【感想・ネタバレ】スケートボーイズのレビュー

あらすじ

一年ぶりに怪我から復帰した伏見和馬。大学四年の全日本選手権を最後の舞台と定め、フィギュアスケート部の仲間と切磋琢磨の日々を送る。大学スポーツ新聞の記者・井手将人は取材を通じ、選手たちに、そしてスケートに魅せられていく――。家族やコーチとの関係、就活、友情、恋愛――夢に挑み、葛藤し、成長する大学生たちを活写。大ヒット『書店ガール』の著者が学生フィギュアスケートの世界を舞台に描く、胸熱の青春ドラマ! フィギュアスケートファンも、青春小説好きの方も、必読の一冊! 人気スポーツライターの野口美惠さんの巻末解説もお読み逃しなく!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

スケオタにとって、このお話はなんとなくモデルは誰だなーなんて思ったり、いやいや、あのスケーターのこういうところとこのスケーターのこういうところを合わせたら、こうなるな…なんて思ったり。

そして、そうなんです。もちろん、オリンピックや世界選手権レベルの選手たちもすごいけれど、全日本は全部見ても、全部泣けちゃう。

見せる(魅せる)競技であるフィギュアスケートを文章におこすって、難しい…と思ったけれど、今、目の前で、演技が行われているようで、感涙でした。

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2022年03月30日

Posted by ブクログ

初めての作家さん。
フィギュアスケートを、トップの選手ではなく怪我をして復帰した選手の視点から描いているところが良いところだと思います。
スケート人生が、大学4年で最後の年となるかもしれないし、就活もしなければという主人公和馬の心理描写がうまいです。また大学新聞部の取材する側も描かれて面白かったです
フィギュアは見ていて面白いですが、裏のスケートリンクだけ見ていては分からない、リアルの世界が描かれているなと感じました。
解説の人ほど身近には感じられないですが、十分お勧めできる本です。特に冬の大会を見ながらこの本を手に取ればリアルさが増すと思います。

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2018年01月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

2018/01/08 003
スケート小説は雫井脩介さんの「銀色の絆」以来。銀色の絆は女子の成長過程をじっくり描く感じだったけど、こちらは学生男子フィギュアスケートが舞台。学生らしく、就活、恋愛、部活…とあって自分の下らない学生時代も思い出しながら読むことができた。
最後のフィナーレまでにところどころ、グッとくるシーンがあって、グッと来て次を期待しての繰り返しのうちに一気読み。
「銀色の絆」以来フィギュア結構好きになってテレビでよく見るけど、テレビで映らない裏側がいっぱい描かれてて勉強にもなりました。スポーツの人間ドラマ良いですね!

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2018年01月08日

Posted by ブクログ

大人気のフィギュアスケートをあくまでも学生スポーツとしてとらえる視点が新鮮。1回転しかできない選手たちの大会やマスターズにも言及しつつ、学生スポーツとして、あるいは生涯スポーツとしてのフィギュアスケートを活写していて、とてもリアル。世界に出て行くような、ごく一部のトップ選手にとってだけじゃなく、それぞれの選手にその人なりの世界とか葛藤とか、表現したいこととか、喜びがある。そのことがとても納得のいく形で描かれていた。

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2017年12月11日

Posted by ブクログ

全日本選手権を目指す学生スケーター。
怪我を乗り越え、滑る喜びを見出す。
トップ選手でないと注目されない世界だけど、自分は自分。
自分の納得いく演技を目指す。
大学の仲間やコーチとの関係も温かく、スケートを楽しませてもらった。

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2018年06月09日

Posted by ブクログ

男子大学生のフィギュアスケート小説。大学単位の応援とか新聞部の取材とか就活とか興味深かった。フィギュアスケートを大学から始める人だっていて当たり前のはずが、みんな小さいときからやってると思い込みがあるな…。

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2018年01月26日

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怪我で一年フィギュアスケートを離れていた大学四年生の和馬と、大学新聞部に所属しスケート部を取材する将人が主人公。

全体的にさらっとフィギュアスケートにかける青春って感じでまとまっていて読みやすいです。

アメリカを拠点にし若きエースとして華々しい活躍をする光流と愛情もって生徒に接する柏木コーチとの関係が丸く収まったのが個人的好きだった箇所。

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2024年08月18日

Posted by ブクログ

題名が良くない。『スケートボーイズ』では、光GENJIのバックダンサーの名前ではないか!男子フィギュアスケート、全日本大会を舞台とした大学生たちの物語。ちょうどこの間全日本大会が終わり、タイムリーな読書となった。しかしこの小説は、全くフィギュアを知らない人にとってはイメージしづらく、コアなファンには物足りないであろうな。私のようなお茶の間ライトファンにはピッタリ。作中の光流くんはどう見ても羽生選手だろう。面白かったけど、読み応えはアッサリかな。同著者の女子フィギュア『銀盤のトレース』の方が好きかも。

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2019年12月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

フィギュアスケートの夢を追いかける大学四年生の和馬。そして、同大学の新聞部で和馬たちを追い続ける同級生や、和馬に想いを寄せる女子学生、和馬のライバル、恩師たちが彼を取り巻く。
そもそもスピードスケートの好きな私が「スケート」という言葉だけで借りた一冊だったのだが、意外にも面白くすいすいと読んでしまった。トップスケーターではなく、挫折をしながらも踏ん張る人物を主人公にした作品。新鮮で、また応援したくなる。シリーズにしたら読みたい。和馬のこの先が気になる。

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2019年03月19日

Posted by ブクログ

少し話のスピードが早すぎたかな。

出来ればもう少し、怪我から復活する過程を
詳しく描いてほしかった。

せっかく面白いストーリーだから

面白かったけど、もったいないと感じてしまった。

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2018年07月07日

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