碧野圭のレビュー一覧

  • 書店ガール 5 ラノベとブンガク

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    シリーズ5番目だけど、このシリーズ自体初読でした。名前だけはうっすらと知ってる気がしたら、昔ドラマ化されていたんですね。

    書店と出版社の事情がよくわかり、一気に読めました。時代の流れはちょっと感じるかな。いまの現状はどうなんだろうと気になります。

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    2025年02月06日
  • 書店ガール

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    本屋さんに行きたくなりました。

    オススメして頂いた一冊。
    吉祥寺の書店を舞台にした物語。
    期待値以上の良い作品でした。

    序盤は、40歳女性の悩み、結婚生活、仕事、いじめ、男尊女卑、老いた親等、様々な問題を物語を通して取り扱っています。
    いくつかの問題は、私に突き刺さり、考えさせられました。

    中盤から終盤にかけては、お店に危機が訪れ、ハラハラドキドキの展開。
    まるで「半沢直樹」を観ているような気持ちになりました。

    書店員さんたちの本やお客に対する熱。すごく伝わってきました。
    続編も必ず読みたいと思います。

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    2025年01月30日
  • 菜の花食堂のささやかな事件簿 金柑はひそやかに香る

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    菜の花食堂シリーズ 第3弾
    一部書き下ろし。

    ・小松菜の困惑
    ・カリフラワーの決意
    ・のらぼう菜は試みる
    ・金柑はひそやかに香る
    ・菜の花は語る

    また少し明らかになる靖子先生の過去、優希の淡い恋を予感させる物語など。

    ますます続きが気になるシリーズ。

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    2025年01月24日
  • 書店ガール 2 最強のふたり

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    今回は新たな書店での活躍がとっても楽しみでした

    最後のフェアもよくぞそこまでやりきったととても感心しました!

    テーマがまた良いじゃないですか

    自分ならどんな本を50年後に残すだろうと頭を巡らせていました

    次はどんな展開になるのかまた楽しみです

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    2025年01月18日
  • 菜の花食堂のささやかな事件簿~人参は微笑む

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    謎は少し小粒感があったけど、
    やっぱり菜の花食堂のみんなの温かさ、雰囲気の良さに、読んでいる間中、癒される。
    優希さんと川島さんの今後も気になるし、
    「人参は微笑む」の犯人や、靖子先生の味覚のこととか解決されてないこともあるし、次の巻も楽しみ。

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    2025年01月12日
  • 書店ガール 2 最強のふたり

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    この本を読破して思う。
    本には、とても凄い力があるのだと感じ取れる。
    1冊の本が人の人生の転機になる場合があるのも感じとれる。
    書店員の様々な人間模様に書店員の志しが分かりやすく読み易くて心地よい。

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    2025年01月12日
  • 書店ガール

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    思ってたよりリアルで、女を下に見る男の人の出世欲とか、女同士の恋愛のごたごたとかあって、もう少し軽い感じを予測してただけにびっくり。
    でも本屋の仕事に触れられるし、本好きなら憧れもあるし、本に関わる仕事っていいなと思える。フェアとかの企画とかもお祭り感あって楽しそうだった。
    これはシリーズみたいだから続きも読む予定

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    2025年01月09日
  • 書店ガール

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    書店をクローズアップした事が無かったので書店のこだわり、作家や元版の関わり等が分かりやすく読み易くて読んでいてとても楽しかった。
    書店が無くならない様に皆で協力して達成感、素晴らしい。次号でもコンビがどんな展開が待っているのか楽しみ、期待しています。

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    2025年01月09日
  • 書店ガール 2 最強のふたり

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    シリーズ2

    理子と田辺は間違いのない選択をしたと思う。
    理子は賢明だと思う。

    私は基本的に古本屋で文庫本しか買わないけど、
    今度本屋さんでゆっくり商品の陳列やポップに注目して単行本を選んでみたいと思いました。
    書店員さんがこんなに熱い思いをもって仕事に取り組んでるとは初めて知りました。

    やっぱり仕事というのは自分の好きなことでないとやっていけないですね。

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    2024年12月20日
  • 書店ガール 5 ラノベとブンガク

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    今回も読みやすくさくさく読めてしまいました。
    書店員と編集者、お互い仕事は違いますが通ずるものがあるのだなと今回のおはなしを読んでよく分かりました。
    それぞれの目線で同じ目標に向かって頑張っている2人がとってもかっこよかったです。

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    2024年12月18日
  • 菜の花食堂のささやかな事件簿~人参は微笑む

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    今回は菜の花食堂に野菜を卸している保田さんがよく登場する一冊。店子が病気になったり文旦イベント開催したり靖子先生親子の再会を演出したり、地域の頼れる地主さん!て感じでした。文旦食べたことありますが美味しいんだけど皮が厚くてね。思い出したらまた食べたいな。大麻クッキーを配った人は今回捕まらないんですね。優希さんの成長も嬉しい、でも靖子先生の過去にこだわるのはちょっとね。

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    2024年12月16日
  • 駒子さんは出世なんてしたくなかった

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    自分が昇進した直後に刺さったタイトル。
    そう、出世なんてしたくなかった。

    仕事上のモヤモヤと家庭の悩みが同じ時期に降りかかる様子がリアルで、
    読んでいて息苦しくなった。

    出世は会社の都合でしかなく、能力や成果を正当に評価されるものではないけれど、
    それでも与えられた環境で、自分ができることをするのが会社員だし、
    結果踏ん張った分だけ自分に返ってくるもの、と改めて実感。

    駒子さんは同期の女性と競争させられるわ
    いきなりの人事異動されるわ
    希望していない昇進なのに陰口噂話がすごいわで
    実際だったらメンタルや体調を崩しそうな状況のなか、
    淡々とでも必死に仕事をしていく強さがすごかった。

    物語

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    2024年12月08日
  • 書店ガール

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    あまり期待せずに読み始めたけど、面白かった!
    タイトルからは想像できないぐらいドロドロした話。同じ女性だからこそ感情移入しながら読めた。

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    2024年12月07日
  • 書店ガール 2 最強のふたり

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    ずーっと積読してたもので、1から数年経ってました。出張で読むには丁度いいページ数で、しかも面白い。書店のみなさんの日頃の苦労を改めて感じるとともに感謝します。
    ちびくろサンボの件についても、作者と同感です。差別的という事で何もかも封印するこのご時世はいかがなものか。
    このシリーズは幾つまであるのだろうか、またお会いしたいですね。

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    2024年12月06日
  • 書店ガール 4 パンと就活

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    理子と亜紀のバトンを引き継いだ新たな人物が登場し、理子と亜紀の登場が減って少し寂しい気持ちになってしまいました笑

    しかし新たに登場した愛菜と彩加の新しい門出に向かうまでのリアルな葛藤や悩み、新たなことに立ち向かっていくための気持ちの変化などとても丁寧に描かれており私もまた明日から頑張ろうと思えました。

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    2024年11月28日
  • 菜の花食堂のささやかな事件簿 きゅうりには絶好の日

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    菜の花食堂シリーズ 第2弾
    一部書き下ろし。

    ・きゅうりには絶好の日
    ・ズッキーニは思い出す
    ・カレーは訴える
    ・偽りのウド
    ・ピクルスの絆

    今回も推理冴えわたる靖子先生。

    自転車の謎、生き別れた母の真実、マルシェへの出店で起きた珍事、先生のレシピの盗作危機、先生の生い立ちなど、少しずつ靖子先生の歩んできた人生が開示され、興味津々になる。

    続編期待。

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    2024年11月19日
  • 書棚の番人

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    書店ガールや菜の花食堂のイメージが強いので、こんな重いテイストのものもお書きになるんだなぁ。でも一番言いたかったのは、「売るべきか売らないべきか」という書店員の矜持についてなのかな、と感じた。

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    2024年11月04日
  • 書棚の番人

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    ネタバレ

    書店員さんのお話かと思いきや、過去の殺人事件の告白本から、その事件についての真相について迫る内容に。
    徐々に明らかになる真相は興味深く面白かった。けど、主人公がいろいろ忘れてたのは都合がいいなぁ。

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    2024年11月03日
  • 情事の終わり

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    碧野さん作品にハマり中。
    心情描写がリアルすぎて圧巻…
    主人公の揺れる心に共感しかない…
    終わりも良すぎた…
    余韻から抜け出したくないと思ったら続編があると知り最高!

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    2024年10月13日
  • 書店ガール 3 託された一冊

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    シリーズ第三弾は東日本大震災が大きなテーマになっている。震災から10年以上の年月が過ぎ、関東住みの私には薄れかけていた記憶が少しずつ蘇ってきた。
    震災の後にも次から次へと災害が起こり辛い事件や事故など心が痛くなることは日々たくさん起きる。
    だけど辛いことにいつまでも意識をむけてばかりいたら前にすすむことは出来ない。安心して忘れるために記録に残す。たしかに忘れないことも前にすすむこともどちらも大事だな。
    何かが起きた時、何も力になれない自分を不甲斐なく思うことがよくあるが、自分のいる場所で自分なりに思いを寄せ何ができるのかを考えることが大切なことなんだと感じた。

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    2024年10月12日