無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
Posted by ブクログ 2024年01月16日
今年初読みの金田一。年内に〈金田一耕助ファイル〉を読破しようかなと思ってます。
今回は短編集。『生ける死仮面』『花園の悪魔』『蝋美人』『首』の4作。
短編はあっさり描かれてるから、直ぐに内容は忘れてしまいそう。だけど、読んでる瞬間は楽しめる。この時代の感覚は今のとだいぶ違うから、自己投影とかせずに現...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年06月09日
金田一モノ短編集。どれも上手く膨らませれば中編~長編にできそうなネタを、上手く途中経過を省略して短編にまとめ上げる構成力が素晴らしい。(そのため、金田一の調査・推理の過程がすっ飛んで唐突に解決する物もありますが、まぁ、それはしょうがない)
エログロ描写も満載なんだけど、乱歩と違って横溝作品のエログロ...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年06月30日
四篇からなる短編集。
こちらも今回の『ひとり横溝正史フェア』ではじめて読む作品。
横溝正史はどちらかというと長編でこそ本領発揮する作家のようで、短編の出来はいささか物足りない。
この短編集でもそうで、横溝正史らしい世界観の構築が不足しているように思う。「生ける死仮面」では死体愛好、「蝋美人」では復...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年09月06日
長編、殊に映像化作品においては、金田一は単独の探偵で、ホームズに対するワトソンのような所謂「助手」はいないと感じられる。
ところが、本書のような短編においては、バディとしての磯川警部や等々力警部の姿が、鮮やかに浮かび上がってくるのである。
長編においても(読み直してみれば)彼らの協力が、事件の解明...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年08月18日
金田一ファンというより、杉本画伯の描く横溝世界に惹かれて古本屋さんを歩き回って集め、事件年代順に読むという金田一祭りを一人開催中。やっぱり、寝苦しい夜は横溝だなぁ。
読んだ本は、昭和51年発行の杉本画伯が表紙を飾る文庫版でタイトルは「花園の悪魔」。表紙絵は表題作の犠牲者がおどろおどろしく描かれてい...続きを読む
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。