碧野圭のレビュー一覧

  • スケートボーイズ

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    全日本選手権を目指す学生スケーター。
    怪我を乗り越え、滑る喜びを見出す。
    トップ選手でないと注目されない世界だけど、自分は自分。
    自分の納得いく演技を目指す。
    大学の仲間やコーチとの関係も温かく、スケートを楽しませてもらった。

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    2018年06月09日
  • 情事の終わり

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    ネタバレ

    42歳のヒロイン。編集者というお仕事小説、恋愛、家庭のこと、ラストまで飽きずに読めた。ハッピーエンドではないけどいつか2人は田舎のどこかで、再会しているのでは...と思えて、しまう。

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    2018年05月21日
  • スケートボーイズ

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    男子大学生のフィギュアスケート小説。大学単位の応援とか新聞部の取材とか就活とか興味深かった。フィギュアスケートを大学から始める人だっていて当たり前のはずが、みんな小さいときからやってると思い込みがあるな…。

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    2018年01月26日
  • エール!(1)

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    ネタバレ

    今回は坂木さんと拓未さん以外は知らない作家さんだったけどそれぞれに良かったなぁ。
    別の作家さんが書いてる話と少しだづつ繋がってるのか
    読んでて楽しい
    でもやっぱり坂木さんのジャグジー・トークが一番好きだった

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    2018年01月26日
  • 半熟AD

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    番組制作会社の元ADで現在は無職の田野倉敦27歳が主人公の一種のお仕事小説。敦が居候の先輩岡本順正が始めた一般人相手の映像制作会社の手伝ううちに、天才的な歌声を持つ少女山口沙良と出会い、どんどん話が展開していく。
    少しご都合主義的な展開は気になったが、登場人物はいずれもどこかにくめないキャラばかりで、話の展開も山あり谷ありで最後はハッピーエンドという爽快な読後感の作品となっている。お仕事小説としても、テレビ局や番組制作会社、映像制作会社の仕事の様子が垣間見え、興味深かった。死にかけの犬の最期の姿を撮影するというエピソードでは、仕事のやりがいということについても考えさせられた。

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    2017年11月19日
  • エール!(1)

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    頑張る女性のお仕事小説アンソロジー。どの作品の主人公にも共感できて面白かった。仕事はしんどいことばかりだが、こういう、この仕事していてよかった!という一瞬のために頑張ってるんだよなと思う。男女平等といわれつつ、どうしても性別で制約をうけることもあるなか、まっすぐに仕事に取り組む女性は格好いい。

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    2017年04月24日
  • 辞めない理由

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    ネタバレ

    「書店ガール」でお馴染み、碧野圭さんのデビュー作。

    七瀬和美は大手出版社で女性誌『Fame』の副編集長をしていた。
    そう、゛過去形゛!

    私生活ではおなじ出版社に勤める夫と小学1年生の娘との3人暮らし。
    女性だから、子供がいるから、それを仕事への言い訳に絶対したくない!
    そんな強い気持ちで臨んでいた副編集長の仕事だったが…
    会社が下した結論は降格の上の部署移動。
    和美には到底納得のいかない人事。
    ゛辞めるらしい゛の噂まで流れるが和美は゛辞めない!゛
    和美の新たな挑戦が始まる。

    仕事と家庭の両立、仕事と子育ての両立。
    難しいなんて言葉では尽くせないよね……

    『全力疾走できるときはすればいい

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    2017年02月13日
  • 情事の終わり

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    2008年に『雪白の月』のタイトルで単行本となったものの文庫化。

    42歳の女性編集者が、作家から強引に言い寄られて年下の営業課長に助けられ、二人は恋に落ちるが、彼女をモデルにした小説を書くと言う作家の誘惑は続き、高校生の娘に心配な状況にあるなかで、彼女は健気に仕事に励む。

    作家の挑発に乗ってしまった結果、二人は仕事も家庭も捨てて駆け落ちしようとするのだが。

    このラストには納得がいかない。

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    2017年01月16日
  • 銀盤のトレース age16 飛翔

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    フィギュアスケートのシリーズ3作目

    今回も成長や挫折、靴のトラブルなどいろいろあった。
    ここで終わる?っていう終わり方だったので、次回作に期待したい。

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    2016年11月20日
  • 辞めない理由

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    年代的にも経験的にも共感できる部分が多かった。
    しかし、こんな理不尽なことが本当に世の中で行われているとしたら切ない。
    そして、這い上がったこの主人公は強いし、やはり元々能力が高いのだろうと思った。
    人とのつながりの良い面と嫌な面の両方を味わえた。

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    2016年07月10日
  • 半熟AD

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    「書店ガール」シリーズの作者の著作。ネットの悪意の問題や、今のテレビ局のありかたなど色々と含む部分はあるけれど、「軽い気持ちで読めて爽快な気分になれるお仕事小説」と評することができる。この小説も爽快ではあるけど、好みとしては書店ガールの方が同意できる部分は多いかな。(現在販売業を仕事としている自分に置き換えての意見ですが)この本の言いたい事は最後の5行に集約されると思う。まさにその通り。明日からもがんばりますか。

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    2016年06月19日
  • エール!(1)

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    ネタバレ

    働く女性が苦労するも、頑張る姿を描く短編集。
    それぞれの作家がそれぞれの職業を描きます。
    平山さんの通信教育の英語講師の話と
    近藤さんのツアコンの話が好きです。

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    2016年06月05日
  • 辞めない理由

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    雑誌編集者のワーキンクマザーが主人公。
    主人公以外の言い分は書いてないのでわからないけど、主人公からしたら理不尽と思える降格&異動から奮起していく内容にはパワーをもらいました。

    同じ会社で働く夫と主人公が夫婦喧嘩したときに娘が母親を擁護した場面では公共の場にも関わらず、泣きそうになって大変でした。

    後半、ちょっと上手く行きすぎじゃない?と思える流れもあったけど、読み終わったあとはスカッとします。
    前半は読むの少しつらかったけどね。

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    2016年05月18日
  • エール!(1)

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    「お仕事小説アンソロジー」ですが、主人公は女性です。働く女性へのエール、なのでしょうか。
    自分の才能を頼みに仕事すること、プロフェッショナルとしての技術をもって臨むこと、女性だからといってできない仕事は少なくなったけれど、それでも女性だから悩んでしまうことや、心細い事が、正直あると思います。
    作中の彼女たちを知ることで、少しでも共感できれば、気持ちが楽になることがあるかもしれません。そして、明日も仕事頑張って!だから、絶望的なラストはありません。
    他の作品に、あの漫画家が登場したり、ちょっとしたお楽しみがあるのも嬉しい。

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    2016年04月29日
  • 辞めない理由

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    ワーキングマザーの奮闘ぶりがリアルに描かれていて、読み応えがあった!

    会社という組織にある意味「はめられた」主人公が、実績を持って反撃する様はスカッとした!
    活気のない部署に異動させられて、その中でも腐らず、周りを巻き込んで仕事をする姿はカッコいい。

    著者のデビュー作とは思えない。面白かったー!

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    2016年04月27日
  • エール!(1)

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    ネタバレ

    6人の人気作家が異なる職業を持つ女性をテーマに書いたアンソロジー。漫画家、通信講座の講師、プラネタリウム解説員、ディスプレイデザイナー、スポーツライター、ツアーコンダクター。
    この仕事にはこんな裏側があるのか、と素直に新鮮に感じて面白かったし、何より、働く女性として、「あー、わかる!」という部分がいくつもあった。ツアーコンダクターの小梅ちゃんのように、気持ちに蓋をしながら、ときには仕事しなきゃいけないことだってある。嫉妬することも。

    最後に、ちょっとした希望があるのがそれぞれ、とても良かったな。

    あとがきが素敵だったので、メモしておく。
    「好きで選んだ仕事なのに、やっぱり疲れるときもある。

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    2016年02月18日
  • 書店ガール

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    ネタバレ

    ぃやー、面白かったわ!!
    あんまり期待しないまま、でもなんとなく本屋の本だったから手が伸びちゃったんだけど。
    かなり爽快ストーリー!
    リアル職場なのがまたいいですね。
    なんていうか、書店のリアリティを持つのももちろん個人的興味からして面白いんだけど、どこの職場でもあるような向上心とか問題意識とか職場環境とか職員同士の関係とか、なんかそういうものが、よく描かれていて、かつすごい前向きだから、なんか、純粋に私も仕事頑張ろうかなーと思えました。
    そぃで、思わず続きを買いに行きました(笑)。

    1巻目は、つぶれそうな本屋の売り上げをV字回復させるべく、女傑2人が奮闘するお話。
    何気に店長理子さんの恋愛

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    2023年11月29日
  • 銀盤のトレース age15 転機

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    続編があると知りネットで購入。ジャンプの失敗が尾をひいているが、名門校名南に一般入学を決めた。そこから道が開けていく。ずっと目標にしていた親友彩音の不調の理由は。

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    2015年09月04日
  • 銀盤のトレース

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    フィギアスケートを軸にした少女の成長物語。
    朱里の親はそう熱心でないのだが、良いタイミングで指導者に遭えてぐんぐん伸びる。
    何事も基本が大事。

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    2015年08月23日
  • 書店ガール 3 託された一冊

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    震災という重いテーマが中心だったけど、本屋としてできることを考えて実現する活躍ぶりにいつもながら楽しめた。
    仮設住宅に住む人々など被災地の今を綿密に取材して描かれている。
    亜紀の前向きさはすがすがしい。

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    2021年08月02日