横溝正史のレビュー一覧

  • 殺人鬼

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    表題作他、『黒蘭姫』、『香水心中』、『百日紅の下にて』の四編の金田一耕助モノ。/「百日紅」が凄くいい。『獄門島』とは別物でありながら、獄門島への序章みたいな気もしてしまう。単に直前の事件、というだけなのだけど。獄門島が読みたくなった。

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    2009年10月04日
  • 金田一耕助ファイル13 三つ首塔

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    一番好き。

    何度も読み返して、長々と読後を楽しんでいる。

    最近感想が変化してきた。

    驚き。

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    2009年10月04日
  • 金田一耕助ファイル20 病院坂の首縊りの家(下)

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    本陣殺人事件とほぼ同時期に読んだ、私の横溝デビュー作品のひとつ。これも怖くて怖くて仕方がなかった。(そんなのばっかり)横溝作品の中でも力作だと思う。なんしか20年かかってますから。

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    2009年10月04日
  • 金田一耕助ファイル20 病院坂の首縊りの家(上)

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    本陣殺人事件とほぼ同時期に読んだ、私の横溝デビュー作品のひとつ。これも怖くて怖くて仕方がなかった。(そんなのばっかり)横溝作品の中でも力作だと思う。なんしか20年かかってますから。

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    2009年10月04日
  • 金田一耕助ファイル13 三つ首塔

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    ほかの人のレビューでは★がそんなに多くないけど、なぜか一気に読めてしまう。(ほとんどそうだけど)ずっとドキドキです。笑

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    2009年10月04日
  • 金田一耕助ファイル16 悪魔の百唇譜

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    金田一シリーズ。
    漫画の金田一少年の下敷きになっているので、読みやすいですが、こちらのほうがおどろどろしくて、すきです

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    2009年10月04日
  • 金田一耕助ファイル13 三つ首塔

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    緑三〇四 6
    角川文庫のナンバリングが若い作品ながら角川映画にはなっていないので知名度は低い。片岡千恵蔵の金田一で1956年に東映で映画化されている。昭和30年9月から翌年2月にかけてのエピソード。倍舞台は都内から兵庫県と比較的広範囲にわたる。1972/8初版

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    2009年10月04日
  • 真説 金田一耕助

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    この本もしかして絶版?
    愛読書その2。「本陣殺人事件」や「獄門島」の裏話や、「犬神家の一族」の映画に関するエピソードなど盛りだくさん。金田一ファンにはオススメ。和田誠氏のイラストも素晴らしい!

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    2009年10月04日
  • 金田一耕助ファイル1 八つ墓村

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    課題図書で読んだ。自分だと手に取らないものだが、面白かった。絵としては怖いけれど、ホラーというよりはミステリーだなと思った。

    本編に対してラストがハッピーエンドすぎて驚いた。
    あれだけ恐ろしい内容であれだけ人が死んでおいて、あのラストを持ってくるのがすごい。

    表現は無駄がなく簡潔でインパクトがあった。印象的な表現ではあるが1,2文ですっきりしている。
    そういう文章かつ、次々に展開していくため、ボリュームはあるが読み進めやすい。

    ストーリーが進むほどに謎が絡まっていくようでどんどん混乱していくのがすごかった。

    はじめの方は登場人物が多すぎてごっちゃになるかと思ったけれど、意外と大丈夫だっ

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    2025年12月06日
  • 悪魔の降誕祭

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    未読の横溝作品発掘シリーズ。
    『殺人鬼』に続いて本書もゆのまるさんのレビューで発掘できました。いつもありがとうございます♪

    さて、こちらは金田一もの中編三話を収録した、何とも“ええ塩梅”の作品集でございます。

    金田一さんの探偵事務所で死体が発見される、表題作「悪魔の降誕祭」
    金田一さんの不器用な恋心が切ない「女怪」
    別荘地で起きた、元女優の殺人事件と死体消失の謎に挑む「霧の山荘」

    三話とも分量・構成が“丁度いい感じ”の中編で、長編でなくてもまとまりのある洗練されたミステリとして楽しめるところが横溝先生の巧さですよね~。

    「悪魔の降誕祭」は金田一役が池松壮亮さんでドラマ化もされていたよう

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    2025年12月02日
  • 殺人鬼

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    長編があまり得意ではないと言ったら短編もありますよ!と横溝正史ファンの方にお薦めいただいて読みました。
    短いながらもどれも面白い!!個人的には百日紅の下がお気に入りです。
    人間の欲や情念が鮮やかに書き連ねられていて今読んでも十二分に面白いです。
    どれもこれも映像化できそうなほど読んでいて情景が浮かんでくるのはさすがだなと思いました。
    当然のことながら人はそれなりに死にますがそれすらも魅力ですね。

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    2025年11月15日
  • 金田一耕助ファイル5 犬神家の一族

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    莫大な遺産を巡る人間のドロドロは普遍なのね、とお金が殺人の動機になるって今でも普通にあることで、この作品が書かれた時代背景は今とは全く違うだろうに、人の悪性というのか欲情とかって変わらないんだなと思いました。
    そして、殺人後の死体の見せ方がセンセーショナルすぎて、映像を想像するだけで恐怖‼️ドラマになるわけだわ〜。
    シリーズで読みたくなりました。

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    2025年11月14日
  • 壺中美人

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    ネタバレ

    表題作はこの作者のよくある男色が出てきたりして
    まあ、こんなもんかとは思ったけど
    もう一つの短編『廃園の鬼』は犯人の動機は??だけどまとまりがよく読みやすかった。
    この話、何かで見たり聞いたりした記憶はあるんだけど思い出せない。。。

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    2025年11月12日
  • 金田一耕助ファイル1 八つ墓村

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    ネタバレ

    めちゃくちゃ人死ぬ(笑)初めて金田一シリーズ読んだのに金田一正直おらんでも全然問題ない、まじか(笑)村のあちこちに広がる、金塊が隠された鍾乳洞、わくわく

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    2025年11月12日
  • 雪割草

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    横溝唯一の家族小説。横溝らしい読者を飽きさせない話の運びでかなりのボリュームだが一気に読んでしまった。
    とにかく有為子の周りの善良な人たちが気持ちの良い性格をしていて読んでいてストレスなく好ましい。過酷な運命に翻弄され周りの助けを貰うばかりの彼女が最期辛酸を舐めさせられた観月堂に金の用意をすると言った場面は彼女の成長が垣間見える良いシーン。(それも結局は自分の力ではどうにもできなかったが)
    実行力と気持ちがまだまだ駆け離れた状態での終わりではあったが今後彼女は更に逞しく時代を駆け抜けていくのだろうという希望に満ちた終わりだった。

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    2025年11月03日
  • 名探偵・金田一耕助シリーズ 悪霊島

    購入済み

    金田一ーー!!!

    金田一ー!!、きんだいちー!!横溝正史ー!大好きだー!!どろどろした糞田舎の因習ー!!ずばり 色欲まみれのセックスばかりしか頭にない奴ら

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    2025年11月01日
  • 金田一耕助ファイル5 犬神家の一族

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    犬神家当主が残した遺書から、莫大な遺産を巡り孫たちが疑心暗鬼になる中で連続殺人が起こってしまう話。
    ドロドロした人間関係がお好きな方はおすすめな感じ。
    作品自体は古いですが非常に読みやすく、展開も早いので読みだすと止まらない系。
    次は獄門島を読みたい。

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    2025年10月28日
  • 悪魔の降誕祭

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    今月は個人的短編集強化月間!
    ということで、秀逸な短編集をセレクトして読んでいる私です。

    金田一さんの短編集はいくつか読みましたが、読みやすさという点ではこれがダントツだと感じました。死姦が出てこない!笑
    東京の等々力警部の登場が多いからか、都会らしい(?)カラッとした事件ばかりだなと感じました。
    その中で、『女怪』はかなりの見もの。なんと、恋する金田一さんが描かれています。
    『女怪』についてちょっとした事前知識はあったものの、これまで知った気でいた金田一さんとは全く違う一面が垣間見え、非常に新鮮な気持ちになれました。事件の結末はなんともやるせなく、その後の彼に与えた影響の大きさもきっとかな

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    2025年10月22日
  • 金田一耕助ファイル2 本陣殺人事件

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    本陣殺人事件一本立てかと思いきや車井戸はなぜ軋る、黒猫亭事件の三本立てで読み応えがあった。車井戸と黒猫、量が少ないから読みやすいのに満足感がある

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    2025年10月01日
  • 金田一耕助ファイル8 迷路荘の惨劇

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    ネタバレ

    金田一耕助ファイル14冊目。未読の長編もだいぶ少なくなってまいりました〜。

    本作は、屋敷のあちこちにどんでん返しや抜け穴がある豪邸が舞台。
    金田一シリーズの中では結構ボリュームがあり、手に取った時は驚いたのですが、いやこれが面白い!
    『八つ墓村』の冒険要素あり、『悪魔が〜』の没落貴族あり、『悪霊島』の自分勝手すぎる犯人あり、”身体に特徴がある謎の人物”あり……オマケによく耳にする”糸を使ったトリック”まで出てきて
    「これがあの!!」と興奮してしまいました。笑
    パトロンの風間氏が出てくるところも高評価◎
    これだけ要素てんこもりなためか、謎解きはやや性急でさすがにちょっと無理では??と引っかかっ

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    2025年09月21日