横溝正史のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
懐かしくて読み直してみました。横溝作品の中でも特に好きな作品の1つです。この我らが金田一耕助も最初の事件では未解決のままにしてしまったほどの事件。約20年後に解決します。もちろん金田一耕助がですよ〜ん。それも最後の事件でありますからね〜。ファンとしましてもじっくり読みたいところであります。余談ですが、映画化になりましたよね〜、この作品。覚えているのはヒロインに桜田淳子だったということくらいです。(笑) この作品の好きなところは・・・もちろんドロドロした人間関係、そしておどろおどろしい殺人。もう言うことありません!横溝作品未経験な方にもお勧めしたい逸品です。
-
Posted by ブクログ
超久々に、本を一冊読み終えた。
子どもが産まれてからというもの、全く読書タイムが取れなかった(というか常に眠くて読書が捗らなかった)が、ようやく落ち着いて来たので名前は聞いたことあるけど読んだことないシリーズを、ということで
横溝正史、金田一耕助。
山間の田舎に漂う閉鎖的・陰鬱な空気間
一族の謎
連続殺人
洞窟の大冒険…
色んな要素が詰まってて面白かった。
文体に古さを感じるものの、読みにくいとまではいかない。ギリ普通に読める。
オチ(犯人が分かるシーン)が非常にあっさりなのと、思った以上に金田一耕助がなにもしてなかったので、
星は低め。
作中でも金田一は「私は何もしていない」みたいなこ -
Posted by ブクログ
ネタバレどうしてもテレビでの印象が強いので、こんなに金田一耕助出て来ないものだとは思いませんでした。
以前読んだ黒猫亭事件のそんな感想を抱いたような。
知らない慣用句や名称があるのが面白かったです。
あらすじは、遺産相続に巻き込まれた妾の子のが、本家でおこった殺人事件にも巻き込まれてという話です。
こう書くとほんと定番中の定番。なんか感動してきた。
犯人絶対女!とテレビの金田一の印象で目星付けてた人が犯人でしたが、他にも似たような立ち位置の人がいたのでこっちかも?と惑わされました。
誰が誰の息子、分家の人、とか最初にあって海外の小説だと人物の紹介表あるんですが、この本なかったのでメモリながら読みまし -
Posted by ブクログ
ネタバレ金田一耕助シリーズは、もっぱらテレビで、石坂浩二・古谷一行などの演じた映画・ドラマで得た記憶ばかりで、原作小説は読んでいなかった。映像の印象が強すぎて、もっとおどろおどろしいホラーじみた代物かと思っていたが、案外、読みやすい小説だった。
また、現実の戦後混乱期の日本とリンクする情報が(小説の本筋とは関係なしに)差し挟まれているのが目につき、意外とリアリティ志向のシリーズだったようだ。たとえば「一年ほどまえにも、さる凶悪な変質者の殺人が行われた場所だった」(p.377)は小平事件を、「昭和二十二年秋のその颱風たいふうこそは何十年ぶりともいわれるほど大きなもので」(p.390)はカスリーン台風を指 -
Posted by ブクログ
ネタバレ聖女と呼ばれた女の裏の顔。彼女の周囲の人間が巻き込まれる犯罪の正体は?「七つの仮面」
殺害された女占い師。彼女の死体の周りに集まる猫と首が千切れかけた黒猫の死体。「猫館」
謎の電話の依頼で洋服姿である女性を尾行する金田一耕助。彼が発見した死体。「雌蛭」
流行作家の新居の庭で発見された死体。事件は解決したが、金田一耕助に犯人は別にいるとの告発の電話が。「日時計の中の女」
洞窟でふざけるカップルに矢をいかける金田一の先輩。洞窟で矢が突き立った死体が発見される。「猟奇の始末書」
隣のアパートで蝙蝠男が殺人を犯した現場を目撃した女子高生。トランクに詰められた美女の殺害事件。「蝙蝠男」
女傑 -
Posted by ブクログ
金田一耕助ファイルの長編作品も、いよいよ、いよいよ残りわずかとなりました。
こちらの『女王蜂』はかなり初期の段階から知ってはいたものの、あらすじとタイトルから「艶っぽい話かなぁ……」とちょっと敬遠していて手に取るのが今になった作品です。実は昨年の11月に伊豆に旅行していまして、その縁で11月の読書1冊目に選んだ次第。
これまでに読んだ金田一作品を振り返ると、「佳人」が出てくるのはもはや大定番。
その中で「絶世の美女」と冠される大道寺智子嬢はさていかほどのものかと思って読みましたが……まぁそうねえ、私は『犬神家の一族』の珠世さんの方が好きですね(正直)。
珠世さんのように見目麗しく中身も高潔な -
Posted by ブクログ
ネタバレ金田一耕助シリーズ。
佝僂の首無し死体から始まる連続殺人事件。本当に死んだのは誰か、事件ではなく呪いなのか?絡まりあった因縁の先にある真実とは。
首無し死体は誰なのかで二転三転するの面白い。何処から事件の仕込みが始まってたのかとか。存分に活用されてた。
金田一耕助がなかなか出てこないのとあんまり出張ってこなくてちょっと意外。
犯人からしたら頼りなさそうなぽっと出不審者に真相に近づかれるの怖いだろうな笑
結局舞台が岡山になったのちょっと笑った。
途中でメタ読みで語り部が怪しくね?って思ってしまった。
動機が切ない。終盤の怒涛の語り。
尼さんも金もらってる割に迂闊では。
勝ったのは。 -
Posted by ブクログ
顔を変幻自在に変え、宝石などをいただくと予告すると、何でも必ず盗んでしまうまぼろしの怪人。探偵三津木俊助と、新聞社に務める探偵少年御子柴進がまぼろしの怪人の犯罪予告を阻止しようとするが…。
横溝正史の青少年向け推理小説。明らかに乱歩の怪人二十面相と明智+少年探偵(小林君)をモチーフにしたストーリーである。
乱歩の二十面相は、絶対に殺人だけはしないというのが売りであったが、まぼろしの怪人が現れるところでは往々にして殺人事件が起こる。しかし、その殺人は本当に宝石などを盗むためのものなのか?
催眠術などの、科学的(?)トリックも散りばめつつ、時にはまぼろしの怪人も逮捕したりと起伏が激しいので、 -
Posted by ブクログ
短編集。
戦後のエログロナンセンス全盛期の作品。
金田一の短編集は初めてかもしれない。
短編なのでどの作品も割と一直線に解決に向かっていくので、少々物足りないところもある。
ネクロフィリア(死体愛好家)が主題の作品が三つあり、かなりおぞましいのでその筋がお嫌いな方は読まない方がいいかもしれません。
その他にも時代を感じさせる男女間の描写もあるが、人間の本質は変わらんところもあるので、横溝描く所の男女間のドロドロを読んでいると今でもあり得るかなとも思う。
個人的には「湖泥」が気に入った。町生まれの町育ちの自分にとってはこの雰囲気がかえってたまらない。