書棚の番人

書棚の番人

小説・文芸
850円 (税込)

4pt

ベストセラー「書店ガール」シリーズの著者による、書店を舞台としたミステリー。書店員の椎野正和は、ある朝届いた積荷の中に、少年犯罪者の告白本を見つけて驚く。それは十七年前に女子中学生が惨殺された事件で、正和の同級生が起こしたものだった。しかも正和は共犯と疑われたのだ。書店業界が「売るべきか売らないべきか」と騒然とする中、その本を読んだ正和は、ある違和感を覚えるのだが……。出版・書店業界の裏事情を巧みに盛り込んだ、慟哭のミステリー。『書店員と二つの罪』を改題。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    PHP研究所
  • 掲載誌・レーベル
    :
    PHP文芸文庫
  • タイトル
    :
    書棚の番人
  • タイトルID
    :
    1581588
  • ページ数
    :
    352ページ
  • 電子版発売日
    :
    2024年05月17日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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書棚の番人 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    書店員の椎野正和のもとにある朝、搬入されてきた17年前の殺人事件の暴露本。それは椎野の親友が起こした事件であったが、その本の内容に違和感を抱き、記憶から遠ざけていた事件の真相に向き合っていくことになる。
    売りたい本を置くために売れる本を置く書店員の葛藤など、書店が抱える経営事情の大変さが伝わってきたし、物語としても結構意外性があったので楽しく読めた。最後については賛否あるかと思う。

    0
    2025年07月29日

    Posted by ブクログ

    良かった。
    女性的でなくて文体が癖なくて良い。
    こういうミステリーが書ける上で、書店ガールとか他のシリーズものか。素晴らしい。
    読み応えあった。割とすぐ読めた。

    0
    2025年03月28日

    Posted by ブクログ

    書店ガールや菜の花食堂のイメージが強いので、こんな重いテイストのものもお書きになるんだなぁ。でも一番言いたかったのは、「売るべきか売らないべきか」という書店員の矜持についてなのかな、と感じた。

    0
    2024年11月04日

    Posted by ブクログ

    17年前の女子中学生殺人事件 犯人は同級生というセンセーショナルな事件の渦中にいた書店員 主人公 正和の今もその事件に苦しむ姿、また、周りの人間も同じくずっと苦しんでいる。被害者遺族、関係者はずっと忘れられないで苦しんでいる。
    書店員の仕事が少しわかって、なるほどねと思った。

    0
    2026年08月31日

    Posted by ブクログ

    本屋とミステリーが絡み合うお話は面白い。
    本好きな書店員椎野が、積荷の中に入っていた少年犯罪者の告白本を見つけたところから話は始まる。
    その犯罪者は椎野の同級生だった。
    数年経った今、椎野はこの本をきっかけに記憶の中に封じ込めていた過去の出来事が鮮明に思い返されていく。創は何故このような行為に及んだのか、動機は何か少し違和感を感じつつ、過去の記憶を辿りながらも真実に近づいていく過程は面白かった。
    椎野自身が記憶の扉に鍵を掛けていた分、真相が分かった時はなんともいえない気持ちになった。
    例え椎野自身が発した言動に触発され、事件を起こしたとしてもそれは創がその言動にただ刺激されたからであって、誰もがそうなるとは限らない。
    私はそこまで椎野自身には罪はないと思った。
    事件に巻き込まれて当事者の傷はなかなかいえるものではないし、それを掘り起こして話題性を生み言葉を使い世界を動かしたいと思う記者にも腹が立った。
    書店員の話とあって、本屋でのクレーマーに対する対応や、バックヤードでの会話、話題書は文芸書などの平台の配置についてなど、本屋らしい場面も描かれていて面白かった。

    0
    2026年01月28日

    Posted by ブクログ

    神戸児童殺傷事件の流れをモチーフにしている。
    その本質に迫るというものではなく、それを用いて別な事を描いている。
    であるなら完全に架空の事件の方が気持ち的には読みやすいと思うのは個人的な感想。

    事件関係者、周辺者の話としては考えさせられるものがある。
    書店が店員目線で描かれている様子などは面白い。
    仕方がない事にちゃんと寛容でなければなというのが学びかな。

    0
    2025年07月22日

    Posted by ブクログ

    読みはじめて間もなく読んだことが有ると気づいたが詳細は思い出せなかったのでそのまま再読。話はおもしろかったが、主人公が記憶を封じ込めるほど罪の意識を感じる必要がないような気がする。

    0
    2025年05月16日

    Posted by ブクログ

    書店絡みの描写はなかなか興味深かった。
    ただ、事件の真相の部分は肩透かしな感じもした。結構引っ張って、期待感が高まったところで一気に明かされた分、特に主人公と事件の関係性のところは、それだけ?と思ってしまったのが少し残念だった。

    0
    2025年01月11日

    Posted by ブクログ

    感想
    神戸の酒鬼薔薇事件をベースにした作品と思われる。

    キッカケを作ったと言っても、犯罪を犯した奴がおかしいことに変わりはない。


    あらすじ
    椎野正和は書店に勤める契約社員。ある日、17年前の犯罪者である死我羅鬼潔が猟奇殺人事件の告白本を出す。

    正和は犯人と幼馴染であり、共犯者と疑われた過去を苦々しく思っていた。

    久しぶりに実家に帰った折に、昔インタビューを受けた週刊誌記者の青木に出くわす。苦い思いをさせられたので会いたくない相手であったが、ある日、青木が階段を踏み外して亡くなったことを知る。

    猟奇殺人鬼、藤木創を演じていたのは弟の佑だった。さらには、佑は創ともめて、殺してしまい、正和の弟の秀和が佑と結託して暴露本を仕上げ、創の遺体処理をしたのだった。

    その後、佑は自殺し、秀和の告白で創の犯罪のキッカケを作ったのが正和自身であることを思い出す。

    0
    2024年10月16日

    Posted by ブクログ

    世間を騒がせた少年犯罪と、その告白本を巡って、事件への注文が再燃するお話。

    人の「知りたい」と思う気持ちが、人を傷つけ、追い詰めることがある。
    なのに、暴くことに快さを感じる心理は、いったい何なんだろう。

    0
    2024年05月28日

書棚の番人 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    PHP研究所
  • 掲載誌・レーベル
    :
    PHP文芸文庫
  • タイトル
    :
    書棚の番人
  • タイトルID
    :
    1581588
  • ページ数
    :
    352ページ
  • 電子版発売日
    :
    2024年05月17日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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