横溝正史のレビュー一覧

  • 喘ぎ泣く死美人

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    表題作を含む、18編の短編集。金田一耕助の出てこない横溝正史ものは、あまり読んだことがなく、『双生児は囁く』以外はあまり好きになれなかった。でもこれは面白かったデス。「夜読むべからず」が好き。こういう過去のものが手に入らなくなってるので、続けて復刻(?)して欲しい。

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    2009年10月04日
  • 殺人鬼

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    金田一シリーズでは初めて読んだ短編モノ。
    「百日紅の下にて」から獄門島に続くと思うとドキドキしました。

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    2009年10月04日
  • お役者文七捕物暦 江戸の陰獣

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    ちょっとマイナー…な上に内容が色々アレなのもあるので…引かれそう(笑)とある素敵サイトでこの紹介を見つけて本屋を10件近くはしごして全巻そろえました。<ネット購入という手段を考えない。(1.「蜘蛛の巣屋敷」2.「比丘尼御殿」3.「花の通り魔」4.「謎の紅蝙蝠」5.「江戸の陰獣」)癖のあるキャラクターが面白いです。

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    2009年10月04日
  • 悪魔の降誕祭

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    表題作他『女怪』『霧の山荘』の三作。『悪魔の〜』と『霧の〜』が光文社文庫の『金田一耕助の新冒険』に入っていたため、初読は『女怪』だけでしたが、2作も新冒険よりボリュームが増えて読み応えのある改稿がされているので面白かったです。この調子で最近手に入らない読めない作品を文庫化して欲しい。

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    2009年10月04日
  • 双生児は囁く

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    金田一耕助の出てこない横溝正史のを読んだのはこれが初めて。でも同じ世界観を感じられる。『蟹』が江戸川乱歩を彷彿とする感じで好き。

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    2009年10月04日
  • 金田一耕助ファイル20 病院坂の首縊りの家(上)

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    懐かしくて読み直してみました。横溝作品の中でも特に好きな作品の1つです。この我らが金田一耕助も最初の事件では未解決のままにしてしまったほどの事件。約20年後に解決します。もちろん金田一耕助がですよ〜ん。それも最後の事件でありますからね〜。ファンとしましてもじっくり読みたいところであります。余談ですが、映画化になりましたよね〜、この作品。覚えているのはヒロインに桜田淳子だったということくらいです。(笑) この作品の好きなところは・・・もちろんドロドロした人間関係、そしておどろおどろしい殺人。もう言うことありません!横溝作品未経験な方にもお勧めしたい逸品です。

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    2009年10月04日
  • 金田一耕助ファイル1 八つ墓村

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    実は読んだことなかった八つ墓村。映画はだいぶ子供の頃に見た記憶が漠然と。
    もうすっかり忘れてたので新鮮に楽しめた。

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    2026年09月12日
  • 金田一耕助ファイル2 本陣殺人事件

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    ファイル2となっているけど、こちらが第一作なんですね。
    「本陣殺人事件」「車井戸はなぜ軋る」「黒猫亭事件」の3作品が入っていて、どれも違ったトリックが使われていて面白かった。
    今と常識が全然違う時代の作品だけど、どんどん引き込まれる面白さ。

    それにしても、金田一耕助が意外とやばめの人生を歩んでいて驚いた。
    やはりこのぐらいぶっ飛んでないと探偵業はできないのかもしれない(笑)

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    2026年09月11日
  • 金田一耕助ファイル1 八つ墓村

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    タイトルは知っているけど、読んだことないシリーズ。
    昔の本なので、文章が少々読みにくい部分があって読むのに時間がかかってしまった。

    後半、辰弥がどんどん追い詰められて、どうなっちゃうのとハラハラしながら読んだ。
    後半の勢いがすごかった。
    そして意外と金田一耕助の出現率低めで驚き。
    全然出てこないじゃん(笑)

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    2026年09月07日
  • 殺人鬼

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    ネタバレ

    星二つをつけたくないので3にしたがおそらく読み返すことはないダウナー系短編集。面白くない、というわけではない。
    殺人鬼:探偵小説家が主人公なので作家本人想定のほのぼの作かと思ったら意外な展開に。接点のない遺族の名誉を守る自己犠牲、としたらいい人すぎないか。
    黒蘭姫:タイトルが結構好き!短期間に終わった京橋裏の三角ビル五階事務所時代の話というのが希少性。犯人は事件が起こると同時にピンとくるレベル。でも切ないし多少気持ちもわかるような。
    香水心中:軽井沢行きながら先方落石で渋滞のじりじり感にふさわしい展開。見た目と実の性格が対照的な兄弟等面白い要素なのに対し、犯人や真相はこれじゃないほうがよかった

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    2026年09月05日
  • 悪魔の降誕祭

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    ネタバレ

    悪魔の降誕祭 :渡米して成功した女性歌手の話、由利麟太郎先生でもあって途中まで展開似ていたような。こういう犯人設定は有名作がそこそこあるなかで本作はさほど印象に残らない(+背負ってきた人生の重さ等に味がある横溝正史の良さが出しにくい)けれど、自作の劇の内容まで騙しに使うのは渋い。犯人のクリエイティビティというか、なぜかクリスティ「葬儀を終えて」の自虐的狂言を思い出した。
    女怪:最初だけながら伊豆も舞台としていいですよね。変装見抜けないものなのかなあ。。。出会い方の印象の違いがそこまで心理的に影響するのか?とはいえ哀切感が好きな作品。真相判明した時点でぷつっと幕切れにしたほうが余韻がありそうだけ

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    2026年09月06日
  • 夜光怪人

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    これは子供向けのやつですね!少年が活躍するのは見てて楽しかった✨
    宝のありかの鍵に子供使うのはやめろよ!とまた思った!

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    2026年09月03日
  • 金田一耕助ファイル2 本陣殺人事件

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    ネタバレ

    ★3.3


    金田一耕助初登場で、鍵がない日本家屋での密室に挑んだ作品とのこと。

    凶器を回収するトリックを使い、犯人が実は自殺していたという真相。
    既視感あるけど、それだけこのトリックが後世の作品に影響を与えたんだろうなあと想像。
    箏が鳴る不気味さ、当時の村や日本家屋の持つ前時代的な雰囲気、三本指の男の存在などが相まって、独特なオカルティックな恐さが味えます。

    日本家屋の造りや古い単語があって、少し読みづらかった。

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    2026年09月01日
  • 金田一耕助ファイル18 白と黒

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    ネタバレ

    タイトルにする謎のキーワードは、解明後みんながスッキリ腑に落ちるような常識的なものにしてほしかった。経年で陳腐化してしまったのか…社会派のテーマで新聞連載をするにあたり、その方面の先達である松本清張が話をどうとでも自由に展開できるために敢えて内容と直接関係ない抽象的なタイトルをつけていたのにならったけれど、慣れないので中途半端に重なってしまったとか?
    最初に出てきた気のいい元夜の女性など、他の横溝正史作品と同じく感じの良い登場人物が多く、特に 「犬神家の一族」の苦い後日談のような、ちょうど事後共犯役だった管理人さんはぜひ立ち直って元妻と一家で幸せになってほしい(娘さんは当然無事だったよね?)と

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    2026年08月30日
  • びっくり箱殺人事件

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    昔の角川文庫の杉本一文氏のイラスト入り表紙は非常に評価が高いけれど個人的には怖いので苦手、この表紙は雰囲気を踏襲しつつ薄味になって、いかにもモギャーッと叫び出しそうな怖キモ可愛さです。
    読み慣れない文体で多少時間がかかったけれど嫌いではない。著者はいかにもこんな感じの人ですね。各章のタイトルが当時の映画名にかけたりしてせっかく凝っているので目次を作ってくれたらよかったのではないかと思う。また登場人物の名前も同様に凝っていて、結構人数が多いので覚えるのが厳しく、海外ミステリのように人物一覧表が欲しかった。
    角川文庫はあとがきがないものが多いけれどこちらには解説がついていて「混沌とした状勢のなかで

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    2026年08月30日
  • 支那扇の女

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    1960年。中編集。
    びっくりなのが支那が変換されないこと。
    表題作は、金田一耕助がどうやって事件を解決したかがぼやかしているが(職業上の秘密)、多門修と関わりがある。ちなみに最後にちょこっとしか出てこない。
    「女の決闘」
    短編だね。緑ヶ丘のパーティで盛られたストリキニーネ。妖精のように笑うとはどんな笑みか?
    両方とも殺人起こって解決するが、推理小説って感じじゃないかなぁ。職業上の秘密だったり、手紙で真相わかったりなので。

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    2026年08月28日
  • 青い外套を着た女

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    ネタバレ

    「白い恋人」
    「青い外套を着た女」
    「クリスマスの酒場」
    「花嫁富籤」
    「木乃伊の花嫁」
    「仮面舞踏会」
    「傴僂の樹」
    「飾窓の中の姫君」
    「覗機械倫敦綺譚」

    『青い外套を着た女』『クリスマスの酒場』『花嫁富籤』などの展開は好きですね(笑)本格推理って感じではないけど(笑)『木乃伊の花嫁』では久々に由利先生が登場(笑)金田一耕助に比べると地味な存在になってしまってるけど結構好きです(笑)この短編集はいい感じの短編がそろっていてよかったです。

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    2026年08月21日
  • 金田一耕助ファイル1 八つ墓村

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    推理がおもしろいとか、金田一耕助がおもしろいとかすごいとかではなく、なんだか普通の人のゴシップにまみれた生き様がおもしろい。
    ミステリー好きじゃなくても読めると思う。
    ミステリー好きは逆に…?

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    2026年08月19日
  • 金田一耕助ファイル2 本陣殺人事件

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    「本陣殺人事件」昭和12年11月
    こんなにいろいろ細工されて、よく解決できたなー
    探偵デビュー作は著者もモリモリ盛っちゃうんだろうか

    「車井戸はなぜ軋る」昭和21年5月〜10月
    犬神家の構想ノートのような事件だな
    やっぱりちょっとトリックありきのような荒唐無稽さ

    (「獄門島」)
    「黒猫亭」昭和22年3月
    これまた回りくどい
    しかしこれで「密室殺人」と「顔のない屍体」と「一人二役」の変形をやってみたってことかな

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    2026年08月14日
  • 金田一耕助ファイル16 悪魔の百唇譜

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    1962年。
    金田一耕助は他人の罪を暴く仕事に嫌気がさしてきたらしく、鬱々状態?もうやめたい状態?
    探偵ってそうよね。しかも全員死んでから真相を暴いていた金田一だし。
    成城で起きた事件。胸にハートのクイーンが置いてありそれを人体ごと短剣で貫いた死体が車の中に。
    今までの金田一と勝手が違い、なんとなく犯人の目星がついたら「李さんが犯人じゃなければいいんです」っていなくなってしまった。
    等々力警部の金田一に対する優しさが良い。
    そして旅に出てしまった金田一。全部死んでから真相を暴く、とか言うな。確かに私もそう思ったが・・・憎めない金田一。

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    2026年07月22日