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Posted by ブクログ
軽井沢の丘に立つバベルの塔なる遊技場。今で言うところの、バブル後のうらさびれたテーマパーク。映画のロケに来ていたメンバーが、ひょんなことから仮想殺人劇を演ずることになったが、本当の殺人事件になってしまった。
第1部では、塔に住む謎の住人が犯人とされて、犯人死亡で一件落着となるが。。。
(本文より引用)
しかし読者諸君はよく知っていられるはずだ。
探偵小説の性質として、こんな思いがけない人間が犯人であってはならないということを----(うーーん、ちゃんと読者心理を見抜かれているというか、ここまで書くものなんかなぁ)
昭和7年の作品。容疑者がひとり、ふたりと殺されていって、思わぬ犯人の意外な過去物語。。。というのは、いかにも昔風の、よくお目にかかった本格推理小説という印象でしたが、解説を先に読んでいたら、印象もずいぶん変わっていたでしょう。江戸川乱歩の「陰獣」のリスペクトとありました。当時の探偵小説マニア向けの読者サービス本といったところだったんでしょうか。
2007/3/12
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