碧野圭のレビュー一覧

  • 書店ガール 5 ラノベとブンガク

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    ほっこり、とてもよい話だった。
    家族の話も、逆境に打ち勝とうと頑張る話も、
    人間関係のしがらみとかある中でできることを
    ただ一生懸命やって掴み取る成功は素晴らしい。
    汗水垂らして働きたいと思った。

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    2021年04月26日
  • 書店ガール 4 パンと就活

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    今回は就活が一つのメインテーマ。
    就活本を読んだり説明会に行ったりネットで調べたりするより愛奈が経験した仕事で感じる喜びや苦しみ、人との繋がりの方がよっぽど大事だと思う。

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    2021年04月09日
  • 書店ガール 3 託された一冊

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    あきがお客さんからの質問に答えられなくて自分の知識の無さに落ち込むところがすごくリアルで共感した。
    実際は知識や経験よりも素直さや仕事に対する姿勢の方が大事だっていうことも。
    仕事って自分との戦いと人間関係でできていると感じた。
    社会人だから仕事というものがわかった上で読んでいるけど学生時代に読んでいたらまた別の面白さがあっただろうなと思う。

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    2021年04月04日
  • 書店ガール 7 旅立ち

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    シリーズ通して大変面白かった。
    ドラマをきっかけに読み始めたが、出会えてよかった本。
    出版不況、本が売れない時代と言われるが本屋を取り巻く環境の厳しさ、そこで働く店員さんの創意工夫などがよくわかった。もともと本屋で本を買うことが多いが、本屋をこれ以上減らさない為にもネットより本屋で買おうと強く思った。
    理子と沢村の話は切なかったが、リアルでよかった。
    最終巻だが、もし続編が出ることがあれば是非読みたい。

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    2021年01月03日
  • 半熟AD

    hap

    購入済み

    半熟AD

    ひとつのドラマを観るように、一気に読んでしまいました。ストーリーも、思いがけない伏線も面白いと思います。つい応援したくなる主人公です。

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    2020年11月27日
  • 書店ガール 6 遅れて来た客

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    現在、自分の仕事でほんっまにメンタルがよわよわなので、正直前半部分はきつかった…(笑)。

    それでも面白いのでさくさく読み進めるんやけど、とにかく前半はあっちこっちで「うまくいかない」ので、そうよね、仕事ってそんなもんよね…てなった。

    でも、たぶん、著者なら、最後まで読めば「よし、やるで」て思いたくなるような展開を用意してくれるはず! の、一心で読んで、結果、こちらの予想以上に「わたしもがんばろう」て思えたし、泣きそうになった。

    そうか、仕事でしんどいというのは血を吐いて倒れるくらいまで行かないとあかんのかな、と、思ったのが小幡さんのくだり。

    宮崎さんのくだりでは、二年ちょっとやってきた

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    2020年10月27日
  • 書店ガール 6 遅れて来た客

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    ネタバレ

    面白い!書店ガールの中ではこの巻が一番好きでした。

    田中君の恋の行方・・・アグレシカと翔也と重なる。
    木幡編集長、最後に気がつきましたね!

    以下、本文より
    会社の論理に従って、唯々諾々と閉店にできるほど、私は取手の店の仕事をいい加減にはしてこなかった。一生懸命やってきたから、悲しみは深いのだ。会社の決定に怒りを感じるのだ。
    でも、どうせ短期間で閉店になる店なら、いい加減にやっていればよかった、とは思わない。取手の店を作るために考えたこと、行動したこと、スタッフとの関係を築いたこと、どれもみな自分の財産だ。
    それで得た経験は私だけのもの。会社も消すことはできないのだ。

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    2020年10月19日
  • 書店ガール 5 ラノベとブンガク

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    駅中本屋へ行った彩加ちゃんの話であることは、本の紹介文に書いてあったので知ってたけど、予想外の展開やった…。
    もっと、彩加ちゃんが理想と現実のはざまでもがく話かと思ったら、全然…。この子、めっちゃ逞しいっていうか、ドライっていうか、うん、だから、今時の若い子ってしっかりしてるな~の象徴やった…。天晴。

    愛奈ちゃんは前巻にも登場していた同級生の男の子とお付き合いを始めたのね…。うふふ。いいなあ。こうしてみると、西岡さんや亜紀ちゃんの問題に比べると、彩加ちゃんや愛奈ちゃんのそれはまだ刹那的というか、一時的というか、まだまだ「やりなおしはできる」範囲のような気もして、そこもいいなあ。

    とりかえし

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    2020年09月12日
  • 菜の花食堂のささやかな事件簿 きゅうりには絶好の日

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    こちらも、数年前にどこまで読んだか忘れたので手探りで借りたけど、ちょっと読み始めたらすぐにいろいろなことを思い出して、その後一気読み。著者の本、好きやなあ。まだシリーズ出てるのかな。なくても、別タイトルを読んでみたい。予約予約…。
    (コロナの影響で今は予約ができひんけど…)

    ただ、先生の前夫がフランス人で、現在夫も娘さんもフランスに住んでいる、と、いうなかなかヘビーな設定は「そうやったっけ?」と、首をひねった。若いならともかく、先生は結構なお年やと思うので、国際結婚もすごいし離婚経験もすごいな…?

    さらにそのフランス在住の娘さんからのSOSを受けて渡仏したというのは、これまでのシリーズに詳

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    2020年08月15日
  • 書店ガール 6 遅れて来た客

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    今回はお馴染みの書店員ならではの苦労と喜びに加え、安易な売れ筋路線を選びがちな昨今のメディアミックスに対する碧野さんの考え方が強く出ていた印象。
    田中君を始めとしたアルバイト陣の成長譚も良いけれど、日頃から売れ筋だけを意識した没個性な商品やサービスが氾濫する世の中を残念に感じているので、拘りを持つ小幡氏の姿勢に強く共感しました。
    レビューの点数やいいねの数に消費が左右される現実を全否定はしないものの、今はちょっと行き過ぎているように思います。
    その意味ではトルコパンと拘りのセレクションが売りのブックカフェというエッジの効いた店を、しかも沼津で立ち上げることができるのか、この先が楽しみです。

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    2020年03月13日
  • 菜の花食堂のささやかな事件簿 きゅうりには絶好の日

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    菜の花食堂みたいな食堂兼料理教室があったら通いたい!今回最終章で先生の事情が少し明らかに。ウドが東京立川近辺で栽培されているのは知ってましたが、料理したことはないなあ。たまーに外食で食べるけどあまり意識したことなかった。ドライカレー転売はダメだよ、親もなんで注意しない?香奈さんが弟子入りして菜の花食堂で食品販売もすることになってこれからの展開が楽しみ。

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    2019年08月12日
  • エール!(1)

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    大崎梢さん、平山瑞穂さん、青井夏海さん、小路幸也さん、碧野圭さん、近藤史恵さん。
    どれも初めての作家さんだったけど、それぞれ小さい苦労をしながら頑張っている女性たちが描かれていて、たくさんの元気がもらえた感じ。
    中でもスポーツライターの話は好きだったかな。

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    2018年10月12日
  • スケートボーイズ

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    初めての作家さん。
    フィギュアスケートを、トップの選手ではなく怪我をして復帰した選手の視点から描いているところが良いところだと思います。
    スケート人生が、大学4年で最後の年となるかもしれないし、就活もしなければという主人公和馬の心理描写がうまいです。また大学新聞部の取材する側も描かれて面白かったです。
    フィギュアは見ていて面白いですが、裏のスケートリンクだけ見ていては分からない、リアルの世界が描かれているなと感じました。
    解説の人ほど身近には感じられないですが、十分お勧めできる本です。特に冬の大会を見ながらこの本を手に取ればリアルさが増すと思います。

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    2018年01月24日
  • スケートボーイズ

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    ネタバレ

    2018/01/08 003
    スケート小説は雫井脩介さんの「銀色の絆」以来。銀色の絆は女子の成長過程をじっくり描く感じだったけど、こちらは学生男子フィギュアスケートが舞台。学生らしく、就活、恋愛、部活…とあって自分の下らない学生時代も思い出しながら読むことができた。
    最後のフィナーレまでにところどころ、グッとくるシーンがあって、グッと来て次を期待しての繰り返しのうちに一気読み。
    「銀色の絆」以来フィギュア結構好きになってテレビでよく見るけど、テレビで映らない裏側がいっぱい描かれてて勉強にもなりました。スポーツの人間ドラマ良いですね!

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    2018年01月08日
  • スケートボーイズ

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    大人気のフィギュアスケートをあくまでも学生スポーツとしてとらえる視点が新鮮。1回転しかできない選手たちの大会やマスターズにも言及しつつ、学生スポーツとして、あるいは生涯スポーツとしてのフィギュアスケートを活写していて、とてもリアル。世界に出て行くような、ごく一部のトップ選手にとってだけじゃなく、それぞれの選手にその人なりの世界とか葛藤とか、表現したいこととか、喜びがある。そのことがとても納得のいく形で描かれていた。

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    2017年12月11日
  • 情事の終わり

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    面白くて 結末が知りたくて 一気に読んだ。
    実際がこうじゃツライけど 物語としては こういう切ない終わり方好き。
    書店ガールで初めて読んでから 碧野圭さんは好きな作家さん。元気がもらえるお仕事小説はもっともっと読みたい。
    なので このタイトルは意外で でも中身はやっぱり碧野圭さんと思った。あらすじだけ聞くと もっとドロドロしたもの想像するかもだけど 実際読むとさっぱりしてる というか。情事ってイメージじゃないなぁ。
    いくつでも 結婚していても 恋人がいても 人を好きになることはあるし 恋に落ちることもある。家庭があれば そりゃぁ 踏みとどまれたら それに越したことはないけど 踏みとどまれないこ

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    2017年08月18日
  • エール!(1)

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    働く女子へのエールを描いた小説。

    凹んだり、働くって大変そうだなって
    思った時にそんなことないよと
    背中を押してくれる読後感の良い小説。

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    2017年05月24日
  • エール!(1)

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    はたらく女性のアンソロジー。頑張る女性への応援アンソロジーとも言えそう。明日も仕事がんばろうと思える以外にも、知らないお仕事の世界も覗けてちょっと知ったかぶれるところも面白いです。

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    2014年05月24日
  • 情事の終わり

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    結婚しても人は恋に落ちる・・・でも、やっぱり落ちない方がいいんだろうな~w

    とはいえ、この恋に共感できる人は幸せ。

    そして、共感できない人は、もっともっと幸せなのでしょう、きっと。

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    2014年01月19日
  • エール!(1)

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    作家6人による 30代女子お仕事アンソロジー。
    あー、よかったぁ。

    漫画家や通信講座の講師、プラネタリウム解説員
    ツアー・コンダクター、ディスプレイデザイナー にスポーツライターと
    馴染みがあるかといわれるとそうでもない職業だけど、
    結局、根っこは同じようなことで苦しんだり悩んだりするのだなぁと思う。


    お気に入りは小路幸也だなぁ~やっぱり。

    6つの作品のにちょこちょこっと共通のお店や関わりがあって
    そこが、いろんな職業でも
    いろんなところでつながると感じられて嬉しい。
    そうなのだ、今日電話したコールセンターの女子も
    もしかしたら、チョコ好きかもしれない。
    風邪気味だけど、頑張ってるの

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    2014年08月24日