横溝正史のレビュー一覧
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伏線が仕掛けられてたのに気づかなかった〜ちょっと悔しい。
読みやすく、サクサク進んだ。
犯人は読んでけばわかりやすいかな。
だからこそちょっと悔しかった。
おまけの短編はなんかあまり好きではないし、しっくりこなかった。Posted by ブクログ -
島シリーズワクワクする。最初の始まりが、奇妙な言葉を吐いて死んだ男というのが興味を引く。これから面白い事件の始まりを予感させて良い。時代の流れや、島の閉塞感など文化的なものも学べて感じられて楽しい。Posted by ブクログ
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今年初読みの金田一。年内に〈金田一耕助ファイル〉を読破しようかなと思ってます。
今回は短編集。『生ける死仮面』『花園の悪魔』『蝋美人』『首』の4作。
短編はあっさり描かれてるから、直ぐに内容は忘れてしまいそう。だけど、読んでる瞬間は楽しめる。この時代の感覚は今のとだいぶ違うから、自己投影とかせずに現...続きを読むPosted by ブクログ -
「金田一耕助」シリーズの『悪魔の百唇譜』を読みました。
最近「ホームズ」シリーズを立て続けに読んで、ミステリーを読むことに嵌っちゃってますねぇ。
半世紀前の東京が舞台なのですが、、、
それでも一世紀前のロンドンと比べると、舞台の背景が想像しやすいので読みやすかったですね。
勿論、頭の中で描いてい...続きを読むPosted by ブクログ -
幼い頃にテレビで見た「女王蜂」のストーリーを思い出したくて文庫を手に取りました。
募る想いと魅入られる人生の窮屈さを感じた一作。
トリックよりも動機や人間関係の方に味があり、感情や行動、台詞におもしろさがありました。
文体の視点が映画的で、一人称がなくナレーターがいるタイプ。特別な感情移入する事なく...続きを読むPosted by ブクログ -
仮面舞踏会
プロローグ
第1章 大貴族の朝の食卓
第2章 役者は揃っていた
第3章 考古学者
第4章 女と考古学
第5章 マッチのパズル
第6章 蛾の紋章
第7章 楔形文字
第8章 箱根細工
第9章 A+Q≠B+P
第10章 祖母と孫
第11章 師弟関係
第12章 考古学問...続きを読むPosted by ブクログ -
ずっと気になってた横溝正史シリーズ
どこから手を出すか迷った結果 有名なこの作品から読み始めてみました。
1976年版実写映画を先に見ていたお陰か
思った以上に物語の世界に入り込めました。
横溝先生の独特な世界観。
次は八ツ墓村を読んでみようと思います。 -
横溝正史の金田一耕助シリーズのコミカライズ。横溝正史作品は、この時代には放送禁止になりかねないだろうし、本ならば発禁になりそうだ。この本はコミカライズにありがちだが、やはり原作を読んでいないと分かりづらい部分が多い。幸い、要点は押さえられているが、だいぶソフトになったとはいえ、やはり横溝作品だけあっ...続きを読むPosted by ブクログ
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様々に想像を掻き立てる内容だった。犯人自体は怪しいし、最初からこれが20年の時を超えると前置きがしてあるのでどう事件がこれから動いていくのか楽しみ。時を超える事件は、ワクワクして面白い。Posted by ブクログ
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映像作品はいくつかみているが、横溝正史の原作はひとつも読んだことがなかった 出てくる主要な三人の女性がそれぞれ違う性格なのにいずれも魅力的で、主人公に癖がないのも読む側としては感情移入しやすく、ミステリーとしても散りばめられた伏線や言動が最終的にぜんぶ回収されているのがすごいPosted by ブクログ
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数か月ぶりに読む金田一はやっぱり面白かった。今回は東京と伊豆。金田一の登場が今までにないパターンで新鮮に感じた。
猟奇マニアたちが出てくる気持ち悪い話だけど自分の日常と余りにもかけ離れている分、気分転換の読書にはうってつけだと思う。自己投影とか全くしないから、嫌な内容も引きずることもないし。
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誰が犯人か最後まで分からなかったので、最後まで面白く読めた。操の責めている時は長かったしそこまで面白く無かったので辛かったけど。あと、今までと違ってマッチを巡る着想が、最後の最後にそこに繋がるんだという伏線回収も驚きがあって面白かった。色盲の生まれが犯人を見つける、犯人がどういう人物か分かる一端とな...続きを読むPosted by ブクログ
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1.おすすめする人
→探偵小説が好き、日本文学を感じたい、
ハラハラしたい
2.内容
→金田一耕助の絡む話が3話入っている短篇集。
中でも「車井戸はなぜ斬る」は
かなりゾッとした。
人間の狂気が全面に現れた作品。
没落貴族から復讐を受け、
また復讐を受けた貴族も没落貴族へ堕ちて行く。...続きを読むPosted by ブクログ -
題名を聞いたことあるものの、読んだことなかったので、手にとってみた。
とても面白く夢中になって読んだが、思ったよりおどろおどろしくなかった。
また、ヒロインの必要性が分からなかった。
主人公にしては心の拠り所になったのだろうが、ただの吊り橋効果では。
あと、金田一耕助シリーズとは知らずに読んだので、...続きを読むPosted by ブクログ -
話はテンポよく進み、読みやすかった。
横溝正史らしい雰囲気もあり、不気味な感じも。
ただどう見てもこの人犯人じゃね?
ってのが薄々わかってしまったのでそこがマイナスで。Posted by ブクログ -
戦国時代には携えてきた財宝目当てに落武者8人を惨殺したのち怪異に見舞われ、大正時代には発狂した村の分限者・田治見要蔵による村人32人無差別殺人が発生した経緯がある山村・八つ墓村。孤独な青年・寺田辰弥は偶然にも自らが八つ墓村出身である事を知ると同時に、新たに発生した陰惨で不可解な連続殺人事件に巻き込...続きを読むPosted by ブクログ
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【本陣殺人事件】
これが…噂の本陣殺人事件……⁝(ᵒ̴̶̷᷄⌑ ᵒ̴̶̷᷅ )⁝
なるほどなるほど…!!
横溝正史と言えば……!?
『犬神家の一族』
『悪魔の手毬唄』
『八つ墓村』
と並ぶほど有名な『本陣殺人事件』
アメリカから帰国した金田一耕助初登場の作品である———。
……ア...続きを読むPosted by ブクログ -
人生で初めて『金田一』シリーズを読みました。
最初は古めかしい文体や語句が多くて読み進めるのに苦労したけど、それも気にならないくらいストーリーが面白くて、時間をかけてゆっくり楽しめました。
まず『獄門島』という名前がかっこいい!
流刑地だったとか海賊の子孫が多いとか名前も歴史も物々しくてワクワク...続きを読むPosted by ブクログ -
言わずとしれた金田一耕助シリーズ第一作。
陰鬱でおどろおどろしい雰囲気。なのですが、神秘的な雪密室で起きた惨劇と事件に用いられた様々な日本古風なガジェット、それらを合わせる事で、どことなく美しく妖しい雰囲気を醸し出していて夢中になって読んでしまった。
横溝作品は未読だったんですが、他のシリーズも早く...続きを読むPosted by ブクログ