横溝正史のレビュー一覧

  • 金田一耕助ファイル17 仮面舞踏会

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    初めての横溝正史作品だったけど、テンポの良い昭和の日本語がとても心地よく、かなりの長編なのに楽しく一気に読めた。
    ストーリーも非常に面白い。物語の背景にずーっと流れているそこはかとない狂気感に惹き込まれた。

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    2023年08月10日
  • 金田一耕助ファイル8 迷路荘の惨劇

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    ネタバレ

    全然知らないタイトルだったのだが、とても分厚く驚いた。あまり期待していなかった、短編集みたいに思っていたのが、大作で面白い。3代にわたった話だったし、長編だったからどうであったっけと思うところもあったが、迷路荘という設定と興味深く魅力的な舞台、片腕の男、可愛らしい老婆などキャラクター設定、先が気になってとても面白く最後まで読めた。動機に関しても納得するもので、最後も悪人が生き残らないのでスッキリする。昔の建築物で本当に迷路荘みたいなものがあるのか気になる。やはり現代にはない環境が心惹かれ、楽しい。

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    2023年08月04日
  • 金田一耕助ファイル19 悪霊島(下)

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    ネタバレ

    一時期一気にシリーズを通して読んだが、唯一この悪霊島の上巻が手に入らず、下巻だけしばらく棚に積まれていた。
    やっと上巻が再販されて、久々に横溝正史を読んだ。

    やはり面白い。
    金田一耕助シリーズは常に一定の面白さがあるが、長編ということもあり続きが気になる展開だった。
    犯人はお決まりのパターンなので意外ではないが、蒸発した男たちの行方や誰の息子なのかとか色々な予想もできて面白かった。

    せっかくなら犯人と竜平が話すシーンが欲しかった。裏で決着つけるのではなく。

    それにしても磯川警部というか奥さんが悲しすぎる…

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    2023年07月20日
  • 金田一耕助ファイル8 迷路荘の惨劇

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    没落した華族、仕掛けだらけの豪邸、前人未到の洞窟、複雑な人間関係、謎の怪人物などなどなどなど……金田一シリーズを読み始めて8作目?もう、金田一要素てんこ盛り!って印象をこれが一番受けたかもしれない。
    それにしても、今回の犯人に対する金田一耕助のあたりの強いこと。いつもはソフトな感じの金田一さんがあそこまで犯人に対する憎悪をむき出しにするの珍しかった。それもしょうがないよねっていう人の尊厳を踏みにじるような遺体の扱い方してるからね……。読みながらゾッとしてしまった。

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    2023年07月06日
  • 金田一耕助ファイル13 三つ首塔

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    ネタバレ

    誰が犯人か全く分からないまま、主人公の気持ちになってハラハラしていた。面白く読めたし、最後は主人公と良人が結ばれるハッピーエンド?だったので良かった。ただ、なぜ伯父が主人公を女性として愛していたのかがイマイチ分からなかった。美しいの一言だけなのか、長年一緒に暮らしていて、他人だったからか…。もしくは、主人公の母親の姉と結婚していたが、亡くなって、主人公と自分の亡くなった妻を重ねて見ていたのか…。罪に罪を重ねて死んでいき、こんなことをしなければ幸せに暮らしていたのではないかと思わずにはいられない。ただ、人生というのは、そういった自分でも予期しないことから、些細なこと?から大きなことへと良いも、悪

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    2023年06月30日
  • 金田一耕助ファイル9 女王蜂

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    登場人物がみんな個性豊か。それほどドロドロはしてなかったけど、やっぱり事件はそれぞれの想いが交錯して起こるんですよね~

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    2023年06月30日
  • 迷路の花嫁

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    ネタバレ

    めちゃくちゃ面白かった。今までの殺人事件の謎を解いていく話というよりも、最低非道な人間にやり返すというか痛い目をドンドン見させていくというスカッとするような物語だった。いつしか、殺人事件の犯人を見つけるよりも、最低非道な人間が落ち目になっていく様子をドキドキしながら折っていた。ただ最後はハッピーエンドなんだろうけど、物悲しいもので涙が出た。もちろん奇怪な犯人を追い詰めるのも楽しいのだけど、今回みたいな敵討ちのようなスカッとする話も気分変えというか良かった。

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    2023年06月26日
  • 華やかな野獣

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    享楽的なパーティ

    奔放すぎる…(º﹃º )



    ●華やかな野獣

    親の遺産相続で臨海荘を受け継いだ奈々子。

    そこで繰り広げられる宴は…
    一夜限りの相手と出会う会員制パーティ(º﹃º )

    すごいね…
    そのビジネスをしようという発想がすごい。

    著名人ばかりが集まるパーティなので、そりゃ儲かりますね。

    パーティでは、マスクを付けるルール。
    相手の顔は、共にベッドルームに行くまで分かりません。

    そして、殺人事件が起こります。

    トリックに多少無理矢理感がありましたが、さすが金田一。

    それにしても、警察は金田一耕助に頼りっぱなしだな(*´艸`)


    他、短編が2作収録されています。


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    2023年06月14日
  • 扉の影の女

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    昭和30年、私も生まれていない時代に起こった殺人事件と交通事故死。金田一耕助の推理に等々力警部も煙に巻く。登場人物同士の会話が楽しく犯人が誰であっても気にならないほど。金田一の懐が暖かくなる展開も珍しい。

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    2023年06月05日
  • 金田一耕助ファイル4 悪魔が来りて笛を吹く

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    読むのは2回目だけど、ドキドキ感を持って読めた。何度読んでもドラマとして面白かった。結末としては、おぞましいものだけど。昔、ドラマを見た時にフルートの音楽を聴いたけどそれが思い出されて、印象的な音楽と物語が胸に残る作品。

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    2023年06月03日
  • 金田一耕助ファイル8 迷路荘の惨劇

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    またドロドロの事件でしたね。それぞれに欲望や見栄や怨みつらみがあるから話がこんがらがる。今回も金田一さんお見事。

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    2023年06月01日
  • 金田一耕助ファイル6 人面瘡

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    5作の短編集。金田一シリーズの短編を読むのは初めて。どれも面白かったです。金田一さんや磯川警部の活躍がいろいろ知れて満足。

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    2024年12月18日
  • 死仮面

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    もう、冒頭からかなりおどろおどろしい。デスマスクですもの。
    時系列としては八つ墓村後の金田一。

    同時収録の『上海氏の蒐集品』は金田一シリーズではなかったけれど、これまた独特の雰囲気で印象的。最後は思わず…

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    2023年05月23日
  • 金田一耕助ファイル12 悪魔の手毬唄

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    ネタバレ

    まだそんなに冊数読めてないけど、今まで読んだ金田一シリーズで一番好き。
    手毬唄って子供の頃とか普通に歌って鞠つきしてたけど、大人になって聞いたりするとなんとなく怖いのが不思議。そういう映画とか作品があるからかな?


    偽のおりんさんの殺害に至った理由も怖いけど、里子ちゃん…。最後まで自分のせいだって思って殺されてしまったんやとしたらぅぁぁぁぁ

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    2023年05月04日
  • 金田一耕助ファイル7 夜歩く

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    読んでタイトルに納得。そういう意味だったのですね!このネーミングセンス好きです。最後の方になって似たようなパターンのお話を思い出しましたが、それまですっかり騙されてしまいました。面白かったです。

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    2023年03月30日
  • 金田一耕助ファイル2 本陣殺人事件

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    「本陣殺人事件」は金田一のデビュー作。

    表題作に関しては正直、文章だけだと全然想像がつかなくて頭が???になってしまった。あと動機に関しても説得力がいまいちなんじゃないかなと思ってしまう。ただこの後の金田一シリーズも結構狂気的な犯行が多いので、デビュー作からだんだん洗練されていったのかなと面白い。

    同時収録の「車井戸はなぜ軋る」がどうなるのかハラハラしながら読めて一番面白かった。最後が何とも言えず後味が悪いと言うか哀しい。顔のよく似た親戚、指紋比べなど「犬神家の一族」に共通する要素もありこれが原型になったのかなと思った。

    #ドキドキハラハラ

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    2023年03月15日
  • 蝶々殺人事件

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    以前テレビでも観た気がした。

    トリックとかその筋道とかすごくよくできてるなあ、と思った。
    表題作以外はあまり好きではなかったかな。

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    2023年03月05日
  • 金田一耕助ファイル10 幽霊男

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    いろんな人物の思惑が錯綜するため、出来事がかなり複雑になっているけど、最後には綺麗に繋がるのは流石。
    ヌードモデルが次々ショッキングな遺体で発見されるという展開も横溝先生らしくて良い。
    それにしても、今回は金田一史上、最低最悪の犯人ではなかろうか…

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    2023年01月29日
  • 金田一耕助ファイル19 悪霊島(下)

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    ミステリって読んでるうちに「こいつが怪しいな!」って目星をつけるじゃないですか。で、それがひっくり返されるのが楽しかったりするじゃないですか。でもこの話はそういうのがないのでそこは拍子抜けするかもしれないですね。ただ孤島のおどろおどろしい雰囲気はめちゃくちゃ好きです。

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    2023年01月23日
  • 金田一耕助ファイル4 悪魔が来りて笛を吹く

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    金田一耕助シリーズ5冊目。タイトルは知っていたが、内容は全くの初見である本作、『悪魔が来りて笛を吹く』を手に取ってみた。

    「美禰子よ。父を責めないでくれ。父はこれ以上の屈辱、不名誉に耐えていくことは出来ないのだ。由緒ある椿の家名も、これが暴露されると、泥沼のなかへ落ちてしまう。ああ、悪魔が来りて笛を吹く。父はとてもその日まで生きていることは出来ない。美禰子よ、父を許せ。」―――娘・美禰子へこのような遺書を遺し、命を絶った椿元子爵。しかし、美禰子の母・秌子は夫がまだ生きているのではないかと疑っており、その疑惑を裏付けるように、元子爵に似た人物が周囲で目撃される。そして不気味に流れるは、元子爵が

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    2023年01月16日