あらすじ
八王子の家に眠っていたヴィンテージのアロハには、複雑な秘密が(表題作)……『書店ガール』の著者が紡ぎ出す、ハワイの慈悲と神秘を感じさせてくれる全6篇を収録した、奇跡の物語。
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Posted by ブクログ
ハワイに纏わる短編集。日本人にもかなり馴染みのある土地でありながら深い歴史もあり壮大な自然も多く存在する魅力的なハワイを楽しめる。6編ともにミステリー仕立てとなっており超自然的な力を扱う作品が多い。ハワイ旅行となるとビーチやショッピング等を思い浮かべるが、オアフ島以外の離島で思い切り自然を堪能したい衝動に駆られた。次にハワイに行く機会があれば再読してみてもいいかなと思う。
この世で一番…は過去の暗い歴史を改めて実感させられた。
Posted by ブクログ
自分自身の見えない感情に気がつく時や見つめ直す時、迷いが晴れる時というのは、きっとほんの少しのスパイスときっかけがもたらすものなのだろう。
それは旅先の景色だったり夢だったり思いもよらない出会いだったり。
ハワイという神秘的な場所にはそんなきっかけが沢山溢れているのかもしれない、私も人生に迷った時にはそこできっかけに出会えるかもしれない。そう思わせてくれる一冊でした。
Posted by ブクログ
ハワイとか幽霊とかファンタジー要素あり。
短編集だった。
読みやすい。ミステリーではないけど話の展開があるのでサクサク読み進んで、すぐ読み終わった。
面白かったんだと思う。
Posted by ブクログ
ハワイをテーマにした短編6編。
ラナイの貴婦人
ワイオリ劇場の夜
1939年のアロハシャツ
火の岩の娘
この世でいちばん居心地のいい場所
水晶は笑う
「ラナイの貴婦人」と表題作の「1939年のアロハシャツ」はふんわりとしたストーリーで好みでした。
「ワイオリ~」と「火の岩の娘」はスリルがあって面白かったです。
ハワイってただ明るく楽しいだけの島ではなくて、神秘の魅力にあふれた島のように感じて、ますます一度行ってみたいな、と思わせてくれた1冊です。