池波正太郎のレビュー一覧

  • 仕掛人 藤枝梅安 24巻

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    仕掛之七十三「梅安臥煙」
    祭りでの仕掛け。これは確かに事故死に見えないことも無い。

    仕掛之七十四「梅安秋出水」
    柏原先生の弟子、天狗矢頭小四郎登場。

    仕掛之七十五「梅安月下美人」
    目明し重蔵の顔が一番悪人面。

    仕掛之七十六「梅安無尽講」
    舞台が1804年になったことを示しているが詐欺商法は昔からあるようで…

    仕掛之七十七「手鎖梅安」
    手鎖の刑を受けた梅安に刺客が…
    それにしても彦さんは鎖も外せるとは!何気に凄いな。

    仕掛之七十八「梅安二日灸」
    梅安が仕掛中に命を助けようとした極めて珍しい例。

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    2014年08月09日
  • 仕掛人 藤枝梅安 23巻

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    仕掛之七十「梅安地獄針」
    江戸城の金蔵破り事件発生。
    今度の敵は大物老中。

    仕掛之七十一「梅安蘇生針」
    剣豪柏原弥次郎先生登場。

    仕掛之七十二「梅安裏表」
    小杉さんと相対する柏原先生。

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    2014年08月09日
  • 仕掛人 藤枝梅安 22巻

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    仕掛之六十七「梅安陰陽師」
    相手を意のままに操る恐るべき陰陽師が梅安と小杉さんに襲い掛かる。

    仕掛之六十八「梅安伊達半纏」
    梅安さんの患者が殺されたことから発した盗賊の隠し金の話第一弾。

    仕掛之六十九「梅安隠し金」
    第二弾。盗賊たちの悪辣な顔が秀逸。

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    2014年08月09日
  • 仕掛人 藤枝梅安 21巻

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    仕掛之六十三「梅安青田道」
    虚無僧とか紙の切り貼りとか細かいディティールが面白い。

    仕掛之六十四「梅安琥珀胆」
    浅井先生永久の眠りへ…

    仕掛之六十五「梅安霊岸島」
    前の話からの松平定信暗殺未遂事件の顛末。

    仕掛之六十六「梅安土用鰻」
    女を信用するべからず。

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    2014年08月09日
  • 真田太平記(八)紀州九度山

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    嵐の前の静けさ,といったところか.関ヶ原前夜に秀忠の軍勢を足止めした廉で,昌幸,幸村父子は九度山に軟禁される.一方,生き残った”草の者”たちも時機の到来を待つ.本巻の影の主役は加藤清正と浅野長政親子か.熊本城を見てみたい!!

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    2014年07月03日
  • 武士(おとこ)の紋章

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    半分は戦国、そして幕末、近代の人物を描く。
    武士と書いて「おとこ」と読ませる様に、階級・職の武士だけでなく、それぞれの「男」としてのの生きざまが描かれている。
    戦国は4人のうち3人が池波氏のおなじみ、滝川三九郎・真田信之・真田幸村。
    三根山だけまだ読み途中。

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    2014年07月01日
  • まんぞく まんぞく

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    十六で浪人に襲われ家来を殺された真琴は、それをきっかけに女剣士となる。
    道場に通い腕を上げ、ただの敵討ちのためでなく剣の道が面白くなり、養女となった叔父の苦労も知らず、自由気まま。
    だが、叔父の病状が進むにつれ真琴を取り巻く状況にも変化が訪れる。
    最後はまんぞく、まんぞく?

    2014.6.30

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    2014年06月30日
  • 仇討ち

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    いかにも池波正太郎と言う感じ。
    巡る世の中、良い悪いもの人それぞれ。
    教訓めいた話もあり。
    気軽な一冊かな。

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    2014年06月22日
  • 真田太平記(五)秀頼誕生

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    ネタバレ

    朝鮮出兵が失敗に終わる中,老いさらばえていく秀吉.幼子秀頼の運命は前田利家に託すのだが,秀吉を追うように利家も没する.替わって蛇のように勢力を伸ばして行く家康.一方,真田一族も長老頼綱がなくなり,父と息子二人も微妙に見据えているものが違っていくように思える5巻.

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    2014年06月11日
  • 真田太平記(四)甲賀問答

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    忍者同士の戦いがメインで,ちょっと僕的には3巻までと比べて興ざめかな.秀吉が暴走してます.猿飛佐助で繋がるのかあ!

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    2014年06月11日
  • 編笠十兵衛(上)

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    「けんか両成敗」「武士の情け」という言葉の意味を間違えて覚えていたことに、この小説を読んで気がついた。
    両成敗なのは武士の刃傷に限ってのことなのね。なるほど。
    面白く読み進められたけど、時代的な価値観の違いもあって、釈然としない気持ちになった。
    事件にも両家にも関係ない人々が、吉良家を卑怯者扱いして、赤穂浪士の討ち入りを期待する無責任さが、なかなかに残酷。

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    2014年06月03日
  • 真田太平記(三)上田攻め

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    秀吉が覇権を握って行く過程.第一次上田合戦で徳川軍をこてんぱんにやっつけ,領土は確保されるが,戦国は終わりつつある.その後,真田を巻き込んだ秀吉の策略で北条氏が滅亡し,朝鮮出兵の前夜となるまで.

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    2014年06月02日
  • 剣客商売一 剣客商売

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    これぞ大衆小説。池波さんの短編シリーズの中でもかなり緩い雰囲気なのは、隠居した剣客が主人公だからでしょうか。小兵衛の設定がチート過ぎるとご不満の向きには、もっと陰鬱でハードボイルドな梅安シリーズをお勧めします。

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    2014年06月02日
  • 青空の街

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    池波正太郎氏の作品としては珍しい現代小説。この作品では人間と職業の選択というものが大きなテーマである。

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    2014年05月19日
  • 鬼平犯科帳(三)

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    鬼平さん京都へ奈良へ珍道中。
    鬼平が盗賊の片棒を担ぐ「盗法秘伝」が面白かった。「兇剣」から「駿州・宇津谷峠」の鬼平と左馬之助の友情にも胸熱。「むかしの男」は奥さんの久栄さんの過去までひっくるめて受け止めてくれる鬼平さん男前過ぎてしびれた。
    忠吾の台詞で「悪人には鬼だが善人にとってこんなに頼もしい人はいない」というのがありましたが、まさにその通りで、弱い者に向ける鬼平さんの優しさには心が温まります。いいなあこんな上司…。
    ○○の○○という通り名の盗賊が多すぎて「以前の○○の事件」といわれてもぱっと思い出せない。3巻でこれじゃ先が思いやられる。

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    2016年03月28日
  • 梅安冬時雨 仕掛人・藤枝梅安(七)

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    巻頭の写真で池波が歩いている瀬戸川の堤の同じ場所を歩いてきました。現在は、池波の横に写っている桜の苗木が大きくなり、花見に絶好の場所になっています。松本清張の作品ですら、今の時代と少々ズレた感がすることがあるのに、四十年経っても色褪せない作品の凄さを感じました。

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    2014年04月11日
  • 剣客商売二 辻斬り

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    再読。短編集。
    漫画の様に、と言ったら漫画に失礼なのかも知れませんが、そのくらい軽く読める娯楽シリーズの2冊目です。
    当然の社会背景として暴力や理不尽が横行する中にあって、人や社会の機微が見える小兵衛と純粋一途な大治郎という二人の英雄像の対比は本当によく映えます。
    全篇通じ痛快の一言です。
    平凡な鰻屋が店を守るために最強親子に剣を教わる「悪い虫」、またラストに見える小兵衛の人間らしさが微笑ましい「不二楼・蘭の間」がお勧めでしょうか。
    個人的にはまだ大治郎の活躍が足りず不満かな。
    彼の成長と三冬との関係が今後の楽しみ。

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    2014年03月23日
  • 幕末新選組 新装版

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    ネタバレ

    永倉新八メインの物語どした。
    まあ、読みやすくて良かったんではないかと。

    童顔だの小太りだの・・ってところが、私が持ってる永倉のイメージとは違って多少違和感はありました。
    あと、平助が「永倉氏」などと呼ぶのがなんか笑えた(笑)

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    2014年02月25日
  • 真田太平記(八)紀州九度山

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    真田昌幸、幸村親子が紀州九度山へ蟄居させられている時期を描く巻。

    激動の時代が終わりを迎え、昌幸、幸村にとっては雌伏の時期。

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    2014年02月22日
  • 鬼平犯科帳(二十三)

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    ネタバレ

    ここにきて平蔵にまさかの異母妹発覚w
    年齢20歳は違うっぽいけど。
    そして特別長篇「炎の色」では、レズびあん女盗賊登場。
    長篇は平蔵が危機になるような事が多かったけれど、今回のは安定して読んでいられた。
    次の巻が最終巻だからだろうか!?
    鬼平も終に終わりか。・゚・(ノД`)・゚・。

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    2014年02月19日