横溝正史のレビュー一覧
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懐かしくて読み直してみました。横溝作品の中でも特に好きな作品の1つです。この我らが金田一耕助も最初の事件では未解決のままにしてしまったほどの事件。約20年後に解決します。もちろん金田一耕助がですよ〜ん。それも最後の事件でありますからね〜。ファンとしましてもじっくり読みたいところであります。余談ですが、映画化になりましたよね〜、この作品。覚えているのはヒロインに桜田淳子だったということくらいです。(笑) この作品の好きなところは・・・もちろんドロドロした人間関係、そしておどろおどろしい殺人。もう言うことありません!横溝作品未経験な方にもお勧めしたい逸品です。
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Posted by ブクログ
ネタバレ星二つをつけたくないので3にしたがおそらく読み返すことはないダウナー系短編集。面白くない、というわけではない。
殺人鬼:探偵小説家が主人公なので作家本人想定のほのぼの作かと思ったら意外な展開に。接点のない遺族の名誉を守る自己犠牲、としたらいい人すぎないか。
黒蘭姫:タイトルが結構好き!短期間に終わった京橋裏の三角ビル五階事務所時代の話というのが希少性。犯人は事件が起こると同時にピンとくるレベル。でも切ないし多少気持ちもわかるような。
香水心中:軽井沢行きながら先方落石で渋滞のじりじり感にふさわしい展開。見た目と実の性格が対照的な兄弟等面白い要素なのに対し、犯人や真相はこれじゃないほうがよかった -
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ネタバレ悪魔の降誕祭 :渡米して成功した女性歌手の話、由利麟太郎先生でもあって途中まで展開似ていたような。こういう犯人設定は有名作がそこそこあるなかで本作はさほど印象に残らない(+背負ってきた人生の重さ等に味がある横溝正史の良さが出しにくい)けれど、自作の劇の内容まで騙しに使うのは渋い。犯人のクリエイティビティというか、なぜかクリスティ「葬儀を終えて」の自虐的狂言を思い出した。
女怪:最初だけながら伊豆も舞台としていいですよね。変装見抜けないものなのかなあ。。。出会い方の印象の違いがそこまで心理的に影響するのか?とはいえ哀切感が好きな作品。真相判明した時点でぷつっと幕切れにしたほうが余韻がありそうだけ -
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ネタバレタイトルにする謎のキーワードは、解明後みんながスッキリ腑に落ちるような常識的なものにしてほしかった。経年で陳腐化してしまったのか…社会派のテーマで新聞連載をするにあたり、その方面の先達である松本清張が話をどうとでも自由に展開できるために敢えて内容と直接関係ない抽象的なタイトルをつけていたのにならったけれど、慣れないので中途半端に重なってしまったとか?
最初に出てきた気のいい元夜の女性など、他の横溝正史作品と同じく感じの良い登場人物が多く、特に 「犬神家の一族」の苦い後日談のような、ちょうど事後共犯役だった管理人さんはぜひ立ち直って元妻と一家で幸せになってほしい(娘さんは当然無事だったよね?)と -
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昔の角川文庫の杉本一文氏のイラスト入り表紙は非常に評価が高いけれど個人的には怖いので苦手、この表紙は雰囲気を踏襲しつつ薄味になって、いかにもモギャーッと叫び出しそうな怖キモ可愛さです。
読み慣れない文体で多少時間がかかったけれど嫌いではない。著者はいかにもこんな感じの人ですね。各章のタイトルが当時の映画名にかけたりしてせっかく凝っているので目次を作ってくれたらよかったのではないかと思う。また登場人物の名前も同様に凝っていて、結構人数が多いので覚えるのが厳しく、海外ミステリのように人物一覧表が欲しかった。
角川文庫はあとがきがないものが多いけれどこちらには解説がついていて「混沌とした状勢のなかで