碧野圭のレビュー一覧

  • 書店ガール 7 旅立ち

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    今作品でシリーズ完結。
    このシリーズ7巻を読み進めるうちに、自分の知らない作家や作品を数多く知ることができて、読書の幅が広がった。
    また、出版業界や書店業界の内情に触れ、今までただ本を探しに行った本屋さんの見方が変わり、楽しみが増えた。

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    2024年02月17日
  • 辞めない理由

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    碧野圭さんは、働く女性を描くのが本当に上手い。働くことの辛さと楽しさを巧みに表現する。
    さらに本作品では、ワーキングマザーの視点が色濃く描かれていて、他人事とは思えずに物語の世界にグイグイ引き込まれた。

    『書店ガール』シリーズよりは、単発モノだけあって若干さらりとまとめられている感はあるが、安定の面白さ。

    働く女性におすすめの一冊。

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    2024年02月13日
  • 書店ガール

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    ネタバレ

    最初女性特有のドロドロした人間関係がメインなのかな、と思ったけど実は違った!
    主人公たちが女性に対する男性の偏見や閉店の危機から立ち向かう姿がかっこいい。
    同じ仕事を頑張っている人間として勇気づけられた。
    また最初の女性同士のいざこざも、みんなそれぞれ正義があって、誰が間違っているということではないと思った。お互い歩み寄ることも大事。それって自分の至らない部分もある程度認める必要があるので勇気が必要だし時間がかかることだと思う。
    でもそれを経たから主人公たちは戦えたんだと思う。
    そんなことを思いながら読んだ本でした。

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    2024年02月11日
  • 書店ガール 3 託された一冊

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    震災フェアでの書店員の経験談に涙。

    仕事に取り組む姿勢や想いについては下手なビジネス本より良かった。

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    2024年01月04日
  • 書店ガール 2 最強のふたり

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    理子や亜紀が成長していく姿がなんとも微笑ましい。

    後半たくさん本の名前が出てきたが、きっと作者自身が50年後に残したい本なんだろうなぁ。

    本屋大賞の裏側が知れたのは大きな収穫。

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    2023年12月29日
  • 書店ガール 6 遅れて来た客

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    このシリーズは書店と出版業界内部のことが分かりやすく説明されている。
    駅中書店の店長さんの逆境の中で奮闘する姿には胸が熱くなった。
    また、この中で引用された「世界はあなたのためにはない」という言葉には深く考えさせられた。

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    2023年12月19日
  • 菜の花食堂のささやかな事件簿 金柑はひそやかに香る

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    あれ、シリーズ1巻目かと思ってたのに違った。
    一つ一つの事件とあわせて、日常の方の進展もあって、展開がうまい。面白く、あっという間に読み終わった。

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    2023年12月04日
  • エール!(1)

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    お仕事小説アンソロジー。
    大崎梢さんの漫画家のお話と、近藤史恵さんのツアーコンダクターのお話がすごく面白かったです!短編だから読みやすい。「エール!」は3巻まであるみたいなので、全部読んでみたいです。

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    2023年12月02日
  • 書店ガール 6 遅れて来た客

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    いい本だった。読んでよかった。

    彩加が店長を務める取手店が閉店してしまう!
    まだ始まったばかりという印象だったので、私も少なからずショックを受ける。
    開店準備から書店員の確保、棚の工夫、お客の確保、売り上げなど、つい5巻でやったばかりではないの!!
    閉めると聞かされた彩加の悲しみと、そこからの閉店準備を思って心が傷んだ。
    閉店とはこんなにつらい作業だったのか。

    そして小説のアニメ化、コミック化がこんなに大変な作業だとは想像もしなかった。
    原作者、担当編集者、アニメーター、漫画家。意地と作品への愛情のぶつかり合い。
    これからノベライズ本や映像に触れる時に重みを感じそう。

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    2023年11月05日
  • 書店ガール 7 旅立ち

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    このシリーズを読むのが久しぶりすぎて、正直登場人物の名前を聞いてもピンとこなかった。
    でも、読んでいくうちにだんだんと記憶が蘇ってきた。
    そうだった、あの時のあの人だ!と閃いてからは、ページを繰る手が止まらなくなる。

    理子の章は、現場と本社との間に板挟みになる辛さが辛いほど伝わってきて、胃がキリキリした。完全に理子の気持ちとシンクロしていた。

    本書でシリーズ完結ということで、これからのお話は読者の想像に委ねられるところだけれど、それぞれの未来の道を進んでいく彼女たちが、幸せに本と付き合っていけるようにと強く祈る。

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    2023年10月26日
  • 菜の花食堂のささやかな事件簿 裏切りのジャム

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    菜の花食堂シリーズ4作目。今巻も面白くてあっという間に読んでしまいました。とくに、表題作である「裏切りのジャム」では今まで見たことのないような靖子先生の一面が見られてよかったです。いいなぁ。カッコイイなぁ。憧れてしまいますよ。靖子先生のもとで一緒に働ける主人公は幸せ者ですね。

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    2023年10月18日
  • 菜の花食堂のささやかな事件簿 金柑はひそやかに香る

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    菜の花食堂シリーズ3冊目。
    どうにもこの主人公が好きになれません。私、人のことを可哀想という人間がダメなんですよね。ただ、読み進めていくと主人公が気にならないくらいに内容が面白いので、あっという間に読破しちゃいましたがね。巻が進む事に登場人物も増えて、主人公にどんどん人との繫がりが増えていくのは良いなぁと思います。恋の予感も始まりましたし。シリーズ3冊目でも全然飽きません。

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    2023年10月18日
  • 菜の花食堂のささやかな事件簿 きゅうりには絶好の日

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    菜の花食堂シリーズの2冊目です。
    前巻の最後の話で、靖子先生が娘さんを探しに出かけたことには全く触れずに、いつもどおりの料理教室のお話が始まったのでもしかして間の巻飛ばした?と思ったら後々の話でちゃんと触れてくれて一安心。相変わらずの主人公なんですが、靖子先生に心酔している若い女の子と思えばまあ、仕方ないかなと思えるようになってきました。慣れてきたってところでしょうかね。料理教室でお馴染みのメンバーも登場しつつ、新たなキャラクターも次々出てくるので飽きがきません。隙間時間に1話ずつ読んでいくのが楽しかったです。

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    2023年10月17日
  • 菜の花食堂のささやかな事件簿

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    食堂に来るお客さんとのやりとりを期待して読み始めたら、まさかの料理教室ものだったという。この作家さんは初めましてでしたが、どうにも主人公が好きになれないタイプでしたね。料理教室の助手を務めているとはいえ、参加者のプライベートに立ち入りすぎ(理由があるにしろ、盗撮はやりすぎ)だし性格がちょっと…ある意味リアルなのかもしれませんが。物語は主人公目線で語られるものですから、ちょいちょいうーんとなりながら読み進めていきました。それでもストーリーは面白かったです。靖子先生の観察眼には驚かされるばかりでした。えっ?全然わかんないのに先生はわかってるの?先生すごい!ってはしゃぐ主人公と同じ気持ちになれて、楽

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    2023年10月17日
  • 書店ガール 3 託された一冊

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    亜紀の現状が、近い未来の自分と重なって、感情移入しながら読んだ。
    母親になることで、考え方がどんどん変わっていく様子がかっこいいなあと思った。

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    2023年10月12日
  • 書店ガール 2 最強のふたり

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    前作のように、意地悪な上司なども出てこなくて、穏やかに読めました。理子さんも、亜紀さんも、すごく成長してて、少し危機もあったけど、まわりの人達にも助けられ、イベントも大成功‼ 『五十年後にも残したい本』のイベント、興味あるな〜。それらの本として、いろんな作品が紹介されてもいます。

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    2023年10月05日
  • 書店ガール 5 ラノベとブンガク

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    店長とアルバイトがお店を作り上げる過程や、
    作家と編集者、営業、書店員が作品を生み出す過程にワクワクした。
    5巻まで読み進め、理子さんが出てこないのが残念ではあったが、意外にも結構好きな一冊。

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    2023年09月20日
  • 凜として弓を引く

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    高校生活を思い出した。弓道部もあったけど、活動の様子を見たことなかったなぁ。懐かしい部活の思い出がよみがえったし、弓道をやってみたくなった。

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    2023年08月28日
  • 書店ガール 4 パンと就活

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    仕事に誇りをもった女性書店員の話。
    ここで働く書店ガールに教えられて、また、新たな本との出会いが始まる。
    今回は就活の話。就活生に読んでほしいと思った。
    碧野圭さんの文章は読みやすく、心にすーっと入ってくる。

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    2023年08月12日
  • 書店ガール 3 託された一冊

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    東日本エリアマネージャーになった理子が仙台の老舗書店をリニューアルオープンさせるところから始まる。被災地や被災者の現状も展開するので、大して影響がなかった私でもチリチリするものがある。

    ちょうど仙台旅行へ行く新幹線とアンパンマン ミュージアムとホテルで読んだのが偶然にしてはタイミングがよい。

    震災当日何をしていたか、直後に行った東北出張、あちこちの家でブルーシートがはられた屋根、岩手県で見せてもらった更地となって何台もの重機が動く海岸など、いろいろな物を思い出す。

    何の支援もできないけど、本文にもあった、東北に行くことだけでも支援になるという言葉を信じて旅行します。
    市街の本屋さんには寄

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    2023年07月25日