碧野圭のレビュー一覧

  • 書店ガール 3 託された一冊

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    今回は1,2作目に比べると毛色が違うように感じた。いつものドタバタ感がなく、少しおとなしめな感じかな。
    というのもこの物語のムードメーカー的な存在であるいつも元気いっぱいの亜季が何やら悩んでいるのと東日本大震災がメインのテーマというのもあるからだろう。

    亜季の悩みは子育てと仕事の両立。亜季の気持ちすごい分かる。やっぱり家から近いほうが安心だよね。震災の時、子供を迎えに行ったの最後の方で寂しい思いをさせてしまい罪悪感と悲しい気持ちになったのを憶えている。子供はあっけらかんとしてたけど。
    あと、亜季の良いところはポジティブな考え方と他人を巻きこむパワー! 
    「楽しくなるように自分が動かなきゃダメ

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    2025年04月17日
  • 書店ガール

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    書店で働く女性をヒロインにしたお仕事小説。
    本好きなら書店で働くということに少なからず憧れを抱くと思うけど、その実態・楽しさ・苦労などの一端を知ることが出来た点で楽しかった。
    男性からの出世する女性への嫉妬や嫌がらせなどの描写は読んでいて辛い。

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    2025年04月16日
  • 書店ガール 3 託された一冊

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    この小説にはいろんな本が紹介されている。
    私の目に止まったのは
    光秀の定理
    以前に信長の原理を読んで、パレートの法則が
    載っていて心に残った。
    今度書店へ行ったら探してみようと思う。
    この本で印象に残ったところは
    亜紀が本社異動になる時に
    一歩踏みだす勇気
    いくつになっても大事だなぁと思う。

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    2025年04月14日
  • 凜として弓を引く 奮迅篇

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    シリーズ4作目。
    出来たばかりだと思っていた弓道同好会も気がつけば月日が経っていて、学年も技術も上がっていてびっくりした。前回はどこで終わっていたんだったっけ?
    先輩として後輩を指導したり、人をまとめたり…という弓道とは別の難しさもあり、部活ってこんな感じだったなぁと思い出した。
    このシリーズを読むたびに弓道をやりたくなっている私。また、やりたい病がしばらく続きそう。

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    2025年04月09日
  • 書店ガール 7 旅立ち

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    ついに読み終わってしまいました。
    それぞれのキャラクターに思い入れもできて、それぞれのその後があって良き最終巻。
    このシリーズ読んで、本屋で本を選ぶことの大事さとか、本屋ごとの本の並べ方や置いてある本の違いがあるとか、本屋さんをより深く見て見ようって思えるようになった。
    確かに世の中全ての本を置けるわけじゃないものね。
    フェアとか見る目も変わりそう

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    2025年04月08日
  • 書店ガール

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    登場人物が多くてこの人がどういう人であの人がこういう人でと正直最後まで曖昧なまま読み終わりました笑
    本の半分は女ならではのネチネチした感じが続いて息苦しかったけど、閉店を阻止しようと従業員が一丸となるところは爽快だった!
    こういう風に従業員が同じ方向を向いてやる気に満ちた経験をしてみたいなとも思いました。

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    2025年04月05日
  • 書店ガール 2 最強のふたり

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    今回も楽しませてくれました。
    主人公の「吉祥寺の女傑」こと西岡理子と後輩の亜季、今度はどんなイベントを企画しているのか毎回ワクワクして楽しみです。
    理子を中心に、問題を乗り越えイベントを成功させる姿は気持ちがが良い。(まさに最強の二人)
    こういう書店で働いたら毎日が楽しそう。
    本屋のイベントもあったら行きたいなと思うものばかりで本好きには堪らない。
    本屋大賞の裏話や知っている本の話しが出てきたりすると嬉しい。中でも、「ちびくろサンボ」小学校の図書室で良く読んでたなぁ。最後トラがくるくる回ってバターになってホットケーキにして食べちゃうの、それ想像するとお腹空いて給食が待ち遠しくなったのを思い出し

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    2025年04月02日
  • 菜の花食堂のささやかな事件簿 木曜日のカフェタイム

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    菜の花食堂シリーズ、好きだなぁ。

    今回も靖子先生は人助け・・とは見えない立ち回りで親子の問題を解消。お弁当やカフェタイムにそんなことが隠れていたなんて。
    毎日キャラ弁を作っていたママには天晴しかない。

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    2025年04月02日
  • 書店ガール 6 遅れて来た客

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    すっかりはまってる書店ガール。
    今回は取手店の閉店に悩むアヤカと、ラノベのアニメ化に奔走する伸光が中心。
    閉店は悲しいけど、アヤカがいい方向に向かっていてほっとするし、久しぶりの理子の登場に喜びが。

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    2025年03月29日
  • 書棚の番人

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    良かった。
    女性的でなくて文体が癖なくて良い。
    こういうミステリーが書ける上で、書店ガールとか他のシリーズものか。素晴らしい。
    読み応えあった。割とすぐ読めた。

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    2025年03月28日
  • 書店ガール

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    あれ?何か似てないか?
    そう、あの大ヒット作「店長がバカすぎて」に!というのが第一印象。
    まぁ、世の中には数えきれないくらいの本があるから、とりあえず読んでみよう!面白ければそれでいいや、と思い購入。
    主人公は吉祥寺にある書店のアラフォーで独身の副店長 理子(真面目であまり冗談とか言わなそうな感じ)、部下の亜季(27)は美人で気が強く、思ったことははっきり口に出す、恋愛も自由奔放で女子からは不人気、ついたあだ名はお嬢ちゃん。
    そんな2人は事あることにぶつかる。(亜季目線でいくと上司がバカすぎて)
    亜季の結婚式もいろいろあって一悶着。(女性は怖い)
    理子は店長に昇格するがその真相を聞いて意気消沈

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    2025年03月28日
  • 書店ガール 5 ラノベとブンガク

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    安定の面白さ。
    駅中書店、今度見つけたらのぞいてみよう!
    本屋さん、もっとじっくり丁寧にのぞかなきゃ失礼だ!つい、そう思ってしまうような作品。
    このシリーズは全部そうだけど…。
    久しぶりに本シリーズを読んだけど、やっぱり面白かった。『インドクリスタル』読みたくなった。

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    2025年03月10日
  • エール!(1)

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    好きな作家さんたちのお仕事アンソロジー
    仕事をしている時には積読していたのに
    「今」読みたくなったのでした

    仕事っていいな
    と素直に感じました
    色々ある  お客様からも 一緒に働く人たちも
    でも、「ありがとう」とか「あなたにまた会いにきます」って言われた時の嬉しさは
    全てを吹き飛ばします!!

    今私も次の仕事をどうしようか迷っています
    少しの充電期間を過ごしています
    何の仕事を選んだとしても、この本に出てきた6人の女性たちのように
    自分に嘘をつかない まっすぐな仕事をしたいなと感じました!

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    2025年03月10日
  • 跳べ、栄光のクワド

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    トップスケーター光流を中心に彼の周りを守り支える人々の物語でした。どうしてもある実在するスケーターの顔が頭に浮かびながら読みすすめてしまいました。フィギュアスケートはあまり興味はなかったのですが、面白かったです。

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    2025年03月09日
  • 書店ガール 4 パンと就活

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    メインキャラがバイトのマナと、他の書店員のアヤカに代わり、それぞれ就活や移動での葛藤があったりの話
    今回1番だったのは、本を探しに来たおばさまの探してた本が素敵なケティだったこと!たまたま知ってたし、読書感想の絵もこれで描いた私にも思い出の一冊が実はちょっとマイナーだったなんて。反対にパレアナは知らないから気になる。
    書店員の話だけあって、いろんな本が出てきて読みたくなるのがいいね。

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    2025年02月26日
  • 書店ガール 3 託された一冊

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    亜紀はママになって、でも働き方は変えたくないしでの葛藤がリアルに描かれていると思う。それでも亜紀らしく新しいことに挑戦していくのが亜紀の成長がわかってすごいな。
    理子はエリアマネージャーになってて、今回は震災のことに触れてたけど、当事者じゃない被災地じゃない人の関わり方も難しいよね。
    理子と亜紀の関係もかわって、すっかり同志になった感が嬉しくなった。

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    2025年02月24日
  • 書店ガール 4 パンと就活

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    書店ガール1、2巻のメインキャラ2人は吉祥寺から異動したりして、次の世代の子達が主役。楽しく読みました!
    世代間の感覚の違い、若いときの仕事の選択の悩み、本屋の事情、等々。
    書店の就職フェアで紹介される本の中には読みたいものもあり、参考になりました。
    次の書店ガール5も楽しみです。

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    2025年02月18日
  • 書店ガール 2 最強のふたり

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    2作目!
    妊婦さんになったアキの働き方を巡っての話も考えさせられたし、そこでおすすめしている本も気になった。
    本屋の在り方とか、本についてとか、すごく深い話をしていると思う。本好きには堪らない。
    勉強にもなる。書店員になるほどいろんなジャンルを読んではいないけど、書店員さんのことがたくさん知れて面白い

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    2025年02月17日
  • 菜の花食堂のささやかな事件簿~人参は微笑む

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    菜の花食堂シリーズ第6弾。

    旬の野菜を使った美味しい料理は勿論のこと菜の花食堂の常連さんたちのちょっとした謎を今回も靖子先生が解決する。
    ほっこりさせてくれて、料理の参考にもなりちょっとした謎もドキドキするという…今作品も楽しめた。

    文旦とためらい〜思わず唾が出てきそうなほど文旦の話だが、靖子先生がマダム靖子として活躍していた頃に文旦フェスで取り上げられたことに関係する。

    筍の胸さわぎ〜料理教室に参加していた小瀧さんの柴犬が古いアパートの前で吠えて動かなくなったのは…。

    ゴーヤは打たれ強い〜沖縄出身の母の形見の地赤珊瑚の指輪の行方は…。

    疑惑のカレーライス〜野川まつりでクッキーを食べ

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    2025年02月15日
  • 跳べ、栄光のクワド

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    槇村さとるのイラストが目に留まって、古本市で購入
    スポコンものかと思ったら、全然違った。
    日本を代表する天才フィギュアスケーターが、全日本選手権を前に失踪し、彼を取り巻く大人たちの、それぞれの目線からの考察が始まる。彼の母親、コーチ、審判、テレビ中継のアナウンサー、振付師など。天才スケーターを幼いころから見てきた大人たちの、それぞれの思いと彼への強い期待。
    日本スケート連盟って、こんな風に運営されていたのかと驚くし、納得した。
    槇村さとる氏のフィギュア漫画は大好きなので、小説の解説で槇村氏の文章とイラストを見られるのは格別な気持ち。読後感もよく、最後は少しウルっとくる、気持ちのいいスポーツエン

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    2025年02月13日