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Posted by ブクログ
1974年。再読なんだが、厚手の本だったことしか覚えてない。「江戸川乱歩に捧ぐ」と書いてある。
昭和35年(1960年)。作者にしては新しい年設定だが、やはり戦前を引きずる。元華族とかねー。
舞台は軽井沢。軽井沢ゴルフ大会(この時代はコンペとは言わないらしい)マーカーは赤い毛糸。
東北出身者が多く、ズーズー弁は作者はわからないということで記載はない。昔東北に行ったとき何言ってるがわからず、ニュアンスで受け答えした。ハワイ行ったとき、東北より日本語通じる!って思った。いろえんぴつ、えろいんぴつ。いえ、私は東北好きですよ。
人生は仮面舞踏会。人間関係がもつれて把握が難しいが、個人的には余韻が良い。
Posted by ブクログ
四人もの男と結婚を繰り返してきた美貌の女優。その夫だった男が次々と死を遂げていく。そしてまた一年、再びすべての関係者が揃い、元夫が殺された。
登場人物が多く、その関連を描いていくのに、多少導入部のもたつきを感じる。が、その分読み進めていくと、ボリュームに読み応えがある。
多くの登場人物が「こんな人だったのか?」と思わせる裏の顔、秘密を抱えており、そのあたりがタイトルとなっているようだ。
「本陣殺人事件」などの田舎での事件とも、都会での事件とも違う、軽井沢という舞台。台風という設定も面白い。
ユーモアある描写が多く見られるのは、だいぶ後半の作品だからか。
Posted by ブクログ
久々に600ページ近い大作を読破。手が疲れますが、だんだん栞が進んでいくのが楽しい。
というわけで、ちょうど10冊目の金田一耕助ファイルですが……これまで読んだミステリーの中で最もといっても過言ではないくらい複雑な人間関係でした(^^;
そもそも、「映画女優・鳳千代子」には過去4人の夫がいる、というのに興味を惹かれたのですが、まあこれがややこしい!
変な話、全員亡くなっているなら話は簡単なのですが(ひどい)、作中で起こる事件によって一人二人と消えていくので、最後の最後まで慎さんと津村さんで混乱してしまいました。そこに輪をかけて、次の夫候補である飛鳥氏の身内にも側近や忘れがたみがいるわ、警察サイドも日比野警部補に狸刑事に等々力警部に県警の山下警部と多いわ、さらにさらに謎の田代君まで出てくるからもう大変。
映像化したらさぞキャスティングにやり甲斐があるでしょうが、さすがに枝葉が多すぎたのでは……?な感が否めません。
それでも、退屈することなく読み進められるのはやはり横溝先生の温かな文体によるものだよなぁなんて思っていたのですが、エピローグがなぁ、ううむ。ちょっとついていけず……。
というか、軽井沢で豪華絢爛な仮面舞踏会が見られると思ったのにな。。
やいやい言いましたが、既読の作品に比べると気の抜けた会話も多く、かつて軽井沢で見られたであろう上流階級の方々の様子を垣間見ることができる、新鮮な読書体験ができました。
ちなみに本書でいちばん好きなのは、登場人物紹介の「みなさん先刻お馴染みの、もじゃもじゃ頭の探偵さん」です(・∀・)暗闇の中でピアノを奏でるシーンもロマンチック。
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