横溝正史のレビュー一覧

  • 真説 金田一耕助

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    さすが名探偵を作った作家先生

    先生の良い人柄が分かる暖かい一冊。
    作品の裏話、映画化の裏話、当時の生活状況等が分かる貴重な一冊だと思います。
    金田一耕助氏のファンなら読んで損はしないです。

    #ほのぼの #憧れる #癒やされる

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    2025年04月06日
  • 金田一耕助ファイル12 悪魔の手毬唄

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     岡山と兵庫の県境の鬼首村を訪れた金田一耕助が村に伝わる手毬唄になぞらえて、死体に妙な装飾が施された連続殺人事件に遭遇する本格ミステリーで、現場に残された不思議な暗号や二十年前に迷宮入りになった事件とのミッシングリンク、見立て殺人のフーダニット、ホワイダニットなど全く古さを感じさせない面白さがあった。金田一耕助と磯川警部のやり取りも良かった。

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    2025年03月27日
  • 姿なき怪人

    匿名

    購入済み

    表題作は、ラストに明らかにされる真実のためにあると云ってもいいくらいです。途中で薄々わかることではあるのですが。

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    2025年02月23日
  • 金田一耕助ファイル5 犬神家の一族

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    横溝正史をいくつか読んだ中で1番面白かった。
    テンポよく進み、登場人物も多くないので非常に読みやすかった。

    犬神家といえば湖畔に刺さった逆さまの死体と、スケキヨ仮面がなんとなくネタにされがちだが、読んでみるとネタっぽさはなく不気味さや謎が演出されていると感じた。

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    2025年02月08日
  • 金田一耕助ファイル1 八つ墓村

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    初めて金田一シリーズを読んだが年代を感じさせない面白さ。面白くて2日でスルスルと読めた。

    本当に読んで良かったと感じさせる一冊

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    2025年02月05日
  • 金田一耕助ファイル2 本陣殺人事件

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    基本的に金田一耕助シリーズは、ミステリーで一番最初に読んだシリーズだったのでどの作品も楽しみました!

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    2025年01月30日
  • 貸しボート十三号

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    禍話のKなっきさんが恐いと言っていたのが印象に残っており、初めて読む横溝正史作品として選びました。
    表題作は残酷な犯罪描写と、大学ボート部員達の友情物語を掛け合わせた傑作。
    三作全て死体の発見状況がかなりセンセーショナルで、"湖泥"、"堕ちたる天女"は犯人達の悪意がとてつもないが、飄々としている金田一耕助と警察関係者のやり取りが非常にコミカルで面白い。

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    2025年01月28日
  • 金田一耕助ファイル4 悪魔が来りて笛を吹く

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    悪魔が来たりて笛を吹く…タイトルがまずインパクトがあり好きで読後に意味をしり震え上がった!

    この作品で街のなかに金田一耕助先生がいるんだと感じた。いつもや田舎や島とかなんでね。

    そして事件と同じく帝銀事件を知り調べたな〜

    金田一耕助シリーズのなかでも切ない事件のひとつ。


    ぜひ〜

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    2025年01月19日
  • 金田一耕助ファイル19 悪霊島(下)

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    串刺し殺人が起きてからはクライマックスまで尻上がりに盛り上がって一気に読んでしまった。本格推理物にほんのり怪奇趣味が融合してるのが面白い。

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    2025年01月13日
  • 金田一耕助ファイル19 悪霊島(上)

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    作者最晩年の作品だが全く衰えを感じない。舞台は昭和42年、高度経済成長期の日本だが、過疎が進む瀬戸内海に浮かぶ孤島「刑部島」が舞台であり戦後が舞台の『獄門島』や『悪魔の手毬唄』と変わらぬ雰囲気が味わえる。ちょっとした怪奇趣味もあって面白い。

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    2025年01月12日
  • 獄門島 金田一耕助ファイル 3 アニメカバー版

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    ネタバレ

    金田一耕助シリーズ2作目(角川文庫の金田一耕助ファイルとしては3作目)

    何よりもまず昭和の雰囲気や前作同様和風の不気味さが秀逸です。
    (島民の心理的にも)閉鎖的な孤島の描写が物語に緊張感を持たせ、読み進めるごとに
    襲われるのか!?どうだ!?とドキドキさせられる(のがまた楽しい)。

    犯人を予想しながら読んでいたのですが、しっかり驚かされました...。
    昭和の因習恐るべし。
    やるせない結末でしたね...心にずっしり来ました。

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    2025年01月10日
  • 金田一耕助ファイル3 獄門島

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    ネタバレ

    金田一耕助シリーズ2作目(角川文庫の金田一耕助ファイルとしては3作目)

    何よりもまず昭和の雰囲気や前作同様和風の不気味さが秀逸です。
    (島民の心理的にも)閉鎖的な孤島の描写が物語に緊張感を持たせ、読み進めるごとに
    襲われるのか!?どうだ!?とドキドキさせられる(のがまた楽しい)。

    犯人を予想しながら読んでいたのですが、しっかり驚かされました...。
    昭和の因習恐るべし。
    やるせない結末でしたね...心にずっしり来ました。

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    2025年01月10日
  • 神隠しにあった女 自選人形佐七捕物帳2

    匿名

    購入済み

    百物語の夜はクリスティの本歌取りだろうが、捕物として読めることがうれしいです。人形佐七のおかげで捕物帳の楽しさを覚えました。感謝です。

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    2025年01月05日
  • 金田一耕助ファイル1 八つ墓村

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    みんみんさんに、マキさん金田一読めばいいよねと言って頂き、ひま師匠が紹介してくださった一冊。


    うをぉ!
    最初っからバッタバッタ死にますね。
    これでもか!ってくらい、皆殺しから幕を開けるのですね。
    確かにこれは祟りが起きそう。
    ワクワクすっぞ!«٩(*´ ꒳ `*)۶»ワクワク

    ↓これが冒頭の祟りに纏わる話。
    ----------------
    戦国時代、山中の寒村に、尼子氏の家臣だった8人の落武者たちが財宝とともに逃げ延びてくる。
    逃げ延びた先の村人たちは毛利氏による捜索が厳しくなると、褒賞に目がくらみ、武者たちを皆殺しにしてしまう。
    武者大将は死に際に「七生までこの村に祟ってみせる」と呪

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    2025年01月02日
  • 金田一耕助ファイル2 本陣殺人事件

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    ネタバレ

    金田一耕助デビュー作

    時代/舞台がザ・昭和で単語や文化を咀嚼するのが中々難しい...。
    内容についてもこれまた時代か凄くドロドロしてます。
    ノンフィクションっぽい書き方は凄く新鮮で面白く、他のミステリーを引用して
    読者に挑戦する姿勢を感じる。しっかり短編含めて騙されましたけど...。
    密室・日記調・顔のない屍体と様々なテーマが使用されており、型にはめない工夫を感じてこれも読者への挑戦を感じて読みごたえがある。

    最後に、今は新装されたみたいだけれど、杉本一文の表紙が素晴らしい。
    作品の雰囲気をしっかり表現している。

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    2024年12月30日
  • 金田一耕助ファイル19 悪霊島(下)

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    お前らが健さんて呼ぶまで止めないからな!でお馴染み、ひまわりめろんです
    どーも、どーも

    というわけで『悪霊島』ですわ
    横溝正史最後の作品ですな

    連載開始が77歳かな
    エグい、素でエグい
    77歳でこれが書けるのは控えめに言って神、神セブン!(意味変わってきてる)
    当時の77歳って今で言う77歳だからね(同じ!)

    もうね、狂ってます
    怪奇ですよ
    洞窟でバーンですよ

    このね犯人の狂いっぷりが良いのです

    いやー面白かった!

    次はわいも『八つ墓村』かな

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    2024年12月18日
  • 金田一耕助ファイル12 悪魔の手毬唄

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    『獄門島』、『犬神家の一族』と読んで、3作目の金田一先生。雰囲気などは今作が一番好きでした。毎度お馴染み、一癖も二癖もある人物達、ホラーテイストの世界観、そして、なぞらえ殺人。事件も、会話も、解決編もどれも楽しく読ませていただきました。そして、ラストの金田一先生から発せられる言葉と描写が哀愁を帯びていて実に素敵です。

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    2024年12月03日
  • 金田一耕助ファイル1 八つ墓村

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    懐かしいミステリの定番を半世紀ぶりくらいにに再読。

    戦国時代、黄金を携えて逃げてきた8人の落武者を、村人たちが騙して惨殺。その後怪異が相次ぎ、以来「八つ墓村」と呼ばれるようになった山奥の山村。大正になり、落武者惨殺の首謀者田治見家の当主、要蔵が発狂して32人の村人を虐殺し行方不明になっていた。それから26年。母子家庭で育った辰弥が要蔵の息子であることがわかり、田治見家に迎えられると、再び陰惨な連続殺人が村に起こる…というあの話だ。


    古い因習がまだ残っている戦争直後の時代背景と伝奇ホラーっぽい設定がたまらなく魅力的だ。国枝史郎や岡本綺堂や山田風太郎のような、あの湿気臭い畳や暗い納戸の奥のホ

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    2024年11月10日
  • 金田一耕助ファイル5 犬神家の一族

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    巨大財閥・犬神家で起こった一連の惨劇と秋から冬へと季節が移ろいゆく那須の情景、そして明らかになる事件の真相。
    文章・物語・登場人物全てが恐ろしくて美しくて、読み終えたあと茫然とした…

    映画は観たことあったけど(うろ覚え)原作は未読だった。素晴らしかった。

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    2024年11月10日
  • 金田一耕助ファイル1 八つ墓村

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    名前は知っていたけど、こんなにおもしろい作品だったとは…
    なぜこれまで読まなかったのか…

    作品全体に漂うおどろおどろしさと、物悲しさ。
    ホラーでミステリーという、初めてのジャンルに一瞬で虜になった。
    しばらく金田一耕助シリーズの沼にはまります…

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    2024年11月10日