横溝正史のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
懐かしいミステリの定番を半世紀ぶりくらいにに再読。
戦国時代、黄金を携えて逃げてきた8人の落武者を、村人たちが騙して惨殺。その後怪異が相次ぎ、以来「八つ墓村」と呼ばれるようになった山奥の山村。大正になり、落武者惨殺の首謀者田治見家の当主、要蔵が発狂して32人の村人を虐殺し行方不明になっていた。それから26年。母子家庭で育った辰弥が要蔵の息子であることがわかり、田治見家に迎えられると、再び陰惨な連続殺人が村に起こる…というあの話だ。
古い因習がまだ残っている戦争直後の時代背景と伝奇ホラーっぽい設定がたまらなく魅力的だ。国枝史郎や岡本綺堂や山田風太郎のような、あの湿気臭い畳や暗い納戸の奥のホ -
Posted by ブクログ
ネタバレテレビ放送があれば必ずと言っていいほどみているけれど、文章で読むのは初めて。書かれた時代に比して、読みやすさに驚いた。小学校の頃ハマった江戸川乱歩・少年探偵シリーズなどは、もっと読みにくい印象だったけれど…。某私立大学を中退後、渡米。麻薬中毒になりかけたものの、ある事件を解決し、そこで得たパトロンの出資で大学を卒業、帰国後、更にしれっとパトロンに全額出資させ、探偵事務所開設…という金田一耕助の経歴も初めて知る。
収録の『本陣殺人事件』『車井戸はなぜ軋る』『黒猫亭事件』には、いずれにも、恥、体面、自尊心、名誉、長男の面目、末弟の鬱屈、劣等感など、昭和初期に特に色濃かった価値観が強く事件に影を落と -
Posted by ブクログ
ネタバレ※長文です
個人的に凄く面白かった!
某ボカロ曲で犬神家の一族を知り、読む前から犯人、動機、トリック等はわかっていたが、それでも楽しむことができた。
昔の本だからわからない言葉遣いがあるのではないかと思っていたが、そこまでわからない訳ではなく、読みやすい。ただ、時代背景に戦争が関わったり、家柄?の認識が今と違うため、若い子が読むとわかりにくいかもしれない……まぁこれは仕方がないことだな。
〜ネタバレ〜
佐清(本当は静馬)が逆さになって、半分埋まっていることから
「スケキヨ」→「ヨキケス」→「ヨキ」→斧
となる流れ。私はなるほど〜ぐらいで済ましたが、人によってはこじつけだと思うかもしれない -
Posted by ブクログ
分かる!
もっとぎゅっとできたんじゃね?
ってご意見は分かる!
でもいいじゃない、これはこれで
だって解決まで20年かかってるんだから、この間延びした感じが過ぎ去った月日を感じさせる演出なのよ
良い方にとり過ぎ
いやーそれにしてもやっぱ横溝正史好っきやわー
ものすごいグロなんよね
世界観的には、だけど語り口がサラッとし過ぎていてあんまりグロさを感じさせないのよ
グロなのに読みやすい
グロ耐性低めのわいでも安心して読める
どういうトリックなんでしょうね
そしてやっぱ金田一耕助も好きやわー
もちろん一番好きな名探偵です
そして殺人を防げない名探偵の第一人者の耕ちゃんですが、今回は第三、第四の殺