横溝正史のレビュー一覧

  • 迷路の花嫁

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    ネタバレ

    めちゃくちゃ面白かった。今までの殺人事件の謎を解いていく話というよりも、最低非道な人間にやり返すというか痛い目をドンドン見させていくというスカッとするような物語だった。いつしか、殺人事件の犯人を見つけるよりも、最低非道な人間が落ち目になっていく様子をドキドキしながら折っていた。ただ最後はハッピーエンドなんだろうけど、物悲しいもので涙が出た。もちろん奇怪な犯人を追い詰めるのも楽しいのだけど、今回みたいな敵討ちのようなスカッとする話も気分変えというか良かった。

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    2023年06月26日
  • 華やかな野獣

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    享楽的なパーティ

    奔放すぎる…(º﹃º )



    ●華やかな野獣

    親の遺産相続で臨海荘を受け継いだ奈々子。

    そこで繰り広げられる宴は…
    一夜限りの相手と出会う会員制パーティ(º﹃º )

    すごいね…
    そのビジネスをしようという発想がすごい。

    著名人ばかりが集まるパーティなので、そりゃ儲かりますね。

    パーティでは、マスクを付けるルール。
    相手の顔は、共にベッドルームに行くまで分かりません。

    そして、殺人事件が起こります。

    トリックに多少無理矢理感がありましたが、さすが金田一。

    それにしても、警察は金田一耕助に頼りっぱなしだな(*´艸`)


    他、短編が2作収録されています。


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    2023年06月14日
  • 扉の影の女

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    昭和30年、私も生まれていない時代に起こった殺人事件と交通事故死。金田一耕助の推理に等々力警部も煙に巻く。登場人物同士の会話が楽しく犯人が誰であっても気にならないほど。金田一の懐が暖かくなる展開も珍しい。

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    2023年06月05日
  • 金田一耕助ファイル4 悪魔が来りて笛を吹く

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    読むのは2回目だけど、ドキドキ感を持って読めた。何度読んでもドラマとして面白かった。結末としては、おぞましいものだけど。昔、ドラマを見た時にフルートの音楽を聴いたけどそれが思い出されて、印象的な音楽と物語が胸に残る作品。

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    2023年06月03日
  • 金田一耕助ファイル8 迷路荘の惨劇

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    またドロドロの事件でしたね。それぞれに欲望や見栄や怨みつらみがあるから話がこんがらがる。今回も金田一さんお見事。

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    2023年06月01日
  • 金田一耕助ファイル6 人面瘡

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    5作の短編集。金田一シリーズの短編を読むのは初めて。どれも面白かったです。金田一さんや磯川警部の活躍がいろいろ知れて満足。

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    2024年12月18日
  • 死仮面

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    もう、冒頭からかなりおどろおどろしい。デスマスクですもの。
    時系列としては八つ墓村後の金田一。

    同時収録の『上海氏の蒐集品』は金田一シリーズではなかったけれど、これまた独特の雰囲気で印象的。最後は思わず…

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    2023年05月23日
  • 金田一耕助ファイル12 悪魔の手毬唄

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    ネタバレ

    まだそんなに冊数読めてないけど、今まで読んだ金田一シリーズで一番好き。
    手毬唄って子供の頃とか普通に歌って鞠つきしてたけど、大人になって聞いたりするとなんとなく怖いのが不思議。そういう映画とか作品があるからかな?


    偽のおりんさんの殺害に至った理由も怖いけど、里子ちゃん…。最後まで自分のせいだって思って殺されてしまったんやとしたらぅぁぁぁぁ

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    2023年05月04日
  • 金田一耕助ファイル7 夜歩く

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    読んでタイトルに納得。そういう意味だったのですね!このネーミングセンス好きです。最後の方になって似たようなパターンのお話を思い出しましたが、それまですっかり騙されてしまいました。面白かったです。

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    2023年03月30日
  • 金田一耕助ファイル2 本陣殺人事件

    ネタバレ 購入済み

    「本陣殺人事件」は金田一のデビュー作。

    表題作に関しては正直、文章だけだと全然想像がつかなくて頭が???になってしまった。あと動機に関しても説得力がいまいちなんじゃないかなと思ってしまう。ただこの後の金田一シリーズも結構狂気的な犯行が多いので、デビュー作からだんだん洗練されていったのかなと面白い。

    同時収録の「車井戸はなぜ軋る」がどうなるのかハラハラしながら読めて一番面白かった。最後が何とも言えず後味が悪いと言うか哀しい。顔のよく似た親戚、指紋比べなど「犬神家の一族」に共通する要素もありこれが原型になったのかなと思った。

    #ドキドキハラハラ

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    2023年03月15日
  • 蝶々殺人事件

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    以前テレビでも観た気がした。

    トリックとかその筋道とかすごくよくできてるなあ、と思った。
    表題作以外はあまり好きではなかったかな。

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    2023年03月05日
  • 金田一耕助ファイル10 幽霊男

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    いろんな人物の思惑が錯綜するため、出来事がかなり複雑になっているけど、最後には綺麗に繋がるのは流石。
    ヌードモデルが次々ショッキングな遺体で発見されるという展開も横溝先生らしくて良い。
    それにしても、今回は金田一史上、最低最悪の犯人ではなかろうか…

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    2023年01月29日
  • 金田一耕助ファイル19 悪霊島(下)

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    ミステリって読んでるうちに「こいつが怪しいな!」って目星をつけるじゃないですか。で、それがひっくり返されるのが楽しかったりするじゃないですか。でもこの話はそういうのがないのでそこは拍子抜けするかもしれないですね。ただ孤島のおどろおどろしい雰囲気はめちゃくちゃ好きです。

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    2023年01月23日
  • 金田一耕助ファイル4 悪魔が来りて笛を吹く

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    金田一耕助シリーズ5冊目。タイトルは知っていたが、内容は全くの初見である本作、『悪魔が来りて笛を吹く』を手に取ってみた。

    「美禰子よ。父を責めないでくれ。父はこれ以上の屈辱、不名誉に耐えていくことは出来ないのだ。由緒ある椿の家名も、これが暴露されると、泥沼のなかへ落ちてしまう。ああ、悪魔が来りて笛を吹く。父はとてもその日まで生きていることは出来ない。美禰子よ、父を許せ。」―――娘・美禰子へこのような遺書を遺し、命を絶った椿元子爵。しかし、美禰子の母・秌子は夫がまだ生きているのではないかと疑っており、その疑惑を裏付けるように、元子爵に似た人物が周囲で目撃される。そして不気味に流れるは、元子爵が

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    2023年01月16日
  • 夜光怪人

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    ネタバレ

    夜光怪人怖すぎる。
    見た目の不気味さもそうだが、作中で手にかけた人数がなかなかのものなので、その点でも怖い。
    何より三津木さん、御子柴くん、金田一耕助の三人を投入しても止められないのが一番怖かった。
    その割にラストはあっさり……結局三人は見届けただけになったか(いつものことかもしれないが)

    他二編の短編も暗号や隠し財宝を扱ったもの。
    どちらも敵の思惑のその上を行く小説家や探偵の機転が面白かった。
    テンポよく、どんでん返しが来る爽快さ。
    そして、読者にもやさしい暗号もまたよかった。
    一緒に解いている気になれたので。

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    2023年01月02日
  • 死仮面

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    ネタバレ

    結局掲載誌を全部見つけられず、一部は補完された話だったのか。
    全く違和感なかった。
    デスマスクの謎、芸術家の謎、そして教育者の女史が抱えていた闇。
    様々な謎が絡み合っていくのが面白く、ページを捲る手が止まらなかった。
    今回の相棒的な相手が女子高生だったのも新鮮でよかった。
    彼女にもまた秘密があって……隙のない仕様だ。

    上海氏の話は真相が分かると、より悲壮感が増すという。
    すれ違いが悲しい。
    警察が解決したと見なした話が事実と異なっているのも悲しい。

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    2022年10月13日
  • 金田一耕助ファイル13 三つ首塔

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    一人称で主人公の宮本音禰の視点で書かれている。金田一耕助ものだが推理小説というより冒険小説。

    行く先々で殺人事件に巻き込まれの逃避行を続ける音禰を応援したくなり読むスピードが加速する。

    金田一耕助は脇役だけど音禰からの嫌われっぷりはなかなかのもの。

    一人称で主人公視点の金田一ものは長編では「八つ墓村」や「夜歩く」。短編では「蝙蝠と蛞蝓」や「七つの仮面」を知っているけど、他にもあるのですかね?

    推理やトリックは雑になるのですが、実は全部面白い作品であることは確かです。

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    2022年10月05日
  • 金田一耕助ファイル20 病院坂の首縊りの家(上)

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    映画を先に視聴してるので、展開と結末の白々しさを胸に潜め読み終えました。ときたまドキっとさせる文章力にさすがの横溝先生。

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    2022年09月09日
  • 金田一耕助ファイル4 悪魔が来りて笛を吹く

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    ネタバレ

    東京のお屋敷が舞台だから、おどろおどろしい雰囲気は無いなぁと思っていたら、とんでもなくおぞましく悲しい結末が待っていた。後味の悪さでは他を凌駕しているかも……。
    すべて終わった後に、椿元子爵の遺したメッセージの意味が分かったのが切ない。特定の指を使わずに演奏できる曲というのはまったく想像していなかった。正にタイトルの通り、最後にこの曲の謎を解いて死んでいく治雄が哀れだ。

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    2022年08月11日
  • 金田一耕助ファイル12 悪魔の手毬唄

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    ネタバレ

    読んでいるうちに、テレビで見たことを思い出してきた。でも肝心なところを全て忘れていたので、ほぼまっさらな状態で楽しめた。話が入り組んでいて読み応えがあって面白かった。
    最初は読みにくかった方言がだんだんチャーミングに見えてきて、今となっては離れるのが惜しい。
    最後はリカに同情した。八方塞がりでどうにもならなかっただろうと容易に想像がつく。その気持ちを考えたら居た堪れなかった。
    外から正体不明の男が来ると荒らされるように言っている人があったが、正真正銘鬼首村出身の男がこの悲劇を引き起こしたというのが皮肉だった。

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    2022年08月05日