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「このあたりでは評判らしいですよ。ちょっとしたヒントから真実を見抜く、日本のミス・マープルだって」
グルメサイトには載っていない、だけどとっても美味しいと評判の菜の花食堂の料理教室で靖子先生が教えてくれるのは、ささやかな謎と悩みの答え、そしてやっぱり美味しいレシピ。
いつも駐車場に停まっている赤い自転車の持ち主は誰?
野外マルシェでご飯抜きのドライカレーが大人気になったのはなぜ?
小さな料理教室を舞台に『書店ガール』の著者が描き出す、あたたかくてほろ苦い大人気日常ミステリー、第二弾!
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Posted by ブクログ
こちらも、数年前にどこまで読んだか忘れたので手探りで借りたけど、ちょっと読み始めたらすぐにいろいろなことを思い出して、その後一気読み。著者の本、好きやなあ。まだシリーズ出てるのかな。なくても、別タイトルを読んでみたい。予約予約…。
(コロナの影響で今は予約ができひんけど…)
ただ、先生の前夫がフランス人で、現在夫も娘さんもフランスに住んでいる、と、いうなかなかヘビーな設定は「そうやったっけ?」と、首をひねった。若いならともかく、先生は結構なお年やと思うので、国際結婚もすごいし離婚経験もすごいな…?
さらにそのフランス在住の娘さんからのSOSを受けて渡仏したというのは、これまでのシリーズに詳細が書かれていたっけ。そのあたり忘れてしまった。
(知らなくても読むのに問題はないけど、ますます「先生って何者…?」感だけは強くなる。笑)
しかしズッキーニの話は泣きそうになったね…。
どの話も押しなべてハッピーエンドなんやけど、全部が丸く収まっているかっていうたら、そこまででもない。
ビターエンドぐらい? 現状で最善の結果、て感じ。当人たちがそれを受けてハッピーエンドにするかどうかは今後の当人たちの考え方や、生き様に左右されるんやろうなーと思う。
そう考えたら、過去も未来も自分で変えられるっていうのは、あるな、と、思った。
過去だって「現在」の自分が受け取り方を変えたら、その「過去」から感じる自分の気持ちは変わるんやもんな。思い出す苦い「過去」が苦いものでなくなったのなら、じゅうぶん、「過去」を、変えたということになるよね。
連作短編で、「ちょっとしたミステリ」て書かれてるけど、いやいや、しっかりしたミステリやと思います。
短編ミステリはネタばらしが早いのが好き(ミステリはそう得意ではないので)。
真相を知ってから伏線をもう一度拾い読みしたときに「アッ、ここでー!」と、なるのが気持ちいい。
著者の本は、「ここ伏線ぽいよな」と、思っていたところをあとでガッツリ拾ってくれるから気持ちがいい。
「ここ伏線ぽいよな」とは思っても、どう伏線なのか、どうつながっていくのかまではまったく考えずに読んでいるので、あとから真相を知って「なるほどなァ」と、思える著者のこの塩梅がものすごく好き。
そしてさらに、やさしい人たちがたくさん登場する。他人からいただく好意をそのまま受け取れるということがわたしにとってはかなり憧れることなので、こんなふうになりたいなあとすごく思う。
他人と比べて落ち込みそうになることなんて、誰でもあるよね。実際この年齢になってもまだそういう気持ちに折り合いがついていない自分にびっくりやわ。そんなん二十代で終わるんかと思ってた。笑
(性格?)
あなたはそのままで充分素敵ですよ、と、言うてもうたらそれをそのまま受け止めるように、なりたい。優希ちゃんみたいに。
この子は若いのにしっかりしてるなー…。えらい。
あと、大和書房の厚めの紙もめちゃくちゃ好き。
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■常夜鍋
豚肉及びホウレンソウまたはコマツナ、白菜、キャベツ、もやしなどをさっと煮てポン酢で食べる鍋料理。
Posted by ブクログ
シリーズ第2段!
面白かったです。
◾️きゅうりには絶好の日
教室に来ていた瀬川さんが、自分と似たような赤い自転車の謎解きを靖子先生に依頼。
瀬川さんの知り合いのおばあさんが、猛スピードで走って来た自転車とぶつかりそうになり、よろけて足の指を骨折。その時、自転車の人は大丈夫か声をかけたが、おばあさんは、大丈夫と言ってので、そのまま走り去った。その自転車が赤かった。
ほっほ〜そういうトリック?と、面白かったです。
◾️ズッキーニは思い出す
これは、新しい生徒の牧麻美さんのお話。
彼女は、小さい頃、お母さんが家を出て離婚、父と暮らしていた。父の妹の叔母さんが、運動会などの行事の時に、豪華なお弁当を作ってくれた。
これは、泣ける謎解き?です。
◾️カレーは訴える
近くの神社で開催される野川マルシェに、菜の花食堂が出店。ドライカレー200食とプリン50個を完売!楽しそうで参加したくなります。
ドライカレーがご飯抜きで物凄い数が売れた、その謎解きです。ほっほ〜
◾️偽りのウド
ウドをテーマにした料理教室を開催したところ、先生のレシピを自分の物のように書いてあるブログを発見!ウドのデザート食べてみたいなぁ。
先生が謎を解き…ブログ主に、間接的に伝えると…ブログ自体が無くなってしまった。
◾️ピクルスの絆
料理のプロを目指し、学校に通う予定だった香奈さんが、靖子先生に弟子入りを申し出る。無給で働かせて欲しいと。
無給は困るが、給与を払う余裕はない。
ピクルスやレバーペーストなどを販売するのを提案するが、それを作るには、専門の施設が必要になる。そんなお金は無いし…先生も60才、事業拡大する気もないかな…。
そんな折、クリスマスシーズンに、パーティメニューの料理教室を開催。いつもと別に頼まれ、全くの初心者に同じ料理教室を開催。
そのお客さんが、今回の主人公?
靖子先生の生い立ちに関することが、明らかになり、ピクルスの販売も現実的になってくる。
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