碧野圭のレビュー一覧

  • 書店員と二つの罪

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    書店員が中学の時に起こった殺人事件。
    その犯人の告白本を書店で手にした時に封印してた彼の心の中は、穏やかではいられず…

    そこから書店員を中心に物語は始まるのだが、展開に引き込まれて一気読み。

    本屋に関する売り場のことやバイト君の悩みなども挟みながらの少し楽に読める部分もあり…で。
    そこは、書店員とタイトル通りなのか、と。
    そして、二つの罪も最後に明確となるが、なんとも言えない複雑な思いの残る罪である。
    母親の思いがなんともいえず…
    消化しきれない。

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    2022年01月25日
  • 駒子さんは出世なんてしたくなかった

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    駒子さんは42歳、出版社の管理課長。専業主夫の夫と高校生の娘の三人家族。
    会社での立ち位置、家族の中での立ち場。その過ごし方に様々な事が起こってきて、向き合わざるを得なくなる。
    夫の復職に娘の学校問題、自身の働き方も含めて。
    さて彼女が選んでいく道はどんな道かな

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    2022年01月11日
  • 菜の花食堂のささやかな事件簿 金柑はひそやかに香る

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    このシリーズ、久しぶりだから大丈夫かな?(--;)と不安だったけれど、読みはじめてすぐに思い出せた♪日常のささやかな事件はいつもどおりだけれど、菜の花食堂が新しい事をどんどん始めたり、優希さんが料理に専念する道を選んだりと転換期の一冊だった(^^)最後には優希さんの推理で菜の花食堂の靖子先生の謎が、明らかに!( ゜o゜)

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    2022年01月05日
  • 書店ガール 3 託された一冊

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    ネタバレ

    「ときどき思うんだ。仕事辞めなかったらどうだったかなって。」亜紀の従妹の舞の言葉です。ふと、目頭が熱くなってしまいました。後悔はしていない、でも満足もしていない。子供を持った母親は、”この一言”で、慰めるしかないのだろうか、と。

    本当は、優秀な人が追い詰められないような、多様な働き方が出来るとよかった。保育園も発熱した幼児を預かってくれる環境になってればよかった。子育てと仕事が、女性だけの負担にならない社会になっていればよかった。
    亜紀は語る。すぐには社会は変えられないけど、いつかそれを実現させるために、動いてみたいと。
    ずっと、ずっと、ずっと、応援してゆきたい。そして、出来ることがあれば、

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    2021年12月01日
  • 駒子さんは出世なんてしたくなかった

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    ネタバレ

    日々の大変なことに圧倒されて、見失いがちになる、女性管理職の仕事をがんばる意義。未来の女性や社会の役に立つはずなのよね。というのを、わくわく楽しい且つ心動かされるストーリーで思い出させてくれる。
    3割を超えると意見が反映されるようになる、ってジェンダー以外でもそうだなと思うことがあって、納得。

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    2021年11月23日
  • 菜の花食堂のささやかな事件簿 裏切りのジャム

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    ネタバレ

    菜の花食堂と料理教室を営む靖子先生が、鋭い洞察力で小さな事件を解決に導いていく。そして、助手の優希が抱える悩みや少し後ろ向きな考えを汲み取り、良い方向に背中を押してくれる。人に関することがらを料理や食べ物に例えるのが面白い。靖子先生が、嫌がらせをしてきた相手に釘をさすシーンがかっこよかった。問い詰めるのではなく、こういう攻め方って一枚上手だなと思う。

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    2021年10月27日
  • 書店ガール 7 旅立ち

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    ネタバレ

    冒頭、前を走りバトンを繋ぐリレーの描写があり、そういう事なんだろなと思い、良い始まり方だと感じました。
    描き終わりは女傑ではなく前向きなアキで締めているのもとても良い終わり方でした。

    「本を語る事は自分を語る事」
    「読み通した本は自分の地肉となる」
    書店ガールのナンバーの中で一番、好きな言葉です。

    完結まで読み通してよかったと思える作品でした。

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    2021年09月17日
  • 書店ガール 5 ラノベとブンガク

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    ネタバレ

    本作は版元、作家にスポットをあてた内容となっており、過去シリーズの中では一番読み応えのある作品だと思います。

    感動場面もあり楽しく読ませて頂きました。



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    2021年09月15日
  • 書店ガール 4 パンと就活

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    就活、友達、パン

    勝手な解釈だけど、パンの様な作品と思いました。

    表面だけしかみえないであろう就活の面接。
    表面も中身も自分次第な友達関係。
    表面はパリッと中身はもっちりなパン。

    そう、、、パンは偉大である!

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    2021年09月10日
  • 書店ガール 3 託された一冊

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    ネタバレ

    心のこもった最後の挨拶も良かったが、どんな状況下にも前に進む事しかしないあきらしさが戻ってきたのも良かった。さらには二世も置き土産に。

    震災、マーキングママを題材にした本作だが、フェアの売場の説明に実際の出版物も登場する事で、読み手側としても、震災を風化させる事がないよう、今一度関連する著作を読んでみようと思える内容となっていました。

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    2021年09月07日
  • 書店員と二つの罪

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    展開が気になって、通勤時間に一気読み!
    主人公の、書店員としての正義感と、事件関係者としての憤りやトラウマが入り混じって、どんな結末になるのかと、ページを繰る手が止まらなかった。

    主人公の母親の気持ちも分かるし、主人公の弟や加害者の弟に同情するが、なんと言っても17年前の事件を蒸し返そうとする犯人と出版社に対して、ムカムカする気持ちが止まらない。
    実際の事件でも、被害者家族や、近隣に住んでいたというだけでマスコミに追いかけられる人たちの苦悩は計り知れないものがあるだろう。
    主人公の家族たちが出した結論が、正しいかどうかは議論が分かれると思うが、被害者家族のことを考えると、これで最善だったので

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    2021年08月23日
  • 書店員と二つの罪

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    17年前殺人事件が起きその後17年が経って、この中学の出身である正和は、東京で書店員をしていたが事件で正和も関わる事に成る。弟は事件の後引きこもり正和の実家の名古屋で三人で暮らしていた。父は死に母と弟を見る為名古屋の書店に変わるこの時の母は偉大だ、とにかく母強い、この母の様にはなれない。

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    2021年08月23日
  • 書店員と二つの罪

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    かつて起こった未成年による猟奇殺人事件
    遺体発見時の状況
    長い時を経て出版された犯人による告白本

    実際に起こった事件を想起させる設定に、事件当時の報道やその後の経緯を思い出しながら読んだ。

    プロローグに登場した2人は誰なのか。
    主人公が覚えていないと言う事件当時の記憶。
    元少年の現在。
    タイトルにある「2つの罪」とは。

    間延びすることなくスピード感をもって展開していき、真相はすべて明らかにされる。

    それを踏まえてあの結末をどう捉えるのか。
    罰とは何か、贖罪とは何か。

    書店は世相を映す鏡。
    書店の使命と現実、本への愛情も感じられた。

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    2021年08月07日
  • 菜の花食堂のささやかな事件簿 裏切りのジャム

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    春菊は調和する/セロリは変わっていく/裏切りのジャム/玉ねぎは二つの顔を持つ/タケノコは成長する

    ささやかな事件?当事者にとっては大変な事件。靖子先生の謎解きは鮮やかだけど、関係者がほっとしていると良いな。

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    2021年08月05日
  • 菜の花食堂のささやかな事件簿 裏切りのジャム

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    菜の花食堂シリーズ第4弾。いつも通り出てくる野菜たちが魅力的で、レシピも参考になるし、1日で読み終えてしまった。川島さんと優希の恋の行方にドキドキ。

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    2021年08月03日
  • 書店員と二つの罪

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    なんとなく、誰が関わってくるのかの予想はついたけど、どんなふうに関わり、どう着地するのか気になって、一気に読んだ。
    現実の事件をモチーフにしていることは明らかだったので、この結末はこれでよいの?というモヤモヤはある。
    書店員だったり、司書だったりが登場するのは、本好きは惹かれるポイント。

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    2021年07月31日
  • 菜の花食堂のささやかな事件簿 裏切りのジャム

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    今回は特にビターなお話が印象的。
    でも、菜の花食堂のオーナー、靖子先生の謎解きは、どんなにビターで悲しい結末でも、立ち居振る舞いか素敵で、厳しさも混ざることもあるけれど、優しさに溢れている。
    最後、優希さんに恋の予感が。
    続編も読みたい。

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    2021年07月25日
  • 書店ガール 3 託された一冊

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    今回は東日本大震災のあった東北の本屋さんとの関わりがテーマになっている。
    そこで理子はとても辛い経験をした
    書店店長沢村さんと出会い
    東京でイベントを企画する。
    とても重いテーマだけど
    みんなきちんと向き合って
    真剣に取り組む姿に
    やっぱり彼女たちは素晴らしいと思った。

    他にも亜紀の子育てとお仕事のことや
    元気なバイトちゃんが登場したり
    3巻もいろんなお話がうまく同時進行して
    読み応えがありました。

    書店ガールが7巻まであることを知り
    びっくりするとともに
    「しゃばけ」の次は
    書店ガール読破だな、と
    また楽しみが増えました。
    頑張りまーす♪

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    2021年04月04日
  • 書店ガール 7 旅立ち

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    書店ガール完結編。4人の登場人物が新たなステージに向かう爽やかなラストでした。
    自分の内側を見せるのが苦手で、自分の読んだ本のこととかあまり人に話せないけど、ビブリオバトルみたいに他の人のおすすめはぜひ聞いてみたい。いつか私ももっと人に伝えられるようになりたい。

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    2021年03月31日
  • 書店ガール 5 ラノベとブンガク

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    小学生や中学生の頃、ライトノベルを楽しんでいたことを思い出した。本をあまり読まない友だちもそれなら読んでいたから、どんな本でも読書のきっかけになるってすごいなと改めて思った。

    新しいお店づくりもおもしろくて、通勤で通る駅ナカの本屋さんにも注目するようになった。このシリーズを読み始めてから、小さい本屋さんも大きい本屋さんも棚やポップを見るのが楽しくなった。特に手作りのポップがあると必ず見るようになった。

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    2021年03月29日