おとこの秘図(下)
  • 最新刊

おとこの秘図(下)

825円 (税込)

4pt

4.0

将軍御狩りの日、暗殺の陰謀を防ぐべく八代・吉宗の身代りとなった五兵衛は、危うく一命をとりとめた。一方、尾張家に荷担、暗躍したかつての剣友・佐和口忠蔵は死んだ。二十年後、五兵衛には、盗賊・日本左衛門との人生最後の対決が待っていた。三河・遠江一帯を傍若無人に荒しまわる、尾張家のはみ出し者らしい……。五兵衛、五十七歳――不屈の魂は、また燃え立った。

...続きを読む

おとこの秘図 のシリーズ作品

1~3巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~3件目 / 3件
  • おとこの秘図(上)
    869円 (税込)
    時は元禄――旗本の息・徳山五兵衛(幼名・権十郎)は、妾腹の子ゆえに父から疎まれていた。剣の修行に明け暮れる十四歳の初夏、侍女への無謀な振舞いがもとで、父子の不和は決定的となった。四年後、道場主の他界を機に、一介の剣士として生きようと同門の浪人剣客・佐和口忠蔵を慕って江戸を出た。父はこの出奔を利用して、執拗なまでにわが子廃嫡の策謀をつづけていた。
  • おとこの秘図(中)
    869円 (税込)
    権十郎が江戸に帰った翌年、五代将軍・綱吉の死を追うように、反目しあった父は逝った。彼は五兵衛秀栄と名を改め、一家の当主となって新たな道を歩みはじめた。結婚を間近にひかえたある日、佐和口忠蔵の異変を聞いた五兵衛は、見えざる糸で佐和口と結ばれているのを知った。時あたかも、将軍位をめぐる紀伊家と尾張家の暗闘がささやかれ、いつしかその渦中に巻き込まれていた。
  • おとこの秘図(下)
    825円 (税込)
    将軍御狩りの日、暗殺の陰謀を防ぐべく八代・吉宗の身代りとなった五兵衛は、危うく一命をとりとめた。一方、尾張家に荷担、暗躍したかつての剣友・佐和口忠蔵は死んだ。二十年後、五兵衛には、盗賊・日本左衛門との人生最後の対決が待っていた。三河・遠江一帯を傍若無人に荒しまわる、尾張家のはみ出し者らしい……。五兵衛、五十七歳――不屈の魂は、また燃え立った。

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

おとこの秘図(下) のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2011年06月14日

    解説:中 一弥
    「……とにかく、池波氏の、文章に乗ってあらわれる男と女の、こまやかな愛情の交わりには、その表現のうまさには、まったくもって頭がさがる。そこには、真を知ってそれを書かず、そして、それ以上のものを読む人の胸に灼きつける、心にくいまでの独特の文章力の持ち主、池波氏の真価がある。私は心からそ...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2011年05月25日

    時代小説。旗本徳山五兵衛の生涯。
     腐女子には身をつままされるお話。
     夜の生活に満たされない五兵衛は夜な夜な男女の交わりを描いた絵巻を見ているのが趣味。
     そのうち自分で描き始め、幕府のおつとめをするようになってからも続ける。
     彼は思う。
    「こんなものが見つかったら身の破滅」だ。
     死後に見つか...続きを読む

    0

おとこの秘図(下) の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

おとこの秘図 の関連作品

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

新潮文庫 の最新刊

無料で読める 歴史・時代

歴史・時代 ランキング

池波正太郎 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す