横溝正史のレビュー一覧

  • 髑髏検校(どくろけんぎょう)

    Posted by ブクログ

    怪しげな美青年と部下の美女二人、狼の群れに囲まれた屋敷に暮らしているって設定からして心躍る。
    昨今のゲームとかライトノベルに触れてる人は、検校の正体に早い時点で気付いてしまうんじゃないかなあ。

    もう一編の『神変稲妻車』も文章が軽妙で面白かった。
    女相撲すごい。

    0
    2009年11月29日
  • 金田一耕助ファイル18 白と黒

    Posted by ブクログ

    中学生の時に読んだんで犯人は分かってたんだけど、詳細は全く記憶になく、また面白く読めた。やっぱり金田一耕助は長編が好き。

    0
    2009年12月26日
  • 金田一耕助ファイル16 悪魔の百唇譜

    Posted by ブクログ

    刑事が多すぎて混乱した。
    割とえげつない事がさらりと上品めな文章で書かれているので、「え…それって…」と文章の二度見状態になること幾たび。
    一部唐突過ぎる箇所もありましたが、珍しく金田一が名探偵らしさを発揮していて面白かったです。

    0
    2009年11月15日
  • 双生児は囁く

    Posted by ブクログ

     双生児のタップダンサー、星野夏彦、冬彦の兄弟が真鍮の中で起きた密室殺人に挑む「双生児は囁く」。そのほかに「汁粉屋の娘」「三年の命」「空き家の怪死体」などを収録した七つの短編集。 (出版社からの内容紹介)
     横溝正史、言わずと知れた金田一耕介の生みの親。その金田一が登場しない作品は、これほどまでに寂しく味気ないものなのかということを感じさせる短編集。とはいうものの、作品全体の出来はよく、その中身は横溝節がうなっている。特に、子供のころの思い出との悲劇的な再会を描いた「蟹」や人間の気まぐれな記憶と神の無為を描いた「心」などは、佳作。

    0
    2010年05月14日
  • 金田一耕助ファイル16 悪魔の百唇譜

    Posted by ブクログ

    金田一耕助の面白さは謎解きではなく、意外さにあると思ってる。これは特に意外性が大きかったわけではないが。

    0
    2009年12月26日
  • 金田一耕助ファイル10 幽霊男

    Posted by ブクログ

    ヌード・モデルのクラブに訪れた「幽霊男」と名乗る怪人物の起こす連続殺人。ボーイに変装して警戒にあった金田一耕助の目の前で起きる殺人。
    暗躍する「マダムX」と名乗る女と容疑者。

    旧カバー版 
     2009年1月19日購入

     2009年1月30日初読

    0
    2009年10月07日
  • 金田一耕助ファイル19 悪霊島(下)

    Posted by ブクログ

    横溝って、実際読むまでは血みどろ死体の“怖い”ばっかりで、男と女のドロドロがこんなに描かれているとは思わなかった。(2004-10-28)

    0
    2009年10月04日
  • 金田一耕助ファイル20 病院坂の首縊りの家(下)

    Posted by ブクログ

    既に上巻でのレビューに色々と書いたので割愛します。
    しかし、事件終盤の女史との面会が印象的でした。
    読んで唸る、ミステリー浪漫の集大成です。

    0
    2009年10月04日
  • 金田一耕助ファイル20 病院坂の首縊りの家(上)

    Posted by ブクログ

    金田一耕介の最後の事件!
    金田一シリーズを今から全て読もうと思う方には、これを最後に読むことをお勧めします。
    少なくとも私は、最後に読めばよかった…と後悔しました。
    20年近くに及ぶ事件へのつながりと解決。
    横溝正史らしい独特の言い回し、不気味さ、浪漫が溢れた話でした。

    0
    2009年10月04日
  • 横溝正史集 面影双紙 ―怪奇探偵小説傑作選2

    Posted by ブクログ

    漢字遣いがいまとは大分違うので、さっと文章に目を通した時やたらと漢字が多く、とっつき難い印象を受けます。
    だから読むまでは少し躊躇してしまうのだけれど、五行、六行でも読んでしまえばもう横溝正史の世界にどっぷりとひきこまれ、どうなるのだと頁をめくってしまう。
    こういった小説のジャンルはどう分けられるのか存じませんが、こういう薄気味の悪く、人間の愛憎たっぷりに描かれる世界観が好きです。
    これくらいの匙加減がわたしにとっては丁度のいい「怪奇さ」でした。

    0
    2009年10月04日
  • 横溝正史翻訳コレクション 鍾乳洞殺人事件/二輪馬車の秘密

    Posted by ブクログ

    「横溝正史翻訳コレクション」横溝正史:扶桑社

    「鍾乳洞殺人事件」と「二輪馬車の秘密」の2編を収めた、
    横溝正史が手がけた翻訳小説集。
    「鍾乳洞〜」は昭和7年に『探偵小説』に掲載。
    原作者はD.K.ウィップル。
    「二輪馬車の〜」は同じく昭和7年『探偵小説』に掲載した稿。
    しかしこれには終盤を大胆に刈り込んだ『新青年』掲載の稿があり、
    今回付録として載せられている。
    紙面の都合かかなり大雑把に改編してあり、
    出版時の都合から苦心したことが感じられる。
    ともに本格派の佳作であり楽しめました。

    0
    2009年10月04日
  • 金田一耕助ファイル10 幽霊男

    Posted by ブクログ

    今のところ読んだ横溝作品の中でこれが一番好きです。何故でしょう(笑)
    割と猟奇的でアングラな感じなんですね。人間そっくりの人形が出てきたり、吸血癖のある画家が出てきたり・・・。何より、包帯ぐるぐる巻きの男が!

    0
    2009年10月04日
  • 金田一耕助ファイル20 病院坂の首縊りの家(上)

    Posted by ブクログ

    一応、金田一耕介最後の事件となってます。最後だけあって上下巻のボリュームのある話です。映画にもなってますが、原作の方がもっと複雑で面白いです。タイトルがもう・・・ツボですw

    0
    2009年10月04日
  • 喘ぎ泣く死美人

    Posted by ブクログ

    表題作を含む、18編の短編集。金田一耕助の出てこない横溝正史ものは、あまり読んだことがなく、『双生児は囁く』以外はあまり好きになれなかった。でもこれは面白かったデス。「夜読むべからず」が好き。こういう過去のものが手に入らなくなってるので、続けて復刻(?)して欲しい。

    0
    2009年10月04日
  • 殺人鬼

    Posted by ブクログ

    金田一シリーズでは初めて読んだ短編モノ。
    「百日紅の下にて」から獄門島に続くと思うとドキドキしました。

    0
    2009年10月04日
  • お役者文七捕物暦 江戸の陰獣

    Posted by ブクログ

    ちょっとマイナー…な上に内容が色々アレなのもあるので…引かれそう(笑)とある素敵サイトでこの紹介を見つけて本屋を10件近くはしごして全巻そろえました。<ネット購入という手段を考えない。(1.「蜘蛛の巣屋敷」2.「比丘尼御殿」3.「花の通り魔」4.「謎の紅蝙蝠」5.「江戸の陰獣」)癖のあるキャラクターが面白いです。

    0
    2009年10月04日
  • 悪魔の降誕祭

    Posted by ブクログ

    表題作他『女怪』『霧の山荘』の三作。『悪魔の〜』と『霧の〜』が光文社文庫の『金田一耕助の新冒険』に入っていたため、初読は『女怪』だけでしたが、2作も新冒険よりボリュームが増えて読み応えのある改稿がされているので面白かったです。この調子で最近手に入らない読めない作品を文庫化して欲しい。

    0
    2009年10月04日
  • 双生児は囁く

    Posted by ブクログ

    金田一耕助の出てこない横溝正史のを読んだのはこれが初めて。でも同じ世界観を感じられる。『蟹』が江戸川乱歩を彷彿とする感じで好き。

    0
    2009年10月04日
  • 金田一耕助ファイル20 病院坂の首縊りの家(上)

    Posted by ブクログ

    懐かしくて読み直してみました。横溝作品の中でも特に好きな作品の1つです。この我らが金田一耕助も最初の事件では未解決のままにしてしまったほどの事件。約20年後に解決します。もちろん金田一耕助がですよ〜ん。それも最後の事件でありますからね〜。ファンとしましてもじっくり読みたいところであります。余談ですが、映画化になりましたよね〜、この作品。覚えているのはヒロインに桜田淳子だったということくらいです。(笑) この作品の好きなところは・・・もちろんドロドロした人間関係、そしておどろおどろしい殺人。もう言うことありません!横溝作品未経験な方にもお勧めしたい逸品です。

    0
    2009年10月04日
  • 金田一耕助ファイル8 迷路荘の惨劇

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    富士山の裾野の話だけど地元の有力者ではなく東京の上流階級の別荘地なので地方物というより軽井沢舞台作に近い。超悲惨な末路だけ読む前からなんとなく聞いていた。
    第一現場の滑車と重し?はいはい、か弱い女性の犯行ね、あれ、一通り事件終わっても出てこないな…から、鬼畜な企てによる殺人リハーサルを経て、あれ、フルートを聞いたことが後に犯人を絞る重要な手掛かりになった、も未回収…?からの実は糸おばあ様による一人フランス革命!
    本作は短編、中編、長編と書き直されていて長編発表前年の仮面舞踏会は全ての元凶が老婆だったので、当時の読者はこの人警戒したのでは?かたや良く言っても戦災孤児を利用(実は誘拐だったかもしれない)した没落貴族で殺人実行犯ではないけれど諸悪の根源、こちらは三世代にわたり貴族に仕え孤児には優しく接する私刑実行犯、と二人は対照的。
    旧華族は全滅。貴人に情けなしを地でいく関わりたくない度MAXなお歴々のなか、唯一人柳町善衛が今際の期までノブレスオブリージュで涙を誘う。音楽家は善良でお気の毒属性になるのかな?
    毒婦に命を狙われた苦い経験の直後、若い美貌の混血児に「女に泣かされても、女を泣かせるようなことをしちゃいけない」と注意する篠崎慎吾は正に漢!日本だけで名台詞になっているらしいレイモンド・チャンドラーのプレイバックより俄然素晴らしい。厳しい時代を生きた叩き上げの実業家と気障めの私立探偵の差か。ただいくら風光明媚な土地柄でも二度惨劇の舞台になるとホテルとして疵つくのでは…幽霊ホテルに酔狂な客が惹かれる?あるいは正義は勝つ的なところが売り?
    地元の警察の存在感が結構大きく、読みやすい会話文だったが、駿河弁ながら語尾にずらが一度も出てこなかった。
    おまけ:古典メカトリックの実演が見られます。


    0
    2026年10月25日