【感想・ネタバレ】書店ガール 2 最強のふたりのレビュー

あらすじ

あの熱いコンビが帰ってきた! 吉祥寺に出店する大手書店チェーンに転職を果たした理子と亜紀。しかし、大型書店という、いままでと違う職責に理子は戸惑っていた。一方、文芸書担当として活躍する亜紀にも問題が。妊娠をきっかけに起こった夫との確執、書籍の回収騒動――。そんな忙しい日々の中、本と本屋の力を信じる二人が立ち向かう新たな挑戦とは? 全国書店員から共感の声が続々と届いた、書店を舞台とした痛快お仕事エンタテインメント第二弾。文庫書き下ろし。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

私も本に関わる仕事に生まれ変わったらつきたいなあ。この本の中の登場人物である書店員さん達が語る本も幾つか手に取ってみたいなあ。私が書店員で50年後も残したい本フェアで出すなら、この本かなあとか、本当にワクワクしながら読み終わりたくないなあなんて思いながら一気に読んでしまいました。       とにかく本、書店、版元、出版社、作家、そして地域、本の未来、仕事や人間、人間関係への愛情が溢れていて、胸熱!
『書店ガール2』の世界にしばらく思いを馳せたら、書店ガール3の世界に行こうと思います。

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2025年10月12日

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1巻より2巻の方が面白いということってあまりないのに、個人的にこれは2巻の方が面白かったです。女性の社会での活躍することにあたっての葛藤などもすごくリアルで。1巻と違い、胸が苦しくなるようなギスギス感もなくてスカッとした気持ちで読めました。

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2025年05月30日

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続編を読んだ。2013年に発行された本で、ずいぶん時間がたった。
私は本を読んでいる途中で、気になった文章があるとそのページを折り、線を引いたりする。
印象に残った文章
誰が何と言おうと、自分にとっては一生つきあう大事な本。人生の節目節目に読み返したい本。
そういう本との出会いがなければ、いま自分もここにはいない。

次は3編です。楽しみ!

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2025年04月09日

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書店業界のいろいろがいつも新鮮です。50年後も読みたい本、自分なら何を選ぶかなぁと考えたり、楽しく読ませてもらいました。

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2024年08月16日

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書店ガール、第二弾。今回は吉祥寺の大手書店チェーンに転職をした理子と亜紀、それぞれの奮闘する姿が描かれた。第一弾は人間関係などギスギスした感じでしたが、今回の転職先は周りにも恵まれていて読んでいて爽快感があり楽しめた。

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2024年08月05日

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書店ガール2
理子や亜紀、伸光、田代さん。仕事に対するやり甲斐、家族への思い優しさ、同僚への思いやり信頼。
どうやって回避するんだろう?次から次へと起こる仕事のトラブルハラハラしてしまいます。
裏切られた経験に人間不信にならず新たな人脈を築き前に進む姿(理子や伸光)がウジウジしていなくて良かった!

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2024年06月06日

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ネタバレ

前作よりも面白い!働く女性にとってぶち当たる壁や仕事の楽しさを本を通して経験でき、読んで良かった!と思える本でした。
私も本のイベントではないけれど、この前大きなイベントのリーダーとして仕事し、やっと終わりました。大変だったけど、仕事って楽しい!そう思えた瞬間でした。だからこの物語の亜紀の気持ちがほんと分かる。「今じゃないのに」私が今妊娠したら亜紀と同じことを思うと思う。しかも夫は保守的。読み進めるたびに亜紀はどうするんだろう、とドキドキしてました。でもそんなときに救われたのは1冊の本。本は人を応援してくれる、そんな本は50年先でも残って欲しい。
物語全体を通して1つのテーマは「未来に残る本」だと思いました。理子や亜紀のエピソードではずっと描かれており、最後のイベントは集大成として全部一つに繋がった。いい展開でした。
話はずれますが、この物語に出てくる本は実在しているものが殆どで、中には私の好きな本も含まれてました。こういった面でも楽しめる本です。読んで良かった。

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2024年02月23日

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ネタバレ

【あらすじ】
書店ガール第2巻。
福岡に本店がある書店が吉祥寺にオープンすることをきに、1巻で閉店することになった書店から転職することになった理子と亜紀。理子は引き続き敏腕店長として、亜紀は念願の文芸担当として活躍する。理子には副店長の田代やテナント店長仲間たちという心強い仲間たちでき、現場から離れた店長業務に少し淋しさを覚えるも相変わらずの女傑っぷり。逆に亜紀は、妊娠を期に、家族と仕事との板挟みになり悶々と悩む。そんな中、吉祥寺の他の書店を巻き込む競作フェアをおこなうこととなる。

【感想】
理子と亜紀が、直接的なタッグでなくても、信頼関係で繋がっているのが嬉しかった。

理子には一人の女性として幸せになってほしかった気もするが、いかんせん妻子持ちだしねぇ…。

亜紀も妊娠中の苦労(つわりとか)の描写は特にはなかったが、身体は元気だから頑張りすぎてしまう姿や、将来を見据えて旦那と言い合いになる姿は、今のワーキングママさんたちが抱える悩みなんだろうな、と感じた。

後半での競作フェアでは、清々しいぐらいにトントン拍子でイベントが大成功をおさめたが、『小説だから』ではなく『理子や亜紀、田代たちの努力が身を結んだ』と素直に受け止められるぐらいに、キャラクターに愛着をもった。

こんな本屋さんが近くにあったら楽しいだろうなぁ

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2022年12月29日

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今回も楽しませてくれました。
主人公の「吉祥寺の女傑」こと西岡理子と後輩の亜季、今度はどんなイベントを企画しているのか毎回ワクワクして楽しみです。
理子を中心に、問題を乗り越えイベントを成功させる姿は気持ちがが良い。(まさに最強の二人)
こういう書店で働いたら毎日が楽しそう。
本屋のイベントもあったら行きたいなと思うものばかりで本好きには堪らない。
本屋大賞の裏話や知っている本の話しが出てきたりすると嬉しい。中でも、「ちびくろサンボ」小学校の図書室で良く読んでたなぁ。最後トラがくるくる回ってバターになってホットケーキにして食べちゃうの、それ想像するとお腹空いて給食が待ち遠しくなったのを思い出して懐かしく感じた。
でも差別語があるとかで絶版になったの知って、えー、なんでー!って残念に思った。とても面白い絵本だったから。
あと気になったのが、書店の未来かな。
大型書店やネット書店、電子書籍の普及で消費者は楽に本を手にすることが出来るけど、その一方で町の本屋が減っていくのは何か悲しい。
凄くいいなと思った言葉がある。
「1冊の本が人生を変えることがあります。その本に出会えたから生き延びることができた人がいます。そんな不思議な力を持った本達を商う、それは嬉しい面白い仕事のはずなんです。」皆、本を読んで気持ちが楽になったり、読んで良かったなって思うことあると思う。
そんな1冊を届ける為に書店ガールは頑張っています。頑張れー

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2025年04月02日

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2作目!
妊婦さんになったアキの働き方を巡っての話も考えさせられたし、そこでおすすめしている本も気になった。
本屋の在り方とか、本についてとか、すごく深い話をしていると思う。本好きには堪らない。
勉強にもなる。書店員になるほどいろんなジャンルを読んではいないけど、書店員さんのことがたくさん知れて面白

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2025年02月17日

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今回は新たな書店での活躍がとっても楽しみでした

最後のフェアもよくぞそこまでやりきったととても感心しました!

テーマがまた良いじゃないですか

自分ならどんな本を50年後に残すだろうと頭を巡らせていました

次はどんな展開になるのかまた楽しみです

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2025年01月18日

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この本を読破して思う。
本には、とても凄い力があるのだと感じ取れる。
1冊の本が人の人生の転機になる場合があるのも感じとれる。
書店員の様々な人間模様に書店員の志しが分かりやすく読み易くて心地よい。

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2025年01月12日

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シリーズ2

理子と田辺は間違いのない選択をしたと思う。
理子は賢明だと思う。

私は基本的に古本屋で文庫本しか買わないけど、
今度本屋さんでゆっくり商品の陳列やポップに注目して単行本を選んでみたいと思いました。
書店員さんがこんなに熱い思いをもって仕事に取り組んでるとは初めて知りました。

やっぱり仕事というのは自分の好きなことでないとやっていけないですね。

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2024年12月20日

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ずーっと積読してたもので、1から数年経ってました。出張で読むには丁度いいページ数で、しかも面白い。書店のみなさんの日頃の苦労を改めて感じるとともに感謝します。
ちびくろサンボの件についても、作者と同感です。差別的という事で何もかも封印するこのご時世はいかがなものか。
このシリーズは幾つまであるのだろうか、またお会いしたいですね。

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2024年12月06日

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読みやすく、書店業界を盛り上げようとする書店員がとても良かった。
女性の産休制度や育休明けの働き方、などなどとにかく盛りだくさんな内容。

本好き、書店好きにはほんとにおすすめ。

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2024年08月13日

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理子が新しく移った吉祥寺の新興堂書店での物語。

今回は会社の人間関係のゴタゴタではなく、亜紀の妊娠を期に小幡家のゴタゴタと、理子と副店長の田代の淡い恋を描いたもの。

紙から電子媒体に変わる転機に悩む書店を描いた。

第二弾も飽きずに読めた。

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2024年07月30日

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五十年後にも残したい本、なんだろうなぁ。

『書店ガール2』の概要と感想になります。

概要です。
吉祥寺という新たな舞台に立った理子と亜紀は、お互いに複雑な気持ちを抱えながら新たなイベント立ち上げに向け、吉祥寺の街と本を通じて一段階の成長を遂げる。

感想です。
2013年刊行の時代背景を振り返るとiPhoneが徐々に国内で盛り上がりを見せるような年でしたが、まだ街の書店の数は多かった時代と言えます。しかし碧野さんは作中で未来予想図かの如く、書店の存続と本を通じた異業種コラボの必要性を既に感じ取っていたんですね。まさに電子書籍やAudibleといった電子メディアの活用が増えている現代ですが「五十年後にも残したい本」は紙の本として手元に置いておきたいなと感じた良作でした♪

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2024年06月08日

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前作から引き続き読み始めた。前作の序盤はドロドロとした人間模様が中心で読み進めるのに苦労したが、後半の小気味いい流れを引き継いだ、本作は序盤から人間関係もクリアで、話の内容にスムースに入り込むことができた。終盤のイベント開催のくだりはリズミカルで歯切れがよく、あっという間に読み終えることができた。全てのシリーズを読んでみようと思わせる第二作だったと感じた!

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2024年05月31日

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1は、最初ギスギスした人間関係の連続に読むのを辞めようかと思っていましたが、今回は理子と亜紀がお互いを認め合っていたので良かったです☺️
本好きとしては、本屋の裏側を見れるようで楽しいです。

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2024年03月16日

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理子や亜紀が成長していく姿がなんとも微笑ましい。

後半たくさん本の名前が出てきたが、きっと作者自身が50年後に残したい本なんだろうなぁ。

本屋大賞の裏側が知れたのは大きな収穫。

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2023年12月29日

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前作のように、意地悪な上司なども出てこなくて、穏やかに読めました。理子さんも、亜紀さんも、すごく成長してて、少し危機もあったけど、まわりの人達にも助けられ、イベントも大成功‼ 『五十年後にも残したい本』のイベント、興味あるな〜。それらの本として、いろんな作品が紹介されてもいます。

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2023年10月05日

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自分も緑のエプロンをつけて、黒のレギパンとスニーカーで書店員になった気で読んでいます。
書店に足を踏み入れる時、フェアの一角を見つけた時、平積みされたどれも面白そうな本を見たときのワクワク感がよみがえり、理子をはじめとする書店と書店員さん、紙の本を応援したくなります。
今日の午後、子供の習い事の合間に書店に行こうと思います。

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2023年07月23日

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読むと明日も仕事がんばろってなる本。
理子くらいの歳になったらまた読んでみたい。

自分の仕事って視座高めに見たら小さいことだけど、
誰かの何かのきっかけになってたらいいなと改めて思った

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2023年05月14日

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ネタバレ

今回は働く女性の在り方が問題視されています。
女性は子供を育てるために仕事を辞める…相当古い考えのような気がするがそうしたくなくてもまどまだ社会が理想に追い付かないのかもなぁ…などと、ちょっと脱線しながら考えたりしていました。

そして、どうしようもないことが小さな書店が大型チェーン店にのみ込まれていく…。これは書店だけではない問題。

そして理子の切ない恋愛も…
色んな要素を含むシリーズ2作目はとても面白かったです。

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2023年03月06日

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ネタバレ

西岡理子
福岡から新規出店する新興堂書店にスカウトされ、吉祥寺店店長に就任。ペガサス書房の頃から吉祥寺の女傑と呼ばれていた。」

小幡亜紀
理子とともに新興堂書店に移籍。吉祥寺店文芸担当。自分が推薦していた作品が第十二回本屋大賞を受賞する。本屋大賞のパーティーで倒れる。

田代俊介
福岡の本店から送り込まれてきた社員。吉祥寺店副店長。人文書と社会書の担当。福岡のカリスマ書店員として全国的に有名だった。単身赴任。妻は地元で中学の教師をしている。

小幡伸光
亜紀の妊娠を知り、今まで以上に保守的な夫婦像を押し付け、夫婦の関係はささくれ立つ。しかしその最中に編集長を務めていたコミック誌「コミック・ドム」が、不適切描写による回収騒ぎが起こり、その引責で編集長を辞めさせられ、出版管理部に左遷される。

松山
マルシェ吉祥寺の六階にあるキャラクター・ショップ店長。

桜木
マルシェ吉祥寺の五階にある子供服ショップ店長。

二階堂
マルシェ吉祥寺の七階にあるブランド雑貨店店長。

萩原麻美
ペガサス書房からの移籍組。コミック売り場のアルバイト。その強すぎる思い入れがあるため、ペガサス時代は担当から外されていたコミックを担当している。

熊沢ひろみ
ペガサス書房からの移籍組。パート社員。以前は出版社勤務だったが子どものことで転職。

栗原
ペガサス書房時代からのお得意様。

三田隆彦 (みた たかひこ)
ペガサス書房からの移籍組で正規社員として雇用された。同業者ひも評価され、横浜店のオープン要員として駆り出されそのまま移籍してしまった。

清水
小金井の理子の自宅近くにあった一伸堂元店主。

尾崎志保
ペガサス書房の元スタッフ。吉祥寺の小さな書店に勤務している。

須賀
サブカル本を中心に扱う一風堂書店の店主。清水とは書店組合での顔なじみ。

佐野秀美
亜紀の大学時代の友人。

小原翔介
コミック・ドム回収のきっかけとなった漫画家。

あがちなお
伸光を励まそうと漫画家仲間て「お疲れさん会」を企画するが一つ星出版に邪魔をされる。

大島
マルシェ吉祥寺のCDショップの店長。

相澤
マルシェ吉祥寺のDIYショップの店長。

佐藤
新興堂福岡本店の店長。病気で倒れて長期入院。

星野
理子をスカウトした新興堂書店経営企画室室長。

立木美穂
福岡本店から異動してきた正社員。語学担当。

美和聖那
大男の漫画家。

南部
コミック・ドム副編集長。伸光の後任で編集長に昇格。

宮崎彩加
駅ビルに入っている大手チェーン店の文芸担当書店員。

長谷部
駅前で戦後すぐの時代から開業しているくるみ書房の店主。書店組合の理事。

佐野和彦
南口近くにある大型店の文芸書担当。吉っ読でも精力的活動している。

浜本
サンロードの中規模店の店長。

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2023年04月09日

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シリーズ一作目の人間関係があんまりで、このシリーズは途中で止めるかも、と思いながら手に取った二作目でしたが、大当たりでした。Facebookも苦手な理子さんは私より年下ですが親近感があります。立場的には熊沢さんに近い私ですが、理子さんは応援したい。安易に不倫に流れたりせず、人間としてしっかりしているから、より魅力的なのかもしれません。続きが気になってきました。

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2022年10月08日

Posted by ブクログ

いつもは解説も必ず読むのに面白すぎて読まずに2を読みすすめてしまった。
2は、女性が働く事、職場での人間関係の難しさが本の事よりやや強調されているような気もしたけれども本屋さんの素敵なイベントや知らなかった本も知れてやっぱり読んでいて面白い。
帯に書かれているようにリアルと本音がつまっている。
まだ3、4と続くのに今から話が終わらなければ良いのにと思ってしまう。

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2022年08月31日

Posted by ブクログ

昨日の夜から読み始めたのに、面白くって凄い勢いで読みました

シリーズ2冊めになり、登場人物への愛着も増している中での今回の話!

人と人の繋がりと別れもあり。
人と本の出会いや思い出もあり。

新しいフィールドで奮闘する、理子と亜紀の最強ペアのお話です!

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2022年06月23日

Posted by ブクログ

書店員さんたちのご苦労がわかり、紙の本が好きだけど、単行本は値段が張るのでほとんど買わず、文庫本もリサイクルショップでしか買わない私は少し申し訳ない気持ちに… とは言え本屋さんは大好きで新書をチェックしたり児童書や雑誌コーナーまでくまなくみてまわる。本屋大賞も気になる〜
50年後にもやはり紙の本残っていて欲しいし、街の本屋さんも無くならないで欲しい。本にまつわる仕事をする人たちを応援する気持ちも含めてたまには書店で本を購入してみようかな。

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2024年05月06日

Posted by ブクログ

正確に書くと星3.4。
前回とは違って女のギスギス感がほぼなくなって、仕事での展開が多め。
亜紀の夫の手伝う宣言には終始モヤモヤしていた。

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2023年05月28日

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