碧野圭のレビュー一覧

  • 書店ガール 6 遅れて来た客

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    ある書店にまつわるストーリー。
    ある1刷の本にまつわるストーリー。
    何気なく本を読んでいるだけではわからない世界を知ることができました。面白かった。
    もっともっと本を読みたくなりました。

    百万の提言よりもひとつの行動が役に立つ

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    2022年07月17日
  • 書店員と二つの罪

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    書店員さんの「書店作り」を少し知ることができました。確かに、書店によって置いてある本が違いますよね。
    そして本題。少年犯罪… ラスト、そうなるか!

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    2022年07月11日
  • 跳べ、栄光のクワド

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    スケート選手の周りには、
    こんな種類の人がいて、
    こんなことを考えたりしてるのか。

    何事も表舞台だけでなく、
    必ず裏で動いている人がいる。
    その人達がいるから、
    表舞台はあれほど輝く。

    モデルがリアル過ぎたのは、
    ちょっと引いてしまったけど、
    作品としては面白かった。

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    2022年07月10日
  • 凜として弓を引く

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    武道に対する意識が変わった。
    今まで武道に触れてこなかった私には尊敬できる世界。弓道を体験できるならぜひしたい。

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    2022年07月01日
  • 書店ガール 2 最強のふたり

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    昨日の夜から読み始めたのに、面白くって凄い勢いで読みました

    シリーズ2冊めになり、登場人物への愛着も増している中での今回の話!

    人と人の繋がりと別れもあり。
    人と本の出会いや思い出もあり。

    新しいフィールドで奮闘する、理子と亜紀の最強ペアのお話です!

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    2022年06月23日
  • 跳べ、栄光のクワド

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    全日本フィギュア選手権の直前、男子レジェンドスケーターが行方不明に。
    ジャッジ、アナウンサー、トレーナー、母親、振付師、それぞれの目線から彼について語られる。

    羽生結弦さんを始めどの登場人物も実在の人物とリンクし、彼らに取材したのか、どこまで真実なのか疑問はあるが、物語として面白かった。
    最後の「推し」に対する言葉、よく言われることではあるが、そのとおりであり、グッときた。

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    2022年05月22日
  • 書店ガール 3 託された一冊

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    東日本大震災の場面では胸が詰まり、涙が出ました。
    ひとはみんなそれぞれに様々なものを抱えている。他人にはなかなか言えないこともある。
    それでもこのお話の登場人物たちはなんとか前向きに進もうとする。そんなところが好きです。勇気もらえました。

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    2022年04月12日
  • 菜の花食堂のささやかな事件簿 金柑はひそやかに香る

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    いよいよ優希が仕事を辞めて食堂の仕事に専念。加えてアルバイトで家政婦の〇〇さんみたいな仕事。すごいな。実家からの野菜がちゃんと料理してもらえるっていいな。菜の花食堂の由来も明らかに!

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    2022年04月12日
  • 跳べ、栄光のクワド

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    ネタバレ

     天才的スケーター・川瀬光流が大切な試合の前に突如失踪。そして、ファン、ジャッジ、アナウンサー、母親、振付師。それぞれの目線で光流への思いを考察する。

     普通の家庭に育った光流が、フィギアと言うお金の掛かる事をするのは並大抵ではなかったと思う。だから、母親が光流に依存するのも仕方ないのかもしれないけれど、何ともやるせなかった。
     光流もファン像を壊さない様に演じてる節がありそれこそ努力の人なんだと感じた。

     一番のお気に入りは、ファン目線。看護師長の心意気がとても格好良かったです。やっぱり推しは強しですね。

     周りに流される事なく、常に上を目指す光流の今後に期待です。

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    2022年03月22日
  • 跳べ、栄光のクワド

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    プロローグ
    ジャッジ/アナウンサー/トレーナー/母親/振付師
    エピローグ

    全日本フィギュア選手権を前に最強の男子スケーター 川瀬光流 がいなくなった!!
    それぞれの立場からの彼への思いが溢れる。本人はどう思っていたのだろう

    読むほどに目に浮かぶのはやっぱりあの彼です。

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    2022年03月14日
  • エール!(1)

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    どの短編も迷い悩みながらちゃんと自分の仕事に向き合ってる人が主人公で、読んでてとても羨ましく思った。こんな頑張って働いてたなぁとはるか昔を思い出して、なのにこんななってもたなぁと今の自分を儚んでしまう。

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    2022年03月02日
  • 1939年のアロハシャツ

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    ハワイとか幽霊とかファンタジー要素あり。
    短編集だった。
    読みやすい。ミステリーではないけど話の展開があるのでサクサク読み進んで、すぐ読み終わった。
    面白かったんだと思う。

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    2022年02月25日
  • 駒子さんは出世なんてしたくなかった

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    出版社で働く管理職の女性のお仕事小説

    タイトル通り、主人公の水上駒子さんは管理課の課長のままさほど出世したくないのに新事業部の次長に昇進し、同じく昇進した女性次長と1年後の部長のポストを争わされる
    また、家庭では完璧に家事をこなしていた専業主婦の夫が仕事を再開したり、高校生の娘の様子がおかしかったり……

    社内に蔓延する噂話や陰口、パワハラ、セクハラ、男社会のやっかみ、伝統を笠に旧態依然とした保守的な社員等々様々な問題の中で駒子さんはどうするのか?


    ちゃんとした大きい会社は大変ですねぇと思ってしまう
    部署間のあれこれや、出世欲の強い人達の足の引っ張り合いなんて、もっと上の人から見たら無駄

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    2022年02月17日
  • 駒子さんは出世なんてしたくなかった

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    管理課課長だった駒子と同期岡村はともに女性初で新規事業部の次長に昇進し、半年後の部長の座を巡り競わされる。会社に仕組まれた方針なのにまわりから陰口を叩かれ、やり手の岡村に押されながら、試行錯誤して売り上げ向上に向けて難題に取り組む。家族内の揉めごとも起き。
    なんでそうなる?なんでそう思われる?なんでそう言われる?正しいことを言って、行っているのに。
    似た思いを抱くことがあり、ただただ駒子の葛藤が刺さる。。でも、なんとなく理由もわかった気がする。

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    2022年01月31日
  • 書店員と二つの罪

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    書店員が中学の時に起こった殺人事件。
    その犯人の告白本を書店で手にした時に封印してた彼の心の中は、穏やかではいられず…

    そこから書店員を中心に物語は始まるのだが、展開に引き込まれて一気読み。

    本屋に関する売り場のことやバイト君の悩みなども挟みながらの少し楽に読める部分もあり…で。
    そこは、書店員とタイトル通りなのか、と。
    そして、二つの罪も最後に明確となるが、なんとも言えない複雑な思いの残る罪である。
    母親の思いがなんともいえず…
    消化しきれない。

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    2022年01月25日
  • 駒子さんは出世なんてしたくなかった

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    駒子さんは42歳、出版社の管理課長。専業主夫の夫と高校生の娘の三人家族。
    会社での立ち位置、家族の中での立ち場。その過ごし方に様々な事が起こってきて、向き合わざるを得なくなる。
    夫の復職に娘の学校問題、自身の働き方も含めて。
    さて彼女が選んでいく道はどんな道かな

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    2022年01月11日
  • 菜の花食堂のささやかな事件簿 金柑はひそやかに香る

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    このシリーズ、久しぶりだから大丈夫かな?(--;)と不安だったけれど、読みはじめてすぐに思い出せた♪日常のささやかな事件はいつもどおりだけれど、菜の花食堂が新しい事をどんどん始めたり、優希さんが料理に専念する道を選んだりと転換期の一冊だった(^^)最後には優希さんの推理で菜の花食堂の靖子先生の謎が、明らかに!( ゜o゜)

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    2022年01月05日
  • 書店ガール 3 託された一冊

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    ネタバレ

    「ときどき思うんだ。仕事辞めなかったらどうだったかなって。」亜紀の従妹の舞の言葉です。ふと、目頭が熱くなってしまいました。後悔はしていない、でも満足もしていない。子供を持った母親は、”この一言”で、慰めるしかないのだろうか、と。

    本当は、優秀な人が追い詰められないような、多様な働き方が出来るとよかった。保育園も発熱した幼児を預かってくれる環境になってればよかった。子育てと仕事が、女性だけの負担にならない社会になっていればよかった。
    亜紀は語る。すぐには社会は変えられないけど、いつかそれを実現させるために、動いてみたいと。
    ずっと、ずっと、ずっと、応援してゆきたい。そして、出来ることがあれば、

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    2021年12月01日
  • 駒子さんは出世なんてしたくなかった

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    ネタバレ

    日々の大変なことに圧倒されて、見失いがちになる、女性管理職の仕事をがんばる意義。未来の女性や社会の役に立つはずなのよね。というのを、わくわく楽しい且つ心動かされるストーリーで思い出させてくれる。
    3割を超えると意見が反映されるようになる、ってジェンダー以外でもそうだなと思うことがあって、納得。

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    2021年11月23日
  • 菜の花食堂のささやかな事件簿 裏切りのジャム

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    ネタバレ

    菜の花食堂と料理教室を営む靖子先生が、鋭い洞察力で小さな事件を解決に導いていく。そして、助手の優希が抱える悩みや少し後ろ向きな考えを汲み取り、良い方向に背中を押してくれる。人に関することがらを料理や食べ物に例えるのが面白い。靖子先生が、嫌がらせをしてきた相手に釘をさすシーンがかっこよかった。問い詰めるのではなく、こういう攻め方って一枚上手だなと思う。

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    2021年10月27日