横溝正史のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ今更になって初めて横溝正史を読んだ
金田一耕助があまり活躍してない…?
要蔵の32人殺しの時の容貌、(白鉢巻に懐中電灯、片手に猟銃、腰には日本刀)最初に出てきただけなのに有名だねー、映画での影響が大きいのだろうか
いわゆる犯人探しの要素は少なめに感じた、なにせ人がどんどん死ぬし、田治見家の因縁、離れの抜け道など新しい事象がコロコロ出てきて考える間もなく終わってしまった
猿のように小さい双生児のお婆さんや兎口の醜い濃茶の尼の容姿は嫌でも考えずにはいられない、鍾乳洞の描写も素晴らしい、クドい文体のおかげで場面や人物描写が際立つねー
辰弥の未来に幸あれ -
Posted by ブクログ
ネタバレ金田一耕助はあまり出てこず、調査や推理の描写を楽しむ作品ではないです。
手記形式で、主人公を中心に広がる事件の中で、翻弄されたり、冒険したり、出生を追ったりが描かれるような作品。
硬派なミステリーと言うよりもドラマ的で(特に後半は)目紛しく動く展開に、緊張感、焦燥感も煽られるところが楽しいかも?
読者に疑心を植えるのが巧くて、読み進めるごとにこの人が犯人?利用されてるだけ?無関係?と推理が二転三転させられ、読む手が止まらないです。
特に弁当の描写のリフレインのせいで犯人をミスリードさせられました…。
村の独特なおどろおどろしさはあいもかわらず、集団意識の恐ろしさを感じますね…。