横溝正史のレビュー一覧

  • 金田一耕助ファイル13 三つ首塔
    「世の中には理外の理というものがあるもんですね」 横溝氏が得意な形のロマンス。「女王蜂」に似通ったところがあるかなぁ
  • 金田一耕助ファイル20 病院坂の首縊りの家(下)
    ついに読み終わっちゃったよー!
    あああ…すごい話だった。長編なだけはある素晴らしい充実感。
    たくさんの謎が次々に解き明かされる終盤は読むのを止めるのが難しかった。
    耕さん…また会いたいなぁ…(´ω`*)
  • 金田一耕助ファイル13 三つ首塔
    禍々しい、おぞましい世界観にぞくぞくしました。好きだ!
    耕助シリーズはテレビや映画でしか観たことなくて、「設定は独特で面白いけど、もしかしたら映像化スタッフに恵まれているのかなぁ」とひねくれた予想もしていたのですが。文章も面白かった。簡潔でどんどん進むし、妖しさも原作からしてちゃんと香ってくるし。
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  • 金田一耕助ファイル17 仮面舞踏会
    金田一耕助が今回活躍する土地は軽井沢…有名な映画女優の夫が殺害される。構想十余年の月日を費やし完成した本格ミステリーの大作。
  • 金田一耕助ファイル8 迷路荘の惨劇
    迷路荘の惨劇…タイトルからワクワクしてしまう。屋敷内の至るところに《どんでん返し》や《落とし穴》がある。斬新なトリック。
  • 犬神家の一族 1
    映画もドラマも、何処か端折ったり余計な部分を付け加えたりしていますが、この漫画は原作に実に忠実に描かれていると思います。何よりも、佐清がちゃんと美青年になってるのがいいですね(笑) 絵も綺麗です。
  • 名探偵・金田一耕助シリーズ 悪魔が来りて笛を吹く
    原作自体、何度読み返したか分からないくらい好きな作品。
    それを大好きなJETさんが描いてくれるんだから、文句なし。
  • 金田一耕助ファイル13 三つ首塔
    横溝正史が初めて推理小説にロマンスの融合を試みた作品と言われている。
    読んだ当時、中学生だった私はそのエロっぽい描写に少し興奮しながら読んでいた
    のを覚えている。横溝作品の中では結構異色の作品だと思う。
  • 仮面劇場
    うーん、さすがにネタ的に、最近の復刊ラインナップには入ってないか^^;
    盲聾唖の美少年がガラスの棺に入れられて、瀬戸内海の波間を漂っているという、どんだけ耽美やねんという幕開け。
    殺人事件があり、探偵も登場し、ミステリの体裁はとっているものの、ミステリ、冒険小説、耽美小説を、けして器用にではないけれ...続きを読む
  • 呪いの塔
    メイントリックが戦前クォリティ炸裂だったり、微妙にアレな部分も多いですが、横溝作品の中でも特に好きな一作です。
    乱歩に対する作者の想いが、文章の端々から感じられるのがたまらない…。
    単体でも、後の横溝作品と読み合わせても、正史や乱歩の時代を空想しても楽しい、ほんとに美味しい一冊です。
  • 横溝正史翻訳コレクション 鍾乳洞殺人事件/二輪馬車の秘密
    『鍾乳洞殺人事件』
    発見された鍾乳洞で起きた連続殺人事件。鍾乳洞の持ち主が殺害され、第二の被害者が残した「彼が私を殺した。M」と言うダイイングメッセージ。

    『二輪馬車の秘密』
    オーストラリでおきた殺人事件。馬車に乗せた酔っ払い、彼を介抱する見知らぬ男、そして殺害された酔っ払いの男。
    事件に隠された...続きを読む
  • 双生児は囁く
    「汁粉屋の娘」「三年の命」「空き家の怪死体」「怪犯人」「蟹」「心」「双生児は囁く」の7編入り。
    双生児は囁くの双生児タップダンサー・星野夏彦(色白)と星野冬彦(色黒)の双子が好みすぎる。お互いを呼び合うのが「冬ちゃん」「夏ちゃん」ですぜ?
    可愛いよぅ。
  • 殺人鬼
    表題作他、『黒蘭姫』、『香水心中』、『百日紅の下にて』の四編の金田一耕助モノ。/「百日紅」が凄くいい。『獄門島』とは別物でありながら、獄門島への序章みたいな気もしてしまう。単に直前の事件、というだけなのだけど。獄門島が読みたくなった。
  • 金田一耕助ファイル13 三つ首塔
    一番好き。

    何度も読み返して、長々と読後を楽しんでいる。

    最近感想が変化してきた。

    驚き。
  • 金田一耕助ファイル20 病院坂の首縊りの家(上)
    本陣殺人事件とほぼ同時期に読んだ、私の横溝デビュー作品のひとつ。これも怖くて怖くて仕方がなかった。(そんなのばっかり)横溝作品の中でも力作だと思う。なんしか20年かかってますから。
  • 金田一耕助ファイル20 病院坂の首縊りの家(下)
    本陣殺人事件とほぼ同時期に読んだ、私の横溝デビュー作品のひとつ。これも怖くて怖くて仕方がなかった。(そんなのばっかり)横溝作品の中でも力作だと思う。なんしか20年かかってますから。
  • 金田一耕助ファイル13 三つ首塔
    ほかの人のレビューでは★がそんなに多くないけど、なぜか一気に読めてしまう。(ほとんどそうだけど)ずっとドキドキです。笑
  • 金田一耕助ファイル16 悪魔の百唇譜
    金田一シリーズ。
    漫画の金田一少年の下敷きになっているので、読みやすいですが、こちらのほうがおどろどろしくて、すきです
  • 金田一耕助ファイル13 三つ首塔
    緑三〇四 6
    角川文庫のナンバリングが若い作品ながら角川映画にはなっていないので知名度は低い。片岡千恵蔵の金田一で1956年に東映で映画化されている。昭和30年9月から翌年2月にかけてのエピソード。倍舞台は都内から兵庫県と比較的広範囲にわたる。1972/8初版
  • 真説 金田一耕助
    この本もしかして絶版?
    愛読書その2。「本陣殺人事件」や「獄門島」の裏話や、「犬神家の一族」の映画に関するエピソードなど盛りだくさん。金田一ファンにはオススメ。和田誠氏のイラストも素晴らしい!