横溝正史のレビュー一覧

  • 金田一耕助ファイル13 三つ首塔

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    横溝さんの長編は、ハズレが少ない( ´ ▽ ` )ノ。
    本作もまた、ワクワクドキドキ、最後まで一気読み( ´ ▽ ` )ノ。
    変態さん大集合( ´ ▽ ` )ノ。
    が、オチがなあ......

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    2014年04月25日
  • 金田一耕助ファイル9 女王蜂

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    ネタバレ

    小説で金田一耕助を読んだのは初めてです。
    稲垣さん主演のドラマを昔にぼんやり見た。

    初めは読みにくかったが、文章は慣れてくると読みやすく感じた。冒頭の智子が花束を海に投げ込むシーンとか、映像を想像しやすいシーンがたくさんあった。演出力高いなー。
    とにかく、おもしろかったです。犯人より結末が気になって読みました。犯人はとても健気で哀れだと思います。でも真犯人には色々つっこみどころがありすぎて。日下部氏を殺害して、どうしたかったのか。琴絵さんと戸籍上結婚できたのは不本意だったのかとか。いろいろ謎。

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    2014年02月03日
  • 金田一耕助ファイル14 七つの仮面

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    この作品で、角川文庫の横溝正史作品は完全制覇となった。

    金田一耕助が活躍する七編が収められた短編集である。いずれの短編もドロドロした男女の関係が事件を引き起こし、飄然と登場する金田一耕助が事件を解決する。長編となると、さらに家の因習やらが入り混じり、ドロドロのおどろしい展開となるのだが、短編となると意外にあっさりしたものである。

    昭和初期を舞台にした探偵小説。何よりも金田一耕助の人物像が良い。

    中学時代に金田一耕助シリーズが映画化やドラマ化されると欠かさず観ていた。その頃から横溝正史の作品を読み始めたと記憶している。大半の作品は高校時代までに読み終えていたのだが、何故かこの作品だけは未読

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    2013年09月25日
  • 金田一耕助ファイル20 病院坂の首縊りの家(下)

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    読み終わって、ああと溜め息。推理小説としての部分は面白い。あ、同じトリックと思いきや「日本の小説で」なんて自作の題名を出す所もお茶目。そして、人間の心理への観察も表現も繊細だ。ただ、その目は主人公、金田一耕助にも向けられている。だから金田一耕助は超人的な名探偵になれなかった。金田一耕助を愛して心配する人は沢山いるのに、ついに彼の隣に居続けられる人間は現れなかった。それが悲しい。アメリカでも日本に帰ってでも、愛情でも友情でも、彼の隣に誰かがいる様に願う。

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    2013年08月16日
  • 金田一耕助ファイル6 人面瘡

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    お馴染み名探偵・金田一耕助の活躍を描く短編集。それにしても横溝正史の語りの巧さよ!横溝ブームには色々な要因があったろうけれど、この文章の読みやすさ、心地良さがあればこそ、だろう。

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    2013年07月06日
  • 金田一耕助ファイル15 悪魔の寵児

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    読後の後味の悪さでは金田一シリーズ随一だと思う。事件の猟奇性・エログロ性のレベルも相当高い上に、殆ど罪のない人間がバンバン死んでいく。おまけに寝取り(?)描写まである。
    犯人は結構意外かもしれない。しかしエンターテイメント性は低いかもしれない。

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    2013年06月08日
  • 金田一耕助ファイル14 七つの仮面

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    御存知、名探偵・金田一耕助の活躍する短編集。表題作「七つの仮面」は他の選集で金田一ものではない短編「聖女の首」として既読。小説としては「聖女の首」の方が面白かった。ただ、金田一耕助が登場すると何か微笑ましく嬉しくなってしまうのだ。それぞれの短編に人間関係や登場人物の性格に似通った点があるのは多作故のご愛嬌か。エログロ要素が多めなのは時代の需要だろう。ともかく、冷徹なまでの人間観察と温かな慈愛の目が混ざりあう横溝の語り口はリズムがよくついつい先へと読んでしまう。変装したり、粋なプレゼントをしたりする金田一の姿が見られるのも見所。

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    2013年06月05日
  • お役者文七捕物暦 花の通り魔

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    ネタバレ

    お役者文七シリーズ

    釣りの途中川から引き揚げた廿楽から女の死体を発見した文七。被害者は絵師の歌川喜多麿に描かれた3人娘の一人お葉。もう一人の娘も殺害されていた。最後の一人お仙は千寿丸に誘い出され危ういところで命を救われる。千寿丸の正体として浮かび上がった銀之丞。銀之丞は住んでいた寺から追放されていたと言うが・・・。住職の証言と茶店の娘・お君の証言の食い違い。お鶴の死体から発見された贋金。女役者・歌蝶の暗躍。お仙が生きて帰らされた理由。

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    2013年04月22日
  • 金田一耕助ファイル20 病院坂の首縊りの家(下)

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     世の中にはたくさんのシリーズものがある。

     面白くて長く長く続くもの。
     惜しまれながらも終わってしまうもの。
     終わったはずなのに、再び始るもの。
     
     期待通りか、期待はずれか。
     見る側の想い。作る側の考え。
     交錯して、うまく昇華したり、すれ違ったり。

     気に入った主人公のシリーズは、ずっと続いて欲しいけれど、
     惰性で続いていく姿を見たくないのも事実。
     その終わり方、最後の姿をどう決着をつけるか。


     金田一耕助最後の事件。
     馴染みの登場人物。
     垣間見られる積み重なったエピソード。
     散りばめられたそれぞれに、うれしくもあり、
     冗漫さも感じてしまう。

     ベテランアク

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    2017年08月16日
  • 金田一耕助ファイル20 病院坂の首縊りの家(上)

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    ネタバレ

    壮絶。
    タイトルからしてすごそうとは思っていましたが「首縊りの家」の由来?となったお冬さんの事件で発見した娘がこの悔しさを忘れぬようにと母の体にびっしりついた蛆虫を口へ…というのがめっちゃインパクト強い。
    足掛け20年金田一を悩ませることになる事件なうえに、金田一耕助最後の事件です。
    後半にも期待!

    2012/11/25-26

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    2012年12月04日
  • 金田一耕助ファイル19 悪霊島(上)

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    戦後20年経ち、ヒッピーやらフィーバーという言葉が出てきますが、「岡山県の離島」「二派に分かれる島民たち」「アメリカ帰りの成功者」など金田一の定番が登場する作品。
    冒頭がとても印象的で、この事件の大きさが感じられます
    島の人々はそれぞれ過去になにやら抱えている人ばかり
    後半の作品は時代背景もあってかドロドロ感少なめに感じていただけに、これは後半の名作になりそうな予感
    やっぱり金田一シリーズは田舎舞台のほうがいいな~

    2012/11/16-22

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    2012年11月22日
  • 金田一耕助ファイル18 白と黒

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    ネタバレ

    東京の新興団地で行きかう怪文書と洋裁店マダムの殺害事件。
    依頼者の旦那が失踪したり、マダムの素性がわからなかったり、代議士のセンセーも絡んできたり…
    定番の「田舎の名家」とは違うドロドロさです
    謎の言葉「白と黒」の意味がわかるとスルリスルリと犯人、動機がわかってきて爽快!
    複数の人間が複雑に絡み合う事件
    金田一が事件にちょっと演出を加えたり、S・Y先生が登場したりともりだくさん
    でもやっぱり金田一には岡山や兵庫辺りで没落した名家のドロドロな事件を解いていて欲しい笑

    2012/11/14-15

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    2012年11月16日
  • 金田一耕助ファイル13 三つ首塔

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    ネタバレ

    良家のお嬢様が莫大な遺産相続争いに巻き込まれ、ひとりの男の手に堕ちていく様が、なんともお耽美
    そんな自分に嘆きつつも男に惹かれていくお嬢様といくつもの偽名や肩書を持つなんとも頭の切れる男
    むりやり関係を作られたり、会員制の怪しげなパーティに全身タイツで参加させられたりとレディースコミックのようww
    金田一耕助が出てこなかったら昼ドラの原作みたいですw
    テンポがよく、いろいろな事件が起きるので軽く読めるのがイイ
    ラストがちょっと切ないのもまたイイ

    2012/11/03

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    2012年11月03日
  • 金田一耕助ファイル8 迷路荘の惨劇

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    この作品は横溝正史の作品としては後期のものになります。(1975年刊 但し原型となった短編は1956年発表)事件は1950年の秋に起こったことになっています。金田一耕助が名探偵として知られるようになった頃です。読んでいても25年のギャップを感じさせない。今だったら迷路荘の見取り図が貼付されているでしょうね。ある意味現在のミステリーに通じる奇妙な館ものです。展開も面白く一気に読めました。

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    2012年09月10日
  • 金田一耕助ファイル8 迷路荘の惨劇

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    ネタバレ

    迷路のようなお屋敷、美しい奥様、美少年、老婆・・・
    そして、片腕のない不振な男の出現・・・
    相変わらず、おどろおどろしい状況での殺人。

    横溝先生の世界は深いなあ。

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    2012年08月28日
  • 金田一耕助ファイル17 仮面舞踏会

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    ネタバレ

    プロローグに入ってようやくホッとできた。
    これは私的にはちょと・・・。それにしても読むものすべてワンパターンにならないのが凄い。

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    2012年08月18日
  • 金田一耕助ファイル7 夜歩く

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    久々の再読。
    タイトルは夢遊病者の夢中遊行のこと。
    いわゆる叙述トリックものなので詳細は黙秘、なんちて(笑)
    そうした性質から、ファンの間でも好き嫌いが分かれそうな作品ですが、
    奇怪な出来事の連続が一人称でジリジリ綴られていくので、
    読んでいてとても引き込まれます。
    で、語り手のモチベーションがガクッと下がった瞬間、
    ついニヤッと笑ってしまうのでした。

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    2020年10月08日
  • 金田一耕助ファイル11 首

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    金田一モノ短編集。どれも上手く膨らませれば中編~長編にできそうなネタを、上手く途中経過を省略して短編にまとめ上げる構成力が素晴らしい。(そのため、金田一の調査・推理の過程がすっ飛んで唐突に解決する物もありますが、まぁ、それはしょうがない)
    エログロ描写も満載なんだけど、乱歩と違って横溝作品のエログロはドライであまり粘着質な感じがしないのが面白いですな。
    どの短編もそれぞれネタ方向性が違いつつ、金田一らしい雰囲気たっぷりの作品なので、「ちょっと長編に挑むのは大変だけど、短編でさくっと金田一モノ読んでみたい」って人にもオススメかもしれません。

    『花園の悪魔』、『蠟美人』、『生ける死仮面』、『首』

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    2012年06月09日
  • 悪魔の降誕祭

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    久々に、横溝正史の金田一耕介シリーズ。
    読書は、思いも寄らない知識が得られることが多くて、それがネットとは違って好きです。
    ただ、横溝正史の書く小説ってのはほぼ必ず女性が犯人なわけで、作者の何か怨念みたいのを感じずには入れない。
    女性に何か暗い思い出があるのでしょうね、きっと。

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    2012年06月04日
  • 悪魔の家

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    金田一耕助シリーズのような物語を彩る仰々しいまでのおどろおどろしさはなく謎解きやストーリー展開は凡庸と言って良いほどの他愛のないものばかりだけれど、その分ラストに温かみや救いがあってこれはこれで面白いし、「薔薇王」の美樹子のツンデレっぷりが愛おしい。

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    2012年05月06日