 「毛饅頭」に
    つきてしまう。

    おせっかい・・・から始まるんですね。
    なんとなく 気になり そして 事件となる。

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    2018年03月10日
  • 鬼平犯科帳(十)

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    20121027 今回は密偵のドラマが印象的。登場メンバーが多いので話しもいろいろなパターンが組めるようだ。

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    2012年10月27日
  • まんぞく まんぞく

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    ネタバレ

    強姦されそうになった真琴が、男を見下すようになったのは仕方がないことでしょう。
    でも、憂さ晴らしに、髷狩りをする真琴の成長した姿には感情移入できなかった。酷い目にあっても、自分を律した行動が取れる人物こそ、本当に強い人物の筈。理想論かも知れませんが、そんな格好いい人間でいて欲しかった。

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    2012年10月17日