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「我、近く汝のもとに赴きて結婚せん」という奇妙な手紙と佝僂の写真が、古神家の令嬢八千代のもとにまいこんだ。三日後に起きた、キャバレー『花』での佝僂画家狙撃事件。それが首なし連続殺人の発端だった……。因縁の呪いか? 憎悪、貪欲、不倫、迷信、嫉妬と、どす黒い要素が執念深くからみあって、古神家にまつわる、世にも凄惨な殺人事件の幕が切って落とされた!! カバーイラスト/杉本一文
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Posted by ブクログ
金田一耕助シリーズ7冊目。『悪魔が来たりて笛を吹く』と同様、タイトルは知っていたが、内容は全くの初見。 首なし連続殺人事件。「夢遊病」や「佝僂病」等、特異な性質を持った人々と旧家の爛れた内情、妬み・憎悪・因縁が絡み合い、先入観で読者を陥れる―――。 『犬神家の一族』、『八つ墓村』、『獄門島』等と...続きを読む比べると(自分の中では)知名度が一つ落ちるので、ぼちぼちの期待感で手に取ったのだが・・・いやはや、自分の中の金田一耕助シリーズNo.1が変わりましたわ!まさか、こんなトリックを仕掛けてくるとは夢にも思わなかった・・・。(推理小説としては反則級のトリックだが、これはあくまで「事件簿」なのでね。) これが1948年(~1949年)の作品!?時代が流れても色あせることのない傑作!
ゆったり横溝正史を読み直そう!まだまだ寿命が残っていると信じて!(嫌な言い方すな)の回です というわけでこれまた名作中の名作『夜歩く』を読み直しです!もう一緒に歩いちゃいますよ!(そんな話しでない) 恐らく2、3回読んでるはずなんですが、狂おしいくらい覚えてないw でもそのおかげでしっかり堪能で...続きを読むきたので、むしろそんな自分が愛おしい まぁさすがに終盤で思い出しましたけどね もう、業界で言うところの「全部のせ」です(なに業界よ) チリンチリン♪「オーダー!全部のせ〜」です 実は金田一耕助シリーズ3作目なんですが、3作目にしてめちゃくちゃ乗せてきやがってるのよ!初期だからできた暴挙とも言える 正史思い切ったなっていうね 設定にしろトリックにしろこれでもかって詰め込んできてます 元華族の古神家に洋風の館、事件を予告する手紙、佝僂、夢遊病、兄妹ではないと思われている兄妹、兄妹と思われている男女、日本刀、岡山県鬼首村、顔のない死体、謎の女、アリバイトリック、そして…まぁこれ以上並べるとがっつりネタバレになるのでやめときますが、とにかくまだまだ乗せてきますからね それでいてこのボリュームでうまくまとめてるのがほんと凄い! ただまぁあまりに詰め込みすぎて金田一耕助はただの説明係になってますけどね いやでもほんと今の子たちにも読んでほしいわ〜正史読んでほしいわ〜 次はなに読もうかな〜♪
物語の面白さと結晶のような完成度に圧倒されつつ、頁を閉じた。 冒頭の技がすごい。のっけから事情のわからない長い台詞。会話が続き、なんだなんだと読んでいくうち、おどろおどろしい殺人事件にあれよあれよと巻き込まれてしまう。視点の工夫から読み手は目撃者になる。金田一の登場にほっとした。 「イヤミス」に代...続きを読む表される現代ミステリーをプラスチックとするなら、横溝正史の推理小説は樹木。忌むべき内容なのに、どこか潤う。日本の原風景がみえるからか。 この作品は横溝が自信喪失の中で書いたものらしい。それを念頭に読むと心に迫るものがある。 読んでよかった。
戦後間もない頃の、旧家の殺人事件。登場人物がどいつもこいつもどこかしら病んでいて、これだよ~~とわくわくしながら読み進める。金田一は中盤からしか登場しないけど、相変わらずの好人物で和む。 まったく予想してなかった終章の展開には興奮した。久しぶりに好みにドストライクぶっささる本を読んで、満足です。 こ...続きを読むの本、近所のダイエーの本の交換所コーナー(読み終わった本3冊→1冊に交換できる)で手に入れた本です。こういうのに出会えるからやっぱ読書は最高だな。
初めて読んだときの衝撃がすごくて、 わたしの中で"どんでん返し"と言えばこの本です。 びっくりしたー!!
読んでタイトルに納得。そういう意味だったのですね!このネーミングセンス好きです。最後の方になって似たようなパターンのお話を思い出しましたが、それまですっかり騙されてしまいました。面白かったです。
もう、タイトルからしてなんか怖いもの。 雰囲気抜群だ。 半分過ぎにやっと探偵登場。 なるほどなるほど。そっちだったか。
そんなんあり?それはわかんないよ!て思いました笑 夢遊病がモチーフになってるのはこの時代よくあるけど、今の時代じゃむずかしいですね。
読めども読めども金田一が登場せず、「おや、金田一シリーズではなかったか?」と思った頃に登場。身内ではない外部の人目線から見た金田一耕助は、かなり頭が切れるが故の不気味さがあり新鮮だった。 本作は横溝版クリスティの某有名作品。クリスティ既読の方も未読の方も、予備知識なしに読んでいただきたい。犯人は...続きを読む彼かと思いきや、最後まで騙された。しかし、警察に捕まらないために、2人(3人?)も殺すなんて。しかも本当に殺したかった人間は殺せなかった犯人って一体…。ラストに喋りすぎて目的完遂できない所がお約束で、ふっと笑える。
さまざまな精神、肉体的疾患を持った人が旧家に集まるなか殺人事件が発生。犯人だけでなく被害者探しも重要なポイントかと思って読んでいたら、終盤はまさかの展開。ドラマなどで話が広まる前に自分の目で読むのがおすすめ。
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