横溝正史のレビュー一覧

  • 金田一耕助ファイル19 悪霊島(下)

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    なかなかページが進まなかった上巻と比べ、それまで隠されていた各々の思惑が次々明らかになる下巻。ぐいぐいぐいと引き込まれ、数時間で読破してしまいました……!
    なんといっても見どころは終盤での緊迫感溢れる対決。本を読みながらこんなにもハラハラしたのは、本当に久しぶりの体験です。

    ただ、エピローグについてはどちらでもいいのかなと。
    稀代の悪女の行く末はたしかに気になるところではありますが、ほのめかす程度でもよかったのかな……とこれは個人の好みですがね。

    地下大洞窟での冒険、隠匿されてきたグロテスクな凶行と、ほんのり『八つ墓村』を思い出す要素もあり、それでいて臨場感も気味の悪さもパワーアップした本

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    2025年05月05日
  • 金田一耕助ファイル18 白と黒

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    因習の残る閉鎖的な村や島を舞台とした過去の名作と異なり高度経済成長期の、当時最新の団地を舞台に怪文書が横行し様々な住人が複雑に絡み合う人間関係の中で起こる連続殺人。今読むとこれはこれで昭和レトロ感があって良い。微妙にエログロさも残る。

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    2025年05月03日
  • 金田一耕助ファイル4 悪魔が来りて笛を吹く

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    よく出来た話だ…緻密というか、設定が凄い。
    現代では考えられないほど、身内で入り乱れててそこも衝撃的でした。横溝正史は性の乱れをかなりしっかり書く人なので、倫理観バグります笑
    全く関係ないようで繋がっていく、最後の告白部分はただただ切ない気持ちにさせられた。
    トリックと言うよりかは、動機や人間関係に焦点が当たっていて個人的にはかなり好きな作品に入りました。

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    2025年04月20日
  • 金田一耕助ファイル7 夜歩く

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    金田一耕助シリーズ7冊目。『悪魔が来たりて笛を吹く』と同様、タイトルは知っていたが、内容は全くの初見。

    首なし連続殺人事件。「夢遊病」や「佝僂病」等、特異な性質を持った人々と旧家の爛れた内情、妬み・憎悪・因縁が絡み合い、先入観で読者を陥れる―――。

    『犬神家の一族』、『八つ墓村』、『獄門島』等と比べると(自分の中では)知名度が一つ落ちるので、ぼちぼちの期待感で手に取ったのだが・・・いやはや、自分の中の金田一耕助シリーズNo.1が変わりましたわ!まさか、こんなトリックを仕掛けてくるとは夢にも思わなかった・・・。(推理小説としては反則級のトリックだが、これはあくまで「事件簿」なのでね。)

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    2025年04月26日
  • 金田一耕助ファイル1 八つ墓村

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    ネタバレ

    今更になって初めて横溝正史を読んだ
    金田一耕助があまり活躍してない…?

    要蔵の32人殺しの時の容貌、(白鉢巻に懐中電灯、片手に猟銃、腰には日本刀)最初に出てきただけなのに有名だねー、映画での影響が大きいのだろうか

    いわゆる犯人探しの要素は少なめに感じた、なにせ人がどんどん死ぬし、田治見家の因縁、離れの抜け道など新しい事象がコロコロ出てきて考える間もなく終わってしまった

    猿のように小さい双生児のお婆さんや兎口の醜い濃茶の尼の容姿は嫌でも考えずにはいられない、鍾乳洞の描写も素晴らしい、クドい文体のおかげで場面や人物描写が際立つねー

    辰弥の未来に幸あれ

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    2025年04月08日
  • 金田一耕助ファイル1 八つ墓村

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    ネタバレ

    金田一耕助はあまり出てこず、調査や推理の描写を楽しむ作品ではないです。
    手記形式で、主人公を中心に広がる事件の中で、翻弄されたり、冒険したり、出生を追ったりが描かれるような作品。

    硬派なミステリーと言うよりもドラマ的で(特に後半は)目紛しく動く展開に、緊張感、焦燥感も煽られるところが楽しいかも?

    読者に疑心を植えるのが巧くて、読み進めるごとにこの人が犯人?利用されてるだけ?無関係?と推理が二転三転させられ、読む手が止まらないです。
    特に弁当の描写のリフレインのせいで犯人をミスリードさせられました…。

    村の独特なおどろおどろしさはあいもかわらず、集団意識の恐ろしさを感じますね…。

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    2025年04月06日
  • 真説 金田一耕助

    購入済み

    さすが名探偵を作った作家先生

    先生の良い人柄が分かる暖かい一冊。
    作品の裏話、映画化の裏話、当時の生活状況等が分かる貴重な一冊だと思います。
    金田一耕助氏のファンなら読んで損はしないです。

    #憧れる #癒やされる #ほのぼの

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    2025年04月06日
  • 金田一耕助ファイル12 悪魔の手毬唄

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     岡山と兵庫の県境の鬼首村を訪れた金田一耕助が村に伝わる手毬唄になぞらえて、死体に妙な装飾が施された連続殺人事件に遭遇する本格ミステリーで、現場に残された不思議な暗号や二十年前に迷宮入りになった事件とのミッシングリンク、見立て殺人のフーダニット、ホワイダニットなど全く古さを感じさせない面白さがあった。金田一耕助と磯川警部のやり取りも良かった。

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    2025年03月27日
  • 姿なき怪人

    匿名

    購入済み

    表題作は、ラストに明らかにされる真実のためにあると云ってもいいくらいです。途中で薄々わかることではあるのですが。

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    2025年02月23日
  • 金田一耕助ファイル5 犬神家の一族

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    横溝正史をいくつか読んだ中で1番面白かった。
    テンポよく進み、登場人物も多くないので非常に読みやすかった。

    犬神家といえば湖畔に刺さった逆さまの死体と、スケキヨ仮面がなんとなくネタにされがちだが、読んでみるとネタっぽさはなく不気味さや謎が演出されていると感じた。

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    2025年02月08日
  • 金田一耕助ファイル1 八つ墓村

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    初めて金田一シリーズを読んだが年代を感じさせない面白さ。面白くて2日でスルスルと読めた。

    本当に読んで良かったと感じさせる一冊

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    2025年02月05日
  • 金田一耕助ファイル2 本陣殺人事件

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    基本的に金田一耕助シリーズは、ミステリーで一番最初に読んだシリーズだったのでどの作品も楽しみました!

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    2025年01月30日
  • 貸しボート十三号

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    禍話のKなっきさんが恐いと言っていたのが印象に残っており、初めて読む横溝正史作品として選びました。
    表題作は残酷な犯罪描写と、大学ボート部員達の友情物語を掛け合わせた傑作。
    三作全て死体の発見状況がかなりセンセーショナルで、"湖泥"、"堕ちたる天女"は犯人達の悪意がとてつもないが、飄々としている金田一耕助と警察関係者のやり取りが非常にコミカルで面白い。

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    2025年01月28日
  • 金田一耕助ファイル4 悪魔が来りて笛を吹く

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    悪魔が来たりて笛を吹く…タイトルがまずインパクトがあり好きで読後に意味をしり震え上がった!

    この作品で街のなかに金田一耕助先生がいるんだと感じた。いつもや田舎や島とかなんでね。

    そして事件と同じく帝銀事件を知り調べたな〜

    金田一耕助シリーズのなかでも切ない事件のひとつ。


    ぜひ〜

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    2025年01月19日
  • 金田一耕助ファイル19 悪霊島(下)

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    串刺し殺人が起きてからはクライマックスまで尻上がりに盛り上がって一気に読んでしまった。本格推理物にほんのり怪奇趣味が融合してるのが面白い。

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    2025年01月13日
  • 金田一耕助ファイル19 悪霊島(上)

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    作者最晩年の作品だが全く衰えを感じない。舞台は昭和42年、高度経済成長期の日本だが、過疎が進む瀬戸内海に浮かぶ孤島「刑部島」が舞台であり戦後が舞台の『獄門島』や『悪魔の手毬唄』と変わらぬ雰囲気が味わえる。ちょっとした怪奇趣味もあって面白い。

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    2025年01月12日
  • 獄門島 金田一耕助ファイル 3 アニメカバー版

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    ネタバレ

    金田一耕助シリーズ2作目(角川文庫の金田一耕助ファイルとしては3作目)

    何よりもまず昭和の雰囲気や前作同様和風の不気味さが秀逸です。
    (島民の心理的にも)閉鎖的な孤島の描写が物語に緊張感を持たせ、読み進めるごとに
    襲われるのか!?どうだ!?とドキドキさせられる(のがまた楽しい)。

    犯人を予想しながら読んでいたのですが、しっかり驚かされました...。
    昭和の因習恐るべし。
    やるせない結末でしたね...心にずっしり来ました。

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    2025年01月10日
  • 金田一耕助ファイル3 獄門島

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    ネタバレ

    金田一耕助シリーズ2作目(角川文庫の金田一耕助ファイルとしては3作目)

    何よりもまず昭和の雰囲気や前作同様和風の不気味さが秀逸です。
    (島民の心理的にも)閉鎖的な孤島の描写が物語に緊張感を持たせ、読み進めるごとに
    襲われるのか!?どうだ!?とドキドキさせられる(のがまた楽しい)。

    犯人を予想しながら読んでいたのですが、しっかり驚かされました...。
    昭和の因習恐るべし。
    やるせない結末でしたね...心にずっしり来ました。

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    2025年01月10日
  • 神隠しにあった女 自選人形佐七捕物帳2

    匿名

    購入済み

    百物語の夜はクリスティの本歌取りだろうが、捕物として読めることがうれしいです。人形佐七のおかげで捕物帳の楽しさを覚えました。感謝です。

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    2025年01月05日
  • 金田一耕助ファイル1 八つ墓村

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    みんみんさんに、マキさん金田一読めばいいよねと言って頂き、ひま師匠が紹介してくださった一冊。


    うをぉ!
    最初っからバッタバッタ死にますね。
    これでもか!ってくらい、皆殺しから幕を開けるのですね。
    確かにこれは祟りが起きそう。
    ワクワクすっぞ!«٩(*´ ꒳ `*)۶»ワクワク

    ↓これが冒頭の祟りに纏わる話。
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    戦国時代、山中の寒村に、尼子氏の家臣だった8人の落武者たちが財宝とともに逃げ延びてくる。
    逃げ延びた先の村人たちは毛利氏による捜索が厳しくなると、褒賞に目がくらみ、武者たちを皆殺しにしてしまう。
    武者大将は死に際に「七生までこの村に祟ってみせる」と呪

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    2025年01月02日