池波正太郎のレビュー一覧

  • 鬼平犯科帳[決定版](三)

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    長年に渡り休暇も取らず命がけで働き続けてきた平蔵やその部下達は、慰労の意味で、火付盗賊改方を解任となる。平蔵は、これを機会に以前父が京都町奉行のとき、2年間過ごしており、在任中に死亡した父の墓参りもあり、京都への旅に出かける。

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    2019年06月02日
  • 鬼平犯科帳[決定版](二)

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    名作、鬼平犯科帳。
    密偵の小房の粂八や兎忠こと木村忠吾の活躍など目が離せない。
    妖盗葵小僧では、葵小僧の捕縛により、妖盗の毒牙にかかった女達、家族を思い、すぐさま妖盗の首をはねる。平蔵の粋で痛快な生き様が心にささる。

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    2019年05月23日
  • 鬼平犯科帳[決定版](一)

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    言わずと知れた池波先生の傑作。久しぶりの復習。江戸の街並みが浮かびあがり、平蔵の一言一言が染み入ります。まさに名作。
    改めてわかることも。親友左馬之助との会話で、相から判断して平蔵の寿命を五十までと言い切る左馬之助。あと六年と返す平蔵。
    平蔵が第一巻では44才と判明。テレビでは老けてるが、まだ若いんですね。

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    2019年05月20日
  • 人斬り半次郎 幕末編

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    中村半次郎、後の桐野利秋の話である。

    西郷を道連れにして西南戦争を起こした張本人のように言われるが、半分はそうで、半分は違うのかもしれない。本気で西郷を担いで、東京の新政府に物申しに行こうとしたのだと思う。ただ、あまりにも行動が直線的で呆気なくやぶれてしまった。だか、そこが半次郎の愛された所以なのだとかんじる。

    全2巻

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    2019年05月15日
  • 剣客商売十五 二十番斬り

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    ミステリー要素もあり面白く、1日で読み切った。ただし、すべての謎が明らかになるわけでないため、読み終わった後にもやもやした感じが残る。

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    2019年04月01日
  • 剣客商売十二 十番斬り

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    ネタバレ

    読書をしていない訳ではなかったのですが…どうも気が乗らず途中で手が停まる
    そんな一ヶ月を打破したのは懐かしきシリーズ作品でした
    (多分、昔、この巻で力尽きてる ※シリーズ12巻目)

    実家で黄ばんだ単行本と化してヒッソリ佇んでいたところ発見し、改めて読んでみました

    やっぱり面白い
    数ヶ所で現代の作家視点となって作者が述懐する行があるが、今読むと、この手法も却って新鮮ですね
    秋山親子だけではなく、繋がりを考えさせる巻でした
    池波正太郎先生、やっぱ偉大だわ~

    いや~、この感想とも言えぬこの駄文こそが、私らしくて我ながら和む
    こんな日々を続けたいね

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    2019年05月04日
  • 賊将

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    6作品収納。「応仁の乱」。周りにも扱った作品が少ないように、内容が込み入っていてわかりづらい。足利義政の人物像がよくイメージできた。「秘図」の最後の括りがおもしろかった。2019.3.21

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    2019年03月21日
  • 幕末新選組 新装版

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    歴史まったくわからないのに楽しめました。
    わりと資料っぽいのに面白いとかずるい。
    出版年だけ見て古めかしいかなーと思っていたらかなり読みやすい。山田風太郎ほどエンタメ寄りではないけど。
    大局や歴史的事項の説明が入るのが、逆に背景として読みやすくなってる。
    戦闘シーンまでが遠い。でもいいやって思える。この読みやすさ、なんだろうなー。読み直してもよくわからない。
    近藤さんうんざりだぜ、ってシーンが多すぎる。笑
    原田さんがちょっと便利役すぎる。
    それぞれの立場、背景、考え方の幅が広がった。
    歴史の教科書だけ読んで歴史苦手って言ってる学生に読ませたいけど性的な話に潔癖だと衝撃受けそう。

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    2019年01月07日
  • 信長と秀吉と家康

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    信長~秀吉~家康
    の時代的流れがわかる。

    「人間50年。下天のうちをくらぶれば夢まぼろしのごとくなり」  信長

    「つゆとおち、つゆときえにしわが身かな、難破のこともゆめの又ゆめ」  秀吉

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    2019年01月05日
  • 真田太平記(四)甲賀問答

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    秀吉の朝鮮出兵の最中、甲賀から脱出するお江。

    真田家にとってはあまり関係無いからか、
    お江の脱出劇の方が重視されている印象。

    田子庄左衛門と情を交わすお江。
    真田丸のヒロイン、きりは源次郎一筋だったが、
    なかなかに恋多き女である。
    しかし、ドロドロはしていないが。

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    2018年12月19日
  • おとこの秘図(中)

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    おとこの秘図(上)を読み終えた直後、(中)を読み始める前に背表紙を見てしまい、ひどくガッカリしてしまった作品。

    (上)の続きが、
    (どうするんだろう。どうなるんだろう、権十郎……)
    と思っていたドキドキ感が、このネタバレによって一瞬読む気が薄れてしまい、勝手に評価が下がりました。

    お話自体は、さすが池波正太郎氏、なんですけれどね。

    (上)からの続きが気になり、(中)もダレることなく面白く、星4でも良いのですが、この背表紙の記載で星1つ減らしています。

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    2018年11月11日
  • 幕末新選組 新装版

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    歴史小説好きなのだが、池波氏の小説は合うのが無く、新撰組であればと手に取る。永倉新八(江戸っ子剣士、新撰組の中では一番長生きした人でしたっけ?)が主人公になっているものは読んだことが無いので興味深くは読むが、物語としては池波氏の味付けがあまり感じられず、(私が読みとれないだけか?、いや現代の派手小説が好きだから、多少誇張されてないと駄目なのか?)物足りない。

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    2018年11月06日
  • 池波正太郎と七人の作家 蘇える鬼平犯科帳

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    ネタバレ

    土橋章宏の「隠し味」は泣けた。
    諸田玲子の「最後の女」は、平蔵が女と情を交わすのが納得いかなかった。
    逢坂剛はまるで漫画の鬼平しか読んでないようなキャラ作りで好きではなかった。
    あとは概ね良しかな。

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    2018年10月22日
  • 鬼平犯科帳の世界

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    再読前に復習で読めばよかった。
    江戸時代の絵図が参考になる。この広い江戸の地図の上を平蔵や同心、密偵たちが縦横に網を張っていたのかと思うと興味深い。

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    2018年10月15日
  • 鬼平犯科帳<番外編> 乳房

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    ネタバレ

    鬼平犯科帳の番外編とも言えるお話。
    両親がおらず、陰気で不美人でコンプレックスの塊でダメ男にも捨てられたお松さんが、偶然の出逢いから人の縁に助けられ、最後は立派な商家のおかみさんにになるまでのお話。

    人殺しをしたことで人生に対して無欲になったのが良かったようにも思うけれど、やはり良き人に良きタイミングで出会え、その良縁を細く長く生かすだけの強運が彼女あったってことだよね。

    ただ、物語としては、お松さんのお話と鬼平さんの捕り物帳が交互に出て来るので、それらに多少の関係があるとは言え、どちらのお話もやや中途半端に思える感がありました。

    鬼平さんはシリーズ化されているんだから、もっとお松さんの

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    2018年10月06日
  • 鬼平犯科帳[決定版](二十)

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    おしま金三郎
    二度ある事は

    怨恨
    高萩の捨五郎
    助太刀
    寺尾の治兵衞

    決定版になって字が大きくてびっくりする!あと振り仮名が多くて読みにくい。(しかも新装版と振り仮名が違うところある)

    「二度あることは」同心 細川に二度あったことといえば。
    「怨恨」磯部の万吉が再登場。元盗賊 粂原の喜十に振り回される五郎蔵がおまさにからかわれていて面白い。
    「高萩の捨五郎」相模の彦十が高萩の捨五郎を見つかる。久しぶりに本格派の盗賊。

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    2018年10月04日
  • 鬼平犯科帳(十七)

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    序盤は平蔵の判断が後手に回る印象。
    重要かと思っていた繋がりがそうでもなかったり、思わぬ繋がりがあったり。
    タイトル「鬼火」の理由は最後の最後で分かる。

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    2018年10月02日
  • 鬼平犯科帳(十三)

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    熱海みやげの宝物
    殺しの波紋
    夜針の音松
    墨つぼの孫八
    春雪
    一本眉

    「熱海みやげの宝物」湯治で訪れた熱海にて嘗役・馬蕗の利平治に出会う。
    「一本眉」木村忠吾がなじみの店、治郎八にて一本眉の客に気に入られる。一本眉は清洲の甚五郎。目をつけた押し込み先に直前で別の盗賊が畜生ばたらきに入られる。
    盗賊が盗賊を懲らしめる一編。今回は鬼平も出る幕なしだった。

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    2018年09月29日
  • 鬼平犯科帳[決定版](十五) 特別長篇 雲竜剣

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    特別長篇の「雲竜剣」という丸ごと1冊1つのお話でした。
    でも、鬼平さんってそれなりに話が続いているので、別に長いなぁ…とは思いませんでした。

    正しい(?)盗賊さんで、お金のあるところから血を流さずに盗み、そのお金で無料の身寄りのない人のための宿を各地に作り、また、医者としても多くの人を救って来た老人さん。

    こういう人でも仕事柄、お縄にしなくちゃならないから、鬼平さんたちも大変だね。
    でも、今の時代ほど杓子定規で裁くわけじゃないから…な。

    盗賊さんの父・息子。
    鬼平さんちの父・息子。
    人生いろいろ。

    奥さんによって、案外変わったりもするのかな~。
    良い人が奥さんのせいで評判を落したり、ダ

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    2018年09月26日
  • 鬼平犯科帳(十一)

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    男色一本饂飩
    土蜘蛛の金五郎

    泣き味噌屋
    密告

    雨隠れの鶴吉

    「泣き味噌屋」同心 川村弥助と同様、妻を失った小柳が川村の心情を汲んで奔走しているのを想像するとぐっとくる。

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    2018年09月26日