池波正太郎のレビュー一覧

  • 真田太平記(九)二条城

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    関ヶ原に勝利した家康が、天下取りの為に豊臣側に策を次々に打つ。加藤清正、浅野幸長は暗殺の匂いが。方広寺の鐘楼文字のこじ付け、大蔵卿局と片桐且元への対応。勝利が正義の歴史がここにも。2016.2.7

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    2016年02月07日
  • 真田騒動―恩田木工―

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    初の池波正太郎作品で読みやすかったです。
    真田丸の影響大有りで読んだ一冊。江戸時代に入ってからの真田家の話し故、平和な時代に入ってからの武家は、それはそれで大変だったのだと言うこともいろいろと感じられる短編集。
    殿様が賢いだけでも、また、御家来衆が賢いだけでもダメで、双方がバランスよく賢い人たちでないとよい国づくりはできない、ということは今も全く同じですね。

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    2016年02月07日
  • 真田太平記(八)紀州九度山

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    兄信幸の義父本多忠勝の懇願により、家康の赦しを得、真田親子は高野山の九度山に追われた。関ヶ原の戦後、家康の勢力は圧倒的に。真田親子の世に出る機会も小さくなっていく。2016.1.30

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    2016年01月30日
  • 真田騒動―恩田木工―

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    実家にあった本。5編の”真田もの”どれもしっとり、かつおもしろかった。真田信之も渋いけど、江戸中期の松代藩の家老(でも30代)である恩田木工の話が一番良かった。藩の執政に任命されてギアが入るところが盛り上がる。特に親族会議のところ。あんなに好きだった耳掃除に興味がなくなったのはなぜか考えるのも楽しい。前任の原八郎五郎や田村のような単に切れ者というだけの人物では結局ダメなのだという展開は、自尊心を満足させてくれる。娯楽小説ということを忘れてはいけないけど。

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    2016年02月20日
  • 真田太平記(七)関ヶ原

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    関ヶ原の合戦。正義の石田三成が西軍諸大名の結束を固められず、策士家康に敗れる。家康は勝ったから崇められるが、ここで破れていたら、史上最悪の叛逆人の一人と伝えられているであろう。2016.1.19

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    2016年01月19日
  • 男のリズム

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    まさに「男のリズム」。ダンディというよりは粋。ザ・東京の男。40年位前に書かれたエッセイだけど、今読んでもいい!

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    2016年01月12日
  • 真田太平記(六)家康東下

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    家康が上杉景勝を攻める為に東征に出る。それは、石田三成を決起させるためのフェイントだった。じわじわと豊臣恩顧の大名を味方にする老獪さ。寵臣を伏見城落城とともに見棄てる非情さ。後の天下人ゆえ神社に祀られもしているが、秀吉に比べ人気の無い所以である。2015.1.10

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    2016年01月10日
  • 真田太平記(五)秀頼誕生

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    豊臣秀頼誕生、秀吉、前田利家の死、石田光成の佐和山蟄居まで。向井佐助少年が成長していく。2016.1.9

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    2016年01月09日
  • 鬼平犯科帳(七)

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    今回も面白かったです。

    でも平蔵様の粋な活躍は、そんなになかった。
    残念だけど。。。

    今回は息子の辰蔵の出番が多かった。
    まぁ、これを気に平蔵様のように育って欲しいと影ながら応援してますわ。

    この巻を読んでて
    「本当の真の盗賊」っていうのも凄いなぁーと思った。
    盗賊に対して「すごい」って言うのも変だけど。。。
    殺生しない、貧乏人から盗まない、女を手込めにしない。
    それを貫き通す盗賊のカッコよさっていうのもいいなぁーと思ってしまった。

    次巻も楽しみです。

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    2016年01月07日
  • 幕末新選組 新装版

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    「会津藩御預新選組副長助勤 永倉新八」に焦点を当てた本書。
    少年の頃の新八、後年の新八改め杉村翁のエピソードは面白かったが、肝心の京都部分でちょっと中弛みしてしまった。
    池波先生が描かれている永倉像が圧倒的に正確であることは分かっているのだけど、新選組隊士に対しては私の勝手な隊士像があるため(ほぼ燃えよ剣で作られてる)、その相違部分にもやっとしてしまった。

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    2016年01月03日
  • 真田太平記(三)上田攻め

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    小国主の真田家が、急速に拡大する秀吉、家康の勢力に翻弄されていく。沼田の城を取られたり、取り戻したり。秀吉が朝鮮出兵という理解できない行為に及んだ背景が納得いくよう描かれている。2015.12.18

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    2015年12月18日
  • 真田太平記(二)秘密

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    秀吉と家康の争いの中で、真田家の命運が揺れる。真田昌幸は上田城築城で地歩を固めようとする。2015.12.5

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    2015年12月05日
  • 剣客商売十一 勝負

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    池波正太郎の<剣客商売シリーズ>第11巻。
    本書では、ついに秋山大治郎と三冬の子が生まれます。つまり秋山小兵衛にとっては初孫。明るい話題に微笑む反面、小兵衛がかつての愛弟子を成敗する「剣の師弟」や苦しい境遇にある同窓の非行を処する「小判二十両」など、小兵衛にとっては、悲しい出来事も多かった模様。忍び寄る老いの影響もあるのか、「小判二十両」の最期にみせる小兵衛の姿は、哀愁を漂わせます。
    そんな小兵衛に可愛らしさを感じつつ、久しぶりに(?)活躍した三冬の姿、そして悲しみの涙に心をうたれるのでした。

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    2015年11月07日
  • 剣客商売一 剣客商売

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    今も芸能人の年の差婚(基本的には、女性の方が若い)はゴシップニュースになるけれど、昔から資産と権力のあるおじいさんと非力な若い女性のカップルは存在してるんだなぁ・・。人間の本質は変わらないな(呆れ)

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    2015年09月06日
  • 武士(おとこ)の紋章

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    最近観た「シャツの店」というドラマがあって。
    1986年のNHK放送。連続5回。山田太一さん脚本。
    鶴田浩二さんが頑固旧弊なシャツ職人で、妻の八千草薫さんがたまりかねて家出します。若い息子の佐藤浩市さんも親父を批判。
    そして、八千草薫さんには近所の冴えない妻子持ちサラリーマンの井川比佐志さんが、一目ぼれ。
    そんな熟年夫婦の別居のゴタゴタに絡むのが、美保純さん、杉浦直樹さん、平田満さん…という、何とも豪華で内容もどっしり。
    戦前風家長文化と80年代的個人至上主義?がぶつかり合う、ちょっとコミカルな大人の物語。

    で、鶴田浩二さんが、ぼやくのが。

    「男は仕事を頑張る。女は家でそれを支える。そうい

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    2015年08月01日
  • 鬼平犯科帳(十三)

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    ネタバレ

    『殺しの波紋』は、一つの罪を隠すため次々と罪を重ねていく話。止めようとしても止まらない。平蔵の言葉「人というものは、はじめから悪の道を知っているわけではない。何かの拍子で、小さな悪事を起してしまい、それを世間の目にふれさせぬため、また、つぎの悪事をする。そして、これを隠そうとして、さらに大きな悪の道へ踏み込んで行くものなのだ。」 はその通りで、誰しも共感出来るのではないでしょうか。
    『一本眉』は忠吾らしいというか、そののんびりさが盗賊にとっても癒し系なのかもしれません(笑)

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    2015年07月21日
  • 仕掛人 藤枝梅安 1巻

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    必殺系が好きだったこともあって購入。
    ゴルゴの作者のせいか、梅安がデューク東郷に見えてしょうがない(笑)。
    1巻あたり3話収録されているので読みやすいけど、ゴルゴ…。

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    2015年06月20日
  • 武士(おとこ)の紋章

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    8編の短篇集。

    表題作、「武士の紋章」:滝川三九郎の、“川に水の流れるがごとく、環境にさからわず”それでいて自己を捨てない生き様に憧れます。

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    2015年06月18日
  • 火の国の城(上)

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    池波さんの書く加藤清正に真田太平記でほれ込み、これを読んだ。忍びが好きなのは知っているが、もうちょっと加藤清正を主役に据えてほしかったということで★3つ。

    熊本城の仕掛けを描写したシーンはかっこいいと思うが、真田太平記の方が清正自身に関しては詳しく描かれていて、そちらの方が清正ファンには向いてるかも。

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    2015年06月16日
  • 鬼平犯科帳(十八)

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    仁三郎が平蔵とお世話になった親分の狭間でなやみ、自害する一寸の虫。

    人がどう思うか、人がやっているかどうかは別として、自分がやると決めたことが突き通してみようかと。

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    2015年05月31日