書店員と二つの罪

書店員と二つの罪

1,699円 (税込)

8pt

ベストセラー「書店ガール」シリーズの著者が描く、慟哭のミステリー。書店員の椎野正和は、ある朝届いた積荷の中に、少年犯罪者の告白本があるのを知って驚く。それは、女子中学生が惨殺され、通っている中学に放置された事件で、正和の同級生の友人が起こしたものだった。しかも正和は、犯人の共犯と疑われてしまい、無実が証明された後も、いわれなき中傷を受けたことがあったのだ。書店業界が「売るべきか売らないべきか」と騒然とする中、その本を読んだ正和は、ある違和感を覚えるのだが……。出版・書店業界の裏事情を巧みに盛り込んだ、著者渾身の長編小説。

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  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    PHP研究所
  • ページ数
    288ページ
  • 電子版発売日
    2021年02月19日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    1MB

閲覧環境

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書店員と二つの罪 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    実際の猟奇殺人を彷彿とさせる本。
    それぞれに葛藤があって、何が正義かわかんな苦なる時があった。
    最後のお母さんの言葉たちも間違えじゃないんだろうな。
    本や読者をなめるな。
    うん、そうね。

    0
    2024年12月18日

    Posted by ブクログ

    もし、幼少の時に遊んだ友人が殺人事件を起こしたら?
    自分の同級生が被害者だったら?
    それも、犯人と隣同士で住んでいたら・・・
    そして、共犯者にされて、マスコミの餌食になったら?

    カリスマ書店員の主人公の店に、
    ある日、猟奇殺人の「告白本」を発売することになる。
    本が売れなくなっている現代、売れれば

    0
    2023年07月04日

    Posted by ブクログ

    面白かった。面白すぎた。休日に読み始めたのをいいことに、イッキ読みしました。面白かった…。

    わたしは西日本の某県に住んでいるので、某事件を彷彿とさせなくもなかったんやけど、もしかして(恐ろしい話やけど)この手の少年犯罪ってわりとどこでもあるんかもしれへんな…。いやほんまそれ恐ろしい話やわ…。

    0
    2021年08月22日

    Posted by ブクログ

    書店員さんが出てくる作品てどれも本への愛と、仕事として本を扱わないといけないことの葛藤が描かれていて、ほんとに大変そうだなと思う。この作品の本題はそこではないんだろうと思うけど、やっぱりそこが気になった。親の愛は、世界の正義なんて関係なく子どもを守る。エゴとも言えるんだろうけど。

    0
    2023年06月12日

    Posted by ブクログ

    菜の花食堂シリーズを先に読み知った作家さん
    菜の花食堂シリーズはほっこり系だったけど、こちらは社会派ミステリー。

    この作品のメインとなる事件は酒鬼薔薇事件を彷彿とさせるし、少年Aの告白本というところは2015年に発売された「絶歌」が思い出される。

    件の事件とどうしても重なる部分があるから、恐怖感

    0
    2023年05月09日

    Posted by ブクログ

    書店員さんの「書店作り」を少し知ることができました。確かに、書店によって置いてある本が違いますよね。
    そして本題。少年犯罪… ラスト、そうなるか!

    0
    2022年07月11日

    Posted by ブクログ

    書店員が中学の時に起こった殺人事件。
    その犯人の告白本を書店で手にした時に封印してた彼の心の中は、穏やかではいられず…

    そこから書店員を中心に物語は始まるのだが、展開に引き込まれて一気読み。

    本屋に関する売り場のことやバイト君の悩みなども挟みながらの少し楽に読める部分もあり…で。
    そこは、書店員

    0
    2022年01月25日

    Posted by ブクログ

    展開が気になって、通勤時間に一気読み!
    主人公の、書店員としての正義感と、事件関係者としての憤りやトラウマが入り混じって、どんな結末になるのかと、ページを繰る手が止まらなかった。

    主人公の母親の気持ちも分かるし、主人公の弟や加害者の弟に同情するが、なんと言っても17年前の事件を蒸し返そうとする犯人

    0
    2021年08月23日

    Posted by ブクログ

    17年前殺人事件が起きその後17年が経って、この中学の出身である正和は、東京で書店員をしていたが事件で正和も関わる事に成る。弟は事件の後引きこもり正和の実家の名古屋で三人で暮らしていた。父は死に母と弟を見る為名古屋の書店に変わるこの時の母は偉大だ、とにかく母強い、この母の様にはなれない。

    0
    2021年08月23日

    Posted by ブクログ

    かつて起こった未成年による猟奇殺人事件
    遺体発見時の状況
    長い時を経て出版された犯人による告白本

    実際に起こった事件を想起させる設定に、事件当時の報道やその後の経緯を思い出しながら読んだ。

    プロローグに登場した2人は誰なのか。
    主人公が覚えていないと言う事件当時の記憶。
    元少年の現在。
    タイトル

    0
    2021年08月07日

書店員と二つの罪 の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    PHP研究所
  • ページ数
    288ページ
  • 電子版発売日
    2021年02月19日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    1MB

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