横溝正史のレビュー一覧
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幽霊男
探偵VS怪人は古典ミステリーの醍醐味の一つであり、探偵が怪人に誘拐された美女を助けてというのは一種のジャンルの様なお約束である。
今回、ヌードモデルの事務所に歯が三本しか無い奇妙な見た目の「幽霊男」が現れ、彼が次々とヌードモデルを攫い連れ去り、見るも無惨な殺人を重ねていく。「幽霊男」はあらゆるトリックを駆使しながら警察達を嘲笑い、世間を恐怖に落とす。
一方、金田一耕助は前半の終わり頃から登場し、「幽霊男」と相見える。一連の争いがありながら終盤、耕助は驚きの真相に辿り着く。
物語の構成自体が奇妙奇天烈な様相で、中盤後半から終盤にかけてまるで全く違った話の様に転換してしまう。中盤 -
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ネタバレ迷路荘の惨劇
犯人の最後は自業自得だと言えるが、あまりにも衝撃的であり、陰鬱な結末である。最後、畳みかけと言うよりは、無理に話を進めたような印象があり、もう少し結末の部分は丁寧に描かれても良かったように思う。登場人物のミスリードについては様々なミステリーで用いられる手法であるが、今回も怪しい人が実は被害者であり、被害者だと思われていた人が実は加害者であると言う、形がとられている。最後犯人の名前さえ使わずに謎解きをされる様子はとても新鮮であったが、筆者までもがまるで犯人を憎んでいるような描写なっており今まで経験したことのないような良印象を受けた。このような書き方は壮絶な事件を起こした。犯人の結末 -
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ネタバレう~~ん、超有名作ですが自分としてはあんまり、でした。
■要素
①ランダム性
1)丑松は、毒入りではないカプセルも持っていたが、毒入りのカプセルを辰弥の目の前で飲み死んだ
2)久弥は、他人に自分が飲む薬を選ばせたが、どうやって毒入りの薬を飲ませたのか
3)港禅は、本膳のうち1/2の確率で毒入りの方の酢のものを食べたが、どうやって1/2を引かせたのか
について、「どうやったんだろう」というのがワクワク面白ポイントなところ、「たまたまでした」という結論は、「えっ」となるというか、もっと何かほしかった。
②背景
「落ち武者が八つ墓村に来て云々のくだり」「要蔵の32人殺し」についても、もっと何か関 -
購入済み
意外性は高いものの
しっくりこない感じがある。
そのへんは好みの問題かもしれないが。
まぁ、この本にたどり着くのは
金田一シリーズを一通り読んだ人だろうから
これもこれとして、楽しめると思います。 -
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ネタバレ[霧の中の女]
霧の中に消えた女の正体とは? 現場から消えた服や靴の謎とは? 大都会・東京で起きた奇怪な事件に金田一耕助が挑む。
偶然と「世間は狭い」に頼りすぎな謎解きだったように感じたが、戦後間も無い東京の裏風俗を見たようでワクワクもした。
[洞の中の女]
欅の木の洞が、何故かセメントで固められていて、その割れ目から長い毛髪が一筋垂れていた。掘り返すと、女の死体が!
不気味且つ猟奇的な導入で惹きつける。複数の男女の愛憎関係が絡み合っていて、ドロドロ⋯。愛情のもつれは恐ろしい。
[鏡の中の女]
かつての事件で知り合った読唇術の得意な増本女史が、鏡越しに見た女の唇の動きを読んで、恐 -
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ネタバレ迷宮の扉
僕がミステリー好きになったのは、おそらく中学生の頃で、当時有名な漫画ドラマがスタートした時期であり、それを動機としながら有名なミステリー小説を読み始めたわけだ。海外の作家で言えば、アガサクリスティやコナンドイルになる訳だが、日本の作家と言えば、当時知っているのは赤川次郎と江戸川乱歩、横溝正史であり、中学生ながらに江戸川乱歩や横溝正史を読んでいる自分凄いみたいなところから訳もわからず古典ミステリーを読み始めていた。
主に乱歩にハマっていたのだが、高校生の頃、古典の先生に難しい本を読んでるねぇと初めてリアクションされたのが横溝正史の「悪魔が来りて笛を吹く」だった。(難しいミステリーを読ん -
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超久々に、本を一冊読み終えた。
子どもが産まれてからというもの、全く読書タイムが取れなかった(というか常に眠くて読書が捗らなかった)が、ようやく落ち着いて来たので名前は聞いたことあるけど読んだことないシリーズを、ということで
横溝正史、金田一耕助。
山間の田舎に漂う閉鎖的・陰鬱な空気間
一族の謎
連続殺人
洞窟の大冒険…
色んな要素が詰まってて面白かった。
文体に古さを感じるものの、読みにくいとまではいかない。ギリ普通に読める。
オチ(犯人が分かるシーン)が非常にあっさりなのと、思った以上に金田一耕助がなにもしてなかったので、
星は低め。
作中でも金田一は「私は何もしていない」みたいなこ -
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ネタバレどうしてもテレビでの印象が強いので、こんなに金田一耕助出て来ないものだとは思いませんでした。
以前読んだ黒猫亭事件のそんな感想を抱いたような。
知らない慣用句や名称があるのが面白かったです。
あらすじは、遺産相続に巻き込まれた妾の子のが、本家でおこった殺人事件にも巻き込まれてという話です。
こう書くとほんと定番中の定番。なんか感動してきた。
犯人絶対女!とテレビの金田一の印象で目星付けてた人が犯人でしたが、他にも似たような立ち位置の人がいたのでこっちかも?と惑わされました。
誰が誰の息子、分家の人、とか最初にあって海外の小説だと人物の紹介表あるんですが、この本なかったのでメモリながら読みまし