横溝正史のレビュー一覧

  • 金田一耕助ファイル7 夜歩く

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    ネタバレ

    夜歩く
    金田一耕助シリーズだが耕助の参戦は中盤以降。しかし活躍に至っては正に名探偵然とした働きをみせる。

    夢遊病、佝僂といった現代ミステリーでは扱われないテーマを土台として、田舎の華族、旧家の一族を中心に据えたストーリーである。冒頭、とあるキャバレーで謎の女性が蜂屋小市と言う佝僂の画家を発砲した場面から始まる。その後、舞台がかわり、仙石直己と彼の友人である屋代が、仙石の家で起きている問題を助ける為に彼の屋敷を訪れる。
    屋代は売れない推理小説家であり今作の語り手、書き手。

    佝僂というのが差別的偏見てきなものだからか、どういった特徴なのか調べてもわからない。登場人物をイメージ出来ないのは読み手

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    2026年06月03日
  • 金田一耕助ファイル1 八つ墓村

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    1949年。映画やドラマは見たけど、活字は読んでないと思う。
    岡山あたりの閉鎖的な村で起こる連続毒殺事件。落ち武者の埋蔵金も絡め。鍾乳洞が印象的。個人的に鍾乳洞に魅せられるようになったのは映画のせいだと思う。 そしてシロウ(変換できない)
    犯人は同じだが、死に方が映画と違うかなぁ。でも女性の執念的な原作の味を出してたと思う~
    そしてハッピーエンドなんだな、大団円。村が変わりそうな気配。いっぱい死んだけど。

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    2026年06月06日
  • 金田一耕助ファイル2 本陣殺人事件

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    本陣殺人事件
    横溝正史の中編ミステリー集。
    今まで長編シリーズは幾つか読んだが、時系列的に最初の作品は未読であったため読む事にした。
    今作品は中編三遍が収めらており、どれもが若かりし頃の耕助を知る上で重要な作品だ。

    本陣殺人事件
    記念すべき金田一耕助シリーズの第一作目。今まで読んだ作品やドラマ等の印象から、耕助は三十後半位の中年男性をイメージしていた。今作では二十代の若かりし日の耕助が登場し、金田一耕助とはいかような人物であるのか、探偵業を生業にしている理由は何かなど、今まで知らなかったパーソナルな情報が読者に共有されている。彼がアメリカの大学を出ていて麻薬中毒者だった事など、とてもインパク

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    2026年05月26日
  • 金田一耕助ファイル5 犬神家の一族

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    作曲家大野雄二氏の訃報に触れ、映画「犬神家の一族」のテーマ曲を久しぶりに聴いた。怪しげで物悲しく、壮大かつ美しい曲。聴くだけで犬神家の世界観に惹き込まれる大好きな曲だった。
    思い出して原作を手に取った。ホラー味の強い横溝正史ワールド、戦後間もない日本の山村で起こる連続猟奇殺人事件。大財閥の犬神佐兵衛翁の遺言を巡る血みどろの争いである。死体遺棄の仕方が強烈。(あの頃、プールで子ども達が真似てたよね。)
    単なるミステリーの域を超え、情愛が溢れる。母の悲哀が胸を打ち、強く印象に残る。小説を読んでいても、映画の場面が鮮やかに甦ってくる。高峰三枝子が素晴らしかった。小説は75年前、映画は50年前に作られ

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    2026年05月24日
  • 金田一耕助ファイル12 悪魔の手毬唄

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    ネタバレ

    面白かった。やっぱり見立て殺人は面白いな。こう、手がかりが一つずつしっかりと解き明かされていく心地よさ。里子さんがあまりにも美しくて、とても悲しいお話しだった。源治郎が屑。最後の金田一が男前すぎる。

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    2026年05月22日
  • 金田一耕助ファイル1 八つ墓村

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    日本ミステリーの古典的名作であり、おそらく犬神家の人々と並びもっとも有名な金田一耕助シリーズの一つだ。過去に読んだ記憶があるが、恐らく十数年前であり、改めて横溝正史への熱が高まってきた今に再読する次第だ。
    タイトルがとてもシンプルだが、おどろおどろしい、恐怖感を煽られるもので、これほどタイトルから存在感のある作品は他にないだろうし、読む前から不穏な空気感が漂う作品である。

    古典ミステリーに代表される、冒険の部分やラブロマンスも盛り込みそこに一族の相続問題も絡めたかなり盛りだくさんな内容で、単純な推理小説に収まらず、主人公である辰弥の冒険活劇恋愛推理小説ていう方が相応しいかも知れない。
    また

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    2026年05月17日
  • 金田一耕助ファイル9 女王蜂

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    面白かった。
    映画とはかなり違ってストーリーは進んで行くが、
    最後は映画の通り。

    映画の主人公が頭に浮かんできて、どんどん先が読みたくなる。

    横溝正史ミステリーは殺人の動機が凄い。

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    2026年04月24日
  • 金田一耕助の冒険

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    鏡の中の女が面白い。衝撃の犯行。
    短編集で、サクサクと進み、金田一のキャラのインパクトも十分に伝わる。初めて手にした金田一は、十分に満足できるものでした。
    かなり古い作品なのに、犯行動機や展開に古臭さは微塵もない。海と金田一の組み合わせは違和感しかなく、絵を想像すると笑える。

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    2026年04月14日
  • 金田一耕助ファイル1 八つ墓村

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    金田一耕介シリーズの第4段
    と言っても金田一耕介が主人公ではなく
    辰弥と言う青年が主人公
    しかも金田一耕助は全然活躍しない
    ちょいちょい登場はするけど最後に事件の真相を語るだけ。

    渥美清が金田一を演じた1作目の映画も原作同様に活躍していないので、それがなんとも物足りない感じがした。
    映画は比較的原作に忠実にできていたんだな。
    ただ原作はもっとスケールが大きい。
    これまたもう一度映画を見ないといけないな。

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    2026年04月13日
  • 金田一耕助ファイル1 八つ墓村

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    金田一耕助シリーズ1作目!怨念や因習のおどろおどろしい描写から始まる、冒険・恋愛要素も入り交じった最後までハラハラするミステリーでした
    終始不穏な空気で、登場人物誰もが怪しく見えてしまうので恐ろしい…
    古い物語なのにとても読みやすく、感銘を受けました

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    2026年04月12日
  • 金田一耕助ファイル1 八つ墓村

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    ネタバレ

    ちょっと昔の文体がきれいでおもしろかった
    "ゼスチュア"がめっちゃ趣あって良い たぶんジェスチャーのこと
    意外と展開が速くて楽しいし金田一耕助が全然活躍しなくてウケる 探偵がおるのに殺人事件が横行する話大好き
    私めちゃくちゃ姉の春代を疑っていましたが全然違う人が犯人で、裏切られてうれしい
    動機は気が狂った血筋に嫌気がさしたからだと思ってましたがもっと実際的な理由でしたね

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    2026年04月07日
  • 金田一耕助ファイル7 夜歩く

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    面白かった。
    唯一、映像を見る前に読んだ横溝正史の本。
    初めはなかなか人が殺されず、
    展開も読めなかったので、少し飽きてしまったが、
    人が殺されてからはどんどんのめり込んでいった。

    そして今クライマックスのどんでん返し。
    面白かったな。

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    2026年03月30日
  • 本陣殺人事件

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    作中で鈴子ちゃんも言ってたけど、フケがまるで星のよう。キラキラしてるな…それもあって、金田一耕助が小動物的でとても可愛いぞ!!色々な金田一耕助が楽しめるので、コミカライズはなんぼあっても良い。

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    2026年03月29日
  • 獄門島 金田一耕助ファイル 3 アニメカバー版

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    面白かった

    角川の金田一耕助シリーズではは3作目だが、
    原作は2作目。

    金田一耕助が久しぶりの登場という設定。
    本陣殺人事件に続いで磯川警部が登場。

    3人の妹たちが殺される
    おれの代わりに獄門島へ行ってくれ

    復員船の中で死んだ戦友、鬼頭千万太に遺言を託され、獄門島に渡る金田一耕助。

    そして遺言通りに3人の娘が殺されていく。
    しかもただ殺されるだけではなく
    死体を何かに見立てるように。

    映画では曖昧だったトリックも原作では細かく説明されていて、金田一耕助の心情も映画より遥かに表現されている。

    そして全ての伏線を見事に回収できている。

    ただ犯人が映画と違うところは少し驚いた。
    でも

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    2026年03月18日
  • 金田一耕助ファイル3 獄門島

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    面白かった

    角川の金田一耕助シリーズではは3作目だが、
    原作は2作目。

    金田一耕助が久しぶりの登場という設定。
    本陣殺人事件に続いで磯川警部が登場。

    3人の妹たちが殺される
    おれの代わりに獄門島へ行ってくれ

    復員船の中で死んだ戦友、鬼頭千万太に遺言を託され、獄門島に渡る金田一耕助。

    そして遺言通りに3人の娘が殺されていく。
    しかもただ殺されるだけではなく
    死体を何かに見立てるように。

    映画では曖昧だったトリックも原作では細かく説明されていて、金田一耕助の心情も映画より遥かに表現されている。

    そして全ての伏線を見事に回収できている。

    ただ犯人が映画と違うところは少し驚いた。
    でも

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    2026年03月18日
  • 金田一耕助ファイル14 七つの仮面

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    杉本画伯のカバー画で読む金田一探偵シリーズを事件発生順で読む祭り継続中。時代は1944年くらいの短編集。さすがにこの時代設定になるとマンションにもエレベーターがつく。エアコンはまだ普及していないが、ヨレヨレのかすりと袴姿は目立つだろ。

    今回も愛と憎しみと欲からくる猟奇的事件が発生。これまでは金田一探偵はあいかわらず解決までは行かなくとも終了させることが多かったと思うのですが、今回驚くのは犯人を破滅させるエピソードがあることです。探偵は警察じゃないから逮捕はしないし、裁判官じゃないから量刑もしないけど謎や動機を暴くに徹しなければならないが、方法がもう犯罪すれすれというか黒に近いグレー。なんなら

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    2026年03月12日
  • 死神の矢

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    ネタバレ

    エロ・グロが少し弱くなっててよかった。死神の矢はまあまあ面白かった。お母様...。それより、蝙蝠と蛞蝓、面白い。表題作より面白いぞ。荒木飛呂彦を感じた。

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    2026年03月09日
  • 金田一耕助ファイル1 八つ墓村

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    1938年に起きた「津山三十人殺し」事件をモチーフにして、始まりから実話のようなリアルな恐ろしさがある。

    古い作品だが文章は読みやすく、テンポも良いため、先が気になってどんどん読み進めてしまう。昭和の時代に書かれているため、田舎の人や女性、老婆に対する率直すぎる失礼な表現も多々あり、今読むと驚くが、思わず笑ってしまった。

    特に印象に残ったのは洞窟のシーン。提灯やろうそく一つで暗い洞窟に入っていく場面はとてもスリルがあり怖くなった。この時代の女性は怖いもの知らずなのか?

    犯人探しよりも、村の閉鎖的な雰囲気や集団心理の恐ろしさ、宝探しの面白さが印象に残った。

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    2026年03月07日
  • 金田一耕助ファイル1 八つ墓村

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    読んだ事は無かったので。
    ミステリというよりもスリラーなストーリー、浪漫と緊迫感のある話。
    事件関係者である主人公の視点で話は進む。主人公に襲いかかる様々な恐ろしい出来事に読み手もドキドキする

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    2026年02月28日
  • 真珠郎

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    これが戦前の作品だったなんて調べて驚いた、古風だとは思ったが、初めで読んだときは衝撃的で、しばらく体のどこかに憑いているような気がした。驚きも新鮮だったのに。再読してみるとあまり恐ろしくもなかった。

    これを初めて読んだのは、中学一年生のときだった。横溝正史初読みになったこの本は、主人公が美少年だっただけに恐ろしく不気味だった。興味はあったがまだこういう世界には慣れていなかったらしい。ちょっと文学というものから外れていると生意気にも思っていた。

    5、6年前くらい前だっだか角川文庫の「横溝正史生誕百十周年フェア」が開催されていたが、この作品は入っていなかった、横溝正史の作品では後世に残る名作と

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    2026年02月27日