横溝正史のレビュー一覧

  • 金田一耕助ファイル9 女王蜂

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    1978年公開の市川崑監督、石坂浩二主演の映画が有名。元宮家・東小路家の女主人として映画では高峰三枝子が演じているが、原作では元宮家・衣笠家の男性主人となっている点が異なる。他にも京都と伊豆山間地が舞台の映画に対して、原作は東京と伊豆沖の小島。また京都のお茶会での毒殺に対して、歌舞伎座でのチョコレートによる毒殺など設定の違いもあり。

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    2020年02月02日
  • 塙侯爵一家

    ネタバレ 購入済み

    全集か何かで読んで、この短編は特に印象が強く残っている。
    誰もかも心理が読めない、全体的に漂う緊張感とあっけない幕切れ。
    それにしても横溝は登場人物の顔をクチャクチャにするのが好きだねぇ。

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    2019年11月27日
  • 金田一耕助ファイル17 仮面舞踏会

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    再読。
    それでも面白かった。

    長いけれど、後半は事件解決に向けて一気に展開していくので読む価値はあり!

    金田一耕助行くところに、事件あり。
    今回も大活躍。

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    2017年08月09日
  • 金田一耕助ファイル8 迷路荘の惨劇

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    のらりくらりした金田一耕助じゃないと駄目なんだと思う。犯人が誰か途中まで本気でわからなくて、はらはらした。問題点は説明文が多いことかなぁとは思う。お屋敷とかになると、間取りが気になってそして分からないので困る。

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    2016年12月12日
  • 殺人暦

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    横溝正史の、大体は大人向けの短編集。

    5人の死亡を予告する新聞記事に怯え、連続殺人が始まるか?という表題作と、美人令嬢に入れ替わった元女優「女王蜂」は、江戸川乱歩の作品を模したものだろう。特に表題作では、ドジな探偵(警視庁の刑事だが)を出し抜く、『殺人だけは犯さない』名怪盗が出てくるのだが、明らかに二十面相である。表題作はやや子供向け。

    あとのとても短い短篇数篇も、トリックなどは古いものの、よく出来ている。

    難を言うなら、作品は違えど同じような名前(畔柳 等)が乱発されるため、続編か?と疑いながら読む部分があるのだが、全部異なる話である。

    ワルノリが過ぎて、割とめちゃくちゃな印象のある

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    2016年07月13日
  • 金田一耕助ファイル20 病院坂の首縊りの家(上)

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    これ、まだ上巻!?っていうぐらいの、濃さ。

    金田一さんと言えば地方の閉鎖的な村や島、そこに伝わる伝統や風習、名家の因縁。。。と言ったイメージが強いけれど、今回の舞台は東京。

    今まで地方を舞台にしたものばかり読んでいたから、果たして東京が舞台になったら今までの面白さは半減!?とか勝手に先入観を抱いて読み始めたが、読んですぐに吹っ飛んだ。
    面白い!面白い!

    序章部分が少し長いけれどそれさえ超えてしまえば、いつものように物語に引き込まれて一気に読んだ。
    今回は高輪の病院坂にあったさる名家を舞台に、22年前の事件と22年後に新たに起こる事件がキーになっている。
    おなじみ等々力警部も登場。
    金田一

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    2015年09月30日
  • 金田一耕助ファイル6 人面瘡

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    横溝正史の金田一シリーズ短編集。
    金田一シリーズは長編は結構読んでいるものの短編はあまり触ってなかったなぁ、と今回購入。
    やはり横溝正史の世界はいいですね…短編でも伝わる怖さ。
    「湖泥」では小さな村の閉塞感とそこに渦巻く嫉妬のドロドロとした恐ろしさ、蜃気楼の情熱では孤島の屋敷に住む人に対する嫉妬に絡む殺意、人面瘡でも姉に対する嫉妬から始まった殺人と嫉妬が絡む話が多いですね。
    そういえば「蝙蝠と蛞蝓」も隣人に対する嫌悪とその嫌悪する人物に対する嫉妬があったような描写がありましたね。
    最初の「睡れる花嫁」だけが嫉妬が絡んでいない話でした。
    その分犯人の冷静さと異常さが浮き彫りになっていた気はします

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    2015年09月13日
  • 金田一耕助ファイル20 病院坂の首縊りの家(下)

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    ネタバレ

    金田一耕助、最後の事件!
    上巻の昭和20年代の事件から舞台は高度経済成長中の昭和40年代へ
    等々力警部も退職してるし金田一も20歳年をとり…
    そんな中、近頃身の危険を感じるという本條写真館の倅・直吉が金田一の前に現れ、20年前の事件の続きが始まる

    新たに出てくる由佳里と滋の息子・鉄也の出生、法眼弥生と本條写真館の関係など下巻も謎がたくさん出てきますが、最後にはスッキリ~
    手を焼いていた元チンピラのシュウちゃんと手を組まされたり、自分がちょっと目を離したすきに直吉が殺されて自分を責め続けたりと等々力警部が大変そうw

    2012/11/27-12-4

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    2012年12月04日
  • 金田一耕助ファイル20 病院坂の首縊りの家(下)

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    いやぁ。面白い。個人的には大好き。長かったけど。最後も結構よめる展開だったけど、それでも面白い。ひとえに文章力ではないかと。こういう推理小説って今はないよなぁ。。。

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    2012年12月01日
  • 金田一耕助ファイル19 悪霊島(下)

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    ネタバレ

    後半作品は時代背景が落ち着いているので微妙なのが多い…と思っていた自分が恥ずかしい!
    大体の大筋は下巻の前半からわかってくるのですが、1つ覆り2つ覆り…
    クライマックスは八ツ墓村にも匹敵するほどの緊迫した犯人との対峙が待っています
    金田一の好相棒・磯川警部の驚愕の事実も明らかになり、盛り沢山で最後まで手を休める暇がない!
    冒頭部分も好きですが、終わり方も含みがあっていい・・・

    しかし、金田一シリーズの中でも1,2を争うほどの悪女ではないでしょうか
    蒸発した3人の殺害方法がエログロ・・・
    サイコパスぽいな

    2012/11/22-23

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    2012年11月23日
  • 姿なき怪人

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    ネタバレ

    『救いを求める電話』
    板垣博士の姪である吾妻早苗に付きまとう木塚陽介。早苗からの助けを求める電話を受けた三津木俊助。殺害された早苗の詰められたトランク。

    『怪屋の怪』
    板垣博士の依頼で太田垣三造の家を訪れた御子柴進。何者かに殺害された太田垣三造の遺体。太田垣の持つダイヤの指輪をねらう姿なき怪人の予告。

    『ふたごの運命』
    何者かに誘拐されたメリー望月とヘレン望月の双子の姉妹。怪トラックの荷台から落ちたマネキンの中からあらわれた少女の遺体。研究施設から盗まれた少女の遺体の秘密。

    『黒衣の女』
    謎の女の電話を受けた御子柴進。指定されたホテルの部屋で殺害された謎の男。男は探偵である辺見重蔵。辺見

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    2012年10月11日
  • 金田一耕助ファイル13 三つ首塔

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    これもまたテイストの違う横溝先生。
    堕ちてゆくヒロインがレトロだけど美しくて、「悪党!」と叫ぶ様はぞくぞくしてしまいます。
    現代的に映像化すると誰でしょう。

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    2012年08月13日
  • 金田一耕助ファイル20 病院坂の首縊りの家(下)

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    ネタバレ

    金田一探偵はいろいろと映像化されてもいるし、「ジッちゃんの名にかけて・・・」の彼とは旧知の中なので(笑)なじみは少なくないんだけど、やはりもっと早くに出会えればよかった。なにしろ表紙が怖いもので・・・。

    さて、この下巻ですが、上から20年以上の月日がたってしまっているという設定。文字通り壮大なミステリーですね。
    泣かせる内容だし、人間臭さがまたいい。

    2024年9月再読。
    挙げ句、市川監督の映画までサブスクでみてしまった。
    結構相違点あり、これは語らねばならない、いや、まだ観てない人、読んでない人には語れない。

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    2024年09月02日
  • 金田一耕助ファイル20 病院坂の首縊りの家(上)

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    怖いんだろうナァ~って先入観で読めなかった横溝先生、2冊目に挑戦。上下2巻の大作でしたが、時を忘れさせてくれました。
    それにしても表紙が怖い・・・続きは下巻へ。

    2024年9月、再読

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    2024年09月02日
  • 髑髏検校

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    面白かった。山田風太郎を彷彿とさせられました。(もちろんこちらの方がずっと早いんだけども)「髑髏検校」「神変稲妻車」いずれも堪能しました。

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    2012年06月23日
  • 金田一耕助ファイル19 悪霊島(上)

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     横溝先生の書かれる小説は、どれも大変に素晴らしい作品ばかりだと思います。しかしこの「悪霊島」を読んでしまったら、もう二度と他の横溝作品はおろか、普通の推理小説では満足できないのではないか、そう思えるほど濃密で精巧なストーリーです。
     主人公の名探偵、金田一耕介も非常に魅力的です。でも個人的には磯川警部が私は大好きです。彼らに限らず、どのキャラクターも特徴的で、一度イメージするとなかなか忘れられないかもしれません。
     また「悪霊島」の背景描写が、作品の雰囲気と上手にマッチしています。おどろおどろしい舞台が、事件や人間関係の凄惨さに、より一層拍車を掛けているのも、横溝作品の醍醐味だと私は思います

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    2011年11月25日
  • 金田一耕助ファイル18 白と黒

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    いくつもの筋が複雑に、でも混乱なく組み合わさっている。
    こんなに分厚い本なのに、次々とページを繰っていける面白さがある。
    さすが横溝正史は違うね。

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    2011年09月13日
  • 金田一耕助ファイル13 三つ首塔

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    お馴染みの金田一シリーズ。ですが金田一はあまり登場せず、事件の渦中にあったヒロイン・音禰の視点から書かれている作品。今までの金田一シリーズとは違った感じで面白かったです。

    遺産相続に複雑な一族関係といつもの横溝テイストに、金箔アクロバットダンスだのSMショーといったエログロ、戦後の荒んだ雰囲気と妖しさタップリ。江戸川乱歩みたいじゃない?(読んだことないけど・・・)

    露骨な性描写があるわけじゃないけどなんかエロい。でもどこか芸術的な感じがするのが横溝マジック。だと思う。

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    2011年08月08日
  • 金田一耕助ファイル8 迷路荘の惨劇

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    「ああ無残!」 さすがというべきか、グロシーンの描写がなくても凄惨さが伝わってくる文。見覚えのあるトリックが多数出てきます。

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    2011年07月22日
  • 金田一耕助ファイル13 三つ首塔

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    「世の中には理外の理というものがあるもんですね」 横溝氏が得意な形のロマンス。「女王蜂」に似通ったところがあるかなぁ

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    2011年07月22日