感情タグBEST3
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表紙を見てあの人みたいだなぁ…と思ったけど全然違った(笑)彼の周りにいる人達による彼に対する思いが鮮明に書かれていた。スケートにしては意外な曲、AKIRAの曲を滑るというのもモデルの彼を連想するなぁ。
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フィギュアはたまにテレビで観て「すごいなぁ」と思う程度です。碧野さんの小説に出てくるフィギュア選手たちは皆「高みを目指しながらも葛藤を抱えている若者」で、テレビで見ている選手たちもきっとこんな感じなのだろうと没入させられてしまいます。
今回の作品は特に「有名なあの人」がモデルなんだろうと詳しくない私もピンときました。
主人公を取巻く人たちは皆一つの目標に向かっていて、周りから見ると不可解なことも純粋に彼を思うが故の行動で憎めない。「自分のために」尽くしてくれる皆のために理想とする自らを演じなければならない主人公の心情も見えてきてお母さん目線で「ああ、もうっ!」とヤキモキするシーンも多かったです。
巻末の槇村さとるさんのイラスト入り解説も見応えがあってお得な1冊でした!
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今年出たのか、表紙見て昔のだと思ってた。
まあ、羽生結弦さんを意識してるし、4回転なんて最近だし。
スケートボーイズの続編だったのは想定外。
良かったです。が、最近出たということは未だに作者さんスケートオタクってことなんだ。
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全日本選手権の直前に失踪した天才スケーターを取り巻く人々の仕事と人生ドラマ
フィギュアスケート選手を支える人たちの想いや生活を生々しく感じられて、これまで以上にフィギュアを見る楽しみが深まりました
モデルは明らかに羽生くんなんですが、真央ちゃんを思い出してしまって、要所要所で涙ぐんでしまいました
彼らの演技後のインタビューにも様々な思いが込められていたんだという事がより実感できる作品
フィギュア好きならオススメです
あと槇村さとる先生の解説がイラスト付きで読み応えありました!
Posted by ブクログ
スケート選手の周りには、
こんな種類の人がいて、
こんなことを考えたりしてるのか。
何事も表舞台だけでなく、
必ず裏で動いている人がいる。
その人達がいるから、
表舞台はあれほど輝く。
モデルがリアル過ぎたのは、
ちょっと引いてしまったけど、
作品としては面白かった。
Posted by ブクログ
全日本フィギュア選手権の直前、男子レジェンドスケーターが行方不明に。
ジャッジ、アナウンサー、トレーナー、母親、振付師、それぞれの目線から彼について語られる。
羽生結弦さんを始めどの登場人物も実在の人物とリンクし、彼らに取材したのか、どこまで真実なのか疑問はあるが、物語として面白かった。
最後の「推し」に対する言葉、よく言われることではあるが、そのとおりであり、グッときた。
Posted by ブクログ
天才的スケーター・川瀬光流が大切な試合の前に突如失踪。そして、ファン、ジャッジ、アナウンサー、母親、振付師。それぞれの目線で光流への思いを考察する。
普通の家庭に育った光流が、フィギアと言うお金の掛かる事をするのは並大抵ではなかったと思う。だから、母親が光流に依存するのも仕方ないのかもしれないけれど、何ともやるせなかった。
光流もファン像を壊さない様に演じてる節がありそれこそ努力の人なんだと感じた。
一番のお気に入りは、ファン目線。看護師長の心意気がとても格好良かったです。やっぱり推しは強しですね。
周りに流される事なく、常に上を目指す光流の今後に期待です。