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獄門島――江戸三百年を通じて流刑の地とされてきたこの島へ金田一耕助が渡ったのは、復員船の中で死んだ戦友、鬼頭千万太に遺言を託されたためであった。『三人の妹たちが殺される……おれの代わりに獄門島へ行ってくれ』瀬戸内海に浮かぶ小島で網元として君臨する鬼頭家を訪れた金田一は、美しいが、どこか尋常でない三姉妹に会った。だが、その後、遺言通り悪夢のような連続殺人事件が! トリックを象徴する芭蕉の俳句。後世の推理作家に多大な影響を与えたミステリーの金字塔!!
カバーイラスト/杉本一文
※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
Posted by ブクログ 2023年08月21日
おおっと!
これは想定外のラスト!!(๑°ㅁ°๑)✧
戦友で、復員兵である鬼頭千万太が復員船で金田一耕助に遺言を託す。
瀬戸内海の小島『獄門島』へ行き、妹達が殺されるのを阻止してほしいと。
獄門島で起こった連続殺人事件には、共通点があった—。
金田一耕助シリーズ第3弾!
第3弾!
…...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年05月04日
「惨劇の夜は霧のふかい朝となって明けた」
相変わらず章の出だしが格好良い。
再々読だが、読みやすく、結末がわかっていても楽しめる。最初から伏線も散りばめられ、「そう、これこれ」とか頷きながら読む。途中で分かったとしてもこれはこれで良いのである。
「月影を砕いた波が、いぶし銀のように底光りしてい...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年11月24日
これは…!すっかり油断してた…!
こんなに面白かったなんて。
島全体や島民に漂う不気味さ。終戦直後という時代背景。底なし沼にはまっていくかのような恐怖感と重苦しさ。それらを緩和してくれる金田一耕助という愛嬌と知性と人情性。
洗練されたバランス感覚に畏怖の念さえ覚える作品だった。
金田一耕助ファ...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年06月21日
文庫の帯にある綾辻行人の『「奇跡の一作」と讃えたくなる大傑作』の一言は全く大袈裟でなく、「悪魔の手毬唄」と並び、日本の推理、探偵小説の歴史に残る大傑作と言って過言ではないだろう。島民のほとんどがかつての海賊、流罪人の子孫とされる島が舞台。その島でおこる三姉妹の連続殺人。そして俳句に見立てた死体現場の...続きを読む
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