碧野圭のレビュー一覧

  • 辞めない理由

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    書店ガール著者のデビュー作!
    本好きには、出版社が舞台、編集部の裏側の話というだけで楽しすぎる。
    主人公が仕事と家庭、育児のバランスに揺らぎ、奮闘する姿にも共感が多く、夢中で読みました。

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    2024年10月11日
  • 菜の花食堂のささやかな事件簿 人参は微笑む

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    『菜の花食堂のささやかな事件簿』シリーズの六作目ですね。
     前作から、約二年です。シリーズも六作ともなると、登場人物や物語も落ち着いてきて、まったりと楽しめます。

         目次

      文旦とためらい
      筍の胸さわぎ
      ゴーヤは打たれ強い
      疑惑のカレーライス
      人参は微笑む

     「文旦とためらい」は、文旦フェスに偶然に、デー中の優希と川崎は遭遇する。農家で川崎のアパートの家主でもあり、「菜の花食堂」に食材を卸ている保田さんがいて、文旦フェスの事を聞くが、靖子先生が昔文旦フェスに関わっていた事を知る。「菜の花食堂」には、文旦のメニューは無いのと、靖子先生が文旦フェスを退いた謎が出てくる?
     「筍の胸さわぎ」は、「菜の花食堂」の料理教室に遅れてきた小瀧百合さんが、遅れてきた理由を「犬の散歩中に、犬が何時もと違って、ある古いアパートの近くで急に動かなくなって、時間をとられました。」
    説明すると、靖子先生が「すぐに、そのアパートに案内して!」と言い出す。何か事件を、何時ものようにかぎわけたようだが……?
     「ゴーヤは打たれ強い」は、「菜の花食堂」に、以前に料理教室に通っていた人の紹介で、柳原まりなさんが訪ねてくる。是非とも靖子先生に解いてもらいたい謎があるとの事。靖子先生と優希と香奈の「菜の花食堂」のスタッフは、話を聞いて見ることに……?
     「疑惑のカレーライス」は、野原まつりが開催される事になったが、「菜の花食堂」は出店をしない。以前に「菜の花食堂」に出入りしていた小学生の奏太君が、カレーライスの店を出すと言うので、優希と川崎はデートのついでに、靖子先生もまつりを楽しみに出掛けてみると、急に具合が悪くなった人が次々に出て、ついには奏太君も具合が悪くなる。靖子先生がその謎を解くが……?
     「人参は微笑む」は、靖子先生が熱を出して病院で診てもらったらコロナだった。急遽、香奈と優希で五日間「菜の花食堂」を切り盛りすることに…?
     保田さんから、クリスマスイブに予約の依頼が、丁度靖子先生がコロナ待機から、復帰する日だから、予約を受け付ける。優希はその日、川崎とのデートの約束をしていたがキャンセルにするが……!
     なんと、その予約がサプライズに……?

     碧野さんのなめらかで、まったりとした人間模様にほだされながら、靖子先生の謎解きを味わうのは至福の時間ですね。
     次回作が待ち遠しです。

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    2024年10月04日
  • 菜の花食堂のささやかな事件簿 人参は微笑む

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    ネタバレ

    お気に入りは「筍の〜」
    果たして筍泥棒は誰なのか?って言うのがラスト明かされますが、いくら住んでる敷地だとしても自分の持ち家ではないのだから勝手に掘るのはいかがなものかと…
    小太郎の賢さには驚きました。前の飼い主は残念でしたが、2回目の飼い主も優しい人でよかったです。

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    2024年10月03日
  • レイアウトは期日までに

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    碧野さんの本というだけで、期待値が上がる。

    ブックデザイナーという仕事のお話。装丁のことかな。デザインを仕事にしたい人はよく聞くけれども、なかなか自分がしたいデザインだけしていてもお金にならないのが現実。主人公のめぐみは契約社員で働いていた会社の部署閉鎖に伴い、職を追われる。すると、憧れのデザイナーが仕事仲間を探しているという投稿を見て、飛び込む。売れっ子デザイナーらしく締切や自分の管理が疎かな青。話が進むにつれ、めぐみとの信頼関係が築かれていく様がよかった。

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    2024年10月02日
  • 菜の花食堂のささやかな事件簿 木曜日のカフェタイム

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    第5弾。今回も些細な事件を靖子先生の鋭い推理で解決する。後半では助手の優希と川島さんとの関係にも進展が。野菜のレシピも充実していて楽しめながら読める本です。

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    2024年09月29日
  • 菜の花食堂のささやかな事件簿 きゅうりには絶好の日

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    菜の花食堂シリーズ第2弾。
    前回に引き続き靖子先生のほのぼのしたキャラクターに癒されるほんわかミステリーがとても楽しかった。
    出てくる料理が美味しいそうでお腹が空いてしまいます。レシピが載っていればいいのにと思います。
    靖子先生の秘密が少しずつ分かってきて続きが気になります。シリーズ第3弾も読みたいです。

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    2024年09月27日
  • 菜の花食堂のささやかな事件簿 金柑はひそやかに香る

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    シリーズ第3弾。靖子先生一人で営んできた食堂や料理教室も2人の仲間が増えて俄然面白くなってきました。お料理を通じて人と人との繋がりの輪がどんどん広がっていく様子が読んでいて気持ちが明るくなります。謎だった靖子先生の過去も段々明らかになって先も気になります。

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    2024年09月19日
  • 菜の花食堂のささやかな事件簿

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    タイトル通りささやかな事件を菜の花食堂の店主が解決していくお話。
    特別な日ではなく、日常に使えるテクニックやメニューを教えてくれるお料理教室って理想的!

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    2024年09月18日
  • レイアウトは期日までに

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    デザイン事務所や業界の描き方が非常にリアル!
    私自身、ブックデザインの事務所で勤務していたので、共感する場面がかなり多かったです!
    性格に難ありの天才装幀デザイナーの元で働くことになった、エディトリアルデザイナーの物語。
    女性デザイナーならではの嫌な経験とかも描かれており、自分には知らない事も多くて衝撃的でした。
    とにかく主人公2人の関係性が良くて、ぜひ映画やアニメなどメディアミックスして欲しい!
    本書を読んで、自分がデザインを始めた時の気持ちを思い出し、引き締まりました。

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    2024年09月11日
  • レイアウトは期日までに

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    ど真ん中お仕事小説。
    仕事ってどうしても人と何かしらで関わるからコミュニケーション能力高めの人の方が色々な仕事は出来るようになるんですよね…。一つのことを極める職人さんというのも実際いますが。2人でお互いの良いところをかけ合わさるのが最高の出来になるんでしょうね。

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    2024年09月08日
  • 書店ガール 7 旅立ち

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    完結編。当初は舞台の吉祥寺に馴染みがあり惹かれた作品でしたが、舞台が茨城や仙台に移っても興味を失わず最後まで楽しめました。ネットで本は簡単に手に入る時代になり書店の経営は益々厳しくなりますが、書店員の意気込みや熱量を感じられ今後書店に行くのも楽しみになりました。

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    2024年09月07日
  • 書店ガール 6 遅れて来た客

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    今回も前回に引き続き取手店の店長になった彩加と亜紀の夫伸光の話が主軸となる。突然の閉店に戸惑う彩加だが前向きな道筋が出来てホッとした。全てが良い方向に向いて読後感も良かった。

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    2024年08月31日
  • 菜の花食堂のささやかな事件簿

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    菜の花食堂で開かれている料理教室に通う人々に関わるほっこりミステリー。
    料理教室で作る料理はどれも美味しそうで読んでいると自分でも作ってみたくなりました。
    靖子先生のキャラクターが素敵で、こんな先生に料理を教わってみたいと思いました。
    シリーズものなのでまた読みたいです。

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    2024年08月31日
  • 菜の花食堂のささやかな事件簿 きゅうりには絶好の日

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    シリーズ第2弾。美味しいと評判の菜の花食堂の料理教室で教えてくれるのは美味しいレシピだけではなく、ささやかな謎や悩みの答え。徐々に靖子先生自身の正体も明らかになっていく。続編も楽しみです。

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    2024年08月28日
  • 書店ガール 5 ラノベとブンガク

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    シリーズ第5作目。今回は前回登場した彩加が取手店の店長となりそこに小幡亜紀の夫伸光が関わっていく。1冊の本を売り出すために作家や編集者や書店員が一丸となっていく痛快お仕事エンタテインメントでした。理子の登場がなかったのが残念でした。

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    2024年08月25日
  • 菜の花食堂のささやかな事件簿 人参は微笑む

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    ネタバレ

    定期的に料理教室も行っている小さな食堂、菜の花食堂。
    オーナーの下河辺靖子先生は旬の野菜をいかした絶品料理を作るだけではなく、お客様やまわりのひとたちの悩みや謎を解決してしまう。

    文旦とためらい
    靖子先生の過去の一部が明らかに。
    昨今のSNSやメディアの問題が思い起こされる話でした。

    筍の胸さわぎ
    謎を解き明かすのは靖子先生だけどヒーローは柴犬!?
    高齢社会の課題が浮き彫りになります。

    ゴーヤは打たれ強い
    血の繋がらないきょうだいの行き違い。
    ステップファミリーの難しさ。

    疑惑のカレーライス
    地元のおまつりで突如体調不良者が発生。
    原因はなんと…!?
    真犯人含め、今後につながりそうな話。

    人参は微笑む
    靖子先生がコロナに!?
    ピンチを乗り越え、クリスマスには靖子先生に嬉しいサプライズが。

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    2024年08月24日
  • 書店ガール 7 旅立ち

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    ついに完結。
    いい本に出会えたと思う。

    本作は個人にスポットを当てて話が進んでいく。
    彩加の章では最後のまなみとのシーンはぐっとくるものがあった。

    中村くんのビブリオバトルの本音のところも良かった。
    西岡理子は管理職としての立場と現場との板挟みで重たい話がだったが、ビジネスではあり得る話だったし、その後の処遇もしかたないのかなと。

    最後に亜紀を登場させることで、前向きに終わらせるのは良かった。さり気なく田代を登場させ、理子との関係を想像させるのも読者心がわかってる憎い演出。

    これで終わるのはさみしいがこれまでの登場人物にもしっかりとフォーカスしており、大団円というわけではなかったが、いい締め方だったんじゃないかな。

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    2024年08月23日
  • レイアウトは期日までに

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    装丁家・デザイナー オーディブルにて

    気鋭のデザイナーに、無職のデザイナーが雇われ打ち解けていく話

    なんでこの本が読みたい本リストに加わったのか覚えてないけれど、面白かった。エディトリアルデザイナーの仕事が垣間見える

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    2025年12月12日
  • レイアウトは期日までに

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    仕事とは何か。
    環境という視点で考えると、働きやすさ、賃金、将来性、福利厚生等が思いつく。
    そして、そこに、やりがいを感じることができるかが、大きい。
    心がほっこりする物語であった。

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    2024年08月22日
  • 書店ガール 6 遅れて来た客

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    書店が閉店に向かっていく様子は切なかったが、前に向かって動き出すシーン、特に今後どうしていくかを太田さんに告げた場面は良かった。

    書店員の苦労や編集者の辛さもしっかりと伝わってくるし、かなり現実に近いような展開だったと思う。ありきたりな奇跡的出来事も無かったし、お仕事小説としてはとても良い内容と感じた。

    次で完結。大団円になってほしい。

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    2024年08月22日