【感想・ネタバレ】金田一耕助ファイル6 人面瘡のレビュー

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Posted by ブクログ 2015年09月13日

横溝正史の金田一シリーズ短編集。
金田一シリーズは長編は結構読んでいるものの短編はあまり触ってなかったなぁ、と今回購入。
やはり横溝正史の世界はいいですね…短編でも伝わる怖さ。
「湖泥」では小さな村の閉塞感とそこに渦巻く嫉妬のドロドロとした恐ろしさ、蜃気楼の情熱では孤島の屋敷に住む人に対する嫉妬に絡...続きを読むむ殺意、人面瘡でも姉に対する嫉妬から始まった殺人と嫉妬が絡む話が多いですね。
そういえば「蝙蝠と蛞蝓」も隣人に対する嫌悪とその嫌悪する人物に対する嫉妬があったような描写がありましたね。
最初の「睡れる花嫁」だけが嫉妬が絡んでいない話でした。
その分犯人の冷静さと異常さが浮き彫りになっていた気はしますが…。

次は「首」を購入予定。

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Posted by ブクログ 2023年05月25日

5作の短編集。短編を読むのは初めて金田一シリーズの短編を読むのは初めて。どれも面白かったです。金田一さんや磯川警部の活躍がいろいろ知れて満足。

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Posted by ブクログ 2022年01月30日

別の本でも同じような感想を書きましたけど、金田一耕助ものの短編集で、長編とは違う魅力がありながら、安定のおもしろさで一気に読んでしまいました。
「人面瘡」という短編も佳作でしたが、題名にはしない方がいいと思うなあ。

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Posted by ブクログ 2018年05月13日

表題作含めて5篇の短編集。

個人的に、「湖泥」「蜃気楼島の情熱」「人面瘡」の、“with磯川警部“3篇が好きです。
特に「蜃気楼島の情熱」では、金田一さんに抱きつく等、“金田一大好き”な警部がお茶目に見えてきました。

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Posted by ブクログ 2015年11月13日

5つの短編から成り立つ金田一耕助シリーズ作品でした。この作品に限らず金田一シリーズは、女性が怖い(裏の顔がある)というシチュエーションと、義眼と夢遊病という話が横溝正史が好きなシチュエーションなのかもしれないということを学びました。今後の話では、あまりないのかもしれませんが・・・

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Posted by ブクログ 2015年08月13日

横溝正史の短編ミステリ小説。

短編は、ダラダラ感が無くて、一球入魂なのもあって、質が良ければとても面白いです。
本作は◎。

表題作の『人面瘡』もいいのですが、本格ミステリのバイブルとも言われている『蜃気楼島の情熱』が一番印象深いですね。

実際には、なかなかできないだろうけど、本格的なトリックで...続きを読む、謎解きは気持ちよかったです。

ここまで読んできた金田一耕助は陰気で気持ち悪い話が多くて、重苦しい感じだったんですが(まあそ
れが金田一耕助らしさなんですが)、この小説は短編ということもあって、その辺りの要素も薄まっていて少し軽い感じでした。

ちょっと語弊があるかもしれないけど、『金田一少年の事件簿』的な感じ。
面白かったです。

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Posted by ブクログ 2014年07月20日

眠れる花嫁、湖泥(こでい)、蜃気楼島の情熱、蝙蝠(こうもり)と蛞蝓(なめくじ)、人面瘡の5編を収録。

湖泥のラストにおいて、とある証拠品で犯人を揺さぶる際のトリックは、孫の金田一少年も使ったことがありますね。

蝙蝠と蛞蝓は、自分が書いた殺人シナリオが、いつの間にか実行されてしまうという『八つ墓村...続きを読む』のエッセンスのひとつをコミカルに描いており、なかなか愉快です。

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Posted by ブクログ 2014年05月11日

それぞれ長編に匹敵する、濃度の濃い短編集( ´ ▽ ` )ノ。
等々力警部でなく磯川警部が金田一の主な相棒( ´ ▽ ` )ノ。
表題作、人面瘡は出さなくてもよかったかな? まるっきりブラックジャックだったけど( ´ ▽ ` )ノ。
しかし、時代が時代とはいえ、身体障害者差別がすごいな

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Posted by ブクログ 2013年07月06日

お馴染み名探偵・金田一耕助の活躍を描く短編集。それにしても横溝正史の語りの巧さよ!横溝ブームには色々な要因があったろうけれど、この文章の読みやすさ、心地良さがあればこそ、だろう。

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Posted by ブクログ 2012年02月03日

今回は短篇集ということで、長編で感じるような あのまとわりついてくる恐ろしさ(丑三つ刻に突然襲われる恐怖、ゾッとする感じ。)は少なかったけど、やはり横溝作品は私に合っているとみえて、引きこまれ、楽しめた。読みやすい。

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Posted by ブクログ 2011年11月29日

金田一耕助が活躍する5編を収録した短編集。
短編でも、金田一の推理は健在!トリックも
各短編が鮮やかで飽きさせることがない。

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Posted by ブクログ 2011年07月22日

「わたしは、二度妹を殺しました」 タイトルより中身の「蝙蝠と蛞蝓」のほうが印象に残っています。あら、どちらも虫編・・・

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Posted by ブクログ 2023年11月10日

金田一耕助シリーズ6冊目、中短篇集。『睡れる花嫁』、『湖泥』、『蜃気楼島の情熱』、『蝙蝠と蛞蝓』、そして表題作『人面瘡』の5篇が収録されている。

戦後の混乱期、閉鎖的村社会、人々の愛憎・嫉妬等を背景に描かれるミステリー5篇。決して楽しめなかった訳ではないが、他のシリーズ作品と比べると一歩物足りない...続きを読むか。中短篇集ということで、コンパクトで読み易かったが、残念ながら唸らせられるような物語はなかった。

それにしても1冊で2回も殺害される「由紀子」さん(別人)。横溝御大にとって「由紀子」という名前には何か特別なものがあるのか・・・と、安直に考えてみたり。

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Posted by ブクログ 2022年07月01日

「横溝正史」の短篇集『人面瘡』を読みました。

「横溝正史」作品は昨年10月に読んだ『犬神家の一族』以来ですね。

-----story-------------
「わたしは、妹を二度殺しました」。
金田一耕助が夜半遭遇した夢遊病の女性が、奇怪な遺書を残して自殺を企てた。
妹の呪いによって、彼女の腋...続きを読むの下には人面瘡が現れたというのだが…。
表題他、四編収録。
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本書は、1949(昭和24)年から、1954(昭和34)年に発表された「金田一耕助」シリーズの短篇ミステリー5篇で構成されています。

 ■睡れる花嫁(原題:妖獣)
 ■湖泥
 ■蜃気楼島の情熱(原題:堕ちたる天女)
 ■蝙蝠と蛞蝓
 ■人面瘡(原題:支那扇の女)


『睡れる花嫁』は、近隣の家屋から離れ、亭々たる杉木立に囲まれた不気味なアトリエで、警邏中の巡査が殺害される事件が発生し、アトリエには花嫁衣裳に身を包んだ女性の死体が残されていたという、猟奇的な事件を扱った物語、、、

そのアトリエは、現在は空き家となっているが、以前は、画家の「樋口邦彦」が住んでおり、彼は妻が病死したあともその届けを出さず、床に寝かせてその身体を愛し続けるという異常な行為に及んだ場所だった。

「樋口」は、実刑を受けて刑務所に服役していたが、一カ月前に出所していたことから、容疑は「樋口」に向けられる、、、

真犯人は「樋口」の異常な行為の発見に関わった意外な人物でしたが、死体愛好(ネクロフィリア)という異常な性癖を持つ男が、その満足を得るためのみに女を殺し、死体を作りだすという異常性、猟奇性に、嫌悪感を感じてしまう作品でした。

まっ、「横溝正史」らしい作品なんですけどね。



『湖泥』は、岡山の僻村を舞台に、対立する二つの名家の愛憎を絡めた殺人事件を「金田一耕助」が解決するという物語で、舞台も犯罪の状況も王道的な「横溝正史」作品、、、

この地域で力を持っており反目し合う「北神家」と「西神家」… その両家の息子たちが好意を抱いていた「御子柴由紀子」は、結婚相手として「北神浩一郎」を選んだが、その後、隣村で祭りが開かれ夜に行方不明となる。

その後、「由紀子」は、村の外れで牛馬同然の生活を送る敗戦ボケの「北上九十郎」の小屋で死体として発見され、同時期に行方不明となっていた村長の妻「秋子」も、村外れの山中で死体として発見される、、、

村人の当夜の行動を確認した結果、婚約者の「北神浩一郎」や、そのライバルだった「西神康男」、村長の「志賀恭平」等の不審な行動が浮かび上がるが、その背後には狡猾な犯人よる奸智な犯行計画があった。

閉鎖的な農村を舞台にした憎悪や怨恨、嫉妬、反目… それらが原因となった姦通、暴行、殺人… 「横溝正史」らしい作品でしたね。



『蜃気楼島の情熱』は、『湖泥』と同じく岡山が舞台… 瀬戸内の沖合いに浮かぶ、蜃気楼のような小島に建てられた竜宮城のような屋敷での怪事件を「金田一耕助」が解決するという物語、、、

「志賀泰三」は新妻の「静子」とともに、その屋敷で暮らしていた… 「泰三」が親族の通夜で故人「村松滋」の遺言として、あることを告げられ、心身が不安定な状態で帰宅した夜、「静子」が殺害される。

「泰三」は、かつてアメリカに在住しており、現地で結婚していたが、妻を殺害されたという経験があり、その事件も含め、嫌疑は「泰三」に向けられる… 「金田一」は故人「村松滋」の遺族の不審な行動に気付き、捜査を始める。

小島での殺人事件ということで、密室性があったのですが、「金田一」が、そのトリックを見事に暴きます。

成功者への羨望や嫉妬が動機となった事件でした。



『蝙蝠と蛞蝓』は、比較的軽めな内容のミステリー作品、、、

同じアパートに引っ越してきた蝙蝠のような男「金田一耕助」と、隣家に住むメソメソして陰気で蛞蝓のような女「お繁」… この二人のことを嫌う「湯浅順平」は、この二人が登場する小説を書くことで大いに溜飲を下げる。

その小説は、蛞蝓女「お繁」が「湯浅」によって殺され、蝙蝠男「金田一」がその罪をかぶって、死刑になるという物語であったが、、、

それから半月程がたったある日、「お繁」が本当に何者かによって殺され、例の小説が犯行計画書と誤認され警察に捕縛されてしまう… 「湯浅」が嫌っていた「金田一」が、事件を解決し、「湯浅」の潔白を証明するという内容でした。

少しコメディタッチのミステリーって感じでしたね。



『人面瘡』は、またまた岡山が舞台… 僻村、孤島の次は山間の温泉宿で発生した事件を、骨休みとして滞在していた「金田一耕助」が解決する物語、、、

宿の若主人「貞二」と結婚の約束をしていた女中の「松代」が毒を飲んで自殺未遂を起こす… その後、「松代」の妹「由紀子」が稚児が淵で溺死体として発見され、夢遊病の症状を持つ「松代」は自分が殺害したと証言する。

「松代」の謎めいた半生と、その身体にある人面瘡の秘密が、明らかになるに連れて、真相が徐々に判明する… 「金田一」の推理というよりも、登場人物の証言により真相が明らかになるという展開でしたね。



それぞれ愉しめましたが、ちょっと物足りない感じ… 「横溝正史」作品は長篇の方が面白いですね。

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Posted by ブクログ 2021年10月08日

 すっかり気に入って読み継いでいる横溝正史4冊目。本巻には5編の金田一耕助シリーズの短編が入っている。執筆年は1947(昭和22)年から1960(昭和35)年。
 何となく、横溝正史を好んで読みまくるというのは、何やら淫靡な趣味のような感じがする。淫靡と言ってもそんなにエロくはないけれども、当時とし...続きを読むてはあからさまに性交を扱った作風として、同時代においてやはり淫靡な世界と扱われたのではないか。それに加えて、おどろおどろしい怪奇趣味。本巻に収められた短編には、屍姦とか、作者にとってグロく思われたらしい「義眼」が複数回出てくる。
 しかし、このように短編の体裁の中に本格推理の構成をもってくるとなると、複雑なプロットを急いで進めなければならないので、そんなに「雰囲気」に浸ってはいられない。トリックと種明かしに相当な分量を取られるから、本格推理の短編小説は、お決まりのフォームを手際よく機械的に展開した、アイディア一発勝負で行くしかないといった観がある。
 この短編集はそうした「大急ぎ」の印象が強く、ちょっと情趣や物語の推移の面白さが、いくぶん抑えられてしまっているように感じた。
 それにしても、金田一耕助シリーズはやたらと岡山県に行く話が多いようだ。作者は神戸出身のようだが、よほど岡山県が気に入っていたのだろうか。

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Posted by ブクログ 2021年04月13日

確かにあの折り目の取れかけた袴に、マントを羽織った姿は蝙蝠に見えなくもない。
割と女性好きする金田一耕助ですが、若い男性から見たらこんなふうに見えるのかもしれません。

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Posted by ブクログ 2017年07月28日

金田一耕助シリーズの短編集。5本。うち「湖泥」は「貸しボート十三号」、「蜃気楼島の情熱」は「びっくり箱殺人事件」に入っていた物を再編。2行くらい読んだところで、読んだことがあることに気づいた。同じ角川文庫の同じ横溝シリーズにこういうことをするのだな。

さて、最初3編(再録2本含む)は、女性の死体と...続きを読む添い寝してという話なので、そういうのをわざと集めたのかと勘ぐったりする。「湖泥」は個人的にも好きな作品だから良いとして、「蜃気楼島」は再録するほどいい作品かな?もう一つは、横溝版「盲獣」かと思いきや…という作品。これは良い。

残り2本のうち「蝙蝠と蛞蝓(なめくじ)」は、主人公視点を別の男に据えて、金田一が事件を解決してくれるという新鮮なもの。表題作はやや無理がある話。

他の本に未収録のとても短い2本は印象が強かったのだけど、だったら2本も重複してほしくなかったなと言う印象。

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Posted by ブクログ 2016年12月26日

短編集で本陣殺人事件で出会った磯川警部との絡みの多いマニアにはたまらない作品集だと思った。でも、わりと使い回しのネタというかたぶん、長編を書くための布石みたいな感じかなと思う。横溝正史は同じモチーフを繰返し使う。それにも、何か意味があるのかもしれないと考えたり。ひとり横溝正史祭ちゅうなので他の物も読...続きを読むんでいるから余計にそうおもうのかもしれない。

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Posted by ブクログ 2016年12月11日

横溝正史の短編を読んだのは初めてかも。こじんまりとしているのは仕方がないが、それなりにどのトリックもしっかりとしていた。

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Posted by ブクログ 2016年12月04日

ただれた人間関係!
おぞましい猟奇趣味!!
ソンナアホナな真相指摘!!!

うーん、いつも通り(  ˘-˘  )←褒めてる

金田一シリーズって、立て続けに読んでも食傷しそうでしないのはいいんだけど、1度金田一マイブーム途切れると一つ前に読んだ作品の内容もうろ覚えなのよね(っ'ヮ'...続きを読む;c)なんでや



【内容まとめ:テキトーにまとめたのに疲れた(っ'ヮ'c)大分前に読んでるから間違ってる部分あるかも(っ'ヮ'c)←←】

◎睡れる花嫁…愛する妻の体を死後も愛で続けた男が刑務所から出所した直後、病院から若い女の死体が盗まれる事件が発生。男が逮捕前に住んでいたアトリエから、盗まれた死体が発見され、事件は男の再犯ということに落着しかけるが…。

◎湖泥…村の有力な家筋の跡取りたちが嫁にもらおうと争っていた女が、祭りの日に失踪した。真相究明に乗り出した金田一探偵は、やがて無残な姿に成り果てた女の骸を発見するが…。

◎蝙蝠と蛇蝎…金田一耕助という男に濡れ衣を着せるという内容の小説を書いていた「おれ」に、何と本物の殺人事件の下手人の嫌疑がかかる。その疑いを晴らしたのは、「おれ」が面白おかしく「蝙蝠男」と形容した金田一耕助その人だった。

◎人面瘡…「妹を二度も殺してしまった」ーー妹に恋人を奪われた女の体に出来た、奇妙な人面瘡。夢遊病状態の女を目撃した金田一耕助が指摘した真実とは。

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Posted by ブクログ 2016年06月02日

『ひとり横溝正史フェア』久しぶりの今回は「人面瘡」。
こちらも読んだことがないもので、今回のフェアにあたり本屋さんで購入してきた。
正直に言って、また地雷踏んだらとヒヤヒヤしながら比較的安価だったので、これなら失敗しても被害は小さいと言い聞かせて購入。こういう気の小さい選択が死を、じゃない失敗を招く...続きを読むかもしれないけれど。

五篇の短編集。
収録された作品は全体として傾向が似ており、死体愛好と義眼を扱う作品が多い。
小品であるので、意外性も少なくこぢんまりした印象。
表題作「人面瘡」、「蜃気楼島の情熱」は小品であってもきちんとトリックもあり面白く読める。
また、「蝙蝠と蛞蝓」では主人公が小説を書くことと、隣人が金田一耕助なため、その主人公が横溝正史なのかと期待したら違っており深読みしすぎた自分に苦笑した。

そこまで腹も立たず、ガッカリもしなかったので『ひとり横溝正史フェア』厳密には『ひとり金田一耕助フェア』をボチボチ継続することにした。
そんなひといるかどうか、いても少数でしょうが、安心してください、履いてますよ。当然です。
安心してください、読んでますよ。やや古。

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Posted by ブクログ 2013年09月26日

金田一耕助シリーズの短編集。
短編集は初めて読んだけど、一話一話引き込まれて夢中で読んだ。
全話面白かったけど、一話一話をもっとじっくり読みたいと思ってしまった。
私は、長編の方が好きらしい。

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Posted by ブクログ 2012年11月27日

『睡れる(ねむれる)花嫁』は、あるアトリエで起こった昔と今の事件をテーマにしたミステリー
『湖泥』は、ある田舎にある北神家と西神家の対立を背景に起こった殺人ミステリー。
『蜃気楼島の情熱』は、あるアメリカ帰りの紳士が竜宮城のような建物を沖の小島に建て、そこで起こった殺人事件。
『蝙蝠と蛞蝓』は、金田...続きを読む一耕助を怪しむアパートの住人が嵌められた殺人事件。
『人面瘡』は、姉が妹を2度殺したと訴え、その直後妹が死体で発見されたミステリー。

どれも似たようで、それぞれのストーリーがあって、すべて楽しめて読めました~。
今時の科学捜査でなく、金田一の頭脳で事件を解決するところが読んでて面白い。

しかし、私の金田一耕助のイメージって、「のっぽさん」なんだけど。。。。変かな?

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2012年10月28日

短編集。
好きな磯川警部が頻繁に出てくるのがイイ!
短編でさくっと読めるのは気軽でいいのですが、
やっぱりドロドロぶりは健在
特に「睡れる花嫁」、「湖泥」と死姦モノが続くので重いです
『蜃気楼島の情熱』にもチラリとそういった描写が…

1番短いのに印象深いのは「蝙蝠と蛞蝓」
八ツ墓村もそうでしたが、...続きを読む登場人物視点もいいですね
金田一耕助の出番は少なくなってしまいますが

2012/10/27-28

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Posted by ブクログ 2009年10月31日

読みやすい!
そして金田一耕助がこんなに可愛い男だったとは。
どれも読み応えあり。なかでも蝙蝠と蛞蝓がよかった。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

この小説はホラー小説ではないわけだから、すぐにピノコ状態なんだな、って事は予想がつく。献身的で真面目な姉の松代、小悪魔系の妹由紀子。簡単に小悪魔系にのめりこむ男に、何を安心して嫁ぐつもりなんじゃ!?と、思わずにはいられない。

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Posted by ブクログ 2009年12月31日

短編集。やっぱり耕さんは魅力的だなぁ!
不運な美女、たくさん出てきます。蝙蝠男の話が面白かったです。人面瘡はあんまり関係なかったなぁ。でもオカルトで片付かなくてよかったです。さすが。

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