あらすじ
「このあたりでは評判らしいですよ。ちょっとしたヒントから真実を見抜く、日本のミス・マープルだって」
グルメサイトには載っていない、だけどとっても美味しいと評判の菜の花食堂の料理教室で靖子先生が教えてくれるのは、ささやかな謎と悩みの答え、そしてやっぱり美味しいレシピ。
いつも駐車場に停まっている赤い自転車の持ち主は誰?
野外マルシェでご飯抜きのドライカレーが大人気になったのはなぜ?
小さな料理教室を舞台に『書店ガール』の著者が描き出す、あたたかくてほろ苦い大人気日常ミステリー、第二弾!
感情タグBEST3
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菜の花食堂本当良いところだなー。
丁寧な暮らしって感じがする!
してしまったことを指摘するときも,先生なりの優しさで言ったり
適当な人から言ってもらったり
そう言うバランス感覚が,人を惹きつけるんだろうな。
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心温まる日常ミステリー「菜の花食堂」シリーズ第二弾
今回も美味しそうなレシピと靖子先生のミスマープルのような名推理に酔いしれました。
様々な食材を使った家庭料理が出てくる本作で、今回はうどの料理が出てきて、うどの新たな料理の使い道に驚き
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靖子先生の日常謎解きミステリー
きゅうりには絶好の日
いつも駐輪場に置いてある赤い自転車の謎解き
ズッキーニは思い出す
叔母の愛情と母のお弁当の味
カレーは訴える
野川マルシェ出店
偽りのウド
先生のレシピが盗まれた
ピクルスの絆
先生の生い立ちの秘密と瓶詰めビジネス
きゅうりとピクルスの話以外は
イヤな人たちの謎解きです
急いでいたから、まだ小学生だからと?
自転車ぶつけているのにそのまま行ってしまったり
先生のカレーを勝手に母親も加担して
学校で売っていたり
レシピをいかにも自分が考えたようにブログに掲載していたり
そんな人達にも先生は優しい
優しすぎると思った
弟子2人がこれからどうなっていくのか楽しみ
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心温まる人情系ミステリー第2弾。
舞台は菜の花食堂のお料理教室から街の外へ。
いろんな経験をして生きてきた人は、心情を汲み取ったり、ふっと見逃してしまいそうな言葉や行動に気付いたり、また癒したり解したりも出来るのでしょう。
靖子先生の住んでいる街に私も住みたい。
弟子入りもしたい。
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菜の花食堂の第二弾。今回もささやかな謎が二人に訪れる。
マルシェの話は面白かったな。なんとなく転売の予想はしていたけれど、まさかあそこだったなんて。
前回も最終話は靖子先生の家族にまつわる話だったけど、今回も。過去がちょっとずつ明らかになる?!
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『おいしいものは人を幸せにする』
最近 本当にそう思います!
美味しい物を食べてる時の至福感!!
とっても優しい気持ちになれる一冊でした(*´∀`)
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こちらも、数年前にどこまで読んだか忘れたので手探りで借りたけど、ちょっと読み始めたらすぐにいろいろなことを思い出して、その後一気読み。著者の本、好きやなあ。まだシリーズ出てるのかな。なくても、別タイトルを読んでみたい。予約予約…。
(コロナの影響で今は予約ができひんけど…)
ただ、先生の前夫がフランス人で、現在夫も娘さんもフランスに住んでいる、と、いうなかなかヘビーな設定は「そうやったっけ?」と、首をひねった。若いならともかく、先生は結構なお年やと思うので、国際結婚もすごいし離婚経験もすごいな…?
さらにそのフランス在住の娘さんからのSOSを受けて渡仏したというのは、これまでのシリーズに詳細が書かれていたっけ。そのあたり忘れてしまった。
(知らなくても読むのに問題はないけど、ますます「先生って何者…?」感だけは強くなる。笑)
しかしズッキーニの話は泣きそうになったね…。
どの話も押しなべてハッピーエンドなんやけど、全部が丸く収まっているかっていうたら、そこまででもない。
ビターエンドぐらい? 現状で最善の結果、て感じ。当人たちがそれを受けてハッピーエンドにするかどうかは今後の当人たちの考え方や、生き様に左右されるんやろうなーと思う。
そう考えたら、過去も未来も自分で変えられるっていうのは、あるな、と、思った。
過去だって「現在」の自分が受け取り方を変えたら、その「過去」から感じる自分の気持ちは変わるんやもんな。思い出す苦い「過去」が苦いものでなくなったのなら、じゅうぶん、「過去」を、変えたということになるよね。
連作短編で、「ちょっとしたミステリ」て書かれてるけど、いやいや、しっかりしたミステリやと思います。
短編ミステリはネタばらしが早いのが好き(ミステリはそう得意ではないので)。
真相を知ってから伏線をもう一度拾い読みしたときに「アッ、ここでー!」と、なるのが気持ちいい。
著者の本は、「ここ伏線ぽいよな」と、思っていたところをあとでガッツリ拾ってくれるから気持ちがいい。
「ここ伏線ぽいよな」とは思っても、どう伏線なのか、どうつながっていくのかまではまったく考えずに読んでいるので、あとから真相を知って「なるほどなァ」と、思える著者のこの塩梅がものすごく好き。
そしてさらに、やさしい人たちがたくさん登場する。他人からいただく好意をそのまま受け取れるということがわたしにとってはかなり憧れることなので、こんなふうになりたいなあとすごく思う。
他人と比べて落ち込みそうになることなんて、誰でもあるよね。実際この年齢になってもまだそういう気持ちに折り合いがついていない自分にびっくりやわ。そんなん二十代で終わるんかと思ってた。笑
(性格?)
あなたはそのままで充分素敵ですよ、と、言うてもうたらそれをそのまま受け止めるように、なりたい。優希ちゃんみたいに。
この子は若いのにしっかりしてるなー…。えらい。
あと、大和書房の厚めの紙もめちゃくちゃ好き。
■■■■
■常夜鍋
豚肉及びホウレンソウまたはコマツナ、白菜、キャベツ、もやしなどをさっと煮てポン酢で食べる鍋料理。
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菜の花食堂みたいな食堂兼料理教室があったら通いたい!今回最終章で先生の事情が少し明らかに。ウドが東京立川近辺で栽培されているのは知ってましたが、料理したことはないなあ。たまーに外食で食べるけどあまり意識したことなかった。ドライカレー転売はダメだよ、親もなんで注意しない?香奈さんが弟子入りして菜の花食堂で食品販売もすることになってこれからの展開が楽しみ。
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このシリーズが好き
なんか読むと 何気ない日常に色々な謎がある気がする
好きなシリーズ
題材が素朴で 普通だったらそのまま過ぎてしまうのを 1つ1つ丁寧にやるのが好き
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菜の花食堂シリーズ 第2弾
一部書き下ろし。
・きゅうりには絶好の日
・ズッキーニは思い出す
・カレーは訴える
・偽りのウド
・ピクルスの絆
今回も推理冴えわたる靖子先生。
自転車の謎、生き別れた母の真実、マルシェへの出店で起きた珍事、先生のレシピの盗作危機、先生の生い立ちなど、少しずつ靖子先生の歩んできた人生が開示され、興味津々になる。
続編期待。
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菜の花食堂シリーズ第2弾。
前回に引き続き靖子先生のほのぼのしたキャラクターに癒されるほんわかミステリーがとても楽しかった。
出てくる料理が美味しいそうでお腹が空いてしまいます。レシピが載っていればいいのにと思います。
靖子先生の秘密が少しずつ分かってきて続きが気になります。シリーズ第3弾も読みたいです。
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シリーズ第2弾。美味しいと評判の菜の花食堂の料理教室で教えてくれるのは美味しいレシピだけではなく、ささやかな謎や悩みの答え。徐々に靖子先生自身の正体も明らかになっていく。続編も楽しみです。
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先生が来はった人の困り事とか疑問を解決していくスタイルで、それも面白いんやけど、
個人的には1巻も2巻(これ)も、最後の章で謎に包まれている先生の過去が見えてくるのが、なんだかぞくぞくするし、次巻も読みたくなるなって思いましたฅ(*´꒳`*ฅ)ꪆ
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菜の花食堂シリーズの2冊目です。
前巻の最後の話で、靖子先生が娘さんを探しに出かけたことには全く触れずに、いつもどおりの料理教室のお話が始まったのでもしかして間の巻飛ばした?と思ったら後々の話でちゃんと触れてくれて一安心。相変わらずの主人公なんですが、靖子先生に心酔している若い女の子と思えばまあ、仕方ないかなと思えるようになってきました。慣れてきたってところでしょうかね。料理教室でお馴染みのメンバーも登場しつつ、新たなキャラクターも次々出てくるので飽きがきません。隙間時間に1話ずつ読んでいくのが楽しかったです。
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日常の謎のお仕事ミステリーですね。
『菜の花食堂の事件簿』の二巻目です。
五話の短篇連作物語です。
靖子先生の『料理教室』に加えて、『菜の花食堂』の方にも物語は進展していきます。
助手の優希さんが進行役ですが、新たに靖子先生の弟子入りして、自分の店を持ちたい夢を持つ香奈さんが参画してきます。
香奈さんは『料理教室』からの入門ですが、『菜の花食堂』を手伝いながら修行をする事になりました。
一方、優希さんは契約社員で、不動産の事務所の仕事をしていましたが、段々と『菜の花食堂』の仕事も進めて行き、そちらに移行したい気持ちが高まります。
イベントの参加などで、少しずつ『菜の花食堂』の仕事が膨らみます。
物語は、謎解きも含めて、ますます話が広がり、面白さが増していきます。
読み出すと止まらなくなりますね。短篇連作なのですが、靖子先生と優希さん、香奈さんの素性が明らかになる成長物語も広がりをみせていきますので、話が交差してハートフルストーリーにも展開していきます。
このシリーズ、目が離せなくなってきました。
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シリーズ2作目。
こちらも、テンポがわかってきたのでサクサク読めた。ひとつひとつの事件は軽いものばかりだけど、謎をサクッと解決する様子が痛快でクセになる。
前作最後のフランスで生活している娘と孫の話がサラッとしか書かれていなかった。次作に詳しくあるのかな?気になる〜。
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すっごい面白い!
どんどん菜の花食堂の世界に入り込んでしまう!
料理は家事の中でもっとも頭と身体を使う労働
主婦にとっては日々逃れようのない義務なのだ
この文章グッときました
続きもぜひ読みたい!
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料理を美味しくするちょっとした手間とコツを教える菜の花食堂の料理教室は、近くにあったら通ってみたくなるほど魅力的。
また、単に謎を解くだけでなく優しい中にも厳しさがある靖子先生の対応は、キチンとした大人のバランス感覚があって良いと思います。
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靖子先生の料理教室で起こるちょっとした事件。
う~ん、事件とまではいかないちょっとした出来事。
靖子先生が解決してみれば、それは全て”あたたかい謎”
5編の連作短編集
■きゅうりには絶好の日
■ズッキーニは思い出す
■カレーは訴える
■偽りのウド
■ピクルスの絆
どの物語にも、靖子先生のお料理が登場。
それもまた楽しみの一つ。
「ピクルスの絆」では靖子先生の過去がちょっと明らかになって…
新たな展開が期待されるところ。
第3弾も既刊なので、さっそく手に入れなくては。
Posted by ブクログ
相変わらずのほのぼのの謎解きでした。柔らかい靖子先生が偶にはっとした指摘にドキっとする。靖子先生は相変わらず謎深いものの、良い方向に向かっているようで良かった。菜の花食堂是非行ってみたい。
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どれも面白かった!オーディブルの読み方が結構強い読み方だったけど。
続きも絶対にまた聴きたいな。軽くて何かしながらとか歩きながら聴くと楽しめる。
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下河辺靖子
菜の花食堂の店主。月に二回だけ開かれる料理教室の先生。
舘林優希
本業は不動産会社の事務の仕事だが、その合間に料理教室を手伝っている。
本郷真理
料理教室の生徒。靖子先生のファンで、わざわざ隣の市から自転車で三十分ほど掛けて通ってる。
瀬川桃子
料理教室の生徒。四十代半ば。今年大学に入った女の子と、小学生の男の子がいる。
遠藤
瀬川の近所の二世帯住宅に住むおばあさん。孫の翔太は瀬川の息子と同級生。
清水望音
瀬川の息子の一年上。
牧麻美
料理教室の生徒。二十代後半の主婦。
寺島章子
麻美の叔母。
祥子
麻美の母。
川崎珠代
野川マルシェの実行委員。本業は夫と古書店をやっている。
八木千尋
料理教室の生徒。子どものいない専業主婦。
和泉香奈
料理教室の生徒。教室きっての優等生。
村田佐知子
料理教室の生徒。
村田和也
村田佐知子の息子。
和泉香奈
料理教室の生徒。二十四歳。音大を出てピアノを教えている。
下河辺美穂
靖子の娘。フランスに滞在。
大倉あおい
うど農家の一人娘。料理教室の生徒。
大倉公彦
あおいの夫。
小島大徳
異業種交流会を開催している。三十代半ばくらいの男性。貸切での料理教室開催を依頼する。
小林依利子
親から独立してひとり暮らしを始めるが、料理をまったくやらない。
太田元之
小島が開催している異業種交流会の参加者。
中田聡子
小島が開催している異業種交流会の参加者。
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菜の花食堂シリーズの第2弾。
今回も季節の旬のもので丁寧に料理をする下川辺先生。
そして料理だけじゃなく、毎回ながらちょっとしたヒントから真実を見抜くのは、さすが名探偵というしかなくなってきたなぁ…と思える第2弾目。
きゅうりには絶好の日は、自転車の謎をサクッと解決。差し出がましく、口を挟むわけでもなく伝える人とタイミングが大事だと教えてくれる先生。
ズッキーニは思い出すは、母親との思い出がないはずだと…記憶にもないと思っていたが、食べることに関しての全ての記憶は母親が教えてくれたものだったという…ちょっと感涙もの。
カレーは訴えると偽りのウドはどちらも盗まれたという、ちょっと悔しいなショックだなと思えるもの。
ピクルスの絆は、下川辺先生のことが少しずつわかり、食堂に関しても明るい未来を感じる。
Posted by ブクログ
『ちょっとしたヒントから真実を見抜く、日本のミス・マープル』こと下河辺(しもこうべ)靖子先生は、ランチのみの<菜の花食堂>を一人で切り盛りする傍ら、月二度、定休日に料理教室を開き講師を務めている。
そして教室の助手を務めるのが語り手でもある館林優希。無償の助手だが代わりに教室で様々なことを学んでいる。
第一作である前作の終盤、娘のSOSで即行動を起こした靖子先生のその顛末を知りたかったのだが、『いずれ時期が来たら』ということで今回は無し。
代わりに靖子先生のとんでもない過去が明らかになった。
このシリーズ、探偵役である靖子先生が60歳ということで年代としては若いがどうしても吉永南央さんのお草さんシリーズと比べてしまう。
お草さんもかなり壮絶な人生を送られた方だが、こちらの靖子先生もなかなか波乱万丈だ。前作でフランス人と結婚していたが離婚したという驚きの過去が分かったが、今回の驚きはそれ以上。詳細は読まれてのお楽しみに。
今回も様々な事件のなぞ解きをしていくのだが、改めて感じるのはなぞ解きそのものよりも、それとどう折り合いをつけるのかということ。
例えばある事件の犯人が知っている人だったら、あからさまに糾弾するのはかえって拗れる原因になって今後の付き合いにも支障がある。
また人を傷つけたことに気付いていない人にどう気付かせるのかというのも難しい。
人への伝え方、そのタイミング、誰から伝えるのか、どう決着をつけるのか、その難しさと大切さを考えさせられた気がする。
特に昨今ではSNSの発達によりそのトラブルも多くある。私自身も改めて考えさせられた。
靖子先生が優希と一緒に何日もかけて考えたレシピやその料理をアッサリ持っていかれたら『いい気持ちではいられない』どころではないだろう。
同様に、作家さん方が紡ぐ文章も表現も作家さん方が懸命に考え抜いて生み出したもの。
レビュー投稿では作品内の文章を抜き出すときは括弧書き(『』)で囲むよう気を付けているが、改めて大切に扱わねばと気を引き締めている。
作品に戻るが、シリーズとしてはちょっとした動きがある。香奈が新たなメンバーに加わったことで焦る優希だが、彼女には彼女の能力があり生かせる場所がある。
そしてその場が広がった<菜の花食堂>の今後にますます期待したい。
※シリーズ作品
①「菜の花食堂のささやかな事件簿」
レビュー登録あり
Posted by ブクログ
シリーズ第二弾。
前巻では靖子先生が慌ただしくフランスへ旅立ったところで終わったので、本書でその後の話が書かれると思っていたのですが、何事もなかったかのように第一話から第三話と進み、第四話「偽りのウド」で、サラっと触れられた程度でした。相変わらず、謎の多い靖子先生です。
因みに第五話「ピクルスの絆」では靖子先生を“日本のミス・マープル”と例えていましたが、クリスティーのミス・マープルものをコンプリートしている私からみると、扱う事件の質は違うけど、どちらも洞察力の鋭いおばさんということで(ミス・マープルはお婆さんですが)、“わからんでもない”という感じです。
第五話で靖子先生の背景がちょいと明らかになり、それに伴う展開で、菜の花食堂で販売部門も加わるっぽい感じになってきました。新たに弟子入りした香奈さんと優希は上手くやっていけるのかな。。等、今後の菜の花食堂も気になる所存です。
Posted by ブクログ
駐車場の赤い自転車の持ち主、ご飯抜きの
ドライカレーが人気のわけ…。
菜の花食堂の料理教室で靖子先生が教えてくれる、
ささやかな謎と悩みの答え、そして美味しいレシピ。
Posted by ブクログ
美味しい食堂と料理教室の先生は、今日も悩みや料理や
小さな謎を考える生徒を導いていく。
きゅうり、ズッキーニ、カレー、ウド、ピクルス。
よく見かける食材ですが、さすがにウドは見たことが…。
ウドの話の人は、案外潔かった、と思います。
とはいえ、やってた事があれですが。
しかしその手前のカレーの話は、問題あり、です。
問題が起こった場合、責任を取るのはどこ? となれば
こちらにも火の粉がかかってくるわけですから。
親も、そこまで考えて子供を諌めてほしいものです。
最後の話のピクルス。
まさかそこに繋がるとは思いもしませんでしたが
料理教室の騒ぎを考えたら、納得です。
まったく気にしない程度なら、専用の人達が
存在しているでしょうし。