横溝正史のレビュー一覧

  • 金田一耕助ファイル20 病院坂の首縊りの家(上)

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    ネタバレ

    壮絶。
    タイトルからしてすごそうとは思っていましたが「首縊りの家」の由来?となったお冬さんの事件で発見した娘がこの悔しさを忘れぬようにと母の体にびっしりついた蛆虫を口へ…というのがめっちゃインパクト強い。
    足掛け20年金田一を悩ませることになる事件なうえに、金田一耕助最後の事件です。
    後半にも期待!

    2012/11/25-26

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    2012年12月04日
  • 金田一耕助ファイル19 悪霊島(上)

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    戦後20年経ち、ヒッピーやらフィーバーという言葉が出てきますが、「岡山県の離島」「二派に分かれる島民たち」「アメリカ帰りの成功者」など金田一の定番が登場する作品。
    冒頭がとても印象的で、この事件の大きさが感じられます
    島の人々はそれぞれ過去になにやら抱えている人ばかり
    後半の作品は時代背景もあってかドロドロ感少なめに感じていただけに、これは後半の名作になりそうな予感
    やっぱり金田一シリーズは田舎舞台のほうがいいな~

    2012/11/16-22

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    2012年11月22日
  • 金田一耕助ファイル18 白と黒

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    ネタバレ

    東京の新興団地で行きかう怪文書と洋裁店マダムの殺害事件。
    依頼者の旦那が失踪したり、マダムの素性がわからなかったり、代議士のセンセーも絡んできたり…
    定番の「田舎の名家」とは違うドロドロさです
    謎の言葉「白と黒」の意味がわかるとスルリスルリと犯人、動機がわかってきて爽快!
    複数の人間が複雑に絡み合う事件
    金田一が事件にちょっと演出を加えたり、S・Y先生が登場したりともりだくさん
    でもやっぱり金田一には岡山や兵庫辺りで没落した名家のドロドロな事件を解いていて欲しい笑

    2012/11/14-15

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    2012年11月16日
  • 金田一耕助ファイル13 三つ首塔

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    ネタバレ

    良家のお嬢様が莫大な遺産相続争いに巻き込まれ、ひとりの男の手に堕ちていく様が、なんともお耽美
    そんな自分に嘆きつつも男に惹かれていくお嬢様といくつもの偽名や肩書を持つなんとも頭の切れる男
    むりやり関係を作られたり、会員制の怪しげなパーティに全身タイツで参加させられたりとレディースコミックのようww
    金田一耕助が出てこなかったら昼ドラの原作みたいですw
    テンポがよく、いろいろな事件が起きるので軽く読めるのがイイ
    ラストがちょっと切ないのもまたイイ

    2012/11/03

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    2012年11月03日
  • 金田一耕助ファイル8 迷路荘の惨劇

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    この作品は横溝正史の作品としては後期のものになります。(1975年刊 但し原型となった短編は1956年発表)事件は1950年の秋に起こったことになっています。金田一耕助が名探偵として知られるようになった頃です。読んでいても25年のギャップを感じさせない。今だったら迷路荘の見取り図が貼付されているでしょうね。ある意味現在のミステリーに通じる奇妙な館ものです。展開も面白く一気に読めました。

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    2012年09月10日
  • 金田一耕助ファイル8 迷路荘の惨劇

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    ネタバレ

    迷路のようなお屋敷、美しい奥様、美少年、老婆・・・
    そして、片腕のない不振な男の出現・・・
    相変わらず、おどろおどろしい状況での殺人。

    横溝先生の世界は深いなあ。

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    2012年08月28日
  • 金田一耕助ファイル17 仮面舞踏会

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    ネタバレ

    プロローグに入ってようやくホッとできた。
    これは私的にはちょと・・・。それにしても読むものすべてワンパターンにならないのが凄い。

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    2012年08月18日
  • 金田一耕助ファイル7 夜歩く

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    久々の再読。
    タイトルは夢遊病者の夢中遊行のこと。
    いわゆる叙述トリックものなので詳細は黙秘、なんちて(笑)
    そうした性質から、ファンの間でも好き嫌いが分かれそうな作品ですが、
    奇怪な出来事の連続が一人称でジリジリ綴られていくので、
    読んでいてとても引き込まれます。
    で、語り手のモチベーションがガクッと下がった瞬間、
    ついニヤッと笑ってしまうのでした。

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    2020年10月08日
  • 金田一耕助ファイル11 首

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    金田一モノ短編集。どれも上手く膨らませれば中編~長編にできそうなネタを、上手く途中経過を省略して短編にまとめ上げる構成力が素晴らしい。(そのため、金田一の調査・推理の過程がすっ飛んで唐突に解決する物もありますが、まぁ、それはしょうがない)
    エログロ描写も満載なんだけど、乱歩と違って横溝作品のエログロはドライであまり粘着質な感じがしないのが面白いですな。
    どの短編もそれぞれネタ方向性が違いつつ、金田一らしい雰囲気たっぷりの作品なので、「ちょっと長編に挑むのは大変だけど、短編でさくっと金田一モノ読んでみたい」って人にもオススメかもしれません。

    『花園の悪魔』、『蠟美人』、『生ける死仮面』、『首』

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    2012年06月09日
  • 悪魔の降誕祭

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    久々に、横溝正史の金田一耕介シリーズ。
    読書は、思いも寄らない知識が得られることが多くて、それがネットとは違って好きです。
    ただ、横溝正史の書く小説ってのはほぼ必ず女性が犯人なわけで、作者の何か怨念みたいのを感じずには入れない。
    女性に何か暗い思い出があるのでしょうね、きっと。

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    2012年06月04日
  • 悪魔の家

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    金田一耕助シリーズのような物語を彩る仰々しいまでのおどろおどろしさはなく謎解きやストーリー展開は凡庸と言って良いほどの他愛のないものばかりだけれど、その分ラストに温かみや救いがあってこれはこれで面白いし、「薔薇王」の美樹子のツンデレっぷりが愛おしい。

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    2012年05月06日
  • 山名耕作の不思議な生活

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    彼の黄金期を知っている人ほど
    非常にしらけてきてしまう作品。
    仕方ないかなぁ、明らかにてイストの違う作品も
    まぎれていますからね。
    ミステリーと言えず、ホラーの作品もありますし。

    面白いのは彼の時代の設定を
    余すことなく生かしきった怪作「丹夫人の化粧台」です。
    ある作品の雰囲気を彷彿とさせます。
    まさに狂気、ダークです。

    他の作品にも面白いのは存在しますが
    これよりは見劣りするように思えました。

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    2012年05月03日
  • 悪魔の降誕祭

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    やっぱり面白いなぁ。外れがない。
    トリックもさることながら、ドロドロした人間関係がいいのよね…これは自分が年をとったからだと思う。若いときはそんなことより、ひたすら謎解きに重きを置いてた。
    好みは変わるんだなぁ。

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    2012年02月05日
  • 金田一耕助ファイル6 人面瘡

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    今回は短篇集ということで、長編で感じるような あのまとわりついてくる恐ろしさ(丑三つ刻に突然襲われる恐怖、ゾッとする感じ。)は少なかったけど、やはり横溝作品は私に合っているとみえて、引きこまれ、楽しめた。読みやすい。

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    2012年02月03日
  • 空蝉処女

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    ネタバレ

    『空蝉処女』
    疎開先で「私」が見かけた女性・タマキ。空襲が原因で記憶を失ってしまったタマキ。彼女を引き取った家の啓一の恋。彼女に関する噂。彼女の過去に隠された秘密。空襲の際に彼女が抱えていた子どもの秘密。

    『玩具店の殺人』
    戦後の混乱時期。イロイロ玩具店を仲間と共に始めた武田。戦争中に立場を利用して仲間を虐げた古谷を仲間に引き入れる。玩具店で首をつった状態で発見された武田の元恋人ユカリ。抜き取られた義眼の秘密。

    『菊花大会事件』
    新聞記者・宇津木俊助が目撃した自動車事故。追いかけられた自動車が炎上。遺体のポケットから落ちた暗号の紙。怪しい女の尾行。宇津木の前にあらわれた片腕の男の正体。宇津

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    2012年01月18日
  • 金田一耕助ファイル20 病院坂の首縊りの家(下)

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    ネタバレ

    市川崑の映画を観た後に読んだ。やはり上下巻2冊分を2時間にまとめたということで、内容も人物設定も違う部分が多い。映画では写真館の助手(というより金田一耕助の助手的役割)の草刈正雄が、原作ではまったく違うキャラだったことに愕然。映画でにはない淫びでドロドロな横溝ワールドがちゃんとここでは楽しめた。

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    2011年11月28日
  • 本陣殺人事件 1

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    ネタバレ

    原來「本陣」是指舊時代日本的官方旅館呀。
    好久沒看到超級本格的機關+密室殺人
    大雪紛飛~沒有腳印~
    琴弦還真是長呀~

    三郎畢竟是小孩子,難怪會被激到而重操一次機關,讓金田一耕助有更多線索。

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    2012年10月09日
  • 金田一耕助ファイル10 幽霊男

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    打って変わって、コチラは文句なし。横溝先生絶好調。

    トリックの整合性なぞ、この人に突っ込んでも意味ナシ。

    珍しく都会を舞台に書いておられますが、「恐怖」は一切目減りしておりません。

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    2011年10月13日
  • 殺人鬼

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    再読。金田一ものの初期作品を収めた短篇集。やはり「百日紅の下にて」は良いなあ。ほとんどが二人の男の淡々とした会話だけという静かな構成も、あの名作へと繋がるラストも素晴らしい。捻りのある結末の「殺人鬼」も結構好き。「百日紅の下にて」だけのつもりが結局全部を再読しちゃったよ。

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    2011年08月08日
  • 金田一耕助ファイル10 幽霊男

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    「佐川幽霊男君を御紹介申し上げ候」 見た目は短編集ですが、中身はちょっとした長編です。横溝作品には珍しい厚さ。

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    2011年07月22日