碧野圭のレビュー一覧
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感想
2作目飛ばしちゃった。
善美の無駄なこと言わないキャラがクレヨンしんちゃんのボーちゃんみたいに見えて来た。
あらすじ
武蔵野西高の弓道同好会で楓は部長をやっている男女3人ずつのメンバーだ。初めての試合に臨むも男女共に予選敗退となった。
2戦目も惜しくも敗退となる。強豪の西山大附属の神崎から善美はライバル視される。一方、楓は善美との差に焦りがで始める。楓は家族の協力も得て中心軸を意識し始める。
文化祭では元々柔道をやっていたカズの同じところにいた者たちが弓道をからかいに来て嫌な思いをする。乙矢の流鏑馬の会を見学して生涯をかけてやっている人たちの意気込みを感じる。楓も進路について悩み始める。
3回目の試合で、男女共に見事に決勝戦進出を果たす。しかし、試合後、賢人がカンナに告白するがフラれる。カンナは来年にはアメリカに留学に行きたいとのことだった。
昇段試験を受けて、楓と善美は2段にミッチーは初段に受かるが、カズとカンナが昇段出来なかった。カンナはアメリカ行きを伸ばして弓道を卒業までやる決意をする。 -
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ネタバレ主人公が所属する高校で弓道部を立ち上げ、軌道に乗るまでの第二巻。第一巻では高校生らしい日々の生活は弓道会での所属ゆえ控えめだったが今回はそれが実現した上、元あった弓道部がなくなった謎を物語の根底に据えていること、弓道部室が残っており部活がスムーズに始められるきっかけとなっていること等上手く構成されていると関心する。用務主事の雨宮さんにその時代の事を聞かないのを不自然に思っていたが、最終盤で納得。
部員たちの一筋縄でいかなさそうな個性を与えており様々なエピソードが生まれやすそうです。
今回は弓道の技術要素は薄めで少し物足りないが次巻に期待します。 -
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感想
書店ガールズもそうだったが、優しい文体で内容がスッと入ってくる。
あらすじ
矢口楓は名古屋から東京に引っ越してきた。ある日神社に行くと弓道の体験会に遭遇する。最初は作法ばかりでつまらないと思ったが、入り立ての高校でテニス部を辞めたこともあって弓道を始めることにする。
楓は同級生の善美と打ち解けられずも一緒に通い、徐々に弓道に興味を持ち始める。善美の兄の乙矢の昇段試験も見学する。楓は朝のランニングの時に道場で国枝と会い、手ほどきを受ける。
その後、国枝が出るのが最後になるという流鏑馬をみんなで見に行く。そこで乙矢の母親が子供が弓道をやることに反対していると聞く。楓は弓道を続けるも入った同期は次第に減って行く。善美も母親に反対されて来なくなっていた。そんな中、段位審査に挑戦することになる。また、弓道場の場所に新しいスポーツ施設を建てる話が持ち上がる。会員は現在の弓道場の存続を望む。そのことを伝えに乙矢の家に行くと弓道の話になり、流鏑馬中に乙矢が進路上に入って避けようとした父親が亡くなったことが分かる。母親はそのことを隠したかったのだ。乙矢の祖父の説得もあり、乙矢と善美は弓道を続けることを許される。
望んだ初段の審査では、無事に全員が合格する。 -
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これまでと一変して、アルバイトの愛奈と契約社員の彩加をメインにしたお話。
愛奈はこれから始まる就職活動を目前にしており、書店業界で働きたい!本に携わる仕事がしたい!と熱い情熱がある一方で、周りの友人達はみな意識高い(?)子が多く、これからますます業界としては難しくなるであろう書店を目指すのは馬鹿げているといった雰囲気で、自分の気持ちを言えないでいた。
一方彩加は、ついに正社員登用の道が開けたが、移動が決まり取手というこれまで縁もゆかりもなかった土地での店長をやることが登用の条件であった。
また、彩加の故郷である沼津の商店街で本屋さんを営んでいる叔母の店舗でも、ブックカフェを作ることになり何やら活気づきそうな雰囲気で溢れている。
そんな立場の違う2人だが、友達として話せる間柄には共感するものがあり、2人の将来が輝かしいものであるように祈りたい気持ちが芽生えた。 -
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前半のリアルでシビアな人間関係から一転、後半の怒涛の展開に胸が熱くなり、最高に面白い一冊だった!
最初は、人間の劣等感や嫉妬による視野の狭さに「人をまっすぐ見る難しさ」を痛感させられた。
けれど中盤以降、厳しい状況に立ち向かう理子のプロ根性に痺れた。
悪質なクレーマーにも躊躇なく応える覚悟、そして周囲の目が変わっていくのを素直に感謝する姿が本当にカッコいい。
店の存続を巡る、希望からの掌返しには心が冷え切るような絶望感を味わったが、そこからの「神展開」による救いの手には歓喜!
現実の厳しさを描いていたからこそのハラハラ感と、最後のホッとした安心感がたまらない。
途中まで泥臭い人間関係が描かれていて、「思ってたんと違う…」となってたのだけど、後半、従業員が一枚岩となって本気の販促や試行錯誤に挑む姿は、まさにガッツリ「書店モノ」。
作中に実際のフェアの選書タイトルが具体的に登場するので、想像が膨らんでテンションが上がった。
全員がチームとしてまとまる良さはもちろん、理子と亜紀の女同士、先輩後輩の絆が最高。
この先も絶対に追っていきたいシリーズ! -
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ネタバレ天才肌の青と几帳面なめぐみの対比がとてもよかった。
いくらその分野での才能があっても、人は完璧でいられないのが良くも悪くも人間らしくて強い共感ができる。お互いの長所を活かし短所を補い合う二人はまさに理想的なパートナーであり、青は能力の発揮に、めぐみは目指すべき成長に、お互いが欠かせない存在になっていく過程が見どころ。友人とは違うけれどただの仕事仲間でも上司部下でもない、そんな二人が立ち向かう大仕事と未来への終着点は、読者の夢さえも後押ししてくれているような気もした。
また、ブックデザイナーという専門的な職でありながらも説明しすぎない文章のおかげで読みやすかった。これから本屋に寄る度に、デザインを気にしてしまうだろう。 -
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ネタバレどれもよかったけど、小路幸也さんの「イッツ・ア・スモールワールド」と、碧野圭さんの「わずか四分間の輝き」がよかったな。
自信を持てていた過去の自分と比較して落ち込むことってあるけど、今あるものだって別に捨てたもんじゃないし、それより大切なのは『自分が何をしたいか?』だよなって。
青井夏美さんの『金環日食を見よう』もよかったけど、プラネタリウム泊まるの羨ましい反面、確かに市の持ち物かつ大切な資料が沢山あることを考えると、親が同伴であっても小学生が泊まるのは怖いかも…って思っちゃった。逆に資料館じゃないプラネタリウムでお泊り企画あったら参加したいのにな。地元に子どもの頃よく連れて行ってもらったプラネタリウムがあったなあ、など。