横溝正史のレビュー一覧

  • 金田一耕助ファイル4 悪魔が来りて笛を吹く

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    ネタバレ

    一番おぞましい話だった。想像とどうか違ってくれ~と思ったら当たってしまい最悪な気分。ていうか過ちを知らなかったならまだしも、現在進行形でやってるところが本当に気持ち悪い。そりゃ椿子爵も病みますわ!
    すごい読み進めるの遅かったのは、なんででしょうか。
    誰のことも好きになれなかったからかしら。

    最後の笛を吹くシーンはぞくりとしました。
    すごい……。

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    2022年08月05日
  • 貸しボート十三号

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    横溝正史の復刻版。
    相変わらずおどろおどろしい、
    禍々しい世界観。

    『湖泥』は好みではない(むしろ気持ち悪い)。

    最後の『堕ちたる天女』が一番面白かった。
    そのトリック?推理に、ああ、その可能性に
    なぜ思い至らなかったのか、と。

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    2022年07月22日
  • 幽霊座

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    他の方の本読んでから久しぶりの横溝正史だったので、ああ、これぞ!と思いながら幽霊座を読みました。様々な人物に妖しいを匂わせながらも、そっちの人そう絡むとちょっとびっくり。狂気は遺伝するのね。

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    2022年07月18日
  • 金田一耕助ファイル7 夜歩く

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    ネタバレ

    最初誰かわからない会話から始まり、若干置いてきぼりになったけれど、首を切られた死体が出てから一変して面白くなってきた。あと、傴僂って字が最初読めなくて、意味を調べてもぴんと来なかったから不気味さがよくわからなかった。これは私が悪い。
    水の中から首を見つけたときが一番怖かった。ぎゃあ!
    語り手が、実は寅太じゃなくて、殺されたとされた誰かのパターンだ!と早々に予測し見事に外した。なるほどね。
    金田一が出てくるとすっごく安心するなぁ。一気に物語が加速する。最初は不審者だと思われているのに、妙にその魅力に取りつかれていく登場人物たちは面白い。途中で力尽きるところは笑ってしまった。
    雨と夜の描写が美しい

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    2022年07月12日
  • 金田一耕助ファイル7 夜歩く

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    もう、タイトルからしてなんか怖いもの。
    雰囲気抜群だ。

    半分過ぎにやっと探偵登場。
    なるほどなるほど。そっちだったか。

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    2022年06月26日
  • 悪魔の降誕祭

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    金田一耕助ものの短編集。今回は金田一耕助の事務所で死体が見つかったり、金田一耕助が犯人の仕掛けの一部に使われたり、いつもと違う立場での登場でおもしろかったです。

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    2022年06月24日
  • 金田一耕助ファイル4 悪魔が来りて笛を吹く

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    ネタバレ

    爛れた人間関係の中で殺人事件を起こすことでは右に出る者がいない横溝正史。今作も見事なまでに、いくら創作とはいえ、ここまでケダモノじみた人間ばっかり出てくる世界を終戦直後の日本に置いていいのか?というような状態になっている。この人の小説だけ読んで、戦後の没落、衰亡しつつある華族の生活を読み取ろうとすると、歴史をひどく読み違えてしまうのではないか、と不安になったりもする。

    今作は、実際に起きた天銀堂事件という毒殺事件もストーリーに織り込まれているので、余計に「本当に起きた事件なのではないか」という気にさせられてしまう。舞台は70年以上も昔の日本なので、事実と創作が交じり合い、真実を読み切れないと

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    2022年06月23日
  • 魔女の暦

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     表題作の他に「火の十字架」が収録されており、どちらも1958(昭和33)年作。これは「幽霊男」(1954)よりも後で、「悪魔の手毬唄」と同年、「白と黒」(1960)の少し前である。
     戦前にはかなり密度の高い文学的文体をも用いた横溝は、戦後徐々に文体が軽くなり、昭和30年代以降は戯作的なユーモアも含む剽軽な文章へと変貌していくように思っていたが、本作もそうした「軽い文体」への移行が印づけられている。が、本巻の2編とも、そう悪くない。「幽霊男」はちょっと文章もプロットも粗雑に過ぎたが、この2編は結構良いのである。何よりも「読ませる」小説であり、やはり横溝の作品は全然完璧ではないのだけれど抜きん

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    2022年04月25日
  • 華やかな野獣

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    ネタバレ

    「華やかな野獣」の描写が凄い。官能的というか、ストレートにエロい。
    「暗闇の中の猫」は、「踊る双生児」の改稿もの。
    「睡れる花嫁」は読後感は良くないけど、好き。

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    2022年04月23日
  • 金田一耕助ファイル12 悪魔の手毬唄

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    最初お国ことばに読みにくくて苦戦。登場人物多いし、屋号もあるしで心が折れそうになったけど、諦めなくてよかった。やっぱり名作はおもしろいなぁ。

    辰蔵さんのキャラが良すぎる。常に酔っ払ってるし、特にワイン工場を案内する場面がいい。ワインを飲みまくった挙句、バランスが取れなくて尻餅をついてそのまま寝てしまうとか本当に最高。辰蔵さんの日常を観察したらおもしろいんだろうなぁ。

    ちょっとしょっぱい閉め方も好き。魍魎の匣を思い出した。

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    2022年04月01日
  • 金田一耕助ファイル12 悪魔の手毬唄

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    ネタバレ

    鬼首村で伝わる手毬唄になぞらえて起こる連続殺人事件。
    舞台は岡山の村、季節は8月。

    とても面白かったです。先が気になるので、どんどん読んでしまいました。
    田舎の村独特の熱気や閉塞感がありありと伝わってきました。風習なんかも、本当にありそうに感じてしまいます。

    自分の読解力ではよく分からなかった点が二点。

    昭和7年の死体はなぜ火葬されたか?(犯人が強く勧めた?)
    犯人が投身したのは、初めから決めていたことなのか、里子を殺めたことによるのか?

    もう一度、読み返してみよう。

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    2022年03月15日
  • 蝶々殺人事件

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    表題作「蝶々殺人事件」を含む三篇。
    緻密なトリックが素晴らしかった。殺害場所はどこなのか、どうやって運ばれたのかなど予想の遥か先を行く展開に心踊りました。
    読者への挑戦があったのも新鮮。
    横溝先生、クロフツやカーがお好きだったんですね。
    蜘蛛と百合では珍しく女に誑かされ我を忘れ、由利先生に悪態をつくほど取り乱す三津木くんが新鮮。
    その先生が助けてくれなきゃ一体どうなっていたことやら。まだ青いんだな。
    薔薇と鬱金香ではすんでのところで事件を解明した二人がナイスプレイでした。前作の憑かれた女が悉く悲恋だったので、うら若いカップルが死なずにすんでとてもほっとした気持ちです。

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    2022年03月06日
  • 金田一耕助ファイル13 三つ首塔

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    冷静に考えれば困惑展開なのに全て豪速でやりきるから最後まで面白かった。ファイトが湧いてきたときの音禰さんがよいです。

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    2022年02月24日
  • 金田一耕助ファイル12 悪魔の手毬唄

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    ネタバレ

    金田一耕助の事件を未然に防げないという特徴が十二分に発揮されている作品
    これは他の探偵ものでは味わえないですよね……笑

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    2022年02月16日
  • お役者文七捕物暦 謎の紅蝙蝠

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    もう少し

    とても面白かったです。
    いつもより下手人がすぐに分かったのが
    物足りなかったのと今回は菊之丞のその後が
    気になりました。

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    2022年02月03日
  • お役者文七捕物暦 花の通り魔

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    今回も

    時代小説が大好きで色々と読んでますが
    この作品も一気に読んでしまいました。
    あっさり下手人が分からない所がいいですね。

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    2022年02月03日
  • 金田一耕助ファイル12 悪魔の手毬唄

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     1959(昭和34)年作品。金田一耕助もので、テレビドラマ化もされてやや有名なものだが、横溝正史の戦後の傑作群の中では後ろの方に位置する。『幽霊男』(1954)はちょっと粗雑な作品で、作風が変わってきてしまったかなという感じだったが、本書はこれよりも後で、『白と黒』(1961)のほんの少し前だ。
     金田一耕助ものの長編の場合、大量の人物が登場してくる場合が多い。私は人の名前を覚えるのが苦手だ。リアルでも小説を読む場合でも。ゾラの『ナナ』なんて、冒頭から圧倒的にたくさんの人名が出てきて、それを全然覚えられないから後々困ってしまうのだ。
     最近はこのように人物の沢山出てくる場合には、メモを取りな

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    2022年02月03日
  • お役者文七捕物暦 蜘蛛の巣屋敷

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    面白かった

    時代小説が好きで読んでみました。
    いつもみたいな捕物ではなく内容がしっかりあって
    夢中で読み進めてしまいました。
    次の話も楽しみです。

    #ドロドロ #ドキドキハラハラ

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    2022年02月02日
  • 金田一耕助ファイル6 人面瘡

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    別の本でも同じような感想を書きましたけど、金田一耕助ものの短編集で、長編とは違う魅力がありながら、安定のおもしろさで一気に読んでしまいました。
    「人面瘡」という短編も佳作でしたが、題名にはしない方がいいと思うなあ。

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    2022年01月30日
  • 血蝙蝠

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    短篇集。由利・三津木シリーズは二作のみ。
    大体血腥い事件ばかりだけど、とてもロマンチックで真の愛は勝つ、というすっきりとした読後感。
    花火から出た話と恋慕猿が好きです。
    表題作の血蝙蝠と銀色の舞踏靴は三津木くんの人柄の良さがよく伺える話でした。
    最後の二千六百万年後も面白かった。横溝先生のSF作品なんてとてもレアなのでは?
    どれも楽しく読めました。

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    2022年01月29日