池波正太郎のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
「家は人が生まれ、人が育つところ、これ一個の国。」
これは、大阪の陣で活躍した毛利勝永(かつなが)を主人公にした「紅炎」からの一節。
勝永は真田幸村と共に徳川家康を、後一歩まで追い込んだ武将。
豊臣家に多大な恩を感じていた勝永は、秀頼公のために一命を捧げたいと思っていたが、自分が大坂に味方すれば、残った妻子が難儀すると一度は大坂入りに難色を示した。
しかし、妻より「君の御為の働くは家の名誉です。残る者が心配ならば、私達はこの島の波に沈み一命を絶ちましょう」と励まされ、大阪入りする。
近頃、躾のため置き去りにされた子供が行方不明になる事件があったが、家庭はしっかり運営する必要がありますね -
Posted by ブクログ
鬼平犯科帳 13巻目。
「熱海みやげの宝物」は、12巻目で、体調を崩した平蔵さんが、湯治で滞在をしていた熱海の話。
体重も増えて、盗賊仲間に追われている馬蕗の利平治を江戸に連れて行く平蔵さん。
平蔵さんが、元気になってよかった。。。と、一安心。
「殺しの波紋」は、一つの嘘を隠すために、次の嘘を重ね、その嘘を隠すために、新たな嘘を重ねなければならない。というのを思い出した。
実際は、嘘ではなく、犯罪なのだけど。
「墨つぼの孫八」は、最期が残念でならない。。盗賊ながら、とても良いキャラの人だったので、悲しい。
「一本眉」は、兎忠がよいキャラなのが、すごくよくわかる。盗賊からみても、癒しキャラなん