碧野圭のレビュー一覧

  • 銀盤のトレース

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    もともと、内田先生のミステリー文学賞がらみで買った雑誌の広告にこの本の紹介があった。スケートの話というのも珍しいので、取り寄せしてもらって読んでみたのだが、とても丁寧な取材をして書かれているようで好感が持てたし、主人公の成長物語でもあり、親子・兄弟の葛藤もあり、予想以上に素晴らしい話で、最後は泣けた。すっかりこの作者のファンになってしまったので、他の作品も読んでみたい。

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    2010年05月14日
  • 書店ガール

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    前半のリアルでシビアな人間関係から一転、後半の怒涛の展開に胸が熱くなり、最高に面白い一冊だった!

    最初は、人間の劣等感や嫉妬による視野の狭さに「人をまっすぐ見る難しさ」を痛感させられた。
    けれど中盤以降、厳しい状況に立ち向かう理子のプロ根性に痺れた。
    悪質なクレーマーにも躊躇なく応える覚悟、そして周囲の目が変わっていくのを素直に感謝する姿が本当にカッコいい。

    店の存続を巡る、希望からの掌返しには心が冷え切るような絶望感を味わったが、そこからの「神展開」による救いの手には歓喜!
    現実の厳しさを描いていたからこそのハラハラ感と、最後のホッとした安心感がたまらない。

    途中まで泥臭い人間関係が描

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    2026年08月23日
  • 書店ガール

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    書店を舞台に、仕事への誇りや人とのつながり、女性同士の友情や対立がリアルに描かれていて面白かったです。
    本を愛する登場人物たちの熱意に共感し、書店という場所が持つ温かさや魅力も感じました。仕事で悩みながらも前へ進む姿に勇気をもらえる一冊でした。

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    2026年08月18日
  • 菜の花食堂のささやかな事件簿 きゅうりには絶好の日

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    気づいたらどんどん読み進めていくし、季節感だったり、野菜の知識だったり、すごく深く身につくわけではないが興味を持って読み進めていける!

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    2026年08月06日
  • 凜として弓を引く 覚醒篇

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    凛として弓を引くシリーズ、第5巻は高校部活最後の舞台。
    ひょんなことから初めた弓道、楓と善美。弓道家としては差が着いた中で生まれた感情、スランプ、恋模様・・・気になる続きは大学生か?次巻も読みたいです。
    第5巻では、東京や都会の弓道部は場所が無い、という事が何度か書かれておりますが、何で自分の公立高校には弓道場あったんだろうな、と。

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    2026年08月05日
  • レイアウトは期日までに

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    ネタバレ

    天才肌の青と几帳面なめぐみの対比がとてもよかった。
    いくらその分野での才能があっても、人は完璧でいられないのが良くも悪くも人間らしくて強い共感ができる。お互いの長所を活かし短所を補い合う二人はまさに理想的なパートナーであり、青は能力の発揮に、めぐみは目指すべき成長に、お互いが欠かせない存在になっていく過程が見どころ。友人とは違うけれどただの仕事仲間でも上司部下でもない、そんな二人が立ち向かう大仕事と未来への終着点は、読者の夢さえも後押ししてくれているような気もした。
    また、ブックデザイナーという専門的な職でありながらも説明しすぎない文章のおかげで読みやすかった。これから本屋に寄る度に、デザイン

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    2026年08月03日
  • 書店ガール

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    最初理子と亜紀のいがみ合いが酷く、めちゃめちゃ仕事に支障きたしてると思ってたけど、書店閉店の危機を聞いてだんだん書店員全員が一致団結して売上をあげようと悪戦苦闘している姿を見て、お仕事小説だけどちゃんとヒューマンドラマのような話で面白かった。
    出版元と書店の関係性や、書店とフロアごとの展開の仕方など、本好き・書店好きの私には大好物の内容だった。
    この本が出版されたのがだいぶ昔なので、男尊女卑な部分もまあまああったけど、それもそれで楽しめた。理子たちは今後どうなるのか、続編も読んでみようと思う。

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    2026年07月29日
  • 菜の花食堂のささやかな事件簿 かぶと終活

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    蕎麦とうどん、なんでも対決させたり比較したりしなくていいよ。薬膳にかこつけてストーカーとは。元カノがこっそり自分と同じマンションに引っ越してきて妻子に近付くなんて男性にしたらホラーサスペンスだよね。コンテストやるなら全部じゃ無くても本戦に残ったのは他で発表されてないか調べないとダメだよ。財産を守っていくのも大変だね。親御さんもお嫁さんも良い人なのになぜ息子だけおかしい?佳奈さんおめでとう。

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    2026年07月11日
  • エール!(1)

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    ネタバレ

    どれもよかったけど、小路幸也さんの「イッツ・ア・スモールワールド」と、碧野圭さんの「わずか四分間の輝き」がよかったな。
    自信を持てていた過去の自分と比較して落ち込むことってあるけど、今あるものだって別に捨てたもんじゃないし、それより大切なのは『自分が何をしたいか?』だよなって。
    青井夏美さんの『金環日食を見よう』もよかったけど、プラネタリウム泊まるの羨ましい反面、確かに市の持ち物かつ大切な資料が沢山あることを考えると、親が同伴であっても小学生が泊まるのは怖いかも…って思っちゃった。逆に資料館じゃないプラネタリウムでお泊り企画あったら参加したいのにな。地元に子どもの頃よく連れて行ってもらったプラ

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    2026年07月05日
  • 書店ガール

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    女子っぽい女子ではない理子と亜紀でさえも、同じ目的を持つと、やっぱり恐ろしいと思った。それが第一印象。でも二人とも私は、好きだけど。本好きだからかな。

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    2026年06月28日
  • 凜として弓を引く

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    弓道を通して主人公の楓が色んなことを知り、気付いて成長する姿が良い。普段の生活での向き合う姿勢だったり、物語を通して大切にしなきゃいけないものを教わった気がする。続編もあるようなので続きも読みたい。

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    2026年06月24日
  • 菜の花食堂のささやかな事件簿 かぶと終活

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    蕎麦と思いやり/トマトは嘘を吐く/栗は告発する/かぶと終活/ウエディングドレスは華やかに

    靖子先生が解きほぐすのは
    身近に起きる不思議や諍いの理由……

    菜の花食堂で働く優希さんや香奈さんも
    先生に近い雰囲気になってる気がする

    さて次は何が起きるのかな?

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    2026年06月10日
  • 菜の花食堂のささやかな事件簿

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    読みやすくていいです
    すこしずつあったまるような気持ちで料理を味わいたくなるお話。

    一人一人の日常でも事件とまでいかないがトラブルにどう向き合うかを見ているとこちらまでまえむきになります

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    2026年06月08日
  • 駒子さんは出世なんてしたくなかった

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    えっ、
    私が部長になるの!?

    水上駒子42歳。
    セクハラ・パワハラが横行する男社会で、
    「女性の出世」が巻き起こす波乱とは。
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    ずっと読みたくて買い物籠に入れっぱなしだった一冊です。
    主人公の駒子は、出版社の管理課課長。
    専業主夫の達彦と、高校生の娘 澪がいて、
    平穏に過ごしていた。

    そこに突然の辞令。
    新しい部署を設立し、もう一人の女性課長と競い合って勝った方を部長にするという。
    突然の出世レースにエントリーさせられた駒子。

    さらに、夫の仕事復帰、澪

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    2026年05月25日
  • 凜として弓を引く

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    ふとした事から、弓道を習い始め、少しずつその面白さを見出していく。知らない事ばかりなので、最初は弓道の様々な用語の説明が多く、進行が遅いが、次第に面白くなって来た。主人公の、矢口楓は、最後に初段に合格するが、まだまだこれからと言った感じ。続刊を読みたくなった。

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    2026年05月06日
  • 菜の花食堂のささやかな事件簿 かぶと終活

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    碧野圭さんの日常の謎本格推理小説ですね。
    「菜の花食堂のささやかな事件簿」
      シリーズ七作目です。

     食堂だけど、オーナーで店主の靖子先生は、元名フランス料理。四季折々のランチと創作料理を出す。先生と呼ばれるのは、料理教室も開いているからで、弟子の館林優希と和泉香奈と三人で、食堂と料理教室を経営している。
     もう一つ、靖子先生は名推理の持ち主なのである。

           Мenu

          蕎麦と思いやり
          トマトは嘘を吐く
          栗は告発する
          かぶと終活
          ウェディングドレスははなやかに

     物語は、日常の謎の名推理と並行して、食堂や料理教室にや

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    2026年05月01日
  • 凜として弓を引く

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    表紙の主人公の後ろに書かれてるのが前田さんかなーっと読み終えたあとニヤリ。〇道と付くものは極めると極めるだけ奥が深いんだなぁ。自分を律することだけじゃなく、周りとの調和を考えながら行われる競技と知りなんだか凄くしっくりきた。まだまだ物語は始まったばかりだけど、それでもこの1冊だけで、読み進める事に主人公が言葉遣いや物事や人に対しての姿勢が変わっていくのが見えて好ましかった。続きも追いかけよう~。2369-48

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    2026年04月24日
  • 書店ガール 2 最強のふたり

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    2013年の本だったようだけれど、その当時からすでに紙の本は危機感があったんだなと意外と前からで驚いた。
    2026年になって、紙の本が無くなっていることはないし、こらからも無くならないと思う(発行部数は減るのかも知れないけれど、無くならないと思う。)

    本は完成した形だからという店長会のメンバーの方の言葉は納得感があった。

    本の中でできた「僕たちの失敗」を思わず買ってしまった。

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    2026年04月22日
  • 菜の花食堂のささやかな事件簿 かぶと終活

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    菜の花食堂シリーズ第7弾。

    季節の料理を楽しみながら靖子先生の推理も楽しめる。
    ちょっとした謎がスパイスになり、人が死なないミステリーというのも安心できて、サクッと楽しめるのがいい。

    蕎麦と思いやり〜蕎麦とうどんのバトルの果ては…

    トマトは嘘を吐く〜薬膳料理を勧めるご近所さんの行動に靖子先生は…

    栗は告発する〜商工会主催の栗を使ったオリジナルレシピの審査会で、紛失したものが…

    かぶと終活〜御祈祷後のおさがりを粗末にする理由とは…

    ウエディングドレスは華やかに〜結婚式を控えた香奈さんが、暗い理由なのは…。


    短編5話、小さな事件の裏側には誰かが隠している思いが潜んでいる。
    ちょっと

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    2026年04月22日
  • 凜として弓を引く 青雲篇

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    ネタバレ

    前巻では初心者側の立場で話が進んでいた主人公が高校で部活を始めることにより経験者として"指導者側"に立ったことによって生まれた悩みや葛藤が描かれていて、共感が多かった。
    個人的には乙矢と楓の関係値が変わるのを楽しみにしてたのであまり進展がなくそこだけ不満だった。次巻に期待!!

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    2026年04月14日