碧野圭のレビュー一覧
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書店で働く新婚の女性と独身の女性という対象的な立場で書店の存続に奮闘するような話。女の妬み僻みとかそういう人間関係が結構詳しく描かれてて、女性目線中心。男性が読んでるとイラってしてしまいそう。女性の進出を応援してる現代を描いてるような感じ。最初はひがみあってたけど最終的には協力するという、ありきたりな先が読める展開でもあったけどそこまで退屈はしなかった。思い込みとか女の妬み僻みは怖いな〜と改めて。話の中で、本当にある本の名前とか作家さんとか登場してくるのすごい良い、読んでて楽しい。電子書籍が主流となってきてる現代で、こういう紙の本を売る書店の大切さを感じた。個人的にも紙の本の方が好きだし、実際
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引越してきたばかりで4月から高校に進学する
16歳の矢口楓
家族構成は
学生時代に剣道を齧ってたという
サラリーマンの父と薬剤師の母で共働き家庭
弟は中学でサッカーに夢中の大翔
父方の祖母は茶道の先生
(後に高い道具代を払ってくれる矢口家の大蔵省デス)
春休み
引越し先を散策中に神社の境内に入りこむ楓ちゃん。
そこで併設の弓道場を見かける
凛とした空気感に魅せられていたところ
それをチェックしていた教室のイケメンに声をかけられ
体験教室を6日間、受けることに。
進学先の高校には弓道はなく
中学の時のテニス部での
最後の試合のミスの悔しさから
高校でもテニス部に入る事で -
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〈菜の花食堂〉シリーズ第五作。
「こころを繋ぐお弁当」
ワンコイン弁当をイベントで出したことから始まった、おかずだけ毎日売って欲しいという奇妙な依頼。
靖子先生の、いつものごとく見守る姿勢から始まった男性の依頼だが、いつものごとく鋭い考察で男性の事情を見抜く。
靖子先生の良いところはそこで終わりではなくて、ではどうすれば良いかという提案をしてくれるところ。
こういう落としどころは物語としてはホッとするけれど、現実的には逆に悪く取る人もいるから難しい。
「木曜日のカフェタイム」
穏やかな雰囲気の菜の花食堂界隈だが、なんと空き巣が出没しているらしい。しかも事前に下見に来たり親しげな様子で生活パ -
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話のスピード感や結末など、ストーリー展開はおもしろいと思ったものの、理子vs亜紀の構図については、理子にまったく感情移入ができなかったのはオレだけでしょうか。
結婚式で無礼千万な発言をする、部下たちの悪口に加担する、(故意でなかったとしても)人のものを勝手に壊す、別れた元カレを追いかけて駅で張り込む…など、非常識極まりない振る舞いがあったにも関わらず、「どっちもどっち」の構図で描かれているのが腑に落ちなかった。どう考えても亜紀がえらい。
書店物、出版物を読みたいと思って手に取った。わかりやすいストーリー展開やテンポの良さが好印象だった反面、「え、そうなるの?」といった言動も見られた。続編を -
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ネタバレ下河辺靖子
菜の花食堂の店主。月に二回だけ開かれる料理教室の先生。
舘林優希
料理教室の助手。菜の花食堂ではフロア・マネージャーも担当している。
和泉香奈
菜の花食堂でシェフ見習いとして働いている。優希より一つ年下。
村田佐知子
料理教室の生徒。
杉本春樹
料理教室の生徒。定年退職して数年経っている。
水野裕美
料理教室の生徒。三十代で幼稚園に通う子どもがいる。
水野和之
裕美の夫。ダイエットしているが体重が減らない。
水野瑠璃
裕美の娘。四歳。
相模
保護犬を預かるボランティア。
六花
母子家庭の女の子。
結月
六花のクラスメイト。
金井巻
さくら食品の代表。
守屋正 -
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下河辺靖子
菜の花食堂の店主。月に二回だけ開かれる料理教室の先生。
舘林優希
本業は不動産会社の事務の仕事だが、その合間に料理教室を手伝っている。
和泉香奈
料理教室の生徒だったが、将来自分で飲食店をやりたいので、先生の押し掛け弟子として菜の花食堂で働くようになった。
柳聖子
料理教室の生徒。五十歳前後の主婦。
松坂浩史
香奈のの彼氏。アウトドア派。
山田
菜の花食堂の庭に工房を建てている大工。
川崎珠代
野川マルシェの実行委員。本業は夫と古書店をやっている。
福永聡子
靖子の姪。
保田俊之
農家。昔からの付き合い。息子同士は同級生。
清水みのり
地域雑誌『わをん』編集部。
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ネタバレ下河辺靖子
菜の花食堂の店主。月に二回だけ開かれる料理教室の先生。
舘林優希
本業は不動産会社の事務の仕事だが、その合間に料理教室を手伝っている。
本郷真理
料理教室の生徒。靖子先生のファンで、わざわざ隣の市から自転車で三十分ほど掛けて通ってる。
瀬川桃子
料理教室の生徒。四十代半ば。今年大学に入った女の子と、小学生の男の子がいる。
遠藤
瀬川の近所の二世帯住宅に住むおばあさん。孫の翔太は瀬川の息子と同級生。
清水望音
瀬川の息子の一年上。
牧麻美
料理教室の生徒。二十代後半の主婦。
寺島章子
麻美の叔母。
祥子
麻美の母。
川崎珠代
野川マルシェの実行委員。本業は夫と古書店 -
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シリーズ第5弾!
思ってもみなかったラストににんまり。幸せのお裾分け頂きました。
こちらは「菜の花食堂」という食堂と料理教室も開いているお店が舞台。
料理上手・聞き上手なオーナーの靖子先生が、お客様や生徒たちの身近にある謎を解くコージーミステリー。
テーマ食材を決めて開かれる料理教室のレシピが、実践的でいつも作ってみたくなります。
靖子先生は穏やかなお人柄で物腰も優しく、頼りがいがあって素敵。ときに厳しく諭してくれるのもいい。
持ち込まれる相談事にからめて、子ども食堂、ジェンダー問題、結婚問題などにも触れられています。
このシリーズで寄せられる悩みは女性目線が多いし身近に感じる分、共感も -
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ネタバレ下河辺靖子
料理教室の先生。菜の花食堂の店主。
舘林優希
料理教室の助手。料理の月謝を払えないために先生が考えてくれた肩書き。ただで下働きをするかわりに、授業の見学と試食を許されている。派遣社員で、日々切り詰めた生活をしている。
植田
料理教室の生徒。三十代前半の独身OL。
村田佐知子
料理教室の生徒。五十代主婦。
杉本春樹
料理教室の生徒。定年退職した後、悠々自適の日々を送っている。
和泉香奈
料理教室の生徒。二十四歳。音大を出てピアノを教えている。
杉本の奥さん
大手の生命保険会社に勤めるキャリア・ウーマンで、独身貴族を謳歌してきた。
志垣智子
優希の前の会社で一番苦手だった