横溝正史のレビュー一覧

  • 金田一耕助ファイル13 三つ首塔

    Posted by ブクログ

    1955年。TVドラマで見た。相合傘は覚えている。
    遺産をめぐって血で血を洗う惨劇の始まり~~~~&メロドラマ風味。ヒロインが見知らぬ男性に惹かれていく~~~~~。ヤッちまえば女なんてちょろいもんさ、って昭和か?昭和だ! 実は君がはじめてだったんだよ・・・ってありなのか?アリなのだ!もはや昭和はなんでもありなのだ!
    いっぱい死んで(金田一が関わった中でおそらく最多)、そして大団円。

    0
    2026年07月12日
  • 金田一耕助ファイル12 悪魔の手毬唄

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    1957年。TVで見た。歌詞見ればなんとなく歌える。子守歌の話を持ち出した婆さんが、うまい具合に3番忘れたのも覚えてる。しかし、読者は知っている。なぜならプロローグに全歌詞載っているから。わざとかな?
    岡山と兵庫の境目、鬼首村での連続殺人~~~~
    事件を解決した金田一は、エピローグでいらんことを囁いて鬼首村を後にするのであった~~~~

    0
    2026年07月09日
  • 金田一耕助ファイル8 迷路荘の惨劇

    Posted by ブクログ

    金田一耕助シリーズ8冊目。こちらもタイトルは知っているが初見(・・・というか、ここから先は全部コレ)。

    明治の権臣・古館種人(たねんど)伯爵が富士の裾野に建てた豪邸・名琅荘(めいろうそう)。明治維新という時代の変動期において建てられたこの豪邸は、粛清や暗殺に対して極度に警戒された作りとなっており、いたるところにどんでん返しや抜け穴等が設計されていた。この複雑怪奇な豪邸は別名、"迷路荘"と呼ばれていた。
    名琅荘を古館伯爵の子孫である辰人(たつんど)から譲り受けた実業家・篠崎慎吾は、この豪邸をホテルとして経営に乗り出す。慎吾は、ホテル開業を前にこの豪邸を名残惜しんでもらおうと

    0
    2026年06月26日
  • 金田一耕助ファイル9 女王蜂

    Posted by ブクログ

    1951年。なぜか映画もTVも見ていない。タイミングだな。
    伊豆諸島の南方の月琴島で育った智子は美しい。年頃になり、三人の婚約者候補と会うために東京へ。おうちは経堂。智子のもとに怪文書が届く。そして連続殺人が~~~~
    19年前の智子の実父死去事件とも絡め、金田一は推理する、が公にしないシリーズ。
    犯人誰~?と読み進める。
    そして大団円。美しく気丈な智子は良い伴侶に恵まれて、幸せに暮らしましたとさ、なのかな。

    0
    2026年07月03日
  • 金田一耕助ファイル8 迷路荘の惨劇

    Posted by ブクログ

    1950年。こんな表紙じゃないんだが。途中で本を置いて鳥取旅行に行ったら、いろいろ忘れてしまった。
    富士山の近く。ダリヤの間、ヒヤシンスの間。館から洞窟へ抜ける秘密通路ありの名琅荘。
    耕助のパトロン風間さん経由で名琅荘へ(おそらく)。旧知の混血戦災孤児が馬車で迎えてくれる。そして惨劇が~~
    ちょいとややこしい。真相にびっくり。
    あいかわらず、生き残った人々の未来が明るい感じで終わる大団円。

    0
    2026年06月29日
  • 金田一耕助ファイル1 八つ墓村

    Posted by ブクログ

    ものすごいスピード感で一気に読ませられました。いやぁ、面白かったです。何とも言えないおどろおどろしさと、田舎村特有の陰険な感じが、全体に緊張感をもたらせていました。

    犯人はなんとなく怪しさを感じていましたが、その動機については完全に予想外。これは良かったです。ただ、ここはもう少し深堀してほしかった思いもあります。主人公(?)がバタバタしているうちに、解決してしまいましたが、直接対峙してなんやかんやあってもよかったのでは?

    多少の文句はありますが、ページをめくる手が止まらないとはこのことか、というくらい引き込まれました。横溝正史恐るべしです。

    0
    2026年06月23日
  • 金田一耕助ファイル3 獄門島

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ■面白い
    なるほど、シンプルで割と直球、まさに古典、という感じの面白さ。
    手がかりをまき散らして、ほとんどはミスリードだが一本だけ正しい線があります、という作品ではなく、ミスリードは太く鋭く少なめに、意味がありそうなところにはちゃんと意味があり、納得もできる、という作品だった。
    ヒントから「あーこれはこういうことでしょう」とわかる箇所があり、それが楽しい一方、全体像としては把握できず、解決編を読むのもまた楽しい。
    重要な手がかりは最後の方になるにつれて出てくる一方、最序盤も決して無駄な描写ではなく、道中にも「あ、あれってそういうことだったのか!」という描写が織り込まれている、無駄のない面白さを

    0
    2026年06月18日
  • 獄門島 金田一耕助ファイル 3 アニメカバー版

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ■面白い
    なるほど、シンプルで割と直球、まさに古典、という感じの面白さ。
    手がかりをまき散らして、ほとんどはミスリードだが一本だけ正しい線があります、という作品ではなく、ミスリードは太く鋭く少なめに、意味がありそうなところにはちゃんと意味があり、納得もできる、という作品だった。
    ヒントから「あーこれはこういうことでしょう」とわかる箇所があり、それが楽しい一方、全体像としては把握できず、解決編を読むのもまた楽しい。
    重要な手がかりは最後の方になるにつれて出てくる一方、最序盤も決して無駄な描写ではなく、道中にも「あ、あれってそういうことだったのか!」という描写が織り込まれている、無駄のない面白さを

    0
    2026年06月18日
  • 金田一耕助ファイル9 女王蜂

    Posted by ブクログ

    久々に横溝正史読んだんだけど面白いー!最初からグイグイ引きつけてきて、気になって一気に読めてしまう。
    美男美女、怪しい正体不明の人物、古の言い伝え、複雑な家系図やら、エンタメ性がとんでて読んでて楽しい。毎回これなんですけど、もはやお約束で入れてくれてるのか?笑

    最後の最後まで全然分からずに最後に一気に謎が解けていくのも気持ちいい。

    次は何読もうかなぁ。金田一耕助ファイル順に行くと人面瘡、夜歩くあたりを次は読みたいな

    0
    2026年06月16日
  • 金田一耕助ファイル12 悪魔の手毬唄

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    悪魔の手毬唄

    金田一耕助シリーズの長編ミステリー。鬼首村に伝わっていた古い手毬唄の見立て殺人。20年前に発生し、解決に至らなかった殺人事件を土台に、当時事件を担当していた磯川警部に紹介され、耕助が休養の為、鬼首村の旅館を訪れるところから物語は始まる。

     今作は「獄門島」の話題が始終でてくるので、「獄門島」もおすすめする。どちらも見立て殺人でありながら、見立ての意味合いや完成度は「獄門島」の方が優れている様に思うが、人間的な面白さ、物語の奥に沈む醜さの様なものは今作の方が面白いと思う。
     とある不幸な人生を歩む人の物語だが、大切な人に裏切られ、自分以外が幸せになっていくという絶望感は本当に不

    0
    2026年06月14日
  • 金田一耕助ファイル4 悪魔が来りて笛を吹く

    Posted by ブクログ

    1951年。ドラマで見た。話覚えてないけれど。
    結論から言うと、悪魔がフルートを吹いたわけではない、と思う。
    青酸カリ毒殺の天銀堂事件。その容疑者と目された椿子爵が自殺した。「悪魔が来りて笛を吹く」というフルート曲をレコーディングしてた。六本木の屋敷には、戦災で家を失った親類たちがいっぱい。実は~とかあるし、相関図を書かないとこんがらがる。昔の貴族って、好き放題に手籠めにしてたのか・・・
    金田一たちの先をいく犯人。フルート曲が流れる。
    追いつけ金田一~とわくわくしながら読み進めた~。作者の本を読み進めているのだが、意外に読みやすいのよ。

    0
    2026年06月14日
  • 金田一耕助ファイル4 悪魔が来りて笛を吹く

    Posted by ブクログ

    悪魔がこりて笛を吹く
     金田一耕助シリーズ。耕助が登場する作品はとある屋敷内とか、村とか閉鎖されたエリアでの事件が多いと思っていたが、今回は舞台である東京のとある邸宅を中心に、神戸や淡路島にまで舞台が広がり、椿家で起きた陰惨な事件が描かれる。

     物語は、とある陰惨な銀行強盗事件と椿子爵の失踪、自殺が土台になり、椿子爵の娘である美禰子が耕助の元に依頼に来た事から始まる。
     冒頭、椿子爵家族と、同居する新宮家、玉虫元伯爵、医者の目賀博士などの紹介、並びに椿子爵が彼等に馬鹿にされ虐められていた事などが明かされる
    その復讐の為にこの様な事件が起きている・・・だと、なんだか動機として物足りなさを感じて

    0
    2026年06月12日
  • 迷宮の扉

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    テンポも良かったし、内容的にも誰が財産を独り占めしようとしてる?と面白かったんだけど、
    竜太郎の犯人復讐したいのは自分の部下のためでそのために自分の子供たちがどうなってもいいとか(それがたとえこの先悲観的な将来が待っているとしても)
    どうしても共感できずイライラした。

    0
    2026年06月07日
  • 金田一耕助ファイル9 女王蜂

    Posted by ブクログ

    女王蜂
     金田一耕助シリーズお馴染みの由緒ある一族が中心になるミステリー。主人公は月琴島に暮らす大道寺家の娘、智子。彼女は周りの男性を狂わす程の絶世の美女であり、彼女が中心となって物語が進行していく。
     根本に19年前に起きた智子の実父が崖から転落して亡くなった事件があり、19年前の変死事件に端を発して新たな悲劇が幕を開ける。
     金田一耕助シリーズのイメージにあるおどろおどろしい雰囲気は少なく、どちらかと言えば近代的な読み方が出来る作品。智子の屋敷の開かずの間から19年前の事件が恐らく単純な転落死事件ではないという事が匂わせられるが、冒頭ではどの様な意味が有るかはまだ分からない。物語が進むにつ

    0
    2026年06月07日
  • 金田一耕助ファイル3 獄門島

    Posted by ブクログ

    1947年。ドラマで見た。読んだのはこんな表紙じゃないんだけれど・・・・頭ガリガリとフケとばすし(映画で見たことあり)。
    見立て殺人。無残やな兜の下のきりぎりす、はまだ覚えている。無残様(違う話)!そして美しい死体。
    瀬戸内海の獄門島。耕助は復員船で死去した千万太の依頼を受け、獄門島に。結局3姉妹は殺されたわけだが。探偵は解決すればいいのだ。いいのかな。これからは早苗が頑張る、と早苗が意地を見せ、明日への希望を覗かせる。

    0
    2026年06月11日
  • 獄門島 金田一耕助ファイル 3 アニメカバー版

    Posted by ブクログ

    1947年。ドラマで見た。読んだのはこんな表紙じゃないんだけれど・・・・頭ガリガリとフケとばすし(映画で見たことあり)。
    見立て殺人。無残やな兜の下のきりぎりす、はまだ覚えている。無残様(違う話)!そして美しい死体。
    瀬戸内海の獄門島。耕助は復員船で死去した千万太の依頼を受け、獄門島に。結局3姉妹は殺されたわけだが。探偵は解決すればいいのだ。いいのかな。これからは早苗が頑張る、と早苗が意地を見せ、明日への希望を覗かせる。

    0
    2026年06月11日
  • 金田一耕助ファイル2 本陣殺人事件

    Posted by ブクログ

    1946年。ドラマは見た。覚えてないけれど。
    「本陣殺人事件」戦前の事件。旧家の婚礼の夜に新郎新婦が死んだ。時代ならではの動機?大々的なトリック。大風呂敷を畳んだ!むりやいではなく!
    「車井戸はなぜ軋る」子孫がダメダメで祖母大変だ。
    「黒猫亭事件」顔のない死体。これが一番のミステリー。犯人わかったけど、金田一の推理が冴える。区切って読んだ。戦前は人を殺したら、満州に行けばよかったんだね。やりなおすなら満州。
    初期作品なのかな、金田一耕助はにこにこしてどもる。

    0
    2026年06月11日
  • 金田一耕助ファイル7 夜歩く

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    夜歩く
    金田一耕助シリーズだが耕助の参戦は中盤以降。しかし活躍に至っては正に名探偵然とした働きをみせる。

    夢遊病、佝僂といった現代ミステリーでは扱われないテーマを土台として、田舎の華族、旧家の一族を中心に据えたストーリーである。冒頭、とあるキャバレーで謎の女性が蜂屋小市と言う佝僂の画家を発砲した場面から始まる。その後、舞台がかわり、仙石直己と彼の友人である屋代が、仙石の家で起きている問題を助ける為に彼の屋敷を訪れる。
    屋代は売れない推理小説家であり今作の語り手、書き手。

    佝僂というのが差別的偏見てきなものだからか、どういった特徴なのか調べてもわからない。登場人物をイメージ出来ないのは読み手

    0
    2026年06月03日
  • 金田一耕助ファイル1 八つ墓村

    Posted by ブクログ

    1949年。映画やドラマは見たけど、活字は読んでないと思う。
    岡山あたりの閉鎖的な村で起こる連続毒殺事件。落ち武者の埋蔵金も絡め。鍾乳洞が印象的。個人的に鍾乳洞に魅せられるようになったのは映画のせいだと思う。 そしてシロウ(変換できない)
    犯人は同じだが、死に方が映画と違うかなぁ。でも女性の執念的な原作の味を出してたと思う~
    そしてハッピーエンドなんだな、大団円。村が変わりそうな気配。いっぱい死んだけど。

    0
    2026年06月06日
  • 金田一耕助ファイル2 本陣殺人事件

    Posted by ブクログ

    本陣殺人事件
    横溝正史の中編ミステリー集。
    今まで長編シリーズは幾つか読んだが、時系列的に最初の作品は未読であったため読む事にした。
    今作品は中編三遍が収めらており、どれもが若かりし頃の耕助を知る上で重要な作品だ。

    本陣殺人事件
    記念すべき金田一耕助シリーズの第一作目。今まで読んだ作品やドラマ等の印象から、耕助は三十後半位の中年男性をイメージしていた。今作では二十代の若かりし日の耕助が登場し、金田一耕助とはいかような人物であるのか、探偵業を生業にしている理由は何かなど、今まで知らなかったパーソナルな情報が読者に共有されている。彼がアメリカの大学を出ていて麻薬中毒者だった事など、とてもインパク

    0
    2026年05月26日